2023年11月最新：関西空港（KIX）の「ぼてぢゅう」でプライオリティパスを使って「お土産セット」をゲット。注意点も解説

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こんにちは、アメリカ駐在員のKenji（@sorakoge）です。

 

今日は関西空港にある「ぼてぢゅう」のレポートです。プライオリティパスを使って無料で「お土産セット」を頂いてきましたのでその内容を注意点とともにご紹介します。

関西空港（KIX）の「ぼてぢゅう」はプライオリティ・パスが使える

ぼてぢゅうの概要

まずは概要から。

 

「ぼてぢゅう」は言わずと知れた大阪発祥の老舗お好み焼き屋さんで、関西空港の制限エリア内レストランフロアにも出店しています。

 

昭和21年創業。大阪で77年以上の伝統を誇るお好み焼の老舗です。創業者が戦後の復興期に「みんなのお腹を満たす、おいしいものを」という想いから生まれたお好み焼は、いまや日本を代表する粉もん料理です。
今では定番となっているお好み焼にマヨネーズを味付けするアイデアは当店が最初。外はさっくり中はふんわりと焼き上げた元祖とん玉や、まかないメシから商品化した”もりだくさん”でボリューム満点の発祥モダン焼、三種類のソースを巧みに使用している伝承の秘伝太麺焼そば、外はカリッと中はトロっとした食感が自慢の絶品たこ焼等、先人から受け継いできた本物の大阪発祥のご当地グルメの数々を取り揃えております。

 

レストランはセキュリティチェックを抜けた制限エリア内。お土産屋さんや、レストランが立ち並ぶ一角（番号でいうと３２番）に存在します。

制限エリア内にあるということさえ押さえておけば、普通に通行していれば、高確率で素通りせずに目の前を通るはずです。

 

利用レポート

お店の前にもでかでかと「プライオリティパスご利用できます」の看板が。さすが商魂たくましい大阪のお店という感じですよね。

お店に並びます。

帰りの出発便の際は昼間だったこともあり７－８人が列を成していました。利用時間帯によっては、番が回ってくるまでの余裕を見た方がよさそうです。

下でもご紹介しますが、我が家の場合は対象となるプライオリティパスを一枚しかもっていないため、店内には入らずにテイクアウト（いわゆる「お土産セット」）を注文します。

 

出てきたメニューがこちら。

「ご当地グルメセット」の名称で、ちょうどPPのクレジット対象となる3,400円で売られています。

 

セットメニューは、上記の①～④をセットで選ぶ仕組みです（③のコロッケは決まりで、①、②と④をその場で選択します）。

 

いただいたお土産セットがこちら。オペレーションも慣れたもので、移動しやすいようにビニール袋に入れて手渡してくれます。

注文してから出てくるまでに５－１０分といったところ。関西空港からの到着便は朝が早かったので並んだのは２名のみで、レストランに並んで受け取る前にわずか１０分。

 

他方、関西空港からの出発便は午後の込み合う時間帯だったこともあり、７－８名が並んでいて、受け取るまでに１５－２０分ほど待ちました。

 

プライオリティパス使用時の注意点

ここからは、プライオリティパスを使って「ぼてぢゅう」を利用する際の注意点についてお伝えします。

 

アメックス付帯のプライオリティパスは対象外

まずこれは有名な話ですが、アメックス発行のクレジットカードに付帯するプライオリティパスは、レストランでの利用はベネフィット対象外になります。

 

アメリカのクレジットカードであれば

・AMEX Platinum／AMEX Platinum Business

・AMEX Hilton Aspire（ただし、カードリフレッシュに伴って２０２４年からそもそもPP対象外）

・AMEX Hilton Surpass／AMEX Hilton Business

・AMEX Marriott Bonvoy Brilliant

 

に付帯されている「Priority Pass Select」が除外対象となります。

 

同伴者（ゲスト）の扱いに注意

続いても要注意。プライオリティパスには「同伴者」（ゲスト）という概念があります。

 

これが曲者で

・一緒に訪れた人は常に同伴者扱いされる

・カードによって同伴者料金が請求されないこともある（チャージされると考えた方が無難）

・同伴者料金は固定で請求される（ぼてぢゅうの場合注文にかかわらず3,400円）

 

などの注意点があります。

 

例えば我が家の場合、PPは夫婦ともに保有しているものの、妻のカードはアメックスのHilton Aspire付帯のカードです。

 

ぼてぢゅうはサービス対象外のため、実質夫婦で使えるカードは私が保有しているPP一枚のみ。この場合、夫婦でぼてぢゅうを訪れると妻は「同伴者」カウントされます。

具体的には、レジで6,800円がチャージされますが、そのうち3,400円分のみがクレジット対象となるため、残額3,400円はクレジットカードに請求される・・・という流れです。

実際にいくら頼んだかは関係ないため、二人以上で訪れる際は注意が必要です。

 

レシートをもらったら必ず「同伴者」（ゲスト）の欄の記載がどうなっているかをその場で確認することを推奨きます。

 

到着便の場合は荷物のピックアップに注意

続いての注意点は、受託手荷物の扱いです。

 

到着便の場合はスーツケースなどの荷物を預けていることも多いと思います。

 

チェックインした荷物の受け取り場所はレストランエリアを抜けた後にあり、受け取り場所からレストランエリアには引き返しは出来ません。

 

これが困るのが小型便のケースや乗客が少ないフライトのケースで、「ぼてぢゅう」に立ち寄っているうちにスーツケースが放り出されてしまう・・・なんて事態も起こりえます。

 

時間のかかる店内利用はもちろんですが、お土産セットの持ち帰りの場合にも、お店が混み合っている場合は諦めざるを得ない場合もあると考えておきましょう

 

メニューがなくなる時もある

最後は、参考です。

 

特にお昼以降に起こり得そうですが、時間帯によってお土産セットのメニュー自体が品切れになっていることかあります。

 

わが家が訪れた際は、メニューのうちみしまコロッケと、ヨーグルトスムージードリンクが何品か欠品していました。

こちらが当日カウンターで提示されたプライオリティパスを使った利用の注意書きです（２０２３年１１月現在。クリックすると拡大します）。

 

まとめ

本日は関西空港にある「ぼてぢゅう」をプライオリティパスを使って利用した体験談をお伝えしました。

 

使い方にはやや「癖」がありますが、PPで実質無料で受けられるベネフィットとしては非常にありがたい限りですよね。特にご紹介した「お土産セット」はお店でゆっくり出来ない状況でもさっといただけてメリット大です。対象カードをお持ちの方はぜひ立ち寄られてみてください。

参考記事です。

 

こちらは昨年シンガポールを訪れた際に利用したプライオリティパスラウンジの紹介。PPラウンジであれば（当たり前ですが）AMEX発行のPPでも問題なく利用できます。ここのラウンジはメニューも豊富で評価は高かったです。

シンガポール チャンギ国際空港のプライオリティラウンジ：SATS PREMIER LOUNGEの様子を写真付きで紹介

タイで訪れたプライオリティパスラウンジの紹介記事はこちらです。

バンコク：スワンナプーム空港のプライオリティラウンジ：Miracle First Class Loungeの様子を写真付きで紹介