【旅行者・赴任者向け】アメリカでのクレジットカード支払いの基本を10項目紹介

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こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

さて、今日はアメリカクレジットカード事情の基本の基本について取り上げます。私もアメリカ赴任当初はカードの使い方すらわからずにレジでどきまぎしたことを覚えていますが、国が違えば勝手も違うもの。

特に旅行でいらっしゃる方や、アメリカへの赴任が間もない方は使い方はわからなくて当然です。アメリカでのカードの使い方を10個まとめてみましたので、参考になれば幸いです。



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チップ付きカードかどうかで決済方法が違う

まず基本の基本。スーパーでの支払いについてです。アメリカではチップの有無により決済の方法が違います。

チップの付いているカードはレジのカード読み取り口に差し込んで、付いていないカードはカード裏の磁気をスワイプして(スライドさせて読み込んで)使います。

(写真はチップ式のカードを差し込んだ時の様子です。チップのある方を上向きにして、差し込めばOK。チップのないスワイプ式のカードの場合は、右側のスロットを上から下に読み取らせて使います。)

 

たまにチップ式カードでもスワイプしか対応していない読み取り機もありますが、基本はこの2パターンです。

ちなみにレジでは

 

Debit, credit or cash?

(デビットカードとクレジットカード、現金どれで支払うの?)

 

と最初に支払い方法を訊かれて、クレジットと答えた上で差し込むか、スワイプして使うという手順です。

 

JCBカードはDiscoverカードと提携あり

日本人が大好き、JCBカード。日本人なら誰しも持っているクレジットカードですよね。私もJCBカードは3枚保有しています。

アメリカに来た事のある方なら気付かれたと思いますが、JCBマークは絶望的なくらいアメリカでは見かけません。。

 

ただし!

JCBマークがないからと言って使えないというわけではありません!アメリカ国内のカード会社大手のDiscoverカードと提携しているため、Discoverマークのあるお店であればJCBカードを利用する事は可能です。

 

JCBの案内ページはこちら。

VISA、Masterを持っていればそれに越した事はありませんが、もしJCBを使いたいという場面に出会った時はDiscoverマークがないかどうか確認されてみて下さい。アメリカの担当者はほぼJCBを知らないので、Discoverと同一ブランドである旨を伝えるとスムーズに行くと思います。

 

ちなみにクレジットカードは5大ブランドと言われており、いまは銀嶺がこれに続いて6番目のブランドとして台頭してきています。ニューヨークでも銀嶺マークを見る機会が多くなったと感じます。

 

カード6大ブランド
1. VISA
2. MASTER
3. American Express
4. Diners
5. JCB
6. 銀嶺 ???

 

(日本のカード)為替手数料はカード会社により異なる

 

こちらは日本のカード限定の話。日本のクレジットカードの為替手数料は国際ブランド毎に異なることをご存知でしょうか?

下に各社為替手数料の目安を載せてみましたが、見て頂くと分かる通り、アメックスは少しだけ高め。海外利用の際は日本発行のアメックスは避けた方が無難です。(カードごとにも異なるので、正確な情報はカード規約をご確認ください)

 

(アメリカのカード)海外手数料無料のカードが多い

日本のカードと違い、アメリカのカードは海外手数料のかからないカードが多いです。

これは地味ですがかなりお得!海外手数料無料のカードを持っておけば、アメリカ国外へ旅行へ出たときでも、日本に一時帰国したときでも、為替手数料を気にせずに決済することが出来ます。

なお、アメリカ国外で決済通貨を聞かれたら必ず現地通貨払い(日本なら円払い)を選んでください。

ホテルなどにありがちですが、海外発行のカードを出すとサービスの一環として(?)ドル払いを提示してくれるところがあります。しかし、このドルの換算レートはMerchant側のレートのため、極めて悪い事がほとんどなためです。海外手数料のかからないカードで現地通貨払い、これがアメリカ国外では一番手数料を安く抑える決済の方法です。

また、アメリカに赴任したてのころに作成することの多いANA CARD USA、JAL CARD USAは要注意です。

海外手数料がかかるばかりでなく、事前にカード会社に通知しないと、海外利用がFraudとみなされることもあります。また、やってしまいがちなミスとして、ショッピングマイルの優遇があるからと日本への一時帰国の際に(日本の)空港内で利用してしまうなどの落とし穴に落ちた話を聞きます。

一時帰国の際も持参しない方が無難です。



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一時増額が可能な日本と不可能なアメリカ

日本のクレジットカードはサポートデスクに問い合わせると一時増額が可能です。

支払いの用途を聞かれ、利用使途(ギフトカードなどの換金性の高いものでないか)を確認されて、早ければ即時に増額のアプルーブがおります。

承認可否や増額枠はもちろん本人の信用力によります。これが日本のプラクティス。

 

ではアメリカはどうかというと、日本とは異なります。

アメリカのカードには一時増額という選択肢はありません。増額はリクエスト以降毎月のクレジットラインを増やすことになります。年収などの属性に応じてクレジット会社から引き出せるクレジットラインには限りがあるため、増額を繰り返したり同じカード会社のクレジットカードを複数作って行くとクレジットライン上限を超えてしまい、それ以降カードが承認されなくなってしまいます。

 

チップは追加可能。が、元々チャージされていることもある

これはアメリカの特にレストラン、バーでの支払いの話。

私たち日本人に馴染みがないアメリカカルチャーの一つにチップ文化があります。

チップはTPOに応じて昼なら15-25%程度、夜なら20-30%程度が目安と言われます。チップはお勘定をお願いするとチップの領収書がテーブルに運ばれてくるため、それにチップを記入して、クレジットカードと一緒に渡して精算、という流れになります。

 

が、お店によってはこのチップを元から料金に上乗せしてくるお店もあるので気を付けて下さい。

 

こちらは私が体験したチップ込みのお店です。

Tipではなく、Gratuityという名目で最初から追加料金が取られています。このような場合はチップ不要です。

 

特にバーやレストランの場合には領収書が運ばれて来たら、チップがすでに取られていないかと一度確認するのがおススメです

 

ちなみにチップをゼロにする場合であっても、用心のため必ず欄は埋めて下さい

チップ欄はもちろん、合計額の欄もちろん記入しましょう。アメリカは比較的スリや騙しが少ない国ですが、私自身カードの不正利用が一回、現金払いで故意に10ドル札のお釣りを少なく手渡されたことも一回あります。(手際が下手くそすぎてすぐ気づきましたが・・)

 

クレジットカードで割り勘可能

これははじめ私がびっくりしたアメリカのプラクティス。

しばらく滞在すると当たり前になると思いますが、アメリカではクレジットカード払いで割り勘が可能です。例えば、レストランで4人合計額100ドルのお勘定が来たら、カードを4枚出してsplit pleaseと伝えると、25ドルずつ4枚に分けたレシートを持って来てくれます。

 

何枚までsplit出来るかなどはお店によって異なるので、店員さんに聞いてみてください。

 

ちなみにアメリカではテーブル会計が基本です。

レシートをもらったらレジにまっしぐら・・・なんてやっても(たぶん)会計してくれません。テーブルで領収書をもらって、その場で記入してから、Customer Copyを取って退席するればOKです。

 

締め日の考え方の違い

続いてカード残高の支払いについて。

日本ではクレジットカードの利用額は月極め請求で5日締め、15日締め、25日締めなどのパターンで月に一度請求され、支払いを行います。ところがアメリカは違います。

アメリカのクレジットカードの計算期間のことを”Billing Cycle”と呼びますが、このサイクルはカードを作成した日にちによって、さらに月によっても数日ずれることがあります。(Creditcard.comの記事より)

 

したがって、カードを複数枚持っているとカードによって支払い期日も異なる可能性があるため、支払い遅延をくれぐれも起こさないようアラート機能をオンにするpersonal capitalmintoといった家計簿までアプリをインストールして定期的にモニターするなどの仕組みを作っておくことが大事です。

ちなみに私はPersonal capitalで週一回以上モニタリングして、チャージされた内容に違和感がないかを確認するとともに残高があればそこで支払うようにしています。

 

アメリカには「チャージカード」がある

アメリカのクレジットカードにはチャージカードと言って、毎月必ずクレジット残高の(全額)支払いをしなければならないカードが存在します。ほとんどアメックスですけれどね。

チャージカードの特色として、支払い限度額(preset spending limit)はあらかじめ設定・通知されません。ただし、もちろんカード会社側で限度額は設定されている(=クレジット枠が無制限というわけではない)ので、ウェブサイトのSpending Powerなどで確認することになります。

クレジットカードの場合、一部の支払いを次回以降に繰り延べるためMinimum paymentやInterestが設定されていますが、チャージカードの場合は一回払いのみのため、これらは設定されていません。

 

もっとチャージカードのことを詳しく知りたいという方は、こちらのブログ記事(英語)が詳しいです。

期日前の前払いが可能

アメリカのカードではの締め日から21日以上後に支払い期日が設定されます。これはFederal Credit Card Accountability, Responsibility and Disclosure Act of 2009(いわゆる「CARD ACT2009年法」)による決まりだそうです。

締め日までに支払わないとクレヒスが毀損してしまって、銀行ローンなどが借りられないという最悪の事態にもなりかねません。

 

ところで、支払いについてはアメリカの(一部)カード会社は極めてフレキシブルです

例えば下記はアメックスアカウントの画面コピーです。「Payment Not Required」と表示されていますが、支払い期限前にも関わらず前払いをする事が可能です。さらに、現在利用中の3.55ドルを期限前に支払うことが可能なのはもちろん、「Other amount」のオプションを選べば利用中のバランスを超過して(例えば100ドルなどを)支払うことも可能です。

支払期限の前に決済をする理由はいくつかありますが、①定期的に支払う事で支払い期日に決済を忘れていたという事がなくなる、②クレジット利用枠が低いほどクレヒスに良い影響を与える(支払いを定期的に行う、クレジット利用枠が少なく財務的にも信用できる人物と見られる)、③早め早めにチェックすることでカードの不正利用に気付きやすい、などのプラスポイントがあります。

 

なお、カード会社によっては、月中に支払いをしてもCredit lineが復活しないケースもあるようです。私は以前Citiでそのケースがありました。アメックスとかはすぐに復活しますけどね。

 

以上がクレジットカードの特に支払い事情に関する10のコツでした。

慣れれば簡単ですが、最初は何かと戸惑うことが多いと思います。この記事がカード社会アメリカに溶け込むために少しでも役に立てれば幸いです。

 

参考記事です。
こちらはアメリカのATM事情について解説した記事。手数料の内容や、メーンの銀行の手数料の金額について纏めてあります。

カードが二枚、三枚と増えてくると残高や支払いの管理が何かと大変になります。私は「パーソナル・キャピタル」というアプリを使って、週一度程度全てのカードの利用状況を確認しています。



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Kenji

Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ駐在中。 現在妻、0歳児の長男とニューヨークで3人で生活。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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