海外旅行者・駐在員にiPhoneのSIMフリー化を勧める3つの理由
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
さて、本日は携帯電話のSIMロック解除(シムフリー化)について取り上げます。
特に海外に旅行される方、海外赴任者の方にとっては、携帯をシムフリー化することで、そのまま現地のキャリアを使える大きなメリットがあります。今日はそのシムフリー化のメリットを3つご紹介したいと思います。
SIMって何?
SIMフリーとか、SIMロック解除という言葉をニュースでよく耳にしたのは5,6年ほど前、ちょうど総務省が携帯キャリア(ドコモ、auとSoftbank)にシムロックは市場の競争要因を阻害するとしてシムロックの是正措置を求めたことがきっかけでした。
そもそもSIMとはなんでしょうか?
ほとんどの携帯電話には「SIMカード」という小さなICチップカードが挿入されています。このSIMカードには、契約者の電話番号や契約情報などが記録されています。
新しいスマートフォンを購入して、お店で交換を依頼しなかった方はクリップなどを使って自分で交換したという方も多いかもしれません。
私もSIMの入れ替えをしますが、上の図のようにクリップをまげて使っています。
iPhoneの場合は右上にSIMの差込口があります。
従来、日本では例えばドコモのSIMカードはドコモの携帯電話しか使えないようにロックがかかっていました。これをSIMロックといいます。「SIMロック解除」が出来ると、ドコモの携帯に指していたSIMをソフトバンクやau、あるいは最近話題の格安スマホに指して使えるようになり、キャリア間の乗り換えが容易になります。
iPhoneのSIMロックの状況
ではiPhoneを例にとって、SIMロック解除できるか調べてみましょう。
SIMロックが解除できるためにはいくつかの条件を満たしていなければなりません。
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2015年5月以降に発売された機種であること
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SIMロック解除に対応しているモデルであること
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購入から半年が経過していること(一括購入の場合を除く)
iPhoneの場合は、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plusが該当します。これから発売するiPhone10なども含まれてきますね。
SIMロック解除のメリット
次に、SIMロック解除のメリットを3点ご紹介させて頂きます。
MVNO、いわゆる「格安スマホ」への乗り換えが容易になる
まずこのメリットが一番大きいと思いますが、連絡先などの個人情報の入ったSIMカードをキャリア間で持ち運べるので、「格安スマホ」への乗り換えが容易になります。
私はアメリカに在住しており、渡米前にSoftbankの契約を「電話番号預かりサービス」でそのまま残してきましたが、帰国後は格安スマホに乗り換えたいと思っています。
最近気になっているのはDMMモバイルと、マイネオ、BIGLOBEモバイルあたりですかね。
格安SIM / 格安スマホ に替えるなら BIGLOBEモバイル
回線:DoCoMo、au(10/10以降スタート)
最低利用期間: 開始日を含む月の翌月から1年間
データ通信量ごとの月額料金表は以下の通りです。
なお、BIGLOBEモバイルはドコモから回線をレンタルしているため、DoCoMoのスマホをお持ちの方はSIMを入れ替えるだけですぐに利用できます。
また、auも10/10以降サービスが開始され、そのまま使うことが出来るようになりました。
他方、ソフトバンクのスマホは契約前にSIMロック解除が必要になります。
格安SIM / 格安スマホ に替えるなら BIGLOBEモバイル
特にBIGLOBEモバイルは2017年11月12日現在ポイントサイトの「ハピタス」で大々的なキャンペーンを行っており、最大15,000ポイント(=15,0000円相当。ただし条件があります。)がもらえると同時に、BIGLOBEからも最大15,600円キャッシュバックが受けられます。
合計、最大3万円。凄すぎです。いまはまさに格安スマホのキャンペーン真っ盛り。自分も日本にいるならぜひいま乗り換えたかったです・・・
(http://hapitas.jp/tieup/biglobe)
なお、ハピタスは頻繁に紹介・新規登録キャンペーンを行っており、最大1,000ポイント獲得が可能です。
私のバナーは以下になりますのでよろしければこちらから登録してみてください。下記リンクよりより登録で、入会キャンペーンとは別に、誰でも30ptもらえます。
いま日本に暮らしていて、「スマホの乗り換えを検討している」「ポイントサイトを使ったことがない」という方でしたら、 これを機に登録されてBIGLOBEスマホに乗り換えると
・BIGLOBEから最大15,600円キャッシュバック
・ハピタス登録で30PT(30円相当)
・ハピタスxBIGLOBE MOBILEキャンペーン登録で15,000ポイント(15,000円相当)
・ハピタスの新規登録キャンペーンの達成で1,000PT(1,000円相当)
の獲得が可能です。なんだかウソのようなお得な話ですよね。
なお、BIGLOBEからのキャッシュバックはデータ通信との3G以上プランをスマホとセットで申し込むことが条件のようです。申し込みの際は必ずご自身で確認されてくださいね。
古いスマホを使ってデータ通信端末として楽しむ
意外な活用方法がこれかもしれません。
みなさん買い替えた後の古いスマホってどうされてますか?
クリーンアップして業者に持ち込む方もいれば、買い替え時の下取りで出される方、データ専用端末として家族や自分の2台目スマホとして活用されている方さまざまではないでしょうか。
もし買い替え前のスマホをお持ちの方がいれば、SIMフリー化 x MVMOの契約で外でも使える文字通りの「格安スマホ」として蘇ります。
海外居住・出張時に日本で購入したスマホを利用できる
私の使い方がこれです。
皆さん海外に旅行に行かれる際、データ通信ってどうされてますか?
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キャリアが提携している現地の携帯事業者が提供しているネットワークに通信接続する
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モバイルデータ通信をOFFにしてホテル・空港などのWifiでのみ使用する
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空港などでポケットWifiを手配していく
いくつか方法が考えられますが、もし1週間以上のまとまった期間で旅行や出張に行かれるのであれば、上記に加えてぜひ
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SIMフリー化したスマホに現地通信キャリアのSIMを付け替えて現地の携帯として使用する
を選択肢に加えてください。
これによって、
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通信料のコストが削減できる
⇒たとえば、海外Wifiの貸し出しで有名な「イモトのWiFi」の場合、アメリカで1週間レンタルすると500M/日のプランが一日当たり1580円なので、11,060円になります。
これに対して、AT&Tのプリペイドプランの場合、SIMカードを調達できれば$30~$65ドルで1月利用できます。
下の図のみではわかりませんが、たとえば$45のプランの場合、ひと月当たり6ギガまでのLTE通信料金が含まれています。
110円換算で5000円程度なので、日本のキャリアと比べてもかなり格安なのがわかりますね。
AT&T PREPAID (GoPhone), Payment (Refill) & Account Support
AT&T Prepaid phoneの料金表
したがって、アメリカへの1週間旅行するとした場合、SIMカードさえ調達できれば半額以下(!)でスマホが使えるということです。
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日本で直前まで設定しておけば、現地に入ってすぐ利用が可能
⇒海外のSIMカードは原則として現地で調達することになりますが、いくつかの国のSIMカードはAmazonなどでも購入が可能です。
渡航前に直前まで設定しておいて、現地の空港でSIMを抜き差ししてアクティベートすればすぐにモバイルネットワークが利用可能。これによって現地に入ってすぐにGoogleMapやインターネットへのアクセスが可能になります。
たとえば私の場合、アメリカに移住する前に、AT&TのSIMカードを購入しました。
登録を日本で済ませて羽田空港で出国待ちの間にソフトバンクを電話で休止。その場ですぐSIMを入れ替えておいて、JFKに降り立ったらAT&TのSIMのアクティベート完了。なんのストレスもなくインターネットへのアクセスが確保できました。
AT&TのSIMカードをアメリカで設定した例は以下のブログでも詳しく紹介されていましたのでトライされる方は合わせて参考にしてください。
編集後記
最初ハピタスキャンペーンについても詳しくご紹介しようと思っていたのですが、読み返してみて、エントリがだいぶ長くなって散逸してしまっていたので、編集段階で大幅にカットしました。
1記事1テーマで絞って書いていきたいと思っていますが、やはり文章を書くというのはなかなか難しいですね。。
本文の中でも触れましたが、ハピタスは大変お得なポイントサイトですので、改めてご紹介したいと思います(ちょうど次のブログテーマが出来ましたね)。
さて、次回はこのシリーズ最後です。Uberなどのシェアサービスについてご紹介したいと思います。
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