マリオット・ボンヴォイアメックス(Bonvoy Amex)が発行へ!Hilton Aspireとベネフィットを比べてみた結果は・・・

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(2月14日に記事をアップデートしました)

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

今日は先週1月24日にカードリニューアルが発表されたばかりのBonvoyの新しいクレジットカード、Bonvoy Brilliantのカードスペックについて取り上げます。同じAmexから発行されているラグジュアリーカードであるHilton Aspireと比較して、カードベネフィットやどんな人が申請に向いているかについて考えてみたいと思います。




Bovoyスタートに合わせたカードリニューアル

2019年2月13日から全世界でマリオットインターナショナルの新しいホテルプログラム、「マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)」がスタートします。

 

これに合わせて北米ではアメックスから3枚、チェースから6枚(うち4枚は既にカード発行停止済み。さらに1枚は2/12?以降新規発行停止)の合計9枚のカードがリニューアルされて発行されることになりました。

 

個々のカードの紹介はここでは全てはしませんが、ここでは公式サイトのプレスリリースと、現時点でいくつか出回っている有名ブロガーの記事をご紹介しておきたいと思います。

 

アメックス公式サイトのリリースはこちら。

Bonvoy公式サイトのチェースカードに関するリリースはこちら、

TPGの紹介記事はこちら。

One Mile at a Timeの紹介記事はこちら。

Frequent Milerの記事がこちら。

そして、Doctor of Creditの紹介記事がこちらです。

 

なんというか・・・カードの枚数が多いからなのか、名称がややこしいのか、正直どのサイトも取っ散らかっている印象が否めません。。

私は記事を書く手前全てのエントリに一通り目を通しましたが、どれも正直わかりにくいです。もともとのカードを知らない人にとってはなんじゃこりゃ・・・という印象ではないでしょうか。


Kenji

比較的読みやすかったのが上記のTPGの記事でしたので、新しい5枚のカードの比較検討をしたい方はそこから読み始めるのがおすすめです。Bonvoyカードの比較検討という意味ではFrequent Milerの記事が詳しかったですね

 

ちなみに・・・Chaseは現状6枚マリオット/リッツ系列のクレジットカードを発行しているようですが、うち4枚は発行を既に停止しています。また、2/12以降一枚は新規カード発行を停止します。ややこしいですね・・・

(画像をクリックすると拡大します)

 

Amex Hilton Aspireとの比較

比較したいと思ったきっかけ

私が今日取り上げたかったのはこの点です。

 

同じラグジュアリーカードでは、アメックスはHilton Aspireというこれまた年会費450ドルのハイエンドなカードを発行しています。

 

450ドルという年会費は高額ですので、どっちを持とうかな~と悩む人は多いと思います。(自分だけ?)

 

私にとってラグジュアリーカードは「パンドラの箱」のようなもので、ごく一部のカードを除いて年会費無料か、初年度年会費が免除されるカードに絞って申請してきました。それでも年間100万マイル&ポイントが貯まるだけの破壊力が北米カードにはあるので、敢えて高額なカードに手を出す必要はないというのが、少なくとも昨年までの私の率直な考えでした。

 

ただ、前回1月の申請で妻も私も4枚目のアメックスカードを手に入れてしまったので、キャンセルしない限り、アメックスで切れるのは残り1枚のみ。

北米のクレジットカードを紹介する陸マイラーとして、一度くらいラグジュアリーカードを手に入れてみたい・・・と葛藤を抱えていたところに、アメックスの新カード発行のニュースが飛び込んできました。

そこで、半ば煽られたような形でカード会社の思うツボですが、この2枚のカードを念頭に、次回申請するとしたらどちらのカードがよいか・・・ということを考えてみることにしました。

 

比較結果

では、早速2枚のカードを比較してみたいと思います。それがこちらです。

公式サイトの情報を基に、Hilton Aspireのベネフィットを左に、新しく発行されるBonvoy Brilliantのベネフィットを右側にまとめました。

(画像をクリックすると拡大します)

 

Bonvoy Brilliantに加わったベネフィット

Hilton Aspireはこのブログ何度か出てきているので、Bonvoy Brilliantについてコメントしたいと思います。

 

リニューアルに伴ってBonvoy Brilliantに新しく加わったベネフィットが、Ritz、St Regisで使える100ドルのリゾートクレジットです。

Effective March 28, 2019, when you use your Marriott Bonvoy Brilliant American Express Card to book through www.marriottbonvoy.com or by calling Marriott Bonvoy at 1-800-450-4442, for a two-night minimum stay at The Ritz-Carlton® or St. Regis® using the Member Rate named “$100 Property Credit, Luxury Credit Card Rate”, you will be eligible to receive a property credit of up to $100 per booking to be used on qualifying purchases on property. When booking online, you must be logged into the Marriott Bonvoy account linked to your Card account to be eligible to book this rate. When booking by phone, please reference the “$100 Property Credit, Luxury Credit Card Rate” Member Rate. You must confirm you are booking the correct $100 property credit rate at time of booking.

 

見て頂くとわかる通り、同じ450ドルのラグジュアリーカードのHilton Aspireと比べて全体的にベネフィットがやや見劣りするので、100ドルのリゾートクレジットをつけてきたということなのかな~と思います。

コードを使っての事前予約が必要ですが、「滞在ごと」のベネフィットですので年間何度でも使えるのはよいですね!(そうそう何度もRitzやSt Regisに宿泊する人はいないと思いますが・・)

 

その他には特に目を引いたものはありません。

Bonvoy Briliantはメタルカードになると紹介しているブロガーもいるようです(TPG情報)が、まだ確定情報ではないと理解しています。

 

両者を比較してみて

両者を比較してみると、やはりどれだけHilton Aspireが優れているかというのがよく分かります。

 

サインアップボーナス

まずサインアップボーナスについてですが、どちらもプロモーションの実施が行われているか、今後実施が見込まれていますが、見た目の数字上はサインアップボーナスはHilton Aspireが1.5倍です。

ポイントプログラムが違うので一概に比較はできませんが、例えばTPGのこの記事では、Hiltonポイントは1pt=0.6セント、Marriottポイントも1pt=0.9セントくらいで評価されています。これを基に計算すると、HIltonの15万ポイント=900ドル、Bonvoyの10万ポイント=900ドルで両者互角になります。

同じ年会費のカード=同じボーナスということで、アメックスが両者平伏を図っていることの表れだと思いますが、Bonvoy Brilliantのミニマムスペンドが5,000ドルとやや多いので、Hilton Aspireの方が若干有利だと思います。

 

ステータス付与

次にステータスについてですが、Hilton AspireにはHilton最高クラスのダイヤモンドステータスがついてくるので、ルームアップデート、朝食無料(2名まで)、ラウンジアクセスなど色々なベネフィットが期待できます。

他方、Bonvoyはゴールドステータス止まりですので、ルームアップデートのみで、プラチナ組が大量に出ているいまはあまり期待できません。また、朝食無料などのベネフィットも付帯しません。

したがって、この点はHilton Aspireの圧勝です。

 

特典宿泊

続いて特典宿泊についてです。

 

ヒルトンは週末限定ではありますが、クラスの指定がないのでコンラッドなどにも使うことができます。

特典宿泊は1年目からついてくるので、ヒルトンリゾートを使う人にとっては250ドルのリゾートクレジットと合わせて比較的簡単に年会費を回収することが出来ると思います。

 

他方、Bonvoy Brilliantの5万ポイントまでの特典宿泊というのは、新しいカテゴリ=-表ではカテゴリー6のホテルまでの系列ホテルに通常時一泊できるだけのポイントになります(カテゴリー表は下記に記載します)。この点もHIlton Aspireの圧勝だと思います。

 

率直な感想として、全体としてはカードリニューアル後もHilton Aspireの方が大きくベネフィットの点で優れていると感じます。

これだけ両者差があると、今後HIlton Aspireのベネフィットが削られたり、年会費が値上げされたりといった改悪がないかな~といらぬ心配をしてしまうほどです。

 

Bonvoy Brilliantが向いている人

では、Bonvoy Brilliantが向いている人はどんな人でしょうか。

 

Bonvoyグループを使う機会の多い人

まず、当たり前ですが、Bonvoy系列ホテルを使う機会の多い人です。

 

例えば、私の勤めている会社ではSPG/MarriottグループはCorporate Partnerとして出張等の際利用が推奨されています。自然、使う機会が多いので、ステータスがあればそれだけベネフィットにアクセスできる機会が増えてお得です。(もっとも、決済にはCorporate cardを利用するよう言われているのでポイントは貯まりません・・・残念。)

 

プラチナステータスを目指して修行する人にとっては、ゴールドステータス付与&系列ホテルで6%のポイント付与というのもありがたいですよね!

私も今年Bonvoyグループを利用する機会が結構ありそうなので、その際にBonvoyプラチナステータスを目指してみようかな~なんてことも考えています。新プログラムではプラチナチャレンジのためにゴールドステータスは必ずしも必要ではないはずですが、Better than nothingの1枚なのは間違えありません。

 

Bonvoy BrilliantがHilton Aspireと比べると魅力に欠けるという話をしましたが、それはあくまでアメリカでのクレジットカードを比較してみての話。

 

以前、同じアメリカの陸マイラーの陸さんが日米のSPG Amexを比較した興味深い記事を書かれていました。

同じSPG Amexの比較という意味では、日本のブロガーさんでも取り上げている記事がいくつかあるようです。(例えば、私も大好きなブロガーの一人である「やじりどり」さんの下記記事とか)

 

詳しくはリンク先の記事をご覧いただくとして、ここでお伝えしたいのは、Hilton Aspireに比べるとパンチ不足の感があるBonvoy Brilliant(旧SPG Luxury)も日本のSPG Amexに比べるとカードベネフィットの面で23倍程度恵まれているということです。

日本のSPGアメックスカードは日本のブロガーの中では推奨しない人がいないくらい、巷にあふれかえっていますが、それでもアメリカのカードに比べると(少なくとも私には)小粒に見えます。日本ではリファーラル経由での加入で3.6万ポイント、アメリカはオファー利用で10万ポイントですから、サインアップボーナスの面では実に3倍近い開きがあります

 

また、アメリカの新旧カードを比べてみても、SPG Luxuryの発行が始まる以前のSPG Amexの時代でも3.5万SPGポイント(=10.5万Bonvoyポイント)のサインアップボーナスが最高でしたから、今回のBonvoyのクレジットカードの10万ポイントというのは過去のオファーと比べても悪くありません。

 

10万ポイントの価値

実際のところ、カードボーナスでもらえる10万ポイントの価値というのはBonvoyグループのホテルにどこでも無料で一泊できるだけのポイントになります。

下記は新しいカテゴリー表ですが、2月以降に新設される新しいカテゴリー8についても、ピーク時の特典宿泊に必要なポイントが10万ポイントですので、カード発行で最高クラスのホテルに無料宿泊が出来るだけの価値がこのカードにはあるということです。

※プログラムの開始は2月からですが、日本の公式ページ上では下記の一文が掲載されているため、実際のカテゴリー8は4月以降(?)の適用になるのかもしれません。いずれにしても現状は存在しません。

2019年3月までは、今後カテゴリー8に分類されるホテルをカテゴリー7のポイント数でご利用いただけるため、1泊あたり最大25,000ポイントの節約になります

 

すでにご存じのとおり、Marriott/Bonvoyポイントはフレキシブルポイントです。

系列ホテルでの特典宿泊利用はもちろんのこと、40社以上の航空パートナーへの移行にも使えますし、トラベルパッケージとしても使うことが可能です。この点は、BonvoyポイントはHiltonポイントよりも圧倒的に優れている大きな魅力です。10万ポイントの大量ポイントがゲットできる価値は計り知れません。

 

ターゲットオファーが出るか

現在出ているオープンオファーでは期間限定の10万ポイントオファーだけですが、SPG Luxuryが昨年夏にアプライを受け付け始めた際、ターゲットオファーで12.5万ポイントのオファーを既存会員向けに送っていました。

今回同じプロモーションが行われるかはわかりませんが、少なくとも12.5万ポイントがSPG Luxury時代では最高のオファーでした。

 

Bonvoyカードの申請を考えている方は、プロモーションがターゲットされたら申請を考えるチャンスだと思います。逆に言えば、私はどちらか一枚と言われたら、12.5万ポイントのオファーが出ない限りはHIlton Aspireを選ぶと思います。

 

まとめ

今日は新しくカード発行が発表されたばかりのBonvoy Amexについて、その最高クラスのBonvoy Brilliantを例にとってHilton Aspireと比較検討してみました。

新しいカードの発行に伴って最高レベルのプロモーションが実施されることは多いので、カードをゲットするチャンスですが、今回のBonvoy Brilliantはそこまで”Brilliant”なカードには私には思えませんでした。

 

皆さんは違った印象をお持ちでしょうか?よかったらコメント欄などで教えてください。

 

 

参考記事です。

こちらは日米のアメックスゴールドを比較した記事です。比較記事は面白いもので、日米のカードを比較してみたり、北米カードでも今回のように同じランクのカードを同じテーブルで比較してみると1枚のカードベネフィットを見ているだけでは見えてこないメリットが浮かび上がってくることがあります。申請を考えているという人は良かったら参考にされてください。

Hiltonシリーズのパーソナルカードは、3枚ともにリファーラル経由での申し込み限定で過去最高にサインアップボーナスがアップしています。他に当てがないという方は、よろしければこちらの記事にあるリンクを利用されてください。



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Kenji

Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ駐在中。 現在妻、0歳児の長男とニューヨークで3人で生活。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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