【保存版】元駐在員がアメリカ在住&アメリカ派遣時に本気で持参をおすすめする家電アイテムを10個シェア

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2022年5月31日:記事を家電にフォーカスする形で、推奨グッズを半数入れ替えました

2021年11月17日:文章中のタイポを修正するアップデートを行いました

2021年6月28日:記事初出

初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。

 

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

このエントリでは、アメリカの元駐在経験者が、アメリカ在住&アメリカ派遣時に持参を本気でおすすめするグッズ・アイテムをシェアします。

 

海外生活が決まると、仕事の引継ぎから家族・子どものケア、持病の治療などとにかくやることが目白押しになるため、何を持参しようかという準備は意外と後回しになりがちです。そんなときに、このエントリを参考に持参グッズの準備に役立てていただけたらと思います。


Kenji

何度かに分野を分けてご紹介しますが、今回は家電編です




日本からのグッズ持ち込みのすすめ

今日の記事を書こうと思ったのは、私自身のアメリカへの移住体験がバックグラウンドにあります。

 

私自身、2017年に駐在派遣としてアメリカへ渡航しましたが、当初は現地での生活のセットアップのために右往左往。

それまでに海外へ旅行で訪れたことは数多くあっても、実際に腰を据えて生活したのは初めての経験で、旅行と生活では環境が全く異なりました。

 

そこで、現地へのランディングはもちろんのこと、生活のスタートにあたっても本当に助けになったのが日本からの持ち込みグッズです。

 

生活用品はもちろんのこと、家電から食料品に至るまで、日本のグッズも取り込みながら、徐々に現地への生活にシフトしていったのが奏功しました。


Kenji

右も左もわからない最初のころは、やはり勝手知ったる日本のグッズにどれだけ助けられたことか・・・おかげでホームシックに掛かるようなことはありませんでした

ただし、実際には持ち込んだグッズの中でもあまり使わなかったもの、現地でも調達できたものもかなりあったのも事実で、「これの代わりに、あれを持ってくればよかったな・・・」と思うこともしばしばでした。

 

そんな私自身の経験も踏まえて、今日はアメリカへの派遣者を念頭に、本気で持参をお勧めするアイテムを10個ご紹介したいと思います。

 

もちろん、アメリカは広大ですので、派遣される場所の状況や、家族の状況などによっても必要になるグッズは人それぞれになるはずですが、大半のグッズは在米経験者ならうなずいてくれる役立ちグッズになるはずです。

 

ぜひ参考にされてください!

 

アメリカ派遣で持参をお勧めする家電アイテム10選

バックグラウンドのご紹介が一通り終わったところで、早速アメリカ派遣にあたって持参をお勧めする家電アイテムをご紹介します。

 

前半は生活家電からスタートして、後半はキッチン周りのおすすめ家電をご紹介します。


Kenji

実際にどんな場面で必要と感じたかの理由も併せてご紹介します

 

高電圧対応変圧器

まず持ち込みをお勧めしたいのが、高電圧対応の変圧器です。

 

アメリカに駐在が決まった方なら誰もがご存知の通り、アメリカの電圧は110V。

日本は100Vですので、日本の電化製品をアメリカで使うには変圧器が必要です。

 

最近はiPhoneやカメラに代表されるように、「100V~240V 対応」というように幅を設けている製品も多いですが、

ドライヤーや、炊飯器といった家電製品といった、熱を発する製品はだいたいが非対応です。


Kenji

アメリカでも日本と同じものはなかなか手に入らないですしね・・・我が家もこれらは持参しました

そこで持っておきたいのが高電圧対応の変圧器です。

 

私がおすすめしたいのが、日章工業から出ているこちらの商品です。

 

お勧めする理由は、とにもかくにも小さいこと!

 

高電圧対応の変圧器は大きくてかさばるものが多いですが、こちらは製品サイズが 13.41 x 12.6 x 10.39 cmとコンパクトです。

 

コンパクトであっても、電圧は1,500ワットまで対応しているので、熱を発する家電であっても、大抵のものは使用することが出来るはずです。

 

ちなみに私は2台持参して、1台は炊飯器にずっと差しっぱなしでした。


Kenji

変圧器を持参せずに使っていた同僚は、日本帰国後に日本の電圧で使ったら「ボンッ」という音がして壊れたと言っていたので、やはり使ってよかったのかなと思います

 

変圧器の総合評価

・必要性        ★★★★★

・使用頻度       ★★★★★

・アメリカでの入手難易度★★★★★

 

ボイスレコーダー

2つめは、ボイスレコーダーです。

 

異国の地に行って最初に悩むものの一つが「語学の壁」です。

何度かこのブログでもご紹介したように、私自身は非帰国子女で、英語圏で生活したのは初めての経験。そのため、最初は仕事で英語がめっきりわからずに相当苦労しました・・・

 

私が持ち込んだレコーダーがこちらです。





値段も安価ですし、サイズも小さくて、ペンケースの中にも入るのでとても重宝しました。

 


Kenji

電話会議や研修などはボイスレコーダーとiPhoneのレコーディング機能を両方使って、後で何度も聞き直していました

 

ボイスレコーダーの総合評価

・必要性        ★★★★★

・使用頻度       ★★★★★

・アメリカでの入手難易度★★☆☆☆(iPhoneでも代用可)

 

携帯ウォシュレット

続いては携帯ウォシュレットです。こちらはどちらかというと生活というよりも旅行向けかもしれません。

 

私はTOTOの製品を購入して持参しました。

そして、こちらの2つをご紹介しておきます。

海外ではウォシュレットトイレに出会うことは稀なので、アメリカでも旅行の際や、出張時などに欠かさず持っていきました。

携帯ウォシュレットの総合評価

・必要性        ★★★☆☆(人による)

・使用頻度       ★★★★★

・アメリカでの入手難易度★★★★☆

ドライヤー

続いてのお勧めは、ドライヤーです。

 

我が家が持ち込んだのが、パナソニックのナノイー搭載シリーズの「ナノケア」でした。

なお、ドライヤーもボルト数が違うとすぐ壊れてしまうので、日本の製品を持ち込む際は一つ目の変圧器とのセットでの調達が必須になります。

 

そんな事情も見越して、いまは海外対応品まで手に入ります。日本に持ち帰るつもりがないのなら、変圧器が不要になるのでこちらもお勧めですね!

 

ドライヤーは私ではなく妻の希望です。

 

アメリカでもモノを選ばなければいくらでもありますが、仕上がりのきめ細やかさはやっぱり日本製の方が一枚も二枚も上手のようです。

 

ドライヤーの総合評価

・必要性        ★★★★★

・使用頻度       ★★★★★

・アメリカでの入手難易度★★★☆☆(モデルが気にならなければアメリカでもたくさんあります)

 

アイロン(ハンドスチーマー)

続いては「アイロン」です。

 

私が在米時代に現地で結局一度も使わなかったもののひとつがクリーニングサービス。ワイシャツやスラックス類などはフォーマルを身につける機会が少なかったというのもありますが、すべて持ち込んだアイロンで自前で済ませました。

 

私が持ち込んだのは本当に一般的なアイロン。壊れても良い前提だったので、現地で変圧器も使いませんでした(冬物コートなども2シーズンのみだったので、結局現地ではクリーニングは使いませんでした)。




アイロンと一緒にアイロン台も持ち込みましたので、家電ではないですが一緒にご紹介しておきます


ちなみにアイロン台はちょっと・・・という人には「スチームアイロン」という選択肢もあります。

 

こちらはつい最近日本で購入した商品ですが、スツールに掛けたままサッと蒸気が当てられるので便利です。効果も勿論あります。アイロンのプレスには及びませんが、シャツやワンピースなど生地の薄い一枚ものなら6-7割の出来、といったところでしょうか。


Kenji

押し当てて使うことで普通のアイロンとしても使えるので、1台2役で、我が家は最近もっぱらこちらを使用しています

アイロンの総合評価

・必要性        ★★★★★

・使用頻度       ★★★☆☆(業種によります)

・アメリカでの入手難易度★★★☆☆(ハンドスチーマーであれば結構手に入ります)

 

加湿器

駐在場所にもよるでしょうが、私が暮らしていたニューヨークは特に乾燥しがちでした。

 

特に子どもが産まれてからは乾燥が気になるので、現地では3台の加湿器を使っていたくらいです。苦笑

 

加湿器はもちろん現地でも手に入りますので、これも必須というわけではありません。

 

我が家が持ち込んだのが、しずくのようなデザインが特徴のこちらのモデル(一世代前かもしれません)。これも、消耗品になることが前提でのお買い物でした。

 

卓上加湿器はオフィスなどでもお世話になるので、一台持ち込むと便利ですね。

加湿器の総合評価

・必要性        ★★★★★(駐在場所によりますが、ニューヨークでは必須でした)

・使用頻度       ★★★★☆

・アメリカでの入手難易度★★★☆☆

 

布団乾燥機

生活家電の最後は、「布団乾燥機」です。

 

我が家が駐在したニューヨークは一年の約半分が冬。寒い日は冷夏10度を下回る日々が続くくらいの寒冷地です。

そんな寒い冬の心強い味方として夜のお供になってくれるのがこの「布団乾燥機」です。


Kenji

寝る前一時間の布団乾燥機に何度救われたことか・・・布団を干すことができないので、ダニ退治などにも役立ちます!

私が持ち込んだのは実家にあったとてもとても古いモデルでもちろん廃盤だったので、お手頃なものを2つご紹介しておきます。



布団乾燥機の総合評価

・必要性        ★★★★☆

・使用頻度       ★★★★☆(我が家は月2-3回くらいの使用頻度でした)

・アメリカでの入手難易度★★★☆☆(アイリスのものはAmazon.comでもありました。値段は倍くらいしますが・・)

 


続いて、次からはキッチン周りの家電のご紹介です。

 

炊飯器

日本人たるもの、異国の地に行っても美味しい「ご飯」は絶対に欠かしたくないもの。

 

炊飯するなら欠かせないのがもちろん「炊飯器」です。

 

日本食ブームも華やかりし昨今、海外でももちろん炊飯器は手に入ります。が、モデルが限られていたり、価格も高額だったりするもの。

であれば、荷物に余裕があるかぎり持ち込んでしまうのが、手間が省けて助かります。

 

我が家が持ち込んでいたのが、当時2-3年使っていたPanasonicの「おどり炊き」シリーズ。

炊飯器も年々進化して、最新式は圧力が可変式でとにかく「ふっくら」炊ける高機能/高価格化が進んでいます。



Kenji

これをアメリカの駐在生活でひたすら使って、日本へ無事持って帰ってきて少し使ったところで買い換えまし

 型落ち品なら、価格も1万円前後か、それを切るくらいと、かなり安価で手に入りますね。

電圧が違うのであくまで自己責任にはなりますが、そこそこ安価なモデルを日本から持ち込んで、変圧器を使わずに利用していたという同僚(強者)にも何人か見かけました。

 

鍋などでももちろんご飯は炊けますが、毎日利用するものなのでスイッチ一つで炊飯出来て、保温もできる炊飯器はやはり持って行けると便利です。

 

炊飯器の総合評価

・必要性        ★★★★★

・使用頻度       ★★★★★

・アメリカでの入手難易度★★★☆☆(手に入ります。ちょっと高いですが・・・)

 

ホームベーカリー

続いて、「ホームベーカリー」もご紹介しておきます。

 

アメリカはパン社会、小麦社会のため、パンやベーカリーはいくらでも手に入ります。

 

ただし、食パンは日本のように美味しいかと言われると評価は「???」なのが実情。

特に、ふわふわ系、しっとり系のパンはなかなか手に入りません。

 

現地で日本と同じようなテイストのパンを食べたいのであれば、ホームベーカリーも持ち込んでしまって、自分でパンを焼くのが一番手っ取り早いです。


Kenji

もちろん電圧が違うので、上でご紹介したような高電圧対応の変圧器が必須です!

 

我が家が現在使っているのがパナソニックのホームベーカリー「SD-MT3」モデル。

パン一斤が焼けるのはもちろん、39種類もの焼き上がりメニューに対応しています。

 

さすがにアメリカに持ち込むにはもうちょっと安価なものがよい・・・という方には、「シロカ」のモデルなどもよさそうですね!

我が家も以前シロカのオーブントースターを使用していました。

 

アメリカで日本テイストの美味しいパンが食べたい!

という方はぜひこちらも持ち込みを検討されてみてください。

 

ホームベーカリーの総合評価

・必要性        ★★★☆☆(パン自体はいくらでも手に入ります)

・使用頻度       ★★★★★

・アメリカでの入手難易度★★★★★(日本製の家電は現地ではなかなか手に入りません)

ホットプレート

日本からの持ち込み品の最後は「ホットプレート」です。

 

我が家が持ち込んだ製品はすでにボロボロで販売していなかった(というか、捨てて返ってきたのでモデルすらわからない・・・)ので、今購入するならと言うことでいくつかモデルをご紹介します。

 

まずは家電はおろか、最近はマスクなど生活用品まで取り扱うようになった「アイリスオーヤマ」のホットプレート。最もスタンダードなタイプで、我が家が持ち込んだのもこのタイプです。

こちらは平面・焼肉・タコ焼き用の3枚のプレートがセットになった優れもの。たこ焼きが海外で出てきたらびっくりされること請け合いです。


Kenji

何でも火を入れて焼いてしまえば食べれるので、料理が苦手な男性にもぴったり。ホットプレートは一枚持っておくと便利ですね!

ホットプレートの総合評価

・必要性        ★★★☆☆

・使用頻度       ★★★☆☆(我が家は月2-3回くらいの使用頻度でした)

・アメリカでの入手難易度★★★★☆(ものによります)

 

持ち込んだものの使わなかったもの

参考として、持ち込んだものの使用しなかったもの/これはいらなかったかな・・・と感じた家電もご紹介します。

 

電子辞書

まずは、電子辞書です。

 

こちらは英語を翻訳するのに使うかな~なんて思って持ち込みましたが、結局出番は数回のみでした。。


Kenji

インターネットが発展してスマホ一つで検索できることと、仕事をしながら電子辞書を引く・・・というのもバツが悪くて出来なかったというのがその理由です



 

ビデオカメラ

つづいてはビデオカメラです。

 

購入した理由は子どもが生まれたからです。

ビデオカメラに収めておこうとおもって、ワイプ取りも出来るパナソニックのハンディカムタイプのビデオカメラを一時帰国の際に購入して、アメリカに戻りました。


使わないこともなかったのですが、出番が少なかったのはやはりスマホの存在が大きいです。

 

ビデオカメラはテレビに接続しないといけないという「ひと手間」も手伝って、すぐにフェードアウトしてしまいました。。。(勿体ないですね💦)

 

バリカン

人によっては持ち込み推奨グッズに上がるものが、バリカンでしょう。

 

それは否定しませんし、私もバリカンは現地でセルフカットに使いました。

特に持ち込み不要かなと考えたのは、現地でもいくらでも調達できるためで、価格も日本とさほど変わりません。

 

であれば、日本から持ち込むのは他の家電/日用品を優先してよいと思ったのが外した理由です。


Kenji

アメリカの都心部であればだいたいの商品は手に入りますが、価格差のあるものや手に入りにくいもの、日本独自の機能があるものなどを優先した方がよいですね

アメリカへの持参お勧めグッズまとめ

今日のエントリでは、私自身の赴任の経験をもとに、アメリカ在住&アメリカ派遣時に持参を本気でおすすめするグッズ・アイテムを10個ご紹介しました。

 

今日のエントリでは、もしかすると一番重要かもしれない食料品系の持ち込みアイテムを一切ご紹介していないため、食料品を含めるとまだまだおすすめアイテムはたくさん出てきます。

 

食料品は持ち込みが規制されるアイテムもあって微妙なラインもあるため、また機会を改めてご紹介するエントリを試みてみたいと思います。

 

参考記事です。

 

過去には駐在員の準備と題して、TODOをまとめる記事も書いています。グッズだけでなくて、やるべきこと・やっておいた方がよいことを時系列別にご紹介していますので、本記事と合わせて参考にしていただけたらと思います。








 

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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ・ニューヨークに駐在して2019年7月に日本へ帰任。 ニューヨークでは長男に恵まれ、妻と3人でマイル&ポイントを駆使しながら旅行を満喫。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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