陸マイラー活動とも相性ピッタリ!アマゾンギフトカードを利用するメリットを5つ紹介。利用上の注意点も解説
初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
今日のエントリでは「アマゾン・ギフトカード」(アマゾンギフト券)について解説します。
アマゾンを日用品の生活に利用している方は日米ともに多いはずですが、アマゾンギフト券(アマギフ)を使いこなしている方はどの程度いらっしゃるでしょうか?
Kenji
今日はアマギフを利用するメリットを5点、詳しく解説します!
アマゾンギフト券を利用するメリット5点
アマギフを紹介する本記事。まずは、アマギフを利用するメリットについて、5つの角度から解説します。
匿名でやり取りできる
まず第一の利点は、その「匿名性」です。
アマギフの場合、クレジットカード情報が相手方に渡ることがありません。
そのため、例えば出先で公衆Wi-Fiを利用するときなど、「ちょっと決済情報の流出が心配だな・・・」なんて時のワンクッションとして有効です。
また、友人/知人との金銭のやり取りの際も、相手方のEmail addressのみわかれは「アマギフ」という金銭同等物でやり取りが可能です。
これにより個人情報のやり取りが最小限にできたり、あるいは不特定多数の人(例えば、会社の同僚やサークルのメンバーなど)へのバラマキの手段などとしてもとても重宝します。
端数を精算できる
続いてのメリットが、端数の精算が可能である点です。
手元にVISAやJCBなどのオンラインギフトカードやオンラインプリペイドカードが残っているという方、いらっしゃいませんか?
例えば、
・1,000円のGCをもらって980円のものをネットショップで購入したけれども、20円は使いきれずに残ってしまった・・・
・プロモーションでボーナスキャッシュが付与されたけれども、もうその決済サービスは使っていない・・・
こんな経験をしたことがあるのは私だけではないはずです。
例えば、下記は私が最近アマギフの購入に利用した「TOYOTA Wallet」の利用残高です。
TOYOTA Walletは海外発行のカードを日本のオンラインショッピングで使う際のブリッジとして利用したり、日本国内でも一時期Pay系決済のポイントアップの裏技に利用するための重要な中継地になったりと、非常に便利な決済サービスでした。
【TOYOTA Wallet利用】海外在住者が海外発行のクレジットカードを日本の通販・オンラインショッピングで利用するテクニックを紹介
ただし、私はいまは日本居住になってしまったため前者は利用機会なし、後者も中継地にする裏技は塞がれてしまったため、すでに利用価値がなくなってしまいました。。。
そこで残った1,000円の利用残高をどうするかの選択に迫られたのですが、特に迷うことなく私が選択したのがこの「ギフト券チャージ」です。
アマギフであれば最小購入単位が15円~とミニマムのため、ほとんど全ての金額を残すところなく使い切れます。
一つ一つは少額でも、まとめると結構な金額になるためこの購入単位には大きなメリットがあると言えます。
Amazon payにも利用出来る
実は、これもかなり便利です。
アマゾンは独自の決済サービスとして、「Amazon Pay(アマゾン・ペイ)」というサービスを提供しています。
現在のところはオンラインショッピング限定で利用出来る決済サービスで、例えば以下のようなショップで利用が可能です。
Amazon Payが使えるオンラインショッピングの例
・出前館
・BUYMA
・ふるさとチョイス
・ショップジャパン
・カルディコーヒーファーム
・西川ふとんオンライン
ふるさと納税の「ふるさとチョイス」や、フードデリバリーの「出前館」などは人によってはかなり使う頻度も多いはずです。
私自身は、「西川ふとん」でも利用したことがあります。
pay系サービスに使えることで、上で解説したチャージ元の端数の問題はもちろんのこと、チャージ先であるアマギフの利用先が、Amazon.co.jp以外へと広がります。
利用の「幅」が広がるのもメリットの一つと言えます。
ポイントアップキャンペーンも実施される
アマギフには「ポイントアップ」の対象になるプロモーションも実施されることも見逃せません。
直近では7/21までともう数日に期限が迫っていますが、Amazon Payでの支払いの際にAmazonギフト券を経由すると、2.0%の追加還元が受けられます。
Kenji
例えば、一度アマギフにチャージした上で、Amazon Payを使って「ふるさとチョイス」でふるさと納税を行うと、2.0%のキックバックがクレカ還元とは別にアマゾン発生するということです。これはお得でしたね!
すでに今回のプロモーションは締め切りが間近ですが、直近でAmazon Payを使えそうな場面がある方は、一度アマギフを経由させてから利用されてみるのが吉です。
ミニマムスペンドや回数修行に利用出来る
最後のメリットは、このブログらしく「陸マイラー活動」との親和性です。
アマゾンギフト券はいわば「前払い」。プリペイドカード扱いなので、サインアップボーナス達成のためのミニマムスペンドとしても利用が可能です。
溜め込みすぎはよくありませんが、例えば期限が迫っているカードがある場合、ひとまずこのアマゾンギフト券を購入しておいて、後でじっくり支出先を考える、なんていう手段はとても有効な使い方です。
Kenji
例えば、我が家であれば実家の両親宛てに定期便で送付している日用品があるため、これだけでも年間十数万円の出費がアマゾンで発生します。同じようなニーズのある方はいらっしゃいませんか?
他にも、クレジットカードでポイントアップの条件の一つに決済回数を条件にしているものがありますが、この決済回数の条件のクリアにもアマギフのチャージは有効な手段です。
詳細はまた機会があれば他のエントリで取り上げますが、陸マイラー活動ともとても相性がよいのが、このアマギフの大きなメリットだと私は考えます。
アマギフの使い方を画像付きでシェア
では、そんなアマゾンギフトカードを使う方法を画像付きで解説します。
アマギフを購入/送信したい場合
まず最初に、アマギフを購入したり、友人・知人に送信したい場合の手順についてです。
Kenji
上で解説したように、クレジットカードを使って購入が出来るので、アメリカなど海外からでも簡単に調達ができます
購入はAmazon.co.JPの下記サイトから可能です。
送信にあたり必要なのは、受信者のEmail addressと送信者の名前(ペンネームなどで指定可能です)、それに金額の3点のみです。
カートに入れたら、次画面で決済情報を確認して、「注文を確定」すれば完了です。
一連の手続きはとても簡単で、慣れてしまえば数分もかかりません。
アマギフを受信した場合
続いて、アマギフを誰かから受け取った場合の利用方法についてです。
アマギフを受信すると、送信者が「差出人」欄に記載した名前のみが記載された下記のようなメールが届きます。
メール下部に表示される「アカウントに登録する」のクリックボックスをクリックするか、アマゾンのアカウントサービスメニューからギフト券/ギフト券を登録の画面にて、メールに表示されている「ギフト券番号」をコピーして、貼り付ければ完了です。
登録画面は下記のような画面になります。
登録が完了すると、注文者へはメールで連絡が行きます。
ちなみにここで表示されるのは、注文時に入力したEmailのみです。匿名性は保たれていることが確認できるはずです。
最後は、アマギフを利用したショッピングですが、これはクレジットカードを使っての通常の買い物と変わるところはありません。
購入時の決済方法選択で、クレジットカードに変えて「アマゾンギフト券残高」を選択すればOKです。
以上が、アマギフの購入と、受信した際の利用方法についての解説でした。
アマギフ利用にあたっての注意点
そんな便利なアマギフですが、メリットだけではなく、最後に利用上の注意点もいくつか挙げておきます。
利用期限は10年間
まず一つ目の注意点は、その利用期限についてです。
アマギフはほとんど無期限のようにも思われがちですが、実は有効期限が設定されています。
以下が規約の抜粋ですが、有効期間はずばり10年間です。
ギフト券の有効期限 ギフト券の有効期限は、発行日によって異なります。
2017年4月24日より前に発行されたギフト券は、券種毎に有効期限が異なります。Amazon.co.jp上でご購入いただくギフト券およびコンビニエンスストア等の店舗でご購入いただくギフト券のうちプラスチックカードタイプのもの(以下「POSAカードタイプ」といいます)については、有効期限は発行から1年です。コンビニエンスストア等の店舗に設置された端末にご入力いただき印刷されるシートによりご購入いただくギフト券(以下「シートタイプ」といいます)の有効期限は発行から3年です。アマゾンが法人向けに発行し、アマゾン以外の法人から配布又は販売されるギフト券(POSAカードタイプおよびシートタイプを除きます)(以下「法人向けタイプ」といいます)については、オンデマンドサービス(AGCOD)により発行されるギフト券(以下「オンデマンドタイプ」といいます)を除き、有効期限はすべて発行から2年とし、オンデマンドタイプの有効期限は発行から1年とします。2017年4月24日以降に発行されたギフト券の有効期限は、券種にかかわらず発行から10年です。Amazonショッピングカードに有効期限はありません。
ここで、「発行」とは、Eメールタイプ、印刷タイプ等のAmazon.co.jpより電子的に送信されるタイプのものについては送信した時点、グリーティングカードタイプ、ボックスタイプ等のAmazon.co.jpより配送されるタイプのものについては発送した時点、チャージタイプ、Amazon Cash等のAmazon.co.jpがお客様のアカウントに自動的に登録するタイプのものおよびPOSAカードタイプについてはご購入いただいた時点、シートタイプおよび法人向けタイプについてはアマゾンが第一次的な取扱先に対してアマゾンが定める方法によりギフト券を送信、発送または有効化した時点をそれぞれ意味しています。
10年間というとほとんど無限のようにも思えますが、それでも大量にストックを抱えるのは危険ですので、常識的な範囲内にとどめるようにした方がベターです。
また、マイル&ポイントの世界によくある「最後にActivityがあったときからXXX年間」というリフレッシュルールはアマギフには存在しません。この点は、くれぐれも注意です。
高額決済には注意
続いての注意点は、利用制限の可能性です。
アマギフは現金同等物としての扱いのため、高額な購入にはセキュリティチェックが入ることがあります。
カード会社側のチェックはもちろんですが、Amazon.co.JP側でもチェックが入ることがあることに注意が必要です。
過去頂いたコメントなどからは、
・一度の購入金額が一定額(5万円など)に達した場合
・新規アマゾンアカウントでの購入の場合
・海外からの購入の場合
などのケースで、セキュリティのために注文者側で購入が完了できないエラーが生じるようです。
この場合、カスタマーサポートへのコンタクトした上で、アカウントのロックや、注文が正当なものであることを連絡する必要があります。
3rd Partyからは調達しないこと!!
最後の注意点は、アマギフの調達先についてです。
アマギフはその利便性や、利用者の多さゆえに、公式サイト以外でも購入が可能です。
しかも、第三者の外部業者から購入する場合、数%~10%強のディスカウント価格で購入することが可能なことも珍しくありません。
Kenji
要は、クレカで購入したアマギフを売却して現金を得るという、「カード枠の現金化」というグレーゾーン行為です
が、アマゾンではこれを明確に禁止行為として挙げています。
最悪のケースとして、アマゾンアカウントがシャットダウンされたというデータもいくつか目にしていますので、アマギフを購入する際は必ず公式サイトを通すようにされてください。
ここではこれ以上立ち入りませんが、興味のある方は過去に「ケータイ乞食から陸マイラー」の下記記事などでもにもにたさんが詳しく解説されていますので、気になる方は合わせてご覧になられてみてください。
まとめ
本日は、日本のアマゾンギフトカードについて、利用するメリットや利用上の注意点をまとめました。
参考記事です。
こちらは米国のAmazon.comについて、「年会費」の回収視点でまとめた記事です。足元では既に年会費が139ドルへと値上がりしていますが、このテクニック自体は今も有効です。ぜひ参考にされて下さい。
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