一時帰国は日本でポイントを貯めるボーナスタイム!駐在員マイラーへの日本のポイ活の始め方完全ガイド
初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
今日はアメリカではなく、日本のポイ活について取り上げます。駐在中だから日本のポイントは関係ないと思っている方、かなり勿体ないことをしていますよ。
むしろ駐在中でも一時帰国と絡めて日本のポイントを獲得出来れば、アメリカ&日本のダブルでマイル&ポイントを貯めることが可能です。
今日は駐在員マイラーの方を念頭に、私自身の経験を交えながら日本のポイ活の始め方を解説したいと思います。
駐在員が一時帰国で貯めたポイント
まずは論より証拠ということで、最初に私が昨年5月の一時帰国中&その後のこじんまりとしたポイ活で貯めたポイントをご紹介します。それがこちらです。
合計で約5万ポイント。
サイトによってポイントの数え方が異なるため、LINEポイントベースで換算しています。LINEポイントは最終的に81%でANAマイルへ移行できるため、5万ポイントは x 81% = 約4万マイルに相当します。
4万マイルの価値は、ANAゾーン6の北米~日本のローシーズン・エコノミークラスの特典航空券の必要マイルでした。
つまり、ほとんど一時帰国中に稼いだポイントで、またアメリカ~日本をもう一往復出来るだけのマイルが貯まったのです。これって結構すごくないでしょうか?
北米のクレカと違って一撃6万マイル!というほどの破壊力はありませんが、それでも十分に魅力的です。
何より、北米に駐在している方にとっては、日本とのコネクションも多少残しているでしょうから、北米&日本のステータスをダブルで活かすことが可能です。ある意味、陸マイラーにとっての最終形ともいえるボーナスステージにいると私は捉えています。
そんなボーナスステージを一人でも多くの駐在マイラーの方に活かしてほしいと思います。
下記ではそのボーナスステージを活かすために必要なツールをご紹介します。
登録必須:ソラチカカード
日本のポイ活を行うために必須なのは、「ソラチカカードの発行」と「LINEへの登録」の2つです。まずはソラチカカードについて解説します。
ソラチカカードの基本
まず、どうしても必要なのが「ソラチカカード」です。このカードがないと日本のポイ活は始まりません。
ソラチカカードを使うことで、東京メトロまで流してきたポイントをANAマイルに90%で交換することが可能になります。ですので、ソラチカカードは日本の陸マイラーにとっては魔法のカードと位置付けられています。
(正確には、もういくつか亜流のルートがありますが。。。それはまた回を改めて解説したいと思います。)
Kenji
このメトロポイント→ANAマイルへの交換上限が月2万ポイント(年間24万ポイント)に設定されています。 交換比率が0.9倍なので、月1.8万マイル。年間に引き直すと21.6万マイルがソラチカルートでの年間の獲得上限ということです
ソラチカカードもポイントサイトで時々発行のプロモーションを行うことがあります。
そのプロモーションに乗れればベストですが、この一枚に関しては年1,2回のプロモーションを待つよりは、すぱっとカードを発行してしまった方が早いと思います。
願わくば駐在前、それが無理でも一時帰国中に必ずゲットすべきカードです。
ポイントサイト経由での発行がお得
ちなみに2019年4月8日現在、ソラチカカード関連で2つのプロモーションが行われており非常にお得です。
まずひとつ目がポイントサイト側のプロモーションです。
「ポイントインカム」(※)という日本のポイントサイトを経由することで、ポイントサイト側のキックバックをもらうことが可能です。
もらえるポイントは日々変化しますが、2019年4月5日時点で、6.1万ポイント=4,941ANAマイル相当のポイント(81%換算)が獲得できます。
(※)ポイントインカムは海外からのアクセスを受け付けていませんので、海外在住中にポイントインカム経由でソラチカカードの申し込みを済ませたい場合、VPNの契約が別途必要になります。
VPNの契約についてはインターリンクの使い方を解説したこちらのエントリを参照してください。これも、海外でポイ活を行うのであればぜひとも加入しておきたいサービスの一つです。
ポイントインカムへの登録は、よろしければポイントサイトの有効期限をまとめたこちらのページに貼られているリンクを利用してください。リンク経由で登録をすると、1,000ポイント(100円相当)が付与されます。
日本のポイントサイトの有効期限まとめ&海外在住でもできるポイ活
さて、ポイントインカムへの登録が終わったら、ログインした状態で「ソラチカカード」を検索して、ソラチカカードへの申し込みを行ってください。
海外に在住の方は日本で受け取ることが出来るよう、一時帰国のときなどをうまく狙ってください。
ANA JCBキャンペーン
続いて、発行元であるJCB側のプロモーションです。
2019年4月30日までの期間限定で、「ANA JCBキャンペーン」という発行元側のプロモーションが行われています。
ソラチカカードの場合、最大で21,700ANAマイルを獲得することが出来ます。
21,700ANAマイルの内訳
・通常入会ボーナスマイルで1,000ポイント
・WEB明細「MyJチェック」に登録で1,200マイル(キャンペーン参加が必要)
・カードの利用額に応じて最大19,500マイル(※)
合計21,700ANAマイル
(※)利用30万円以上で3,000マイル、55万円以上で7,500マイル、130万円以上で19,500マイルの3 Tier制です。
130万円の利用はちょっと難しいかもしれませんが、55万円は一時帰国の際の生活費や、その後のアメリカでの決済に利用すれば比較的簡単にクリアできると思います。
金額が大きくなるのはお勧めしませんが、どうしてもクリアできなければ、日本のアマゾンギフトカードを購入するなどの裏技も使えます。ミニマムスペンドをクリアすべき期間は、入会時~2019年6月30日までです。
なお、このプロモーションへの参加には、申し込みが必要です。カードが届いたら、下記のサイトから必ず登録を行ってください。
ANA側のキャンペーン
さらに上記とは別に、同じく4月30日までの期間限定で、ANAカードのプロモーションも行われています。
これも事前の登録が必要ですが、
・新規発行で500~5,000ボーナスマイル
・カード利用でもれなく3,000~15,000ボーナスマイル
・ANAカードファミリーマイルに登録でもれなく500~1,000マイル
合計最大17,000マイル
を獲得することが可能です。
登録はこちらのページから行ってください。条件もHP上で確認が出来ます。
繰り返しですが、上記のプロモーションとは別もので、もちろん併用が可能です。
ここまでをまとめると、上記3つのプロモーション・キャンペーンを全て達成すると、合計で最大4.4万ANAマイルの獲得が可能です。
獲得可能ポイントまとめ
・ポイントインカム経由で6.1万ポイント(=4,941ANAマイル相当)
・ANA JCBキャンペーンで最大21,700マイル
・ANAカードキャンペーンで最大17,000マイル
合計最大4.4万ANAマイル
全てクリアすると一枚のカード発行で、日本~ハワイのエコノミー特典航空券が取れてしまいます。お得ですね・・・私が申し込んだときはこういったキャンペーンは行われていなかったのは残念です。
ソラチカカードが発行出来ない場合
ソラチカカードがすぐに発行出来ないという方もいると思います。
しかし、そのような方もポイ活が出来ないわけではありません。
ソラチカカードが必要になるのはあくまで「ソラチカルート」の下流部分、ANAマイルに交換する直前です。
したがって、駐在員であればポイントサイトにポイントを貯めておいて、日本に帰国したらすぐにソラチカカードを発行する、という対応も可能です。ポイントサイトも期限があるので、期限の延長が出来ないものや、一度きりでしばらく利用がなくなりそうなものは登録時期を逆算するようにして下さい。
LINE登録
続いて2つめにすべきことは、LINEへの登録です。
日本には「ソラチカルート」と「LINEルート」というルートが存在します。
これが本当にややこしいです・・
正確にはソラチカルートの一部にLINEルートが存在しており、ソラチカルートに乗せるためにLINEポイントを経由する必要があるということで通称「LINEルート」と呼ばれています。
以前は「ソラチカルート」のみでしたが、昨年 月の改悪により、さらにややこしくなってしまいました。
とりあえず対応すべきは、LINEへの登録です。
といっても、日本ですでに利用していた方が多いと思いますので比較的簡単です。
LINEに登録している方はスマホで「ウォレット」をクリックしてみてください。すると下記画面のようにLINEポイントが確認できます。
ここにあるポイントは、ソラチカカードの利用で貯まる「メトロポイント」へ x 0.9倍で移行が可能です。
LINEポイントについて押さえておくべき点は3点です。①交換単位と、②有効期限、それに③登録場所です。
まず交換単位ですが、これは3パターンしかありません。
LINEポイントの交換単位
・300ポイント
・500ポイント
・1,000ポイント
本当はもっと大きな単位があれば便利なんでしょうがね。。仕方ありません。ちまちま交換していくしかありません。
続いて2点目。有効期限についてですが、LINEポイントは「最後にポイントを取得してから180日」でポイントが失効します。期間が短いのはもちろんですが、半年でも6か月でもありません。180日であることに注意して下さい。
ポイントの有効期限は、LINEポイントの履歴ページで確認が出来ます。
私の場合は、3月3日が最終ポイント獲得日ですので、+180日して8月30日が期限です。半年後と勘違いしないようにしてください。
特に海外居住の場合、日本のポイ活を常に行っているわけではないと思いますので、有効期限には気をつけてください。
Kenji
なお、私はYahoo!ショッピングなどのポータルサイトでのお買い物は、ポイントサイトではなく、LINEショッピング経由でお買い物をすることが多いです。理由は、LINEポイントはソラチカルートの上流に位置していて、ANAマイルへの交換がスムーズなためです。還元率も高いですし、メリットも大きいと思うのですが、これをきちんと解説しているブログは日本でもあまり見かけないのは残念です。。
最後に3点目ですが、アメリカのLINEではなく、日本のLINEを利用する必要があります。
アメリカのLINEでもLINEポイントを貯めることは可能ですが、上・下流が日本とは繋がっていないので、ソラチカルートに乗せることが出来ません。
下記はアメリカのLINEポイントの画像ですが、交換先に東京メトロはありません。アメリカ版のLINEでは駄目です。
登録がまだという方は日本へ帰国中にLINEも登録してください。これも必ず必要になります。
新ソラチカルートの経由地
説明しようか迷いましたが、日本のポイ活の全体像をつかむ上では避けて通れないので簡単に説明します。
北米とはゲームルールがあまりにも違って戸惑うと思いますので、最初は「こんなものがあるんだなぁ」程度でOKです。
ソラチカルートの中で一番長いルートになるポイントサイトが、「ハピタス」「ECナビ」「ポイントインカム」の3つです。(もちろん、他にもTier2のポイントサイトがありますが、ここでは省略します。)
ですので、ソラチカカードをポイントインカム経由で発行した方は、ちょっと面倒なルートを通る必要があります。
それがこちらです。
(画像をクリックすると拡大します)
私が最初にこれを見たときの感想は、なんじゃこりゃ・・・でした。
慣れると何のことはありませんが、経由地がとにかく多いので、手間は手間です。
そしてANAマイルに流すまでには、それなりに時間がかかります。さらにワールドプレゼントのポイント移行へは、ワールドプレゼントに対応した三井住友VISAカードを保有する必要があります。
ですので、「ハピタス」「ECナビ」「ポイントインカム」の3つのポイントサイトは後回しにするか、慣れるまではポイントサイトに滞留させておくのがおすすめです(ECナビについてはポイント延長の制度がないため、気を付ける必要があります。)。
これ以上はここでは立ち入りませんが、もっと詳しい説明を知りたいという方は日本のポイントマイラーのブログを読んでみてください。
私が一番参考になると感じるのは、やはり日本のマイラー界のトップを走るすけすけさんの下記エントリです。
私が日本のポイ活を知ったのは2016年の年末のことですが、全体像を理解できるまでに1-2か月は色々なブログを読み漁って勉強しました。
理解して自分のルーティンに入れるのは、それなりに大変な作業です。
駐在員へのおすすめポイントサイト
ポイントサイトは百花繚乱というか、玉石混交というべきか、とにかくたくさんあります。そしてポイントサイトごとに「ソラチカルート」に乗せるべき経由地も異なるのでさらに混乱します。
駐在期間中は日本のポイ活はあくまでスーパーサブ的な位置づけであり、北米のクレ活に本腰を入れるべきです。
したがって、出来るだけ経由地の少ないもの、ハードルの少ない日本のポイントサイトのおすすめを3つ挙げたいと思います。
モッピー
まずはモッピーです。
モッピーを選択するメリットは2つあります。ひとつめは中継地点が少ないという点。モッピーを利用する場合、「モッピー→Gポイント→LINEポイント→メトロポイント→ANAマイル」という形でマイルへ流します。
中継地点は3つです。LINEポイントとメトロポイントは逃れようがないので、実質的にGポイントに交換するひと手間だけで済みます。
もう一つのメリットは、モッピー独自のシステムですが、JALマイルへの交換が可能です。
達成すべき条件はあるものの、交換比率は実質80%になります。ANAマイルだけでなくJALマイルにも移行できるのはモッピーならではのメリットで他のサイトよりもモッピーが大変人気な理由です。
ソラチカルートには年間21万マイルの上限があるため、上限を超えるくらいポイントを獲得できるようになったら次はモッピーでJALマイルを貯める、というのが日本のポイントマイラーの王道パターンだと思います。
ちなみにモッピーは、なんとJALの公式サイトにも掲載されています。
ANAの公式サイトにはポイントサイトの掲載はありません。ある意味ソラチカルートが非公式・裏口的な位置づけなのとは対照的です。
ポイントタウン
2つめにおすすめなのはポイントタウンです。
ポイントタウンのメリットは、とにかく中継地点が少なくて済むことです。
ポイントタウンからは「ポイントタウン→LINEポイント→メトロポイント→ANAマイル」という形で、ANAマイルまでの中継地点が2つですみます。これは最速です。
モッピーよりも劣るのは、JALマイルへの交換が出来ないことと、広告利用の承認率がやや落ちるかな~という点です(個人的な感想です)。
Gポイント
これは上記2つとは性質が異なります。
Gポイントは直接ポイントを貯めるためのサイトではなく、LINEへポイントを流すためのハブ、中継地として必要になります。
Gポイント自体に掲載されている案件は魅力的なものがあまりないため、どちらかというと、経由地・中継地として割り切って登録が必要です。
4つ目以降
他にも登録推奨のポイントサイトはたくさんあります。
ポイ活が進んでくるとだんだん登録サイトも増えて、それにつれて中継地点も増えてルートがさらに複雑化することになります。
3つに続けて4つ目を登録するとしたら、いまなら「ポイントインカム」を推します。
上でもご紹介した通り、ソラチカカードのプロモーションを行っていますし、他とはちょっと違った案件が出てくるためです。
ただし、ポイントインカムは海外からのアクセスを受け付けていませんので、VPNの契約が別途必要になります。ポイントインカムは有効期限が半年と短いので、駐在中にこれを利用する方は必ず出口(=VPNとの契約)を確保してください。
今紹介したポイントサイトはすべて下記のページに登録リンクを掲載してあります。リンク経由での登録で数十~数百ポイントが付与されますので、よろしければ使ってください。
日本のポイントサイトの有効期限まとめ&海外在住でもできるポイ活
ここまで出来るようになれば、後はソラチカルートをぐるぐる回すだけです。
特に一時帰国の時を狙って、日本のポイントブロガーのサイトを読み漁りつつ、カード発行やグルメ案件などに応募してみてください。
もちろん、北米のクレカ案件の経験を活かして、その時点で報酬がアップしているプロモーション案件に申し込みをするのがベターです。すると、一時帰国の1~2週間の間に簡単に数万ポイントを貯めることが出来ると思います。
まとめ
今日は一時帰国中に出来る日本のポイ活についてまとめました。
昨年も似たような記事を書きましたが、アクセスの状況を見るにまだまだ駐在員の日本のポイ活に対する意識は高くないのかな~と思っています。(もちろん、私の記事が薄いだけという可能性も大いにありますが。。)
北米に完全移住してしまうと最後の出口である「ソラチカカード」の発行が出来ないため、ある意味駐在員としての二重身分のステータスが活かせる強みのひとつです。
一時帰国と絡めて日本に帰国する分のマイルを貯めてしまう、あるいはその補完に使ってみませんか?そうすればアメリカで貯めているマイルはまるまるレジャーの手配に使うことが出来ますよ!
参考記事です。
昨年の一時帰国中に私が実際に行った日本のポイ活の内容は、こちらのエントリで紹介してあります。事前準備しておけば何も難しいことはありません。
駐在員が10日間の日本一時帰国の間に大量4万マイル超相当を獲得した話
日本の主なポイントサイトの有効期限をこちらにまとめてあります。日本のポイ活に参戦したら、有効期限にはとにかく気を付けてください、せっかく貯めたポイントも消失してしまってはどうにもなりません。
日本のポイントサイトの有効期限まとめ&海外在住でもできるポイ活
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