マリオット・ボンヴォイがスタート!北米クレジットカード・ホテルカテゴリーの情報アップデート
初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
いよいよ昨日2月13日付で、マリオットの新しいホテルプログラム「Marriott Bonvoy マリオット ボンヴォイ」がスタートしました。
このブログでも何回かにわたりマリオット系のエントリをご紹介していますが、今日はこの数日の間に新しく入ったクレジットカードや、ホテルカテゴリーに関する最新情報をまとめて記載しておきたいと思います。
Marriott Bonvoyクレジットカードの顛末
まずは、新しいクレジットカードの顛末についてです。
カードラインアップ
結論的には、2月13日以降のカードラインアップは以下の3枚に落ち着いたようです。
現状のカードラインアップ
・Marriott Bonvoy Boundlessカード(95ドル)
・Marriott Bonvoy Brilliantカード(450ドル)
・Mariott Bonvoy Businessカード(125ドル。ただし経過措置あり)
SPGパーソナルからの切り替えのMarriott Bonvoyカードについてはカスタマーサポートと一部ブログに混乱させられましたが、結局のところ現状新規の受付はされていないようです。
カードのスペック
続いて、3枚のカードについて、年会費や、ポイント付与のカテゴリーなどを3枚まとめて比較してみます。こんな感じです。
(画像をクリックすると拡大します)
※3月28日より前の申請については初年度無料、翌年が95ドルの経過措置あり。
※2 4月24日までの限定オファー。ミニマムスペンドは、いずれも3か月以内に5,000ドル以上です。
サインアップボーナスは当初のリリース通りに落ち着きましたね。こうしてみると、ボーナスの面でも、日常使いの面でも、やはりMariott Bonvoy Businessカードが一番お得なカードかな~という気がします。
カードの申請方法
続いてカードの申請方法についてです。
本当はこの記事を昨日公開する予定だったのですが、申請方法が見つからずに遅くなってしまいました。
Kenji
ChaseもAMEXもまだカード一覧のページに記載してくれていなかったので、探すのが大変でした。。
Marriott Bonvoy Boundlessカードの申請ページ
Marriott Bonvoy Brilliantカードの申請ページ
Mariott Bonvoy Businessカードの申請ページ
なお、3枚ともまだリファーリンクは存在していないと思います。
Marriott Bonvoy Boundlessだけはどうしても公式サイトから直接見つからなかったため、リンク表記がおかしくなっています。(なのでもしかすると誰かのリファーリンクかもしれません)
(2019年2月21日追記)
リファーラルコードが利用可能になりました。
Bonvoy Brilliantカードの紹介リンクはこちら、Bonvoy Businessカードの紹介リンクはこちらです。条件は公式サイトからのアプライと同じです。よろしければお使いください。
ホテルのカテゴリー変更
続いて、マリオット・ボンヴォイホテルのカテゴリーについてです。
マリオット・ボンヴォイのリワードプログラムは、年に一度、3月に系列ホテルのカテゴリーのアップデートを行います。
これにより、いくつかの系列ホテルのカテゴリーに変更がありました。
日本のカテゴリー8ホテルは一つ減
日本のカテゴリー8のホテルに限って言えば、セントレジス大阪がカテゴリー8の指定から、カテゴリー7に変更になりました。
カテゴリー8になるホテル(2018年3月月5日~)
・ザ・リッツカールトン東京
・ザ・リッツカールトン京都
・翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル
・ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町
・セントレジデンス大阪(カテゴリー7へ変更)
ニューヨークのホテルは軒並みカテゴリーアップ
今回カテゴリーの変更があったホテルは、下記から確認できます。お目当てのホテルがあるかどうか、気になる方は直接確認されて下さい。
ぱっと見たところ、コートヤード系列のホテルが結構ランクアップしていることは気になりました。
コートヤードというとマリオット系列の中ではどちらかというとお手頃なホテルのイメージが強かったんですがね・・・ニューヨークのコートヤードは軒並みカテゴリー6に上がっています。
(画像をクリックすると拡大します)
新カテゴリー&シーズン制の導入日
新カテゴリーと、シーズン制の導入日はいつからになったのでしょうか。
まず、新しいカテゴリー表については、下記の一言のみ注釈が付いています。
新しいカテゴリーは2019年3月5日より有効になります
新しいカテゴリー表の発表と同時にシーズン制もスタートになるのかな~と思っていましたが、特にこれについては一言も触れられていません。ですので、シーズン制の導入は3月5日の同時期というわけではなく、まだ少し先になるような気がします。
念の為、カテゴリー毎の必要ポイント表も再掲しておきます。
(画像をクリックすると拡大します)
ちなみに、カテゴリー6とカテゴリー7はいわば「分水嶺」で、カードを保有する陸マイラーにとっては一つの注目の的です。
何故かというと、北米のBonvoy Brilliantや日本のSPG Amexなどのラグジュアリーカードに付帯している無料宿泊の滞在先が一泊5万ポイントまでのホテルに限定されているからです。
カテゴリー6であればスタンダード時が5万ポイントですのでカードホルダーが特典宿泊出来ますが、ピーク時は6万ポイントになるためこれが出来なくなります。カテゴリー7の場合はスタンダード時が6万ポイントですので特典宿泊には利用できなくなると考えられます。
したがって、カードホルダーにとっては、カテゴリー8の導入よりも、今回のカテゴリーアップや、シーズン制の導入の方により注目が集まっているようです。
カテゴリー8のお得な予約は3月5日まで
(写真はリッツカールトン東京の公式サイトより)
最後に、新しいカテゴリー8ホテルのスイートスポットについてです。
以前、リッツカールトン東京の予約を入れた際、公式サイトの文言が不明瞭なため、ブログエントリ上も新カテゴリーの適用開始が2019年3月ないし4月からという、歯切れの悪い記載をしていました。
また、ポイント利用による特典宿泊も、予約日ベースなのか、宿泊日ベースなのかが明確でないため、新プログラム移行後はバックデートで必要ポイント数が増やされてしまう・・・なんて事態も最悪起こりえるのではないか、という記載をしました。
その際、公式サイトに掲載されていた関連文言が、以下のようにアップデートされて、よりクリアになりました。
変更前
2019年3月までは、今後カテゴリー8に分類されるホテルをカテゴリー7のポイント数でご利用いただけるため、1泊あたり最大25,000ポイントの節約になります
変更後(現在)
2019年3月5日までは、今後カテゴリー8に分類されるホテルをカテゴリー7のポイント数でご利用いただけるため、1泊あたり最大25,000ポイントお得です。
カテゴリー7のポイント数での予約は新しいカテゴリー表の適用開始と同様、3月5日までと明記がされました。
なお、この文言については英語の公式サイトの方がより明確な記載をしています。
2/12までの表記
Your points can go further with our new Free Night Award Chart.
- Book standard redemption rates for Category 1–7 hotels.
- Save up to 25,000 points per night when you book future Category 8 hotels at the Category 7 rate until March 5, 2019.
2/13以降(現在)の表記
Save up to 25,000 points per night when you book future Category 8 hotels at the Category 7 rate, valid until March 5, 2019.
これを素直に読む限り、現行のカテゴリー表での予約は宿泊ベースではなく、予約ベースだと解釈出来ます。
したがって、3月5日までに予約を入れた宿泊、つまり350日後である2020年2月18日までの宿泊予約に関しては、現行のレートによる手配が可能ではないかと思われます。したがって、最長で2020年2月18日までは新カテゴリー8のホテル(例えば、リッツカールトン東京 )に6万ポイントで宿泊出来るという事でほぼ確定なのかな〜と思っています。
いざ3月5日に蓋を開けてみたらどんでん返し…という可能性もなきにしもあらずですが、最悪キャンセルすればよいだけですので、旅のプランがある方は最大限利用してください。私ももう一つくらい予約を入れたいな~と思っています。
まとめ
特にクレジットカードについては表記のあいまいさなどもあってだいぶ混乱させられましたが、無事に新しいプログラムがスタートしたようです。
とはいっても、カテゴリー制の導入時期など、まだまだ不明確な部分は残るため、引き続きウォッチしていきたいな~と思っています。
関連するプログエントリについては、本日の発表を受けて全て表記をアップデートしました。気になる方はもう一度エントリを参照されて下さい。
Bonvoy Brilliantについて、そのスペックをHilton Aspireと比べてみた比較結果はこちらのエントリを
マリオット・ボンヴォイアメックス(Bonvoy Amex)が発行へ!Hilton Aspireとベネフィットを比べてみた結果は・・・
マリオット・ボンヴォイポイントのお得な使い方についての考察はこちらのエントリを
リッツカールトン東京の特典宿泊予約完了:マリオット・ボンヴォイポイントのお得な利用方法を考える
そして、Bonvoyクレジットカードのラインアップとおすすめの一枚に関する考察はこちらのエントリをご覧ください。
Marriott Bonvoyクレジットカードまとめ:一番お勧めなのがMarriott Bonvoy Businessである理由
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大変参考になりました。ありがとうございます。赴任5ヶ月目を迎えANA USA以外のカードを検討していた際に拝見し、マリオットの利用が多いことからBonvoy Business を申請しました。スコアが724と微妙でしたが無事approvalされました。
りょうさん、コメントありがとうございます。赴任5月目でのアプルーブはほとんど最速だと思います。おめでとうございます!
ありがとうございます。追加でご教示頂きたいのですが、Employee Cardを追加申請して日本の家族カードのように使うことは可能なのでしょうか。
りょうさん、技術的には可能だと思いますが、私はやったことはありません。ビジネスカードはsole proprietorで申し込むケースがほとんどだと思いますので、相反する申し込みは私は避けるようにしています。パーソナルの場合は5/24にカウントされてしまうので、家族カードも申し込んだことはありません。
Kenjiさん、
早々にありがとうございます。私もsoleで申請したので気になりました。Terms&Conditionsにも特に記載もなかったので迷ってしまいましたが、やはりやめておいた方が無難だと認識しました。大変助かりました、ありがとうございます。