【2020/3版】初年度利回り3%超!Discover High Yield Saving口座のメリットと口座開設方法を解説

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2020年3月10日:プロモーションが延長されたためコードや条件等を変更しました。アプライの期限は4月6日です。

2020年1月14日:プロモーションが延長されたためコードや条件等を変更しました。アプライの期限は2月3日です。

2019年10月10日:プロモーションが延長されたためコードや条件等を変更しました。アプライの期限は11月4日です。

初出:2019年4月3日

 

初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

今日は銀行プロモーションのご紹介です。

High Yield Saving Accountという言葉を聞いたことのある方は多いと思いますが、実際に口座をお持ちの方は意外と少ない気がします。

クレジットカードのボーナスよりもさらに確実で、ほぼノーリスクで高い金利を享受することが可能です。

 

今日はそのHigh Yield Saving口座の中から、DIscoverのセービング口座のプロモーションをご紹介します。口座開設の期限は2020年4月6日です。余裕資金があるという方は、ぜひ口座開設を検討されてみてください。




オファーの概要

DiscoverのHigh Yield Savingをインターネットで作成し、所定の条件を満たすと最大200ドルを年利1.7%の利息に加えてもらうことが可能です。

 

条件は以下の通りです。

 

オファーの条件

・現在Discoverにバンクアカウントを有していないこと

・インターネットで20020年4月6日までに口座開設手続きを完了すること

2020年4月20日までに15,000ドルないし25,000ドルのDepositを行うこと

・コードを利用の上、プロモーションサイトからの申し込みを行うこと

・18歳以上のアメリカ市民、ないしアメリカ居住者であり、アメリカ国内に住所を有していること

 

以上の達成で、年利1.6%の金利(2020年3月9日現在)に加えて、1.5万ドル以上の預け入れで150ドルのボーナスが、2.5万ドル以上の預け入れで200ドルのボーナスをもらうことが出来ます。

 

オファーの原文は以下の通りです。

To get your $150 or $200 bonus offer:
What to do: Apply for your first Discover Online Savings Account by 4/6/20, 11:59 PM ET, online or by phone. Enter Offer Code OBE320 when applying. Deposit into your account a total of at least $15,000 to earn a $150 Bonus or deposit a total of at least $25,000 to earn a $200 Bonus. Deposit must be posted by 4/20/20, 11:59 PM ET. Maximum bonus eligibility is $200.

What to know: Offer not valid for existing or prior Discover savings customers or existing or prior customers with savings accounts that are co-branded or affinity accounts provided by Discover. Account must be open when bonus is credited. Bonus will be credited to the account by 5/4/20. Bonus is considered interest and will be reported on IRS Form 1099-INT. Offer may be modified/withdrawn without notice.


Kenji

いままでご紹介した銀行プロモーションと比べてもとても緩やかなルールで、資金さえあれば簡単にクリアできるはずです

前回までは口座の最低保持期間の条件も付いていた記憶がありますが、今回は消えています。あくまで「期間限定」のプロモーションなので、条件を少しずつ変更して更新しているということなのかもしれません。

金利もそれなりに高い(2020年3月9日現在1.6%)ですし、最初の1年くらいは継続する気構えで口座開設されるのが良いと思います。

 

知っておくべき手数料

High Yield Saving口座はセービング口座の一種で、通常はオンラインバンクによって提供されるサービスです。

 

インターネットでのみサービスを提供する代わり、店舗運営コストを我々に金利という形で還元しているという仕組みですね。

 

そのため、基本的にSaving口座と同様の利用条件(つまり、手数料)が課されると理解するのが近道ですが、実際にはプロバイダーによって条件は異なります。

今回ご紹介したDiscoverのHigh Yield Saving口座の場合、知っておくべき手数料は以下の通りです。

 

High Yield Saving口座の手数料

・Excessive Withdrawal Fees:$ 15 per item in excess of 6 qualifying transfers or transactions

・Stop Payment Order Fee:$ 15 per order to stop payment for 6 months

・Wire Transfer Fee:$ 0 for incoming wire transfers $ 30 for outgoing wire transfers

・Insufficient Funds Fee:$ 30 for each item presented against insufficient funds in your Account

 

以下、簡単に内容を説明します。

 

Excessive Withdrawal Fees

これは、絶対に知っておくべきルールです。

 

内容としては口座引き出し手数料のことですが、セービング口座・マネーマーケット口座の場合、月の引き出しが6回を超えると手数料という名目のペナルティを取られます。

Federal law limits the number of certain types of withdrawals and transfers from your Money Market Account or Savings Account to a combined total of six (6) per calendar month per Account. There is no limit on the number of withdrawals by Official Check mailed to you. If you exceed these transaction limitations during any calendar month, we may assess an Excessive Withdrawal Fee or refuse to pay each transaction in excess of the limitations. If you exceed these limits on more than an occasional basis, we reserve the right to close your account.

 

手数料の金額は銀行によって異なることがあるかもしれませんが、このルール自体に例外はありません

 

セービング口座はあくまで「貯蓄」目的のため、日常使いには向きません

どの銀行で開設しようとも定められた回数を超えて引き出しを行う場合、ペナルティが発生する(最悪、アカウントが閉鎖されるリスクがある)ことを覚えておいてください。

 

Stop Payment Order

私自身は幸いなことにまだ出くわしたことがないですが、例えば振り出したチェックの支払を止めたい場合などに発生する手数料です。

 

手数料は銀行によって異なり、Investopediaによれば30ドル程度が一般的なようです。

Discoverの手数料は1回あたり15ドルですので、平均よりは低いですが、やはりあまり出くわしたくないイベントですね。

 

Wire Transfer Fee

これは聞いたことがある方が多いと思いますが、銀行間送金のことです。

 

アメリカの送金には『Wire Transfer』と『ACH Transfer』という2つの仕組みがあります。

 

Wire Transferは銀行間での資金のやり取りや、海外送金などに利用される銀行間送金の仕組みです。これに対して、ACHは給与振り込み、公共料金の引き落とし、あるいはインターネトショッピングの決済などに使われる小口決済手段です。

 

Discoverの手数料は、入金・出金の手数料が、それぞれ0ドル・30ドルになります。

 

First Fee Forgiveness Program

これは手数料ではありません。

 

Discoverが提供するユニークなベネフィットとして、暦年に1回のみ、口座手数料関連で課されたフィーをクレジットバックしてくれる仕組みがあります。

私も以前Chaseのセービング口座で誤って月に6回超引き出しを行って、手数料が課されたことがあります。。こういった「うっかりミス」について、年1回までは救済してくれるベネフィットを提供してくれています。

 

ただし、Wire Transfer Feeについては対象外ですので気を付けてください。

In each calendar year (January 1 through December 31), the first eligible fee charged to your Online Savings Account will be automatically waived and credited to your account. Excessive Withdrawal, Insufficient Funds, and Stop Payment fees are eligible for the first fee forgiveness program. Wire transfer fees are not eligible, and will not be waived even if they are the first fee on an account in a calendar year

 

最低維持限度額など

上記の他に手数料は発生しません。

 

通常、銀行のチェッキングやセービング口座の場合、最低口座残高を下回ると維持手数料が発生しますが、DiscoverのHigh Yield Saving口座の場合、最低残高の制限はありません!

詳しいTerms and Conditions がご覧になりたい場合は、下記のページで確認が可能です。

 

High Yield Saving口座のメリット

High Yield Saving口座を利用している方は少なくとも駐在員の間ではあまり多くないように思いますが、メリットがたくさんあります。

 

元本保証がついていること

銀行口座のため、FDICの元本保証が付きます。限度額は25万ドルまでです。

 

特に相場が軟調に向かいそうな昨今の経済状況では、リスクフリーで運用できる運用商品は大変ありがたいですよね。

 

利息の発生が毎日であること

利息は毎日(あるいは毎月)Accrueされます。

 

例えばCD(譲渡性預金)などの場合、半年ないし1年間の契約であることがほとんどで、中途解約にはペナルティが発生します。このため、満期前に解約してしまうと、利息は満額もらえないことがほとんどです。

他方、High Yield Saving口座の場合は、解約時までの利息が計算されるため、そういった心配はいりません。

 

例えば、Citibankの場合、現在1年もののCDを1.75%の金利でプロモーションしていますが、それよりも(金額は2.5万ドルまで限定ですが)自由度が高いと言えます。


Kenji

ちなみに、2019年4月の段階ではCitiは18か月もののCDを2.0%程度の金利でプロモーションしていました。いま18か月のCDの金利は1.25%ですから、金利は政策金利の引き下げに合わせてガクンと落ちています

2020年2月時点では、1年物で0.5%、18か月もので1.25%までCitiのCD金利は下がっています。

 

何より高金利であること

なんと言っても高い利息が魅力的です。

 

例えば、今回のDiscoverのHigh Yield Saving口座に乗る場合、1.5万ドルを一年間預け入れると

 

・プロモーションボーナス150ドル

・年利1.5万ドル x 1.6%(※)=240ドル

 

の合計で、年間390ドルの金利収入です。

(※)実際にはAPYは変動します。

 

これを年利で計算すると、2.6%の利回り(税前)になります。

 

元本保証付きのリスクフリーで2.6%の運用できるというのは、かなり大きいですよね!

 

(2019年4月10日追記)

複数のフォロワーさんから一度資金を引き出した後に再度入金しても、Depositの条件を満たすとのコメントを頂いています。

たとえば、①初回1.5万ドル預け入れ→②1万ドル引き出し→③1万ドルを再度入金で、Depositが合計2.5万ドルになり、200ドルのボーナスをもらうことが可能になります。

これが出来れば、初年度の利回りは2.6%→約3.0%に跳ね上がります。とってもお得ですね!

(2019年4月23日追記)

いったん引き出して再入金で+50ドルが入金されることを確認しました。

1.5万ドルの原資で、ちゃんと200ドルのボーナスがもらえました。Good Dealですね!

 

規約には反していないはずですが、別の口座から入金を行ったり、金額を変えるなどの対応はされた方がよいかもしれません。


Kenji

私はPaypalを間に挟んで、出金先と入金元を別のアカウントにするようにアレンジしました

 

その他代表的なHigh Yield Saving口座

他にもたくさんHigh Yield Saving口座は存在します。

 

ネットバンクとして代表的なのは、American ExpressCapital Bankなどですが、インターネットで検索すれば色々と商品が見つかると思います。商品によって金利はもちろん、最低預入残高や手数料は異なるため、比較検討してみるとよいと思います。

 

例えば、下記はDepositAccountsというアメリカのサイトですが、現在一番条件のよいものは、年1.80%年1.85%年2.0%というHigh Yield Saving口座があるようです(金利は日々変動しています)。

 

今回はプロモーションを行っているDiscoverを紹介しましたが、プロモーションの金額まで含めると、DiscoverのHigh Yield Savingが一番魅力的なのかなと思います。


Kenji

もちろん、CDの場合には預入期間によっても金利は異なりますし、好みもあると思いますので、色々調べてみてください




Discover High Yield Saving口座の開設方法

では最後に、Discover High Yield Saving口座の開設方法を画像付きで解説します。

 

ステップ1:サイトへのアクセス

今回のプロモーションはシークレットディールですが、URLとプロモーションコードさえ知っていれば誰でも申し込みが出来ます。

 

このリンクからアクセスして頂いて、Discoverのクレジットカードなどを既に保有している場合は右下のボックスから、そうでない場合は左下のボックスからスタートします。


Kenji

キャプチャ画像の金利は2019年4月時点のものです。このときは2.1%の金利がついていたので、APYが結構下がってきていますね・・・

 

ステップ2:個人情報の入力

続いて個人情報の入力です。名前や生年月日、SSNなどを入力します。(下記はNew Customerの場合の画面です。)

ステップ3:属性の入力

続いて属性の入力です。

 

まず、Joint Accountかそうでないかを選択します。

JointにしてもJoint Owner側でも作成できるんでしょうかね・・・私は妻のアカウントも作るかもしれないので、選択はしませんでした。

続いて、Beneficiary(受益者)を入力するかどうかを選択します。

 

ステップ4:プロモーションコードの確認

次が大事です。

 

プロモーションコード(OBE320が「Offer code」の欄に入力されているかを必ず確認してください(キャプチャ画像は2019年4月時点のものですので、適用金利もコードも今とは異なります)。

ステップ5:入金方法の選択

同じ画面で入金方法を選択します。

Checking・Savingのどちらかを選択して

入金元の銀行情報を入力します。

 

ステップ6:規約への同意

最後は、各種規約への同意です。

すでに既存カスタマーの場合だけかもしれませんが、本人確認のためのクイズが数問出てきました。

これを選択した上で送信すれば開設手続きは完了です。

 

銀行口座からの入金は、4-5営業日で完了します。

 

条件のひとつに、4/20までの入金完了があるので、余裕をもって入金手続きを済ませるようにしてください。

 

まとめ

今日は、DiscoverのHigh Yield Saving口座について、プロモーションの内容とそのメリットをご紹介しました。

 

私は以前ChaseのSaving口座のプロモーションで利用した際の資金がちょうどフリーになっていたため、今回その資金を利用して口座開設を行いました。

今年は株式相場もコロナや原油相場の影響で軟調ですので、余裕資金は無理をせずHigh Yield Savingなどに置いておこうと思っています。日本の銀行預金と比べるべくもないくらい高金利ですので、運用手段としても十分魅力的だと思います。

 

なお、ネットバンクの場合、開設・維持できるのは原則としてアメリカ居住者限定ですので、近い将来帰任の予定があるという方は気をつけるようにしてください。言わずにおいておけばアカウントの維持も出来るかもしれませんが、その場合は自己責任でお願いします。

 

参考記事です。

 

Discoverはクレジットカードも発行しており、クレジットヒストリーのない方向けにも比較的簡単に発行が認められる数少ない会社です。下記のエントリで詳しく解説していますので、クレヒスの構築がこれからという方は参考にされてください。

こちらは2018年の1年間に私が銀行プロモーションで稼いだ利子の金額を紹介したエントリです。

株式相場は難しい局面に入っていると思いますが、だからと言って余裕資金をただチェッキング口座に寝かせたままにしておくのは本当に勿体ないと思います。ぜひ銀行プロモーションにも目を向けてみてください。







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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ・ニューヨークに駐在して2019年7月に日本へ帰任。 ニューヨークでは長男に恵まれ、妻と3人でマイル&ポイントを駆使しながら旅行を満喫。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

7件のフィードバック

  1. Taka より:

    Kenjiさん

    High Yield Saving accountの記事、ありがとうございます!
    細かく説明いただき、大変参考になりました。
    早速Discoverの口座開設しようかなと、考えております。

    もしお分かりになれば、一つ教えてください。
    よく米国証券会社と銀行口座間はACHでの送金をしているようなイメージがございますが(無料であることもあり)、ここではWire Transferの手数料について記載していただいています。
    これはもちろん、米国銀行口座間はACHで動かしても良いんですよね・・・?
    もし帰任になったら、この口座は基本はキープできないと思うので、残高は別の口座(ユニオンバンクを持っているので)に動かすことになると思いますが、その前提を考えた時に$30の手数料もできれば避けたいなと思いまして・・・
    基本は帰任まで塩漬けにするとは思いますが、念のため確認しておきたいと思っています。

    宜しくお願い致します。

    • Kenji より:

      Takaさん、

      参考になったなら幸いです。私もちょうど考えていたのでリサーチして丁度これが見つかったのは良かったです。
      ご質問の件ですが、ACHで全く問題ないはずです。私も銀行間のトランスファーは大抵ACHで行なっています。ユニオンバンクを持って帰国する駐在員の方は多いですよね。

      • Taka より:

        Kenjiさん

        ありがとうございます。ACHでも問題ないことがお聞きできて安心しました。
        うちは会社の方針でまずユニオンバンクを開設しますが、帰国後もある程度コントロールできそうだという点ではとても良いと思っています(店舗は少ないですが)。

        早速、Discover の口座開設いたしました。ありがとうございました!

  2. Tako より:

    こんにちは。初めてコメントしますが、いつも読ませていただいています。
    Discoveryの口座、私も作りました!ボーナスもあっという間に入金され、現在1万ドルくらい残していますが、それに対する今月の利息は16ドルちょっとでした。すごいですね。

    一点ほど追加情報を。
    Discoveryのボーナスの場合、Depositは何回かであわせて25000ドルになれば、合計で200ドルがもらえます。つまり、15000ドルになった時点で150ドルがもらえ、25000ドルになった時点で追加で50ドルが入るということになります。私はそんなに自由資金がなかったので、一度最初にいれた1万ドルをACHでほかの銀行にうつし、その後でもう一度1万ドルをいれました。

    • Kenji より:

      Takoさん
      初コメントありがとうございます。
      どこかにCumulative depositと書かれていたのと、他のフォロワーさんからも同じコメントを頂いたので私もいま試しているところです。これが出来るとさらに条件がよくなりますね!データありがとうございます。記事をアップデートしておきます。

  3. Moga より:

    初めまして。
    High yield saving 口座の開設を検討しているものです。
    2021年現在Discover含めどこも規約同意時に口座開設者がUS citizen or other US personである旨同意されるのですが、kenjiさんの開設当時はその点記載ありましたか?
    それともその点は自己責任で開設したのでしょうか?
    お忙しいところ恐縮ですがご回答いただければ幸いです。

    • Kenji より:

      Mogaさん、
      コメントありがとうございます。
      米国居住者であればother US personに含まれるのかと思いますが、もし気になるようでしたら問い合わせてみるとよいかもしれません。ただし最近はさらに厳しくなっているので、問い合わせると逆にダメと言われてしまうことがあるかもしれませんね。

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