リッツカールトン東京の特典宿泊予約完了:マリオット・ボンヴォイポイントのお得な利用方法を考える

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(2月14日に記事をアップデートしました)

初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。

 

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

さて、今日はマリオット・ボンヴォイポイントのお得な使い方について考えてみたいと思います。

 

タイトルの通り、ボンヴォイポイントを利用して「リッツカールトン東京」の宿泊予約を入れました。宿泊予約を入れたのは2020年のお正月、新プログラム移行期へのスイートスポットを狙ったことで、とてもお得に予約を入れることが出来ました。

 

手元にマリオットポイントが残っている・・・という方は、ぜひ3月までのボーナスタイムにラグジュアリーホテルの宿泊予約を検討されてみてはいかがでしょうか。




マリオット・ボンヴォイポイントの使い方

まずはマリオット・ボンヴォイポイントのホテルポイントとしての使い方を振り返っておきたいと思います。

 

以前もご紹介した通り、マリオットグループではカテゴリー制が取られています。

 

「マリオット・ボンヴォイ」という新しいプログラムは、2月13日からスタートになります。マリオットのアプリや、ステータス表などがこの日付で変更になります。そして、北米ではBonvoy Brilliantなどの新しいクレジットカードも発行が始まります。

 

さらに、ポイントを使った特典宿泊についてもシーズン制(ピーク&オフピーク制)が導入されます。この結果、特典宿泊に必要なポイント数は以下のように変更になります。

※印をチャートにつけたのは意味があります。

このポイント宿泊の新しいチャート表がいつから適用されるかですが、「2月から」「2月13日のプログラム改変と同時に」と記載しているブログもあるようですが、まだ実際のところはわかりません。

 

プログラムの開始は2月からですが、下でも触れる通り日本の公式ページ上では違う記載もされているため、実際のカテゴリー8は4月以降(?)の適用になるのかもしれません。カテゴリー8の開始は3月5日からになると発表がありました。他方で、シーズン制の導入時期はまだはっきりとわかりません。

 

カテゴリー&シーズン制のダブル適用とでも言うんでしょうかね。。

ヒルトンなどもスライダーを使った変動ポイント制を導入していますが、カテゴリー&シーズン制の導入後は、より需要に応じてフレキシブルに(というと聞こえはいいですが、ホテル側に都合のよいように)必要ポイントが変わることになります。

 

また、シーズン制の導入後に年間どのくらいの日数がオフピークに割り振られるのかはわかりませんが、ルール改変がある場合、ユーザーに有利になるケースはあまりないので、改悪の色合いが強いと捉えた方がよいでしょう。つまり、ピーク時の設定が多くなることですね。

 

クリスマスにお正月、夏休みなど、みんなが旅行に行きたい時期というのは重なるはずですから、残念ではありますがある意味当たり前の結果と言えます。

 

なお、マリオット・ボンヴォイグループホテルのカテゴリーは、下記のリンクから全て確認が出来ます。

 

カテゴリー8の登場

運用開始は2019年3月5日から

現行のカテゴリー表は、SPGとマリオットの統合第一弾が行われた2018年8月から適用が開始されました。

 

また、当初は「カテゴリー8」は発表だけされたものの運用はされておらず、20191月から導入と当初言われていました。(なので、巷には201881日~1231日までがボーナスタイムだという記事が転がっているというわけです。)

それが2月にずれ込み、とうとう公式ページ上は下記のとおり「2019年3月までは」というふんわりとした記載に変わってしまいました。

2019年3月までは、今後カテゴリー8に分類されるホテルをカテゴリー7のポイント数でご利用いただけるため、1泊あたり最大25,000ポイントの節約になります

ずいぶん目まぐるしく変わっていますよね・・・ユーザーを振り回しているといってもよいと思います。

「カテゴリー8」の新設はユーザーにとっては必要ポイントが多くなってしまって改悪です。が、システムの混乱なのか、実際のカテゴリー8の運用開始がずれ込んでいるというのは、ホテルにカテゴリー7のポイントである6万ポイントで宿泊できる期間が延びてくれてよいことです。


Kenji

運用開始がずれ込んでいるいまこそが、本当の「ボーナスタイム」といえそうですよね

 

カテゴリー8になるホテル

カテゴリー8になる予定のホテルは既に上記でご紹介したホームページ上で確認が出来ます。

日本では、下記5つのブランドがカテゴリー8として設定されました。

 

カテゴリー8になるホテル

・ザ・リッツカールトン東京

・ザ・リッツカールトン京都

・翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル

・ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町

・セントレジデンス大阪2月の新しいカテゴリー発表によりカテゴリー7へダウングレードされました

 

ランクアップ後は、特典宿泊に必要になるポイント数がピーク時で10万ポイントになります。

 

これがいまはカテゴリー7のままで、しかもポイントプログラムの移行期でなんと6万ポイントで予約が可能ということで、マリオットポイントをお持ちの方が目を皿のようにして予約合戦に励んでいるというわけです。

 

350日先まで予約が可能

マリオット・ボンヴォイグループのホテルはいつまで予約が可能なのでしょうか。

 

答えは350日先までです。

これは公式サイトで宿泊日付検索をしてみればすぐにわかります。例えばこの記事を下書きしたのは2月2日ですが、公式サイトで部屋の検索をすれば、太い黒字に反転している2020年1月18日(=350日先)まで検索が可能なことがわかります。

 

ということは・・

 

 

公式サイトにある、「2019年3月までは」という文言を2019年3月31日としてとらえると、6万ポイントでカテゴリー8のホテル予約が可能なボーナスタイムは、2020315日まで(?)ということが推測できます。

新しいカテゴリー表は2019年3月5日より有効になる旨の発表がありました。

ただし、これが3/5より前にそれ以降の日にちについてした予約については旧カテゴリーでの予約が有効なのかについては疑問が残るところです。

(もちろん、2月13日のシステム変更で変わってしまう可能性や、3月の途中で急に終わってしまう可能性だってあります。最悪、新プログラム移行後は必要ポイントがバックデートで置き換わって10万ポイントとの差額をチャージされたりする可能性もありそうです・・・)

 

というわけで、いまはボーナスタイムの延長戦に入っているということです。

 

私が予約を入れたホテル

では、今回私が予約を入れたホテルをご紹介したいと思います。2つあります。

 

リッツカールトン東京

まずはひとつめ。記事のタイトルにもあるように、「ザ・リッツカールトン東京」です。

(写真は公式サイトから抜粋させて頂きました。)

 

リッツカールトンはこれまで私は一度も泊まったことがないホテルです(まぁ、リッツに限らず、高級ホテルにはほとんど縁がありませんでしたが。苦笑)。

 

今回のスイートスポットを知っていたので、数年ぶりの日本で迎えるお正月は、リッツに泊まってみようかな~と狙いを定めていました。

 

定めていたのです。

 

が・・・

 

 

実際に予約を取ろうとして見たところ、なんと「サービス料」なる名目の追加料金が上乗せされていました。その金額なんと2.3万円

さらに消費税も上乗せされて、手出しの金額だけで2.5万円になってしまいます。

せっかくポイント宿泊できるのにこれはないよな~と思って、半ば諦めて他のホテルを探すことにしました。

 

すると、ある日「ママのマイレージ マイライフ」さんがこんな記事を投稿していることに気づきました。

 

どうやら、システムのバグによる誤請求だったようです。

 

なんじゃそりゃ・・・という感じですが、システム統合に伴って、色々なところでバグが出ているようです。(怖いですね。)

 

サービス料金がかからないとわかったので、気を取り直して、さっそく私も予約を入れました。

1/1の元日予約で、値段は東京都宿泊税400円のみ。もちろん、今回は画面もしっかりキャプチャしておきます。

 

有償で宿泊の場合ですが、なんと素泊まり一泊23万円です。さすがにこれは手が出ませんね。。。

 

23万円のホテルに6万ポイントで予約が入れられたので、ポイント単価は驚きの3.8円です。マリオットポイントの価値は、一般的に0.9セント/ptくらいと言われていますから、とてもお得な使い方ですよね。

帰任して数年ぶりに日本で迎えるお正月・・・初詣に繰り出しがてら、リッツカールトンに宿泊できるなんて、毎日東京に通勤で出ている私ですが、やはり心躍るプランです。

 

カテゴリー改変のボーナスタイムで、かつ、お正月というハイシーズンだからこそのスイートスポットだと思います。

 

ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町

2つめが、赤坂の「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」です。

(写真は公式サイトより)

 

実は、予約を入れたのはこちらの方が先でした。

リッツカールトン東京のサービス料に納得がいかなかったので、サービス料がチャージされないこちらのホテルを代わりに押さえました。

 

こちらも同じカテゴリー7の設定で、必要ポイントは60,000ポイントです。こちらも必要なのは、東京都宿泊税の400円のみ。

有償の場合は7.4万円でした。

同じカテゴリー7なのに、リッツカールトンとはずいぶん違いますね・・・

1月1日の枠がもう空いておらず、数日ずらしたのはもちろん影響しているのだとは思いますが、それにしてもばらつきがあります。何故でしょう。。

 

たぶんこちらをキャンセルすることになるかな~と思っていますが、いずれにしてもカテゴリー8になるはずのホテルですので、これを逃すとなかなか宿泊の機会はなさそうです。

 

残ったポイントの使い方を考える

カテゴリー制移行期に生まれたスイートスポット以外に、マリオット・ボンヴォイポイントのうまい使い方があるでしょうか。

 

有名どころでは、マリオットではもともと「トラベルパッケージ」というホテル宿泊券+航空マイルのセットに変えてもらえるパッケージプランが人気でした。

ただ、2018年夏の新プログラム移行後の評判はどうもいまひとつのようです。例えばPlatinum Huterさんの下記記事とか。

The Points Guyでは”Terrible”と酷評されてますね。。

 

トラベルパッケージのチャート表はリンク先を参照頂くとして、私も変更後のトラベルパッケージには魅力を感じません。

マリオットには5泊連泊の場合5泊目が無料になる「フリー・ナイトアワード」という特典もあるので、リゾートに5連泊してバケーションを楽しむプランを考えた方がポイントの使い方としてお得な気がします(私だけ?)。

 

 

マリオットポイントは、もともと約20万ポイントを保有していました。

 

上記のどちらかをキャンセルするとして、これで手元に残るマリオット・ボンヴォイポイントは、20万△6万=約14万ポイント。

 

本当は、帰国翌年2020年のホリデーシーズンや、夏の長期休暇などに使いたいな~と思っていたのですが、14万ポイントではとても足りません。

 

5泊連泊のプランを使ってうまくポイント単価を上げていきたいと思っているので、新しく発行されるBonvoy Amexで+10万ポイントをゲットして、24万ポイントとしてカテゴリー6に5連泊するアイディアを考えています。

 

ただ、以前紹介したHilton Aspireとの比較記事でもご紹介したように、ヒルトンやハイアットなどのポイントプログラムと比較すると、マリオットにはどうもお得なイメージがわきません。(日本のマイラーさんの記事でそこら中にマリオット+SPGアメックス押しの記事が溢れているのが否応なしに目に入ってくるので、食傷気味になっているだけかもしれません。)

 

そもそもマリオット・ボンヴォイとはこれを機に手を切るという選択肢もありかな・・・と思ったりもしています。結論出ずです。

 

 

まとめ

今日は2月から新しく運用が開始する「マリオット・ボンヴォイ」プログラムの紹介と、そのポイントのうまい使い方について考えてみました。

 

ホテルポイントで特典宿泊を利用する際は、「これは本当にお得!」と思えるものか、「ここで泊まったら素晴らしい思い出になるに違いない」という使い方をしたいな~と思っています。

ブログで紹介している以外にもいくつかホテルには泊まっていますが、ご紹介していないのはあまり思い出に残らない使い方だったというだけの理由です。せっかく時間を取って記事を書くなら楽しみながら書きたいですし、読んで頂く方にもワクワクして頂きたい・役立てて頂きたいというのが率直な気持ちです。

 

その点、カテゴリー8にランクアップ予定のホテルお得に予約できる今の状況は、(プログラム移行後も6万ポイントの予約が有効であればという条件付きですが)「本当にお得!」な使い方には間違いないでしょう。マリオットポイントがまだ手元にあるという人は予約を検討してみてはいかがでしょうか。

 

今後は、まずは2月13日のマリオット・ボンヴォイプログラムの稼働に注目。

そして、公式ページ上「3月まで」と記載されているのが具体的に何日までなのか。さらに、新プログラム稼働後も稼働前に完了した予約については、旧カテゴリー&ポイントでの予約が有効なのかについて注目していきたいと思っています。

 

参考記事です。

 

こちらは私が12月にWyndhamというホテルグループのポイントを使って宿泊したカンクン・オールインクルーシブの宿泊記です。このリゾートはポイントの使い方としてもとてもお得でしたし、思い出に残ったという意味でも我ながらとてもいいポイントの使い方だったな~と思っています。

アメリカではホテルポイントだってクレジットカード発行で大量に貯めることが可能です。こちらのエントリでカードボーナスでホテルポイントがもらえるクレジットカードを10枚まとめてあります。



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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ・ニューヨークに駐在して2019年7月に日本へ帰任。 ニューヨークでは長男に恵まれ、妻と3人でマイル&ポイントを駆使しながら旅行を満喫。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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