【随時更新】ヒルトン・ダイヤモンドステータスでのホテル宿泊時のアップグレードの実績公開。アップグレードはどの程度受けられるのか?

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初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

今日は、このブログでご紹介することが多いヒルトン系列のホテルについて、ずばり『アップグレード』の視点で取り上げます。

 

陸マイラーの間ではヒルトンのダイヤモンドステータスを保有している方や、これから取得してみようかな、と考える方も多いはずです。そんな方向けに、実際にヒルトンのダイヤモンド・ステータスがどの程度威力を発揮するのかを検証するのがこの記事です。


Kenji

私のブログでご紹介している実際の宿泊実績を踏まえて、皆さんにご紹介します




ヒルトン・オナーズ会員ベネフィットの基本

宿泊実績の紹介をする前に、まずはヒルトン・オナーズの会員ベネフィットの基本を振り返ります。

 

会員ステータスごとのベネフィット

まずは会員ごとのベネフィットについてです。

 

下記は以前もご紹介したチャートで、公式サイトに掲載されている会員ごとの特典を一覧にしたものです。

(画像をクリックすると拡大します。)

ヒルトンの会員ステータスで最上級のクラスが「ダイヤモンドステータス」です。

 

この会員ランクになると、

 

ダイヤモンドステータスのベネフィット抜粋

✔ エグゼクティブラウンジへのアクセス

✔ スイートルームを含むお部屋のアップグレード

✔ ヒルトンベーシスポイントが100%加算

✔ 2名までの朝食無料サービス

 

などの、かなり魅力的なベネフィットが付帯します。


Kenji

ちなみに、知っている方も多いと思いますが、ヒルトンの場合はゴールド会員以上で朝食無料サービスは付帯します。マリオットゴールドでも、IHGプラチナでも朝食無料は提供されていないベネフィットなので、明らかにヒルトンだけが優遇されている状況です。消えないことを祈ります・・・

 

北米在住者であれば簡単にヒルトン・ステータスが入手可能

そんなヒルトンの会員ステータスですが、アメリカ在住者であればステータスは簡単に手に入ります。

 

その方法は、秘密でも何でもなく、ヒルトン系列のクレジットカードを手に入れるというものです。

 

アメリカ発行のヒルトンカードは、現状すべてAMEXが発行元で、

 

① Amex Hilton Aspire(年会費450ドル)

② Amex Hilton Ascend(年会費95ドル)

③ Amex Hilton Business(年会費95ドル)

④ Amex Hilton Honors(年会費無料)

 

の4種類がありました。

 

カードごとのベネフィットは、以前もご紹介しましたが、なぜか過去公式サイトに日本語の一覧表があったので、そこから抜粋したものを掲載します。


Kenji

各カードのベネフィットは縦に読んでください。公式サイト上もなぜか歪みがあったので多少見にくくなっています・・・苦笑

(クリックすると拡大します。)

私が保有しているヒルトンダイヤモンドステータスは、Hilton Aspireカードを取得したことによって取得したものです。

 

年会費が450ドルと高額なカードで、一見して、

 

「保有するメリットがあるのか・・・」

 

と思われる方もいらっしゃると思いますが、ダイヤモンドステータスが自動付与される点も含めて、明らかに年会費を上回るベネフィットがあります。

初年度はもちろんのこと、2年目以降についても継続保有することについてのデメリットはない数少ないカードのひとつです。

 

この記事では内容がずれてしまうため詳細は割愛しますが、詳しい内容が知りたい方は、Hilton Aspireのカード紹介を行ったこちらのエントリなどをご覧下さい。


Kenji

ちなみに、SPG AMEXと比べるとブログなどで取り上げる人が少ないですが、日本でもヒルトン系列カードを手に入れることでヒルトンの会員ステータスを手に入れることは可能です。詳しくはこちらのエントリをご参照ください。アメリカのHilton Aspireなどとの比較も行っていて、日本のブロガーとは違った視点で分析しています

なお、ヒルトンカードについては直近でさらにプロモーションの条件が上がっており、いまなら破格のボーナスを獲得することが可能です。以下のエントリで詳しく解説しています。

 

アップグレードがベネフィットに含まれているヒルトン系列ホテルは限定列挙

意外と見逃しがちかもしれませんのでこれも解説しておきます。


Kenji

今日の本題、部屋のアップグレードを考えるのにはとても、とても大事なポイントです

ダイヤモンドステータスがあっても規約上アップグレードがベストエフォートで提供される系列ホテルと、規約上はアップグレードの対象とされていない系列ホテルが存在するのはご存知でしょうか。

 

ヒルトン・オナーズ特典の抜粋(出典はこちらです)

 

ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リゾーツ

  • 空室状況に基づくプリファードルームへのアップグレード
  • 1滞在につき1,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント
  • ホテル内の指定レストランでの毎日のコンチネンタルブレックファスト(会員様および同室にご宿泊のお客様1名様まで)

コンラッド・ホテルズ&リゾーツ、キュリオ・コレクションbyヒルトン、ダブルツリーbyヒルトン、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ、LXRホテルズ&リゾーツ、タペストリー・コレクションbyヒルトン、キャノピーbyヒルトン

  • 空室状況に基づくプリファードルームへのアップグレード
  • 1滞在につき1,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント
  • ご滞在中に毎日無料でご提供するコンチネンタルブレックファスト(会員様および同室にご宿泊のお客様1名様まで)
  • エグゼクティブフロア・ラウンジのご利用(一部の施設のみ。ただし、キャノピーbyヒルトンは対象外となります)

エンバシー・スイーツ・ホテルズ

  • 1滞在につき1,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント、またはお好みのスナックとお飲み物(1滞在につき3セット)

ヒルトン・ガーデン・イン

  • 1滞在につき750ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント、またはご滞在中に毎日無料でお召し上がりいただける、ご注文によりご用意する温かい朝食(会員様および同室にご宿泊のお客様1名様まで)

ハンプトンbyヒルトン

  • 1滞在につき250ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント、またはお好みのスナックとソフトドリンク

トゥルーバイヒルトン

  • 1滞在につき250ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント、またはお好みのスナックとボトルウォーター2本

ホームウッド・スイーツ・バイ・ヒルトン

  • 1滞在につき250ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント、または1滞在につきボトルウォーター2本とお菓子

ホーム2スイーツ・バイ・ヒルトン

  • 1滞在につき100ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント、またはお好みのスナックとボトルウォーター

ヒルトン・グランド・バケーション

  • 1滞在につき2,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント

 

この中で私たちが利用する機会が比較的多そうで、特に見落としがちなのは、「エンバシー・スイーツ」ですかね。。

 

実際、このブログでもナイアガラのエンバシースイーツと、

南部ヒューストンにあるエンバシー・スイーツの宿泊記をご紹介しています。

 

詳しくは宿泊記をご覧いただけたらと思いますが、結果的にどちらもアップグレードはされませんでした。

 

もちろん、ホテル側の裁量でアップグレードされることはありますが、お部屋のアップグレードを狙うのであれば、初めからヒルトンホテルなど、他のより期待度の高い系列ホテルへの宿泊するのがおすすめです。

 

ダイヤモンドステータスでのアップグレードの実績公開

さて、ヒルトンの会員ステータスとベネフィット、ステータスの手に入れ方がわかったところで、実際にヒルトンのダイヤモンドステータスでどの程度のアップグレードが見込めるのか、宿泊実績と合わせてご紹介します。

 

過去の宿泊実績では19滞在中10回のアップグレード

アップグレード実績をレビュー記事のリンク先や、ポイント単価と合わせて、表の形にまとめました。

 

過去2年ちょっとの間に宿泊したヒルトン系列のホテルは、ブログサポーターの方からの寄稿も合わせて19ホテルあります。

 

このうち、アップグレードされたのが10ホテル。割合にして、52%のアップグレード率という結果が出ました(ホテル名は、それぞれの紹介記事へのリンクになっています)。

宿泊時期 宿泊先 予約元 会員ランク アップグレード有無 PT単価(円/pt)
2019年春 ヒルトン・バルセロナ 公式サイト DIA あり 0.52
2019年夏 ヒルトン・トロント 公式サイト DIA あり(3ランクUP) 1.0
2019年夏 エンバシースイーツ・ナイアガラ 公式サイト DIA なし 0.43
2019年夏 ドレイク・ヒルトン・シカゴ 公式サイト DIA あり(2ランクUP) 0.65
2019年夏 ヒルトン・ヒューストン その他 DIA なし 0.5
2019年夏 ダブルツリー バイ ヒルトン ソノマ 公式サイト DIA あり(1ランクUP) 0.5
2019年秋 フードゥーモアブ キュリオCL 公式サイト DIA なし 0.5
2019年秋 コンラッド・シカゴ 公式サイト DIA あり(1ランクUP) 0.5
2019年秋 ウォードルフ・アストリア・バンコク 公式サイト DIA あり(2ランクUP) 0.5
2019年冬 コンラッド・ワシントンDC 公式サイト DIA なし 0.45
2019年冬 ゲイル・サウスビーチキュリオCL 公式サイト DIA なし 1.1
2020年春 エンバシースイーツ・ヒューストンDT 公式サイト DIA なし 0.55
2020年春 ハイライン ヴェイル – ダブルツリー 公式サイト DIA なし 0.5
2020年春 ヒューストン・キュリオコレクション 公式サイト DIA なし 0.5
2020年春 ハンプトンイン・コルビー 公式サイト DIA なし 0.4
2020年春 コンラッド・ニューヨーク(DT) 公式サイト DIA あり(2ランクUP) n/a
2020年夏 ヒルトン小田原リゾート&スパ 公式サイト DIA あり(3ランクUP) 0.42
2020年冬 ヒルトン沖縄北谷リゾート 公式サイト DIA あり(3ランクUP) 0.5
2020年冬 ダブルツリーbyヒルトン那覇 公式サイト DIA あり(1ランクUP) n/a

 


Kenji

これを多いとみるのか、少ないとみるのかは個人の印象によっても違いそうですが、半分以上の確率でアップグレードが期待できるというのはまぁまぁかな、と思います。

 

実績がやや低い理由としては、上で記載の通り、エンバシー・スイーツなど一部ホテルは、規約上アップグレードの対象とされていないことが挙げられると思います。

 

また、一部はクリスマスシーズンなどの繁忙期に宿泊していたり、公式サイト経由でなく予約を入れたりしていますしね。

 

これらを除けば、もっとアップグレードの成功率はアップするはずです。

 

統計学的に考えるとサンプル数が増えれば精度が上がるはずですので、今後もヒルトン系列ホテルに宿泊するたびにアップデートして、母数を増やしていきたいと思います。

 

ポイント単価

上記のチャートには、ポイント単価の情報もわかる限り入れて見ました。

 

あくまで参考程度ですが、北米・日本ともにホテルのポイント宿泊に使った場合のポイント単価は0.5円/pt程度というのが相場というデータが出きます。

 

もちろん、中にはオンシーズンで1.0円程度で使用出来ているホテルもありますが、0.4円/pt程度ではやや単価が低く(=ポイントを使うメリットが薄く)、0.6円程度を上回るような宿泊予約の場合はポイント単価が高いということが出来るはずです。


Kenji

もっとも、これはすべてアップグレード前の客室単価を基に計算したポイント単価ですので、アップグレードを加味するとぐっとポイント価値は上がるはずです

 

アップグレードの価値

では、アップグレードの価値はどの程度あるのでしょうか?

 

これを正確に計算するのは、アップグレードが何ランク行われるのかや、ホテルの値段設定にも左右されますので、一概には言えません。

 

例えばですが、下記は私が2019年にバルセロナを旅行した際に宿泊した「ヒルトン・バルセロナ」の宿泊プランの例です。

この時はもともとのツインルームのプランが、2ランクアップのエグゼクティブルームのアサインになりました。

 

その価格差は、下の通りです。

アップグレード前が一泊151ユーロなのに対して、アップグレード後は一泊248ユーロ。差額にして、何と一泊当たり約100ユーロもの追加ベネフィットを受けることが出来ました。

この例は結構な差額が出た例ですが、イメージとしてはシティビュー→オーシャンビューなどのように、景観のより良いお部屋にアップグレードされるとだいたい数十ドル程度

 

これに部屋のランク自体のアップグレードが加わると50ドル~100ドル以上のアップグレード価値が期待できます。

 

そして、エグゼクティブフロアにアップグレードされればラウンジアクセスが付帯します。

こうなるとさらに50ドル~100ドルの追加ベネフィットがついたと考えることが出来ます(ダイヤモンドであれば元からラウンジアクセスが保証されているため、このベネフィットは確定です)。

 

アップグレードによる追加ベネフィットのイメージ

・景観の良い部屋へのアップグレード:数十ドル程度

・部屋のランク自体のアップグレード:50-100ドル

 

ダイヤモンドステータスの場合、ラウンジアクセスがつくエグゼクティブフロアへのアップグレードが結構な確率で期待できますので、その意味でもステータスホルダーとしては、やはりヒルトン系列のホテルを利用したいというインセンティブが働くと思います。


Kenji

我が家がダイヤモンドステータスを手に入れてから3年ほどですが、アップグレードだけでも少なく見ても毎年数百ドルのベネフィットは享受できています

 

ヒルトンのアップグレード実績まとめ

今日は、ヒルトン・ダイヤモンドステータスでのホテル宿泊について、『アップグレード』の実績をご紹介しました。

 

全体としてアップグレードが通った割合は、19分の10ということで、約半数程度の成功比率です。

 

人によってはアップグレードをどう感じるかはさまざまなはずで、場合によってはアップグレードされても金銭的な価値はあまり感じない・・という方もいらっしゃるかも知れません。

 

また、ヒルトンのダイヤモンドステータスを保有していても、必ずしもアップグレードが受けられるわけではないということにちょっと残念な印象を持ったという方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

これは個人的な感触になりますが、

 

ダイヤモンドステータスで一泊100ドルの価値がある!だからダイヤモンドステータスを是が非でも取得すべき・・・・!

 

とまでは言いませんが、ざっくり半分の宿泊がアップグレードされるとして、それに朝食無料や、ラウンジアクセスがついてとなると、少なく見積もっても、1回あたり数十ドル以上のベネフィットは期待できると考えてまず間違いないと思います。

 

特にホテルに滞在する時間が長くなる傾向のある子連れの家族でホテルライフを楽しむ場合には、旅行のクオリティをぐぐっと上げてくれる心強い味方になると思います。

 

参考記事です。

 

こちらはヒルトン・ポイントプログラムのシステムとベネフィットについて基本から解説したエントリです。2回続きのエントリで、両方読んで頂くとヒルトンのプログラムについてかなり詳しくなれるはずです。

ヒルトングループのポイントを最大限効率よく利用するには、時には予約の取り直しが有効です。下記のエントリでは、私がバルセロナのヒルトンに宿泊した際、予約の取り直しで、3泊合計で200ドル超お得に宿泊できた体験をご紹介しています。







 

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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ駐在中。 現在妻、0歳児の長男とニューヨークで3人で生活。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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