【徹底解説】ヒルトン・ホテルにポイント宿泊で最大限お得に宿泊する方法 予約キャンセルの方法も画像付きで解説

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初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

今日は、私自身の「ヒルトン・バルセロナ」での宿泊を例に、ヒルトンホテルに最大限お得に泊まるためのコツについて考えてみたいと思います。

 

私の例でいえば、当初の予約から考えて3泊で200ドル分以上のディスカウントをゲットすることに成功しました。一度宿泊予約を入れたらそれきり・・・ではなくて、折に触れてチェックを続けると思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。




ヒルトンで最大限ポイント宿泊をお得に利用するためのコツ

今日は結論から書きます。

私が考えるヒルトンへ最大限お得に宿泊するためのコツ。

 

それは、、、、

 

 

根気

 

です。

 

ヒルトンの設定価格は日々変動します。

予約日が近づくと設定価格は上がりがち・・と思うかもしれませんが、今日ご紹介する例のように、逆に予約状況によっては旅程日が近づくにつれて設定価格が有償予約・ポイント宿泊ともに下がることだってあり得ます。

 

とにかく諦めずに粘り強くチェックするのが1にも2にも大事です。

 

これだけ書くと「???」となってしまうので、最近私が宿泊したヒルトン・バルセロナの宿泊を例に、どの程度ポイント宿泊のコストパフォーマンスが変わるかをご紹介したいと思います。


Kenji

最終的には予約の取り直しで、当初の予約よりも200ドル以上お得に宿泊することができました

 

なお、下記でご紹介するのはポイント宿泊にフォーカスした話です。

これ以外に有償宿泊での各種セールや、ダブルポイントやマイルストーンなどのプロモーションなどもお得に泊まる方法としてありますが、このエントリでは取り上げていませんのでその点はご了承ください。

 

ヒルトン・バルセロナでの予約例

 

下記が、ヒルトン・バルセロナへの宿泊にあたって私が入れた予約一覧です(宿泊記はこちらのエントリを参照してください)。

私と妻のアカウントそれぞれで予約を繰り返して、最終的には予約が5つになりました。

なぜこのようなことになったのか、以下で順を追って説明したいと思います。

 

最初の予約

当初の予約は1/17に入れました。

 

必要ポイントは、3泊で13.8万ポイントでした。これはヨーロッパ旅行の計画編のエントリでご紹介した通りです。

当初の予約

◆ポイント宿泊

◆必要ポイント:13.8万ヒルトンポイント

 

最初の予約を入れてから、最終的なプランに行きつくまでに実に4回の予約変更を行いました。

 

1回目の予約変更

1回目の予約変更をしたのは、それから1か月後の2月19日です。

 

必要ポイントは、3泊合計で13.6万ポイントと2,000ポイント安くなりました。

2回目の予約

◆ポイント宿泊

◆必要ポイント:13.6万ヒルトンポイント

 

 

2回目の予約変更

2回目の予約変更は、そこから2か月後の、4月18日のことです。

 

公式サイトを見ていたところ、キャッシュでの予約がかなり下がって来ていました。ポイントを使うのもコスパが悪いな~と思ったため、有償予約に切り替えました。値段は3泊合計で578ユーロ(およそ656ドル)でした。

 

回目の予約

◆現金宿泊

◆値段:656ドル

 

3回目の予約変更

3回目の予約変更は、それからさらに1週間後、4月26日のことです。

 

必要ポイントは、2泊分がポイントで7.9万ポイント残り1泊分が有償予約で175ドルです。ちなみに2泊分は妻のアカウント、1泊分は私という風にアカウントを分けて予約を入れました。理由は下で説明します。

(妻のアカウント分)

(私のアカウント分)

回目の予約

◆現金&ポイント宿泊の組み合わせ

◆値段:7.9万ポイント+175ドル

 

4回目の予約変更

同じ日にもう一度予約を取り直しまた。


Kenji

これが最終的な予約になりました

理由は、上の数時間後に重複予約をキャンセルしたところ、なんとさらに2泊分の必要ポイントが、7.9万ポイント→7万ポイントに下がっていたためです。

3回目と同様、最初1泊分の有償予約分は変更せずに私のアカウント、後半2泊分が妻のアカウントでの予約です。

回目の予約

◆現金&ポイント宿泊の組み合わせ

◆値段:7万ポイント+175ドル

 

最終的なコストパフォーマンス

結局コストパフォーマンスはどう変化したのでしょうか。

 

ポイントバリューをどう計算するかにもよりますが、アメックスの評価にしたがって1pt=0.67セントで評価すると、3泊でなんと222ドル分もお得に宿泊することが出来ました(さらに、プロモーションでキックバックされるポイントも考慮すると、もっとお得になります)。

 

◆当初の予約 13.8万ポイント x 0.67 = 924ドルバリュー

◆最終的な予約 7万ポイント x 0.67 +  173ドル = 702ドルバリュー

 

差額:3泊合計222ドル

 


Kenji

これだけバリューが変わるとさすがに馬鹿にならない金額ですよね

 

ポイント活用のためのコツ

では、ポイント宿泊を最大限お得に利用するためのコツについて解説したいと思います。

 

ポイント宿泊の目安を知る

まず、ポイント宿泊の目安を知っておくことです。

 

敵を知るにはまず味方から、という格言がありますが、お得にポイント宿泊するためには、まずお目当てのホテルがどの程度のレンジでポイント宿泊を設定しているかを把握しておきましょう。

 

必要ポイントは公式サイト「Point Explorer」というツールでチェックが出来ます。

以前は上限の必要ポイント数しか表示されませんでしたが、数か月前にシステムが変更になったようで、レンジでの表示がされるようになりました。

 

(下記をクリックするとPoint Explorerのページに飛びます)

Point Explorerのページはこちら

 


Kenji

もともと設定のないポイント数を狙っていても出るはずがないので、レンジの確認は必須ですね

公式サイトの情報はもちろんですが、実際のマーケットプライスを知るのも大事です。

 

実際に宿泊した人がどの程度のポイントで泊まっているかを見てみてください。Flyertalkや、ブログ記事などでポイント宿泊を紹介している人を調べて、実際の水準を確認できるとベストです。

 

私の場合であれば、ヒルトン・バルセロナは数年前に2.8万ポイント/泊でポイント宿泊した人の情報が出てきました。

もちろんシーズンにもよりますし、ポイント数も年々インフレ傾向にあるので同じポイントは無理でしょうが、最初の予約の一泊4.3万というのはちょっとやり過ぎだろうという予感を持っていました。

 

ポイント単価の目安を知る

第二に、ポイント単価の目安を知っておくことです。

 

自分が使おうとするポイントプログラムがどの程度の単価で評価されているのか。これを知っておくことで、ポイントを利用するのか、それとも現金で予約した方がお得なのかの目安になります。

 

ヒルトンの場合でいえば、アメックスの評価は0.67セント/pt、ブロガーによるポイントバリュー(=実際にポイント宿泊する際のコストパフォーマンス)は0.4セント/pt~1セントくらいと言われています。

 

例えば、有償宿泊と比べてみて0.4セント/ptではポイント利用が勿体ない。対して1pt=1セントで利用できていればとてもよいポイントの使い方と言えます。


Kenji

なお、ヒルトンがやっかいなのは、日々有償宿泊の値段も変わるため、予約時のポイント単価が必ずしも当てにならないことです

 

プロモーションは最大限利用する

ヒルトンはしょっちゅうプロモーションを実施しているため、これにうまく乗れるかどうかはお得に宿泊するためのキーになります。

 

たとえば私の予約でしたら、下記のキャンペーンに乗ることが出来ました。

ご登録済みのヒルトン・オナーズ会員の方は、キャンペーン期間中、ご滞在ごとに2,000ポイントをご獲得いただけます。さらに、ご登録済みの会員の方は5回のご滞在または10泊のご宿泊を完了されるごとに、10,000ボーナスポイントを追加でご獲得いただけます。キャンペーン期間中に本オファーで10,000ボーナスポイント特典を獲得できる回数に上限はありません。

 

私が妻と自分、2名のアカウントで別々に予約を入れたのは、ずばり、プロモーションが「滞在ごと」だったためです。


Kenji

妻と私、それぞれ「滞在」を入れることで、2,000pt x 2 = 4,000ptをゲットすることができました

 

いまは「ポイント無制限キャンペーン」は終わってしまいましたが、代わりに「Go more Get More Campaign」という別のキャンペーンが始まっています。

9/8までの期間中、2滞在目から獲得ポイントが2倍になるプロモーションです。

このプロモーションは下記公式サイトから登録が可能です。

 

こちらも期間内に宿泊の予定がある方はぜひエントリーを忘れないようにしてください。

 

ポイント宿泊にこだわり過ぎない

時にヒルトンの価格設定はポイント宿泊に不利に設定される(=ポイントのコスパが悪い)ことがあります。

 

私の上の例でいえば、ヒルトン・バルセロナへの一泊は現金宿泊でしたが、その理由はポイントのコストパフォーマンスが悪いと判断したためです。

 

貯まったポイントがあればそれを利用できるのがベストですが、時には現金で宿泊してもよいくらいの鷹揚な気持ちでいた方が、お得に宿泊できることが多いと思います。

 

とにかく細めにチェックすること

最後に・・・最初に触れたとおり、Good dealを手にするには、とにかく根気が一番大事です。


Kenji

都合4回の予約変更はさすがに面倒でした。でもそれをやったおかげで、200ドル超のディスカウントを手に入れることが出来たというわけです

 

私の予約で言えば、2回目の予約変更は1日目の部屋がStandard Roomの設定が見つからず、キャッシュでの予約になりました。

そこでもう打ち止めにしようとも思いましたが、その後も毎日一回チェックしていたら、1週間後にStandard Roomのオプションが出てきました。

 

最後の4回目の予約変更はほとんどまぐれです。押さえていた他の部屋をリリースして行ったら、たまたまもっとよい設定のオプションが出てきました。

 

その後も数日おきにアクセスしましたが、それ以上よい条件のオプションは現れませんでした。

 

ヒルトンの予約キャンセルの方法

一度体験されたことのある方ならお分かりだと思いますが、ヒルトンの予約キャンセルの方法もシェアしておきたいと思います。


Kenji

なお、キャンセルチャージが発生してしまっては元も子もないので、予約は必ずキャンセラブルのものを利用してください。また、プランのキャンセルポリシーは必ずチェックするようにされてください

 

やり方は簡単です。

 

ヒルトンの公式サイトにログインしたら画面左側のメニューバーから「MY STAYS」をクリックします。

すると予約しているプランが一覧で現れるので、「VIEW/EDIT」をクリックしてください。

 

クリックしたプランがキャンセルしたいプランであることを確認したら、メニューバーの「Cancel this reservation」をクリックします。

確認を促す画面が出てくるので、「Yes」をクリックすれば、これで予約がリリースされます。

以上でキャンセルは終了です。

 

まとめ

今日はヒルトン・ホテルに最大限お得に宿泊するためのコツについてご紹介しました。

 

コツと言っても特にトリックのようなものがあるわけではなく、とにかく『根気』、これにつきます。

 

あとは、プロモーションやキャンペーンに乗ることが出来れば、さらにお得に宿泊が可能になります。


Kenji

私も可能な限りTwitterやブログでプロモーション情報を流していますので、よかったらぜひ読者登録やTwitterでフォローなどしてみてください

 

参考記事です。

 

ヒルトンカードの魅力については何度もこのブログでご紹介しています。

在米駐在員が陸マイラー活動の初期に申請すべきカードとして、Hilton Honorsカードは間違いなく一番お勧めのカードのうちの1枚です。その魅力については下記のエントリで詳しく説明しています。

ヒルトンのポイントシステムや、各種セールの活用法については、以前こちらのエントリで2回にわたって詳しく解説しました。







 

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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ・ニューヨークに駐在して2019年7月に日本へ帰任。 ニューヨークでは長男に恵まれ、妻と3人でマイル&ポイントを駆使しながら旅行を満喫。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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