ソラシドエアが羽田=沖縄直行路線を就航。Vポイントからのトランスファーなら交換比率200%でソラシドスマイルクラブが大注目

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初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

本日は2月16日から羽田=沖縄の新規路線の予約がスタートした「ソラシドエア」について取り上げます。


Kenji

Vポイントからのトランスファーの場合、マイル交換比率は驚異の200%(1:2)です。Vポイントの交換先としても超お得ですので、これまでノーマークだったという方はぜひ検討候補の一つに入れてください!



ソラシドエアの概要

ソラシドエアの魅力解説。まずはソラシドエアの概要からご説明します。

 

ソラシドエアとは?

「ソラシドエアって何?」という方もいらっしゃるはずですので、最初に少し会社について解説します。

 

ソラシドエアは、宮崎に本社を構える新興の航空会社で、九州を起点に日本国内路線に就航しています。


Kenji

スカイネットアジア航空が前身というと、ピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんね

 

就航路線一覧図は下記の通りです(出展は公式サイトです)。

九州がメインで、関東であれば羽田からも路線を飛ばしています。

路線数の一覧がこちらです。私も記事のためにリサーチするまで知りませんでしたが、思っていた以上にたくさんの便数が用意されていることが分かります。

例えば、ソラシドエアの本社がある宮崎には一日8往復、16便が行き来しています。


Kenji

私も過去に九州への出張の際に一度だけソラシドエアのコードシェア便に搭乗したことがありますが、普通に快適なフライトでした

 

羽田=沖縄の直行路線が新規就航へ

さて、そんなソラシドエアですが、2月初旬に突如羽田=那覇線の直行便が就航するというアナウンスが流れました。


羽田=沖縄(那覇)の直行便が就航するのは、今年の3月28日からのスタートとなります。

さらに、これに加えて沖縄=那覇便も一日2便→6便へと増便がアナウンスされて、一気に東京から沖縄方面へのアクセスがぐっと身近になりました。

都内圏域に居住する人にとっても、九州や沖縄方面にビジネス・観光目的で行く機会のある方が知っておいて損はないエアライン。

それが、「ソラシドエア」です。

 

ソラシドスマイルクラブの魅力

ソラシドスマイルクラブ

そんなソラシドエアですが、もちろん他の航空会社同様、マイルプログラムがあります。

 

「ソラシドスマイルクラブ」という名称で、下記ボタンから新規登録が可能です。

新規会員登録はこちら

 

マイルを貯めての特典航空券のサンプルもご紹介しておきます(出典は公式サイトです)。

 

まずはソラシドエアのおひざ元。宮崎=羽田路線の特典チャート表です。

レギュラーシーズンの場合、往復1.2万マイルで発券が可能です。

続いて、直行便の就航がアナウンスされた沖縄=羽田路線。

こちらは現在宮崎経由で沖縄へ渡航した場合の特典チャートですが、往復1.3万マイルでの発券が可能です。

例えばフルサービスキャリアのANAの場合、沖縄=羽田線の特典航空券の発券には往復1.8万マイルが必要ですから、これと比べてもソラシドエアのチャートはお得だということが分かりますね。

 

マイルプログラムや特典航空券のルールについては、ここでは詳しく解説はしませんが、基本的にはANAやJALと同様、積算日から36か月が有効期限になります。


Kenji

マイルプログラムについて詳しく知りたいという方は、公式サイトのQ&Aを参照されてみてください

 

Vポイントからの交換比率200%の魅力

さて、そんなソラシドエアですが、本日一番伝えたかったのが、この他のマイルプログラムにない優れたポイント移行比率についてです。

 

ソラシドエアのマイルへは三井住友カードのポイントプログラムである「Vポイント」からのトランスファーが可能であり、なんとその移行比率は1:2と、交換比率が200%の破格条件で設定されています。

下でも触れますが、通常Vポイントは1pt = 1円か、1pt = 0.6マイル~0.8マイル程度での移行比率で利用できることが多いです。

 

ポイントサイトで貯めたポイントのマイル移行比率も通常同程度ですから、通常国内線限定のプログラムと言えど、交換比率200%(1pt → 2マイル)でトランスファーできるこの「ソラシドスマイルクラブ」が如何に優れたシステムかということがお分かりいただけると思います。

 

なお、私がこの情報を目にしたのは、「フランキーの世界一周特典旅行記録」さんの下記記事が最初です。

いまはブログは休止されてしまっていますが、他ブログにはない独自視点での記事が多く、大変参考になるブログなのでよかったらぜひこちらも参考にされてみてください。

 

ソラシドカード必須

ちなみに、この「ソラシドルート」を利用するには、ソラシドエアカードという特殊なクレジットカードを発行することが必要です。

このソラシドエアカードは、記事執筆時点ではポイントサイトには掲載されておらず、また新規入会のキャンペーンなども行われていないようです。

 

昨年は3月くらいに入会キャンペーンを実施したため、今年もどうなるか要注目です。

 

ソラシドマイルへのトランスファーの方法

Vポイントから、ソラシドマイルへの移行方法についても解説しておきます。


Kenji

ちょっとわかりにくいところにあるため、画像付きで解説します

 

トランスファーは三井住友カードのウェブサイト「vpass」へログインした状態からスタートします。

 

ログインしたら、タスクバーの「キャンペーン・ポイント」メニューから「Vポイントの交換」を選択してください。

交換先一覧が出てきますので、その中の「他社ポイントやマイレージに移行する」のセクションから「他マイレージへ移行」を選択します。

この「他マイレージ」の中に、「ソラシドスマイルクラブ」へのトランスファーが出てきます。

その他マイレージの交換比率一覧(2021年2月現在)

・Alitalia:1 Vポイント → 0.6マイル(現在休止中)

・クリスタルフライヤー:1 Vポイント → 0.6マイル(現在休止中)

・フライングブルー:1 Vポイント → 0.6マイル

・ブリティッシュエア:1 Vポイント → 0.6Avios

・AIRDO:1 Vポイント → 0.05マイル

・ソラシドエア:1 Vポイント → 2マイル

 

見ていただくとわかる通り、Vポイントのマイレージ移行としては、ソラシドスマイルクラブが抜きんでていることが分かります。

 

次画面で、移行するポイント数を入力すれば完了です。


Kenji

なお、他サイトから移行したポイントではない「マイル移行可能ポイント」がある場合、これが優先的に充てられてしまって不利になるという情報もあるため、ソラシドマイルへのトランスファーを利用しようとされる方は気を付けてください

私もこのニュースを見てソラシドエアの使い勝手が格段に上がりそうだと判断して、早速Vポイントからのマイル移行申請を行ってみました。


こちらが交換が反映されたスマイルクラブのスクリーンショットです。4,250ポイントを移行して、反映されたのは8,500ポイント。

ちゃんと200%の交換比率で反映がされました。

上で解説した通り、8,000マイルというのは、レギュラーシーズンでの沖縄=羽田の片道特典航空券が発券できるマイル数です。

 

これが4,000円相当のポイントで交換できてしまうため、非常にお得だと思います。


Kenji

文字通りの錬金術ならぬ、錬「ポイント」術ですね!

 

沖縄新規就航キャンペーン

さらにさらに・・・!

 

ソラシドエアでは羽田=那覇線の就航に合わせて特典航空券の大還元キャンペーンを打ち出しています。

内容は、下記の通りで、3月28日の就航当日はな、なんと片道1,000マイル!!

 

そして、就航から4月27日までの1か月間は、片道3,000マイル、往復でも6,000マイルという、とってもお得なマイル数での特典航空券の発券が可能です。

いまはコロナワクチンの接種もスタートする中にあって少しずつ旅行の気運が高まってきていますし、チャンスがある方はこの機会に特典航空券を狙ってみるのも面白いと思います。

 

まとめ

今日は2月16日から羽田=沖縄の新規路線の予約がスタートした「ソラシドエア」について取り上げました。

 

日本でマイルを貯めるならANAが王道で、ソラシドエアはノーマークという方が多いと思いますが、国内線限定という制約があるものの、面白いマイルプログラムを提供していて個人的には以前から着目しているエアラインの一つです。

 

羽田=沖縄の直行路線が就航して、今後ますます注目を集めることは間違いないと思います。

マイルプログラムの登録だけなら無料でできるため、この機会に会員登録だけでも済ませておかれてはいかがでしょうか。

新規会員登録はこちら

 

参考記事です。

 

Vポイントは三井住友カードの決済で貯めるのが王道ですが、各種ポイントサイトで貯めたポイントをVポイントへ移行して使うことも可能です。各種ポイントサイトの有効期限については以前下記のエントリでまとめていますので参考にされてみてください。

エアラインのマイルプログラムについては今回久しぶりに取り上げましたが、以前いくつかのマイルプログラムについては特色や手配のルールなどをまとめています。北米系のマイルプログラムを取り上げたものが多いので、利用機会のある方はぜひ参考にされてみてください。







 

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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ・ニューヨークに駐在して2019年7月に日本へ帰任。 ニューヨークでは長男に恵まれ、妻と3人でマイル&ポイントを駆使しながら旅行を満喫。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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