【海外在住者向け】海外居住者が日本のAmazonプライムを使い続ける3つのメリット
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
Amazonプライム便利ですよね。私も日米両方のアマゾンプライム会員なのですが、アメリカに移住してからも、日本のプライムメンバーシップは3900円の年会費を上回るメリットがあると思ったので継続しています
しかし、海外在住者に絞って日本のプライム特典の便利さを解説した記事が見当たらなかったため、今日は私自身の体験を交えながら日本のAmazonプライムを海外赴任者が使い続けるメリット・デメリットについて解説したいと思います。
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日本のアマゾンプライムの特典おさらい
まず日本のプライムメンバーの特典についておさらいです。
プライムメンバーは多くのベネフィットを提供されています。
方々のブログで紹介されていると思いますので、ここでは項目だけさらっと記載したいと思います。
プライムメンバーのベネフィット一覧
・送料無料。お急ぎ便・お届け日指定無料
・当日配送「Prime Now」
・特別取扱商品の取扱手数料無料
・オンラインストリーミング「Prime Video」
・Prime Music
・Prime Reading:対象のKindle本が読み放題
・Kindle各モデルが4000円引き
・Amazonパントリー:食品・日用品など毎日使うものを必要な分だけ配送
・Amazonファミリー:ベビー用品をお得にお買い物
・Prime Photo:無制限のフォトストレージ
・Amazon Drive: 5GBまでのファイルオンラインストレージが無料
・Dash Button:消耗品の1クリック注文に便利
・会員限定セール「Prime Day」への参加
・プライム会員限定先行タイムセールへの参加
・プライム会員限定クーポン
・Kindleオーナーライブラリの利用
・クレジットカード「Amazon Mastercard」利用でポイントアップ
なんだか大量にありすぎて囲い込み感が半端ないですね。笑
これを3,900円で提供するAmazonって・・・今年のアメリカ企業の株主総会ではウォルマートはじめ小売業が軒並みAmazonを話題に挙げたとニュースになりましたが、本気で他の小売業をつぶしに掛かってるんだなぁと思います。
一強になった途端、会員費を大幅値上げとかさせないためにも、楽天やヤフーにも頑張ってもらいたいですよね。。
個人的には、Amazonの商品は一つ一つ配送を頼んで、1円でもヤマト運輸さんに収益が流れてもらうようにしています。
海外居住者がアマゾンプライムを継続するデメリット
次に、海外居住者が日本のアマゾンプライムを継続するデメリットについて。
これはなんといってもメンバーシップフィーでしょう。アマゾンプライムは年間プランで3900円、月間プランなら400円の会費(いずれも税込)が掛かります。
現在お住まいの国(私ならアメリカ)のアマゾンプライムにも加入するとすれば、純粋にコスト増です。
まぁでも年間4千円のコストを上回るだけの継続メリットがあればよいわけで、日本のAmazonプライムのベネフィット>>>コストなので、特に気にしていません。
あとは、アマゾンが発行する「Amazon Mastercardゴールド」を保有すると、一定の条件のもと2年目から4,320円(税込。一年目は5,400円)の年会費でプライム年会費が免除されるという特典もあります。
還元率はAmazon利用の場合2.5%(他は1%)と高いので、日本のアマゾンのヘビーユーザーであればこちらの発行を検討しても良いと思います。
ちなみに私はというと、Amazonカードの発行はしていません。
ゴールドカードは他をもう使っているので、あまりメリットに感じないのがその理由です。
アマゾン利用もポイント狙いだけなら、モッピーが発行している「POINT WALLET VISA PREPAID」を利用してアマギフを購入して、VISAのポイントアップモール経由で購入した方が還元率は高くなります。
日本で「POINT WALLET VISA PREPAID」を発行できるチャンスのある方は、モッピーで発行しておいて損はないカードの一枚だと思います。(私の紹介リンクです。ありがとうございます。)
海外居住者が使える特典と私の使い方
はい、ここが今日の本題。海外居住者が使える特典と私の使い方です。
海外在住者でもメリット大なのが以下の3つのサービスです。
海外在住者にメリット大なサービス3選
✔Amazon Prime Video
✔Amazon Prime Photo
✔Amazon Music
プライムをご利用の方は既にご存知だと思いますが、以下簡単にそれぞれのサービスについてご説明します。
✔Amazon Prime Video
まずひとつめのプライムビデオですが、ご存知、映画やドラマ、バラエティ、アニメなどが見放題になるサービスです。
アメリカ発のサービスなので海外ドラマのラインナップが充実しているのはもちろんですが、私がそれ以上に好きでよく見るのが日本のサブカル系シリーズもの。
たとえばこれ。コアファンも多い「孤独のグルメ」。海外に暮らしていると日本のグルメは本当に懐かしくなります。
いつも平和でちょっと笑える結末を迎える「美味しんぼ」も我が家のお気に入り。
蛯子さん、太川さんの掛け合いが絶妙な「Local路線バス乗り継ぎの旅」シリーズ。ラインナップが少ないのがちょっと残念。
妻曰く、バライエティ系がちょっと少ないのが残念だそうですが、それでもPrime Videoをたまに見るだけでも日本のホームの雰囲気を感じることが出来ます。
あまり見すぎると、アメリカに居ることを忘れてしまうくらいです。笑
✔Amazon Prime Photo
二つ目がこれ、プライムフォトです。
海外在住・旅行はこれまでと大きく環境が変わるもの。自然と周りに興味関心を惹くものがあふれますので、写真もバシバシ取るように。
そうするとすぐにスマートフォンであれデジカメであれ、メモリはあっという間にいっぱいになってしまうと思います。そんなときプライムフォトは容量が無制限ですので、気にせずどんどん突っ込んでいけばいいのです。これだけでも相当なストレスフリー。
ちなみに私はAmazonのネットワークに異常が生じた場合や、急に料金が有料化された場合に備えて、Google Photoにもアップロードしています。昔Yahoo!ボックスのストレージサービスを使っていて痛い目を見たので、その教訓です。
なお、これから海外へ赴任するという方は、メモリは日本で購入された方がお得ですので、SDメモリ、Micro SDメモリは多めに持ってくることをお勧めします。もちろん、デジカメやビデオカメラも。精密機器はアメリカでも日本のメーカーのものを持っている人ばかりですからね。
✔Amazon Music
最後がこれ。100万曲以上の楽曲やアルバム、プレイリスト、プライムラジオを楽しめる「Amazon Music」です。Unlimitedにしなくとも、洋楽もJ-Popも本当に幅広いラインアップ。
さらに、Amazon Musicには、「Prime Radio」というサービスがあります。
Prime “Radio”と言ってもラジオが聞けるわけではなく、雰囲気を選択すると、その雰囲気に合わせてランダムで音楽をチョイスしてくれる優れもの。
作業BGMとして聞き流しに最適だと思います。
上記サービス利用にはVPNが必須
一点だけ注意点です。上記で紹介したサービスは、いずれも日本居住者を前提としたサービスです。
海外居住の方が利用する場合には、VPNの契約が必須になります。具体的にかかる制限はこんな感じ。
海外利用で掛かる制限
・Prime Video(DL済の動画は見られるが、新しくストリーミング・DLは不可)
・Prime Photo(Upload済みの写真は見られるが、新しくUploadは不可)
・Amazon Music(DL済の音楽を聴くことは可能だが、新しくストリーミング・DLは不可)
じゃあ使えないじゃん!
って声が上がりそうですが、大丈夫です。
VPNというサービスを利用すればこれらのオンラインサービスは全て利用可能になります。
詳しくは別エントリを参考にして頂きたいのですが、シンプルに言えば日本のプライベートネットワークを経由してAmazonのLANに接続することで、日本国内からのアクセスとして認識してもらうことが可能になります。
【駐在員・海外渡航者におすすめ】インターリンクでVPN接続を利用するメリットまとめ
私が利用しているインターリンクの場合、月1,000円のコストが発生しますが、Amazonのみならずポイントサイトで一部日本のネットワーク接続が必要だったり、スタバやホテルなどの公衆無線LANを利用する場合、AbemaTVの視聴、さらに一部の国内金融機関のネットワークに接続する場合にも全てVPNを利用しています。
VPN利用は確かに追加のコストには変わりないのですが、日本へのネットワークに接続するための必要経費だと割り切って使っているイメージです。むしろメリットがコストを大幅に上回っていると実感しています。
私個人としては、海外赴任をされる方はぜひVPNを契約されることを推奨します。
一番のプライムのメリット:送料無料はどうなる?
Prime会員がすべからく恩恵を受けているであろうAmazon購入商品の発送サービスですが、海外へ移住後はこのメリットを受ける場面は限られそうです。
日本国内の配送商品は引続き利用可能
これは当たり前ですが、日本国内の配送商品については引続き利用可能です。
そのため、例えばアメリカに居住していても、日本の家族・友人へギフトを送る際などはPrimeの発送無料がそのまま適用されます。誕生日やお中元、クリスマスなどで利用する機会が年数回以上あるので、それだけでも結構元が取れているかな~と思っています。
アメリカのAmazonで購入する商品はAmazon.co.jpではなく、Amazon.comのFBAの範疇になるため、.comのプライム会員になる必要があります。
日本のAmazonで購入した商品を海外へ送れるか
では、.co.jpで購入した商品を海外へ送れるのでしょうか?結論から言えば送付自体は可能ですが、利用はお勧め出来ません。
.co.jpで購入した商品は、マーケットプレイスなどの一部の商品を海外への発送も可能は可能です。
ただし、海外発送はPrime会員の無料配送は適用されません。地域ごとに配送料金(Delivery fee)+発送手数料(Fulfillment fee)が発生します。居住地現地で調達できるものは極力現地で調達された方が良いと思います。
以下は配送料金の目安表です。これと別に発送手数料は商品一点ごとに発生しますので、相当割高になると思って頂いて間違えありません。
もっと詳しく知りたいという方は、下記のAmazon公式サイトをご参照ください。
アメリカのアマゾンプライムは「買い」か?
私は解約予定
ここまで触れてきたとおり、日本のアマゾンプライムはたとえ日本に住んでいなくても年会費に見合うメリットがあると思っていますが、翻ってお膝元アメリカのAmazon Primeはというと、年会費は119ドルとあまりに高額です。
以前のエントリでも触れましたが、今年は子どもの出産などもあるためPrimeに申し込みましたが、来年の継続は正直ないかなと思っています。
騙し騙し使って来ましたが、5/11からプライムフィーが119ドル(値上げ前:99ドル)になるのでプライム会員に申し込みしました。今年は色々ある予定なので、1年使い倒したらサヨナラします。https://t.co/Ik9k8zSYHo
— Kenji@米国駐在中 積立投資 マイル (@sorakoge) 2018年5月8日
値段にこそ満足していませんが、プライムのサービスはラインアップ自体は日本とほぼ同じでとても豊富です。単に日本のPrimeサービスの囲い込みがすごすぎるだけですね・・・やはりそれを考えても日本のAmazonプライムは続行だと思います。
.comのPrimeを申し込む方への2つのアドバイス
とは言っても、Amazon.comのPrimeを申し込む方は大勢入らっしゃると思います。
そんな方へ最後に2つアドバイスをしたいと思います。
まず、以前のエントリでも触れましたが、PrimeMembershipへはTopcashbackというキャッシュバックサイトから加入するとお得になります。私は15%キャッシュバックの際に加入したので、セールスタックス考慮後の実質コストは93ドルでした。
この記事を書いている時点でも、$15のギフトカードバックのプロモーションがあるようです。
アメリカでPrimeに申し込む際はTopcashback経由で申し込むことを強く推奨します。Topcashbackへはよろしければ私の紹介リンクから登録してください。登録時期によっては、登録だけで$5のプロモーションをもらうことが出来るはずです。(時期によって異なります。)
アドバイスの2つ目。
とにかくプライムのベネフィットを出来る限りキャッチして使いまくる、これに限ります。
例えば、プライムデーの直前にギフトカード20%オフの情報が飛び込んできましたが、このベネフィットをMAX受けると200ドルディスカウントを受けることが可能でした。
【一足早いプライムセール!?】プライム会員限定:Amexポイント利用でAmazonギフトが20%OFF!最大100ドルまで
私も結局850ドルのギフトカードを注文して、受けたディスカントは170ドル。それにWhole Foodsで買い物をしたところ10ドルのアマゾンクーポンをもらうことができたので、プライムデーだけでも受けたベネフィットは合計180ドル。
これだけでも十分年会費の元は取りました。
我が家は2019年は帰国予定ですのでPrime会員は一年のみの予定ですが、有料会員でもPrime DayやCyber Mondayのベネフィットを使えば年会費を取り返すことが十二分に可能です。
今日は海外居住者が日本のAmazonプライムを使い続けるメリットについてご紹介しました。
結論としては、Prime Video、Amazon Music、Prime Photoという3つのメジャーなオンラインサービスはVPN経由で全て利用を継続することが可能で、3,900円という年会費の元は十分すぎるくらい取ることが出来ると思います。
参考記事です。
以下はアメリカでの生活を便利にするために実際に私が購入・加入したグッズ&サービスをご紹介したエントリです。
【2018年版】駐在員が選ぶ買ってよかったアメリカ生活に役立つグッズ&サービス10選
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