【駐在員・海外渡航者におすすめ】インターリンクでVPN接続を利用するメリットまとめ
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
VPNというのを初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんが、いったん仕組みがわかってしまえば日本のオンライン動画、音楽などのストリーミングサービスにつなぎ放題になる超おすすめのサービスです!駐在員・旅行者にとってこれほど便利なものはありません。のでぜひ活用してください。
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VPN接続って何?
VPNとはバーチャル・プライベート・ネットワークの略で、直訳すれば仮想専用網です。
ちょっとわかりにくいと思いますが、公衆網である「インターネット」に跨って、プライベートネットワークを拡張する技術、およびそのネットワークのことを指します。
VPNによって、イントラネットなどのプライベートネットワークが、本来公的なネットワークであるインターネットに跨って、まるで各プライベートネットワーク間が専用線で接続されているかのような、機能的、セキュリティ的、管理上のポリシーの恩恵などが、管理者や利用者に対し実現することができます。
インターネットを介して通信しているにもかかわらず、論理的には専用線でつないで通信しているのと同じ状態になっているわけです
引用元:下記Wikipediaを一部加筆修正
Virtual Private Network – Wikipedia
インターリンクの利点
さて、VPNの基本的な仕組みがわかったところで、インターリンクの提供するサービス「セカイVPN」のご紹介です。
セカイVPNとは、日本や世界各国に設置したVPNサーバーに接続することで、各国のIPアドレスでインターネットアクセスを可能にするIP共有型のVPNサービスです。
こう言われてもどういう場面で活用できるかを想像するのは難しいと思いますが、例えば皆さん中国に行かれてFacebookに接続できずに困ったことってないですか?
あるいは、海外旅行中にAmazon PrimeやHuluで動画を見ようとしたら、「お使いのサービスはご利用の地域からは使用になれません」といったようなメッセージが出てきて困ったことってないでしょうか?
これらの問題が、セカイVPNと契約してVPN接続することで解消されるんです。
なぜこのようなことが出来るのか?
それは、VPN接続で各国のサーバーを指定してアクセスすることで、あたかもその国(たとえば日本)のIPアドレスでインターネットに接続しているかのように偽装することが出来るからなんです。
インターリンクのウェブサイトで紹介されている活用例をご紹介すると、
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IPアドレスにより利用制限されているインターネットサービスやコンテンツを一時的に利用したい方
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ネット規制が厳しい国から、Facebook、Twitter、Youtube、Instagram、動画サービス等にアクセスしたい方
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海外から日本国内限定のサービス(オンデマンドサービスなど)を利用したい方
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海外限定のサービス(オンデマンドサービスなど)を利用したい方
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掲示版のアクセス規制を回避したい方
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VPNサービスの特性を利用して、ホテルやカフェの無料Wi-Fiスポットなど、セキュリティ(通信の盗聴)に不安のあるネットワークからでも安全にインターネットを利用したい方
これらのサービスは、セカイVPNを契約することで各種サービスを利用することが可能になります。
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日本国外から日本国内でのみ購入・ダウンロード可能な電子書籍等を利用したい方
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(日本国内・国外を問わず)公衆無線LANに接続する方
にもお勧めできますね。
特に2点目は意外と盲点かもしれません。
日本国内であってもマクドナルドやスターバックス、ホテルなどの公衆無線LANに接続する方はVPNの利用を強くおすすめします。
誰でも接続できるアクセスポイント上でLINEやらメールやらで個人情報を垂れ流しにするのは本当に危険ですよ・・・・
ちなみに私はアメリカ在住ですが、VPN接続はほぼ毎日使っています。
これによって、日本のAmazon Primeの動画を見れたり、日本国内でのみアクセス可能なポイントサイト(ポイントタウンなど)にアクセスすることが出来て大変便利です。
セカイVPNの料金
さて、次はインターリンクの費用をご紹介します。
海外からVPNサービスを利用するのであれば、インターリンクが提供する「セカイVPN」というサービスを利用することになると思います。
「セカイVPN」に初期費用はかかりません。これに開始から最大2か月は無料で利用ができます。2か月の間にVPNがお住まいや旅行先の地域から利用できるかどうかを試せるということですね。
月額料金は1,080円(税込み)です。クレジットカード支払可能。わかりやすくてよいですね。
なお、海外居住者であれば、非居住者に対する役務の提供として消費税は免税になるはずですが、会社はシステムが日本国内にあることから役務提供地を国内と判断して、税込みで請求されています。。
消費税基本通達5-7-15がその根拠ということらしいですが、電子通信役務の税制改正により、消費税基本通達5-7-15の2で判定して、契約者が非居住者であれば国外取引に該当するのではないかという気がします。
No.6118 国境を越えた役務の提供に係る消費税の課税関係について|消費税|国税庁
まぁ消費税を利用者から徴収している限り文句は言われないはずですので、保守的な判断ということなのかもしれません。。。
その他のVPNサービス
インターリンク以外にもVPNを提供している事業者はありますが、国内事業者は数が限られています。
国内事業者は個人契約するとなるとインターリンク一択という状況かもしれません。ネットを検索すると比較的話題に出てくるのが、VPN Gateくらいですかね。
海外まで選択肢に入るのであれば数はぐっと増えます。海外事業者で有名なのはPureVPNあたりでしょうか。
事業者の比較
VPN Gate | セカイVPN | PureVPN | |
月額料金 | 無料 | 1ヶ月契約:1080円/月 | 1ヶ月契約:$10.95/月 |
6ヶ月契約:$8.95/月 | |||
2年契約:$2.95/月 | |||
*全て米ドル | |||
*キャンペーンにより変動が多いので要チェック | |||
対応OS | Windows | Windows、Mac | Windows、Mac、iPhone、Android |
最大セッション数 | 無制限? | 1~3 | 5 |
お試し期間 | ― | 最大2ヶ月 | 契約から7日間まで返金可 |
サーバー設置国数 | 不明 | 5カ国 | 141カ国 |
サポート | なし | 日本語対応可能 | 英語 |
フォーラムから | 問い合わせフォームから | サイト上のウェブチャットから |
後は個人でVPN構築のための機器を購入して、自宅でVPNを構築するという方法もあります。
私の場合は赴任期間も決まっており、機器の初期費用のことなども考えてセカイVPNのサービスを利用しました。
加入をお勧めできる方
VPNへの加入ですが、インターネットを利用する方、特に外で利用する機会の多い方はすべからくセカイVPNの活用場面があると言えます。
特に以下のような方は加入を検討してみることを強くおすすめします。
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海外居住の方で日本のオンラインサービスを利用されたい方
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海外出張の多い方。特に中国など、SNSへのアクセスが制限されている国に渡航される機会の多い方
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マクドナルドやホテルなど、公衆無線LANを利用する機会の多い方
VPNを導入して、快適で安心なデジタルライフを楽しみましょう!
私の使い方
私は2017年の夏前にアメリカに赴任してきたのですが、当初はホテル住まいでした。
ホテルで生活しているとインターネットはWifiを使い放題でよいのですが、例えば過去に滞在したことがあってアクセスキーさえわかっていればいくらでも接続できてしまうため、セキュリティがとても脆弱です。特に銀行や証券口座へのアクセスは公衆無線LANからのアクセスで、情報が抜き取られてしまったらと不安になります。
そんなときにこのVPN接続を使うことで、安全・安心してインターネットを利用することが出来ました。
さて、次の投稿では、旅行者に欠かせない為替両替サービスのお得な使い方についてまとめてみたいと思います。
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わかりやすい記事ありがとうございます。
以下質問です。
Chase Sapphire Preferredの買い物で貯めたポイントの使用方法について確認させてください。ユナイテッドのチケットを購入する際、Chaseの旅行サイトからの申し込みの方が、ポイントを、ユナイテッドに移行して使用するより、還元率がよい(1.2)との認識であっていますでしょうか?
キキさん、
コメントありがとうございます。仰っているのはChase Travel Portalのことだと思いますが、CSPのトランスファー比率は1 to 1.25になります。ユナイテッドマイルの場合は1:1なので比率上はTravel portalの方が有利ですが、後はマイルの場合にどのくらいのバリューで使えるかによってどちらがお得か変わると思います。