アメリカ在住者には「パーソナル・キャピタル」での資産管理&クレジットカード管理がお勧め(2020年6月更新)

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(2020年6月25日アップデート:リファーラルリンクのアップデートおよび記事の不備を一部修正しました)

(2019年5月16日アップデート:リファーラルプログラムを追記しました)

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

さて、今日は私がアメリカで使っている資産管理ソフトをご紹介したいと思います。

 

ほんの数年前まで、資産を把握する方法といえばエクセルシートを使って、各口座の残高を確認して数字を入力して・・・というのが当たり前でした。

しかし、昨今のIOTブーム、AIブームによって、ここ1,2年はオンライン家計簿や、マネーフォワードなどのオンラインウォレット、会計システムが続々と出回っています。

 

そして、ロボアドバイザーも大人気ですね。

 

アメリカでも状況は同じで、資産をトラッキングしてくれる便利なファイナンシャルソフトが出回ってます。

 

なかでも、アメリカへ駐在・居住する方にとってはPersonal Capital(パーソナル・キャピタル)というトラッキングツールがおすすめなので、その利点や登録の方法について紹介してみたいと思います。

 

下記画像をクリックすると登録画面へリンクします。



パーソナル・キャピタルの概要

 

パーソナル・キャピタルは二種類のサービスを提供しています。

 

ひとつは無料のファイナンシャル・トラッキングツール

そしてもう一つが、ロボアドバイザー・アルゴリズムとヒューマンアドバイザーのハイブリッド型の有料資産管理サービスです。

 

なお、ファイナンシャル・トラッキングツールは無料で利用できます(同社の資産管理サービスを利用する必要なし)

 

私自身、渡米してきてから日本の資産管理に更にアメリカの資産管理が加わってぐちゃぐちゃになりました(涙)が、このトラッキングツールに出会ってから、アメリカの資産管理についてはだいぶんストレスがなくなりました。

 

パーソナル・キャピタルが優れている点

では、次に実際に私が1年超パーソナル・キャピタルを使ってみて優れているなぁと感じた点をご紹介したいと思います。

 

パーソナルキャピタルの利点

その1:トラッキング機能が優秀

その2:「リタイアメント・プランナー」で老後資産の形成を一覧化

その3:401Kの手数料分析ツール 「Fee Analyzer」が利用できる

その4:必要に応じて有料のアドバイスサービスもあり

 

トラッキング機能が優秀

 

トラッキングしたい口座をウェブ連携させると、日々の残高や決済の状況をつぶさに追ってくれるようになります。

下記は銀行口座を選択・登録する画面ですが、アメリカ国内のメジャーどころの口座やクレジットカードはほぼ全て対応していると思います。

 

ちなみに駐在員の強い味方、ANA Card USAもちゃんと対応していました。先日チェイス銀行でバンカーと話した際に見せたら「こんなの知らない。ほんとにアメリカのカードなの?」って聞かれましたが。。

 

「リタイアメント・プランナー」で老後資産の形成を一覧化

 

無料のファイナンシャル・トラッキングツールで提供される機能のひとつに「リタイアメント・プランナー」というものがあります。

これがとても優秀なのは、リンクした口座の日々の出金記録をもとに、現在の支出パターンを解析し、リタイア後の推定必要年収を割り出してくれるところです。

 

さらに、希望するリタイア年齢を入力すると、リタイア時点での必要資金を予測し、現在の口座残高から、どれだけカバーされているのか、今後予想される貯蓄推移まで考慮した上で割り出してくれます。

 

これが無料で使えるというのは素晴らしいことだと思いませんか?

 

私は日々の支出のチェックには、以前もご紹介した「支出管理」というアプリを利用してますが、家計簿アプリはどちらかと言えばミクロな視点。これに加えて、「リタイアメント・プランナー」を上手に使いこなせば、マクロな視点からも資産形成が出来そうです。

支出管理

支出管理

  • SHIBUYA Masanori
  • ファイナンス
  • ¥120

 

401Kの手数料分析ツール Fee Analyzer

 

さらに無料プランでもう一つ利用できる分析ツールが、「401K Fee Analyzer」というもの。

 

これは、401Kの手数料を分析するツールで、401Kの口座をリンクすると運用コストによって将来(リタイア時点まで)にわたってどれくらいのロスが見込まれるかをとても分かりやすく図示してくれます。

運用期間が長ければ長いほど手数料は気になるもの。

 

しかも信託報酬やら、口座管理料やら、色々な名目で運用資産から控除されていきますから、日々口座を眺めているだけでは意外と手数料の高さに気づかないことが多いですよね。。

 

いざ口座をリンクしてみて、手数料にびっくりするアメリカ人も多いとオンライン上でコメントが寄せられています。

 

なお、アメリカの401Kの魅力については別のエントリで詳しく触れたいと思いますので、もう少しお待ちください。

 

必要に応じて有料のアドバイスサービスもあり

 

上記のツールだけでも十分すぎるほどの利用価値があると思いますが、これに加えて必要と感じる方はパーソナル・キャピタルが提携している資産アドバイザーからアドバイスを受けることも可能です。

銀行や、巷のFPからももちろん資産管理や運用のアドバイスを受けることはできますが、このサービスのアドバイスが優れているのは、パーソナル・キャピタルにすでにスタンドアローンで資産の情報が網羅されているため、資産の明細や種類、あるいは支出行動を改めて説明したり、準備する必要がないということです。

 

ただし、最低10万ドルの管理資産が必要で、有料でのサービスとなりますので、私は利用していません。(アメリカにそんなに資産がありません。)

 

まずは無料のツール利用から始めてみて、気になる方は有料アドバイスのサービスも利用するという使い方をお勧めします。

 

 

パーソナル・キャピタルの登録方法

では、パーソナル・キャピタルの登録方法を解説します。


Kenji

下でリファーラルプログラムの紹介もしています

まず初めにトップページ左側のBoxにEmailとパスワード、電話番号を記入してSIGN UP NOWをクリックします。

続いて個人情報の記入です。

名前はニックネームなどでも構いませんが、年齢やリタイアしたい年は正確に答えた方が後々の分析画面で実態にそった結果を表示してくれます。

つづいて、上でも紹介しましたが各銀行やクレジットカード、証券会社の口座をリンクさせます。

キーワードを打ち込んで、各口座のIDとパスワードを入れるとダッシュボード上に現れます。

口座の紐づけがおわると、ダッシュボード上に各銀行・証券・クレジットカードごとの残高や、期間の経過に応じた純資産の推移が見れるようになります。

(ちなみに下記は私の口座ではありません・・念のため。)

 

トラッキングしている期間が長ければ長いほど口座の移動状況や、将来の資産設計の予測などもインプットが多くよりプランにそった結果を出力してくるようになるので、気になった方は早いうちから登録だけでも済ませておくとよいと思いますよ。

 

下記画像をクリックすると登録画面へリンクします。


Kenji

上記画像は私のリファーラルリンクです。リファーラルリンク経由の登録で、条件を満たすと20ドルのアマゾンギフトカードがもらえるプロモーションが行われています。よかったらご利用ください

 

プロモーションの条件は以下の通りです。詳しくはこちらのTerms and Conditions全文を参照してください。

Giveaway hosted by Personal Capital. A user must link at least onevalid investment account (brokerage, 401k, IRA, etc) containing abalance of more than $1000 within 30 days of registering. AnAmazon.com Gift Card will be awarded to each new user who links avalid investment account as well as to the user who refers the newuser. All awards will be electronically delivered within six weeksfrom registration to the user’s email provided in the registrationprocess.

 

まとめ

日本でもロボアドや、資産管理アプリが徐々に広まりつつあることはアメリカに住んでいてもひしひしと感じていますが、利便性でもコストの点でも、アメリカの特にミレニアム世代向けのサービスは競争が激しく、そのため魅力的なサービスが次々登場します。

 

私は日本の資産がまだこういった管理ソフトの手をかりておらず自前のExcelで管理しているため、正直言って運用状況やおろか、残高すらまともにタイムリーには把握できない始末です。

日本に一時帰国した際はオンラインバンキングを使っていない銀行の記帳から始まるのかと思うと今から正直頭が痛いです・・

 

投資と合わせて、駐在員の頭を悩ませるものの一つが「クレジットヒストリー」ですが、これもテクニックが必要です。詳しくは別エントリでまとめていますので合わせてご参照ください。

クレジットヒストリーの構築法についてはこちらも参考になるはずです。特に私と同じ、駐在員の方を念頭に、クレジットカードの作り方から初めてのカードづくりまで、詳しく解説しています。







 

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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ・ニューヨークに駐在して2019年7月に日本へ帰任。 ニューヨークでは長男に恵まれ、妻と3人でマイル&ポイントを駆使しながら旅行を満喫。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

5件のフィードバック

  1. May より:

    パーソナルキャピタルっていろんなサイトで紹介されていますが、セキュリティなど大丈夫ですか?全く知らないサイトで全口座ををつなげるのが怖くて、なかなか手が出せないのでいます。
    内容的には非常に使ってみたいのですが、勇気が出ません。

    • Kenji より:

      Mayさん、
      コメントありがとうございます。私はポータルサイトというもののセキュリティをあまり信用していませんが、利便性の方を取っています。PCに関して言えば、登録後にFinancial advisorからよく電話が来るようになりました(もっとも、私はすべて無視していますが)。無料で利用している分、少なくともFAへは全部あるいは一部の情報が行くことは認識しておかれる必要があると思います。

  2. DH より:

    すいません、referral linkから登録したのですが、ギフトカードがもらえなかったため照会したところ、紹介者のメールアドレスを教えてほしいと言われています。ご教示頂くことは可能でしょうか?(或いはlinkが有効ではないでしょうか?)

    • Kenji より:

      DHさん、
      コメントありがとうございます。
      Personal capitalを確認したところ、リファーラルリンクが予告なしに更新されていたようです。。過去のURLでも大丈夫かもしれませんので、アドレスは別途メールにてご連絡させて頂きます。

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