アメリカ駐在員の生活費を公開します(2017年下半期・ニューヨーク駐在編)

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こんにちは、アメリカ駐在員の斎藤ケンジ(@sorakoge)です。

さて、今日のエントリはみんな大好きお金の話。私一個人の生活費を赤裸々に公開してみたいと思います。

 

これを公開するのは、同じアメリカに駐在されている「駐在員へらじかさん」のブログエントリにて、2017年の給与と収支を公表されているのを見たのがきっかけです。

 

へらじかさんの記事でもコメントされていましたが、私自身、海外赴任が決まってから実際渡米するまでの数か月、毎日のように駐在員の方のブログや発言小町、Yahoo!知恵袋などを見ていたんですよね。

 

でも意外と生活コストを生々しく語っているブログって見当たらないんですよ。

 

情報が断片的だったり(「〇〇がXX円くらいです。」とか、「医療費は死ぬほど高くて盲腸でXXX円請求されました。」など)、そもそもその情報も5年前、10年前のもので比較対象として参考になるのかが疑問だったり。

 

結局、渡米後新しい年を迎えて、昨年のコストの集計をしてみて感じるのは、「当初の見積もりは甘かった」ってことです。

 

へらじかさんは収入を公開しており、私も公開してしまおうかとも思いましたが、私は駐在員として公開できるようなレベルの水準にとてもないことと、私の出向プランは駐在員というよりもローカル採用に非常に近いため、それならば、ということで、生活費をアップしてみることにしました。

 

今後アメリカに駐在される方、アメリカでの生活に興味関心のある方にとって一人でも参考になれば幸いです。



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結果公開

ではまず結果から。

2017年途中に渡米してきたことを考慮して、2017年下半期の実績平均値をとりました。

 

はい、どん!

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改めて見てみて、自分でも結構衝撃的な結果が出ました。。。

 

2017年は米国移住という特殊要因があったことや、集計にどこまで含めるかにも左右されると思いますが、月平均80万超の生活費ははっきりいって日本的感覚から言えば異常だと思います。

さらに、下にも書きましたが、集計対象には米国の税金や健康保険料は含まれていないので、実質的な生活コスト(総支出)は月平均100万を超えるかもしれませんね。

  

 

次に、内訳について少し考えてみたいと思います。

 

一番の支出はやはり住宅コスト

まず支出の中で大きいのがなんといっても家賃です。

 

私のアパートは家族の希望を色々考えた結果、赴任期間中限定!ということで落ち着いたのが月3,000ドルの今のアパートです。

 

ではさぞ豪華なところにお住まいでしょう、と言われそうですが、間取りは1BR(日本の1LDKに相当)ですし、暖房の効きが悪くて冬の今の時期は部屋の中でもブランケットを使っているくらいです。単にNYのレント相場が異常なんですよ・・・まぁ、もっとも駐在員が住むようなコンセルジュ、テラス、ジム付きのアパートですけれどね。

 

 

2017年はこれにワンタイムの仲介手数料やら、生活家具を揃えた費用やらが重なって、月あたりの住宅コストが49万円という、港区の高級住宅街に住めるような額になりました。

 

仲介業者さんはスターツさんを使わせて頂きました。手数料は同業のREDACさんなどと比べると多少高いですが、やり取りがとてもスムーズでよかったと思います。

クレヒスのない日本人が飛び込みでアパートに交渉しても前前払いを食うだけですので、駐在員の方は仲介業者の手数料も必要経費として、赴任元と交渉できるか考えてください。

 

www.startsnewyork.com

 

旅費・交際費はやっぱり大きい

2番目に大きいのは旅費・交際費でまぁこれはこんなものかという感じですかね。

支出のない月もありますが、渡米以来、オーランドにいったり、グランドキャニオンにも行きました。(どちらも記事にはしていませんが)

家族の体調が悪くなった関係で日本にも一時帰国しましたしね。むしろよくこの金額で収まったな、という印象です。私は酒飲みでないのが救いです。

 

食費はどうか?

食費は予想していたよりも少なかったという印象です。

 

思ったよりも少なくなっているのは、お昼はだいたいお弁当を持参しているということ(毎日外食なんてとてもできませんし、冬場は寒くて外に出たくない・・)と、妻が加わったのが途中からなのがその理由ですね。


生鮮食品・加工品は日本に比べて総じて高いという理解で間違えありません。

そのうちネタに困ったら「アメリカの食品物価あれこれ」なんてエントリを書くかもしれません。(誰も興味ないかもしれませんが・・)

 

集計のポイント

今後赴任される方で、もし上記のチャートを参考にされる場合、いくつか注意いただきたい点がありますので記載しておきます。

 

集計のポイント

昨年は途中まで妻が日本で暮らしていたため、日本で支払った生活費や医療費が別途ありますが、明細がわからないため集計の対象には含めていません。

USでの税金・健康保険料は集計対象から除いています。

⇒①、②を含めると、やはり月平均の生活費は100万円の大台を超えたんじゃないですかね。

他方、日本で社会保険料・健康保険料・住民税を支払い続けており、支出に含めています。

含めている理由は、これらが会社の仮払という形で帰任時に返済することになっているためです。会社によっては、例えば留守宅手当との相殺という形で全額会社が負担してくれているところもあるはずで、正直羨ましく感じます。

ドル払いは、全て110/ドルで日本円換算しています。

 

ちなみに、私は車は持っていません。

車を使う人はこれに車の維持費が加わりますね。

子どももまだいませんが、アメリカに駐在中にできたらなあと思っており、そうすると更に生活費は膨らむのでしょうね。

 

渡米前にさんざん医者に通って一通り検査と歯の手入れをすませてきたので、2017年中はアメリカで一度も医者にはかかりませんでした。これも、2018年に病気になれば大きなコスト増になってのしかかってきそうです。

 

収入・支出のバランスで考えてみると、収入額面は確かに日本勤務中よりも上がりましたが、それ以上に生活コストの上がり幅が大きいので生活は「厳しい」の一言に尽きます。

 

そして、やはり日本はデフレなんだなぁと改めて実感します。

 

駐在すると一財産築けるなんて話を聞いたことがありますが、少なくとも私のケースでは全くそんなことはありません。

 

異国での生活とキャリアという、得難い経験をさせてもらっていると気持ちを切り替えてやっていくつもりです。

 

この集計に利用したアプリ

話は少しそれますが、みなさん家計管理に何をつかっていらっしゃいますか?

 

私は「支出管理」というアプリを使っています。

今回の集計もこのアプリに記録した数字を基に行いました。

 

支出管理

支出管理

  • SHIBUYA Masanori
  • ファイナンス
  • ¥120

 

このアプリが面白いのは、名前のとおり支出を管理することに特化しているところです。

 

収入を入れる欄がなく、支出のみ。これが意外と心地よいです。

実際に入力された画像はこんな感じです。

レシートも埋め込み式で保存ができたりと、シンプルながらも便利ですよ。

 

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こんな感じで、支出の内訳を棒ブラフや、パイチャートにすることも可能です。

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私もこれまで家計簿アプリを3つ4つ使ってきましたが、BSPLが出るようなアプリはダメでした。会社向けならいいんですが、個人のバランスシートって難しいんですよね・・・

 

ストックは別に資産運用という形でキャッシュと運用の残高を管理すればよく、フローだけに着目するなら支出側だけ見ていれば十分管理できます

 

レジのラインや、エレベーターを待つ間にでもぽちぽち打っておけば後々非常に便利ですよ。

  

編集後記

 

今日は他の方のブログに刺激を受けたことから私個人の生活費を見直してみましたが、思っていた以上に色々と気づきが得られてよいきっかけになりました。

おかげでマイル活動やオファー情報にこれまで以上に勤しむことができそうです。苦笑

 

また半年後か1年後くらいに見直しも含めて、同じエントリをしてみたいと思います。

 

 

 



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Kenji

Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ駐在中。 現在妻とニューヨークで2人暮らし。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

2件のフィードバック

  1. MooseFukui より:

    刺激になったといっていただけて嬉しいです!
    アメリカ生活の支出、振り返ると驚くという気持ちは良くわかります。NYは家賃も高いですね。。。

  2. homes-t より:

    へらじかさんのブログには大変刺激を頂きました。おかげでここ数日は今後の家計設計について色々と考え込んでいます。苦笑

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