【リファーコード付き】『ハナセル』(HanaCell)の加入方法・ベネフィットを徹底解説。アメリカ在住なら日本への一時帰国中もデータ通信が使えて便利!
2021年11月19日:最新のプラン情報を反映する形でリライトしました
2019年6月19日:記事初出
初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
今日は、アメリカの格安SIMのひとつ、ハナセル(HanaCell)について、その魅力と契約の方法をご紹介します。
Kenji
料金が他社と比べて格安で魅力的なのはもちろん、サポートとも日本語でやり取り出来て、日本帰国の際も特別な設定なくそのまま使えます!クーポンコードも一緒にご紹介しますのでアメリカ在住者・移住予定の方はぜひ参考にされてください
『ハナセル』(HanaCell)を紹介しようと思ったきっかけ
ハナセルを紹介しようと思ったきっかけは二つです。
ひとつめは、ハナセルの提供する通信サービスのコスト・ベネフィットの高さです。
過去に利用していた格安SIMの「H2O」はデータ通信がついていなかったこと。料金体系はお手頃で納得していたのですが、やはりデータ通信付きでのプランを探していました。そんなときに知ったのが、この「ハナセル(HanaCell)」でした。
我が家は2019年の夏に帰任したのですが、帰国後も日本でしばらくアメリカのTEXTを利用したいというニーズもあったので、日本でも利用できるという点でも、ハナセルが提供するサービスに大きな魅力を感じました。
Kenji
後ほど紹介しますが、一時帰国の時などにもとても便利です!
理由の二点目は、ハナセルを紹介しているブログがほとんどなかったということ。
日本人向けのアメリカ格安SIMというキャッチフレーズにもかかわらず、意外にもこのサービスを紹介している人はほとんど見かけませんでした。
実際、私も今回「アメリカ国外でも利用できる格安SIM」で検索を掛けてみるまで、ハナセルのことは知りませんでした。
サービス自体はとても優れているので、もっとアメリカ在住者、移住者に知ってもらいたい!ではせっかくなら私のブログで取り上げてみようと思ったというわけです。
格安SIM『ハナセル』(HanaCell)のメリット3点
では、実際にHanaCellを契約・利用してみて感じた魅力を3点、ご紹介したいと思います。
メリット1: 料金が安い
まずメリットの第一は、何といってもその値段です。
(以下、画像は全て公式サイトからの抜粋で、2021年11月時点の情報です)
月々の利用料金は、通話・テキストのプランであれば9.99ドル/月から。
例えば、下記はアメリカ赴任当初に利用していたアメリカの通信大手AT&Tが提供する「Go phone」というプリペイド・プランです。
見ていただくとわかる通り、1Gのデータ容量のプランで、Auto payのディスカウント付きで30ドル、Auto payなしなら35ドルという値段です。
(出典は公式サイトです。画像をクリックすると拡大します)
これに比べて、ハナセルなら2Gのデータ通信を付けても月29ドル。
アメリカの大手キャリア(AT&T、ベライゾン、T-Mobile)よりも値段が格安なのはもちろんのこと、北米で展開する他の格安SIM業者と比べても価格競争力のある料金設計だと思います。
Kenji
我が家は月29ドルの、2Gのデータ通信付きプランを契約しました。最近は公衆WiFiが発達してきているので、2Gもあればデータ通信量は十分なのかなと思います
メリット2:海外(日本含む)でも通話・テキストがそのまま使える
メリットの2点目は、日本でも音声通話・テキストがそのまま利用可能である点。
北米在住の場合、アメリカから海外へ旅行に行ったり、あるいは日本へ一時帰国したりといった機会が年数回はある方が多いのではないでしょうか。
他の格安SIMと契約している際そんなときに困るのが、海外で音声通話や、TEXT(メールサービス)の利用が出来なくなってしまう点。あるいは、提供されていても料金が高額となってしまうケースも少なくありません。
この点、HanaCellの場合、特に米国外での通話や、TEXTの利用料金がとても良心的なのが助かります。
HanaCellの料金体系の概要
✓ 米国→米国外への通話は$2.50/分、米国外へのTEXTは使い放題
✓ 米国外(日本含む)→国内外への通話は$0.27/分、米国外でのTEXT利用は$0.10/通
✓米国外でのデータ通信:$0.27/MB(1GBあたり$276)
Kenji
気を付けなければいけないのがデータ通信で、現行サービスでは1GBあたり$276と高額になります。HanaCellの公式HPでもデータローミングをオフにし、米国外でデータ通信を利用しないように注意喚起がされているので、それに従ってください
ちなみに・・・HanaCellでは2021年途中に実施されたサービス改定により、料金体系も変わりました。
以前は、「国際ローミング」について別の料金体系が適用されておらず、米国外での使用も低速にはなるものの、データ通信、TEXTが使い放題でした。この点は少しだけ注意が必要です。
サービス改定前の料金表(※いまは米国外の利用は有料ですので気を付けてください。赤丸部分が大きな変更点です)
ちなみに、2021年11月現在、上記でご紹介した料金体系で利用が可能な米国外の国は、全部で下記の170か国の国と地域になります。
(画像をクリックすると拡大します。)
2021年夏のサービス改定前は210の国・地域が対象だったため、少しだけ減りましたね・・・
いずれにしてもこれだけリストされていると、私たちが日常行く機会のある国はほぼカバーされていると思っていて大丈夫そうです
メリット3:日本語でやりとりが可能
メリットの最後は、日本語でやり取りが可能であるという点。
ハナセルは、「日本人のためのアメリカ携帯」というコーポレート・キャッチコピーが示すように、主にアメリカ在住の日本人をターゲットにした格安SIM業者です。
そのため、やり取りは全て日本語でやり取りが可能です。
もちろん、アメリカで生活する以上英語漬けになるために英語でやり取りをしたい・・・
なんていう方も多いとは思いますが、アメリカのサービス業のクオリティを考えると、やはり日本人のきめ細やかな対応が受けられるのは大きな魅力の一つでしょう。
Kenji
ウェブサイトはもちろん、契約手続きのやり取りもTwitterも全て日本語でアクセスが可能です
『ハナセル』(HanaCell)への申込の方法
では、ここからは、『ハナセル』への申し込みの方法と、お得な申し込み方法について解説します。
申込の手順
まず申し込みの手順について、画像付きで解説します。
といっても簡単です。
ハナセルのページ上で希望するプランの料金の下にある『お申込み』をクリックします。
続いて、電話機の必要有無を選びます。
私の場合は、SIMフリーのiPhoneとZTEの端末があったため、SIMのみのプランを選びました。
Kenji
SIMカードのみの場合、コストは9ドルです。配送料は通常便であればかかりません
続いてオプションの選択です。
特に必要なければここは飛ばして頂いて構いません。選択した料金プランが表示されるはずですので、もう一度正しいかを確認してください。
画面をスクロールすると、SIMカード(+本体)の配送先を選択する画面が現れます。
スクショでは日本を選択していますが、アメリカでも配送は可能です。配送は通常便なら無料で対応してくれます。
Kenji
アメリカの場合、最初3桁はエリアコードですので、日本への配送であってもアメリカ居住の予定地のZIPを入力してください
続いて、配送先の住所を入力します。
次画面では、連絡先のEmailアドレスと、支払方法を入力します。
カードはVISA、Master、アメックスとJCBが選択できるほか、Paypalでも支払いが可能です。
次画面で申込内容の確認をして、誤りがなければ送信すれば申し込みは完了です。
なお、申し込みは北米でも、日本からでも可能です。
Kenji
これからアメリカに赴任予定の方が、渡米前にアメリカの携帯番号を取得しておきたい・・・なんて時にも便利ですね!
マイページへのログインはシステム登録が済んでから
登録の注意点としては、マイページへのログインは、申し込みをしてすぐにできるようになるわけではありません。
ハナセル側でシステム登録が済むと、ログイン用のURLが登録したメールアドレスに送られてくるため、それを待つ形になります。
申込みが完了すると、翌日には『My HanaCellオンラインシステムのログイン情報のお知らせ』という件名のメールが届くはずです。
そのメール本文にあるURLをクリックすると、初期パスワードの設定が出来ます。
これが済むと、マイページへのログインが可能になります。
SIMカードのタイプ・配送と利用にあたってのコツ
別途、回線開通のお知らせメールが届くはずですので、SIMカードが手元に届いたら手順に沿って初期設定を行います。
アメリカの場合、SIMカードはFedexで、申し込みから2営業日で届きました。
SIMカードの他、簡単な説明書きが同封されていました。
SIMカードには、標準SIMとマイクロSIM、ナノSIMというサイズの異なる3つのカードがありますが、必要な形に自分でカットして利用できるタイプですので注文時に特に考える必要はありません。
Kenji
なお、画像を見て頂くと気づかれたと思いますがハナセルはT-Mobile系のネットワークを利用しています。たとえばもともとAT&Tのネットワークを利用していた場合、SIMのアンロックをする必要があります。アンロックの方法については、詳しくはこちらの記事を参考にしてください
日本一時帰国でデータ通信の利用が見込まれる人は「ジャパンSIMカード」が有効
上で解説の通り、HanaCellの米国外での利用は国際ローミングの対象になるため、モバイルデータ通信が高額になります。
これを避ける手段としてはローミングをOFFにすることが考えられますが、WiFiが使えない外部でモバイルデータ通信を使いたい!という方もいらっしゃるはずです。
そんな方は、Hanacellが提供する「ジャパンSIMカード」を別途利用されることをお勧めします。
ジャパンSIMカードは、ソフトバンク系列の回線を利用した日本国内でのデータ通信を利用にするサービスで、使わない月の月額料金はゼロ(年間$8の維持手数料が2年目から発生します)、使った月のみ$59/月の料金が発生するという、まさに日本への一時帰国者向けの通信サービスです。
(ジャパンSIMカードの料金一覧。画像をクリックすると拡大します)
初期費用としてのSIM購入費用もクレジットという形でキックバックされますし、日本に一時帰国の前のあらかじめ申し込んでおくと、SIMの差し替えのみですぐに日本国内でデータ通信が利用出来てとても便利だと思います。
日本でデータ通信を使いたい場合は、ハナセルの一時帰国専用SIM「ジャパンSIMカード」に差し替えてご利用いただくことをおすすめします。ハナセルユーザーさん専用のログインページからジャパンSIMカード(販売価格$39)をお申込みいただくと、HanaCellクレジット$39をプレゼント。実質無料でお買い求めいただけます。
申込はリファーラル経由がおすすめ
最後に、アメリカでサービスの契約をする場合、リファーラルリンク経由での申し込みがないかどうかをチェックするのは必須です。
Kenji
ハナセルの場合、リファーラルリンクの利用で、通話料に充てられる10ドル分のクレジットが付与されます
他に当てがないという方は、よろしければ>こちらのリンク<から申し込みをされてください(私の紹介リンクです。ありがとうございます)。
リンク先へ飛んだら、ページ一番上に「お友達紹介適用中」という文字が見えるはずです。
この状態から申し込みをすれば無料通話10ドル分のクレジットが適用されます。
ハナセル(HanaCell)の紹介まとめ
今日は、格安SIMの『ハナセル』について、その魅力と申し込みの方法を解説しました。
北米に在住・駐在する方にとっては、リーズナブルなお値段だけでなく、一時帰国中のデータ通信利用など、ベネフィットの面でも非常に優れたプロバイダーだと思います。
ぜひ選択肢の一つに入れてみてください。
参考記事です。
HanaCellの公式サイトにはブログ記事の形で沢山参考になる情報が掲載されています。その中から、2つ参考になりそうな記事をピックアップしてみました。「これからアメリカの携帯を契約しようと考えている!」という方はぜひ参考にされてみてください。
続いては私のブログ内での参考記事です。まずは、昨年転出した格安SIMの『H2O』について解説した記事。私は帰任も控えているという事情もあって、H2Oから『ハナセル』への転出を決めましたが、単にアメリカ国内の電話&TEXTのみの利用ということであれば、H2Oを利用するのがコスト的には最安ではないかと思います。合わせてアメリカでのSIMロックの解除方法も解説しています。
【節約術】アメリカでスマホをSIMフリー化+格安SIM(MVNO)へ転出する方法を徹底解説
通信関係からもう一本記事のご紹介は、国外でのVPNサービスについてです。インターリンク社が提供するVPNサービスを利用すれば、アメリカへ在住していても日本のネット環境で(ほとんどの)動画配信サービスなどを利用することが出来てとても便利です。
【駐在員・海外渡航者におすすめ】インターリンクでVPN接続を利用するメリットまとめ
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