海外居住者向け:海外発行のクレジットカードを日本の通販・オンラインショッピングで利用する裏技を紹介

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初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

海外に居住していて、日本のオンライン決済で海外発行のカードを利用すると決済エラーになる、なんていう場面に遭遇したことはありませんか?

今日はそんな方のために海外発行のクレジットカードを日本のオンラインショッピングで利用する裏技をご紹介します。


Kenji

この方法を使えば、ほぼすべてのオンラインショッピングで海外発行のクレジットカードを利用できるようになります



海外発行カードが抱える難点

海外で生活していても、日本のECサイトや、オンラインモールでショッピングをする機会は意外と多いと思います。

 

例えば、日本に居住している家族や親類、友人にギフトを送ったり、あるいは自分が一時帰国したときにピックアップするために、あらかじめ海外から決済しておきたいという場面もあるでしょう。

 

また、ストリーミングサービスやデジタル書籍などは、海外に居住していても日本語でエンタメを楽しんだり、情報を得たいという場面もあると思います。

 

そんなとき、決済手段として海外カードが使えるかどうかがネックになることは思いのほか多いと思います。


たとえば、「楽天Books」ではFAQで以下のような案内がされています。

回答
楽天ブックスでは、海外発行のクレジットカードはご利用できません。
ご不便をおかけいたしますが、あらかじめご了承ください。

ニューヨークでも店舗を展開する「無印良品」も、日本のネット通販では海外カードは利用できません。

日本以外の国で発行されたクレジットカードは、VISA、MASTER CARD、JCB等と提携していても、ご利用になれません。

サンプルとしてだれもが聞いたことのある2つの通販サイトを取り上げましたが、オンラインショッピングで決済をしようとして、最後の支払いではじかれたという人は多いはずです。


Kenji

海外発行のカードを日本の通販で使うケースを考えましたが、逆に日本のカードで海外のサイトで決済を行おうとしてはじかれたという経験をお持ちの方も多いはずです

そんな「悩み」に遭遇した方が、海外のカードを使って日本の通販サイト・ECサイトでショッピングが出来るようになるというのが今日ご紹介する裏技です。

 

海外発行カードを日本のカードとして利用する裏技

裏技の概要

今回のテクニックは、海外発行のクレジットカードを、日本のクレジットカードにいわば「化けさせる」裏技となります。

 

日本ではコードレス決済需要の高まりを受けてオンライン決済・タッチレス決済のための様々な決済サービスが提供されるようになっています。

そこで、とある「中継サイト」を使うことで、海外発行のクレジットカードを使って入金すると、日本のクレジットカードとして決済で利用が出来るようになるというテクニックです。

そのサイトがずばりこれです、「Toyota Wallet」(画像は公式サイトより)

 

Toyota Walletは、その名の通り車メーカーのトヨタが始めた事前チャージ型の決済アプリです。

事前に入金した残高を限度として、店頭での「iD」「Mastercardコンタクトレス」などのタッチレス決済で利用する決済手段です。

 

リアル店舗でのタッチレス決済の手段として利用するのが基本ですが、バーチャルクレジットカードも発行されるため、オンライン決済でも利用することが可能です。

 

海外居住者がこのサービスを使うポイントは、2点あります。

 

① 入金方法が海外発行のクレジットカードでも可能であること

② 登録でToyota Walletが発行するクレジットカードは、日本発行のマスターカード扱いであること

 

もうわかりましたよね?

 

つまり、このToyota walletという仲介サービスを通すことで、海外発行のクレジットカードを日本発行のクレジットカードに化けさせて利用することが可能になるということです。

 

Toyota Wallet登録の方法

では、Toyota Walletの登録の方法について解説します。


Kenji

なお、ここではiPhone/iPadでの使用を前提に解説しますが、アプリ自体はGoogle Playでもダウンロードが可能です

まずは、App Storeないし、Toyota Walletの公式ページにあるリンクからToyota Walletのアプリを検索します。

インストールが済んだら、アプリを立ち上げて画面一番下にある「新規会員登録はこちら」をクリックしてください。

会員規約等を確認の上で「同意する」をクリックします。

携帯番号での認証を行います。

下でも解説しますが、この際、日本の携帯電話が必要になります。

この後、本人情報(氏名や生年月日)を入力します(スクショを取り忘れました・・・)

 

本人情報の入力が済んだら、チャージ方法を設定します。

銀行引き落としの方法を設定することも出来ますが、海外居住のカードで日本のオンライン決済を行うようにすることが目的なので、カード支払い一択です。

 

アプリを立ち上げたらトップ画面下のメニューバー一番右にある「設定・その他」をクリックして、「お支払方法の設定・変更」を進んだ中にある「チャージ方法の設定・変更」をクリックします。

クレジットカード番号を入力します。

これも下で解説しますが、今後クレジットカードチャージには手数料が発生する旨などの注意事項が出てきます(下で、解説します)ので、一通り目を通した上で「確認」をクリックしてください。

ちなみに、上の注意事項に「本人認証サービス(3Dセキュア)が必要です」と出てきますが、海外のカードでも通ることは確認済みです。

 

私は陸マイラーにはお馴染み(と言っても、私含め思い出したくない方も多いでしょうが・・・)CitiのAAdvantage Platinumを使いました。

海外カードでも無事入金は通って、数十秒~1分程度で入金は完了するはずです。


Kenji

ちなみに、ブログ読者さんからCSPははじかれてしまったというDPを頂きました。他にもうまくいった・これははじかれたなどのデータがあればコメント欄などで教えてください

なお、最初の入金は500円で試してみるのがおすすめです。これも下で解説します

手続は以上で完了です。

クレジットカード番号の確認方法

続いて、クレジットカード番号を確認してみたいと思います。

 

チャージ方法を選択した際の、「お支払方法の設定・変更」メニューの中で、「お支払方法の設定・確認」をクリックしてください。

iDとMastercardのロゴの下に「番号を確認する」というメニューが出てくるのでここをクリックします。

これをクリックすると、グレーの網掛け部分にクレジットカード番号や有効期限、セキュリティコードが確認できます。

なお、カード名義人は常に「TOYOTAWALLET MEMBER」となります。

あとは普段どおり、日本のサイトでオンラインショッピングを楽しんでいただければOKです。


Kenji

例えば楽天の場合、「登録者とカード名義人が異なるカードは利用できません」といった注意事項が出てきますが、実際に名義人を「TOYOTAWALLET MEMBER」としても通ることは確認済みです

 

1,000円キャッシュバックのプロモーション中

上で初回入金で500円をお勧めしたのは、最初でお試しという意味合いと、プロモーションをやっているという理由からです。

 

現在Toyota Walletでは、新規登録者向けにクレジットカードで500円以上のチャージで1,000円キャッシュバックのプロモーションを実施しています。

入金が済むと、あっという間にチャージ後残高が1,500円になることを確認できるはずです。

トヨタが後発組という事情もあるのだと思いますが、入金のみで1,000円付与してくれるというのはとてもありがたいキャンペーンだと思います。

 

応用:ミニマムスペンドにも使える

このテクニックは海外のカードから、日本のToyota Walletのカードへ右から左に流しているだけの取引でキャッシュが増減することはありません(為替変動や、プロモーションは除きます)。

 

今現在は手数料もかからないため、外貨手数料無料のカードを入金で使えば理論的にはミニマムスペンドのクリアのために利用できるということになるはずです。

 

海外在住の方にとっては日本のオンラインショッピングでカードを使う機会はあまりないはずですので、あまり乱用するのはどうかと思いますが、どうしてもミニマムスペンドがクリアできそうにない時などは、Toyota Walletに入金してしまうというのも一つの手だと思います。

 

Toyota Wallet利用の注意点

最後に、Toyota Walletを利用するにあたっての注意点をいくつか記載しておきます。

登録には日本の携帯でのSMS認証が必要

手順のところで画像が出てきたように、このアプリを利用するには、新規登録の際に日本の携帯でのSMS認証を行うことが求められます。

 

海外居住の場合、一番のネックになるのがこの部分で、日本に住んでいる家族、友人などにお願いしてSMSを取得してもらう必要があります。


Kenji

認証番号が有効なのは、受け取ってから10分限りですので、あらかじめ認証番号が送られることを示し合わせた上で登録する必要があるのがネックです

日本のApp Storeへ接続する必要あり

注意点の2つ目は、アプリの入手先です。

 

Toyota Walletは日本のアプリですから、日本のApp Storeへ接続してアプリを入手する必要があります。

 

海外居住で、海外でiPhoneなどを購入されている場合、海外のストアに居住地が設定されているでしょうから、日本のApp Storeへ接続できるように、設定を変更しなければなりません。

 

設定変更のやり方については前回のエントリで詳しく解説してありますので、こちらをご覧ください。

 

登録はVISA・マスターのみ

次の注意点は、登録可能なカードについてです。

 

Toyota Walletの入金方法は、原則としてVISA、Masterと、トヨタファイナンスが発行するJCB系列のカードのみとなります。

チャージ(登録)可能なクレジットカードは以下の通りです。

Visa、Mastercard、トヨタファイナンス株式会社発行のクレジットカード(VISA、Mastercard、JCB)

これでAMEXまで使えれば最強だと思いますが、残念ながら現状AMEXは利用することはできません。

 

マスターカードが発行される

Toyota Walletで発行されるのは、Mastercardの扱いになります。

 

日本でMastercardが使えないという場面に出くわすことはまれだと思いますが、Mastercardが使えないオンラインショッピングでは利用できません。

 

(将来的に)手数料が発生する

次の注意点は、入金時の手数料についてです。

 

Toyota Walletへ残高を茶事する方法は、クレジットカードの他、銀行口座からも可能です。

カードチャージによる入金を前提にした場合、特定のカード以外でのチャージの場合、原則として204円/回の手数料が発生します。

 

ただし、2020年5月26日現在はサービス開始から間もないこともあり、手数料無料での入金が可能となっています(情報元はこちらです)。

【iD / Mastercard】TOYOTA Wallet残高をチャージする際、手数料はかかりますか?

回答

以下のチャージ方法については手数料無料となります。
・三井住友カード(株)をはじめ、VJA、オムニカード協会に加入している会社が発行するクレジットカード(Visa、Mastercard)
・トヨタファイナンス(株)の発行するクレジットカード(Visa、Mastercard、JCB)およびTS CUBIC Pay
・銀行口座からのチャージ
その他のクレジットカードについては手数料(204円/回)がかかります。(手数料無料対応中)
なお、手数料の無料対応は事前告知なく終了する場合がございます。

どのくらい手数料無料期間が続くのかはわかりませんが、ひとまずは海外発行カードでも無料で入金が可能です。


Kenji

いわずもがなですが、外貨手数料無料のクレジットカードを使って入金してください

 

余った残金の使い方

Toyota Walletはプリペイド型のカードですので、残高が不足すると決済エラーとなります。

 

ピッタリ残高と合う決済が出来ればよいのですが、現実にはそんなことはまれだと思います。

その場合は、Amazon.co.jpでチャージタイプのギフトカードを購入することをお勧めします。

 

15円から50万円まで1円単位で購入金額を指定できるため、端数を使い切る方法として最適だと思います。


Kenji

有効期限も10年間と長いため、Amazon.co.jpを使う機会のある方ならまず失効するということはないはずです

以上で注意点は終わりです。

 

海外で実際に使われてみて、これは使えない・・・ということがあったらぜひコメント欄などで教えてください。入金手続などでスタックしてしまった場合は、App Storeの設定変更でも解説したVPN接続などを試されてみてください。

 

まとめ

今日は海外発行のクレジットカードを日本のオンラインショッピングで利用する裏技をご紹介しました。

 

この方法を使えば、ほぼすべてのオンラインショッピングで海外発行のクレジットカードを利用できるようになるはずで、海外居住の日本人にとっても利便性はとても高いと思います。

いままで日本のオンラインショッピングで海外発行のカードを使おうとして決済エラーになった・・・という場面に遭遇したことのある方は、ぜひ今日ご紹介したテクニックを利用されてみてください。

 

参考記事です。

 

文中でもご紹介したApp Storeの居住地国の変更のやり方は、下記のエントリで画像付きで詳しく解説してあります。今回の記事とワンセットで設定の際に参照してください。

ちょっと視点は変わりますが、アメリカでのクレジットカード決済事情と、日本へ帰国後のアメリカのクレジットカードの解約の方法なんて内容も過去にブログで取り上げたことがあります。同じような悩みを持った方が一人でも参考になれば幸いです。







 

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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ駐在中。 現在妻、0歳児の長男とニューヨークで3人で生活。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

7件のフィードバック

  1. アバター K より:

    これは非常に有益な情報ですね!!
    あとこのToyota WalletがCIPなどでBonusカテゴリーに属していたりしたらプチMSできちゃいますね!(Plastiqが3倍となっていた時代のように)

    • Kenji Kenji より:

      Kさん、コメントありがとうございます。
      そうですね、その視点はありませんでした!あとはToyota Walletから出金できればMS出来るんですが、そこまではあまくなかったです。
      買取ボブやEXでアマギフを買い取ってもらえば多少換金率は落ちますが、ミニマムスペンドのクリアには使えそうですよね

  2. アバター K より:

    色々と夢は膨らみますね!
    Suica→Toyota Walletにチャージが出来る日が来たら、Travel categoryで確実に2-3%取れますし。

  3. アバター コロ より:

    いつも有益な情報ありがとう御座います。
    早速トライしましたが、CSPははじかれてしまいました。。
    なので、Kenjiさんと同じくCiti AA Platinumで問題無くチャージできました。
    情報共有させて頂きます。

    • Kenji Kenji より:

      コロさん、
      DPありがとうございます!CSPははじかれてしまったんですね。残念です。
      うまくカテゴリーボーナスにはまったらかなり良いんですが、何かよいカードが見つかるといいですね。

  4. アバター KKS より:

    初コメです。いつも記事楽しみに読ませて頂いています。
    私もTOYOTA Wallet試してみましたが、少なくともChaseカード(CSR、Hyatt、CIP)は厳しい感じです…。
    ちなみにKyashも試してみましたが、上記ChaseカードやBarclaysカード(Arrival+、AAdvantage Aviator Red)など登録出来ず全滅でした…。

    アメリカのカードでチャージ出来るプリペイドカード、あると良いんですけどね…。

    • Kenji Kenji より:

      KKSさん、
      コメントありがとうございます!他の方からもCSPでコメント頂きましたが、Chase系は厳しそうですね。。
      Citi系は大丈夫そうなので、もしカードをお持ちのようでしたらそちらで試されてみて下さい。

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