【海外駐在員向け】駐在員の身支度まとめ(3か月~1か月前編)

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こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

前回の記事で、海外赴任が決まった方向けに半年前から3か月前の準備事項を纏めましたが、今回は3か月~1か月前の準備編です。

この時期は公私ともに赴任の準備が本格化する時期ですので、やり残しのないように管理リストなどを参考にしながら準備を進めてください。


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金融機関関連の手続

まず金融機関関連の手続きについて。

クレジットカード関連

まず、日本での不要なクレジットカードをリストラしましょう

数年海外赴任をする場合、特に年会費が発生するクレジットカードを複数枚保有しておく必要性は薄いように思います。

過去に作っていて有利なクレジットカードや、海外でも引き続き使いたいカード、あるいは日本一時帰国の際や日本の家族へのギフト等の際に利用したいカードなどもあると思いますが、特に年会費のかかっているカードはリストラできるものがないか渡米前に一度確認しましょう。

また、クレジットカードと合わせて、今使っているポイントカードで赴任前に使ってしまえるポイントがないか確認しましょう。ポイントは数年利用しないと失効するものがほとんどだと思いますので、出来る限り使い切ってから出国したいところです。

 

続いてアメリカでのカードについて。

アメリカのクレジットカードは一般的に申請にアメリカでの住所やクレジットヒストリーが必要なため、引っ越しが済んでSSNが取得できるまでは原則として申請できません。

しかし、ANA CARD USAのように、赴任90日前から申請ができるカードも存在しますので、3か月を切ったらコンタクトを始めるのが良いと思います。

ちなみにANA CARD USAは4/30までの期間限定で、初年度年会費(70ドル)が免除されるキャンペーンを実施しています。

カード詳細は下記のエントリで記載していますので関心があるようでしたらこちらも合わせてご参照ください。

 

アメリカでのクレジットカード作成は、クレジットヒストリーがない場合、一般的には非常に困難です。
クレジットヒストリー構築のコツは以下のエントリーにまとめました。

 

また、その他アメックスを利用されている方は、アメックスはCredit Transferという特別な手続きがあり、グローバルでクレジット履歴をオンライン上で外国のアメックスを使う際に引き継ぐサービスが可能です。

私もこのサービスを利用するためにプロパーのアメックスカードを作成しました(結局は使いませんでしたが)。

 

銀行・証券口座関連

続いて銀行関連ですが、海外赴任する場合、日本国内に住所がなくなるはずですので、原則非居住者口座にステータスを変更する必要があります

また、ネットバンクは基本的に非居住者口座に対応していないはずですので、通常は解約する必要があると思います。

 

非居住者向けの口座としておすすめできるのが、プレスティア(旧シティバンク)が提供する非居住者向けの国際バンキングカードです。

アメリカ国内なら、外貨キャッシュカードを保有することで米ドルのまま引出しも可能になるため、赴任に際して多額の現金を持ち歩く必要がありません。

 

証券口座も同様です。

特にアメリカに赴任される方は、W-9などの追加のフォームの提出が求められるケースもあります。原則として非居住者は特定口座が維持できませんので、一般口座に払い出しになるか、特定口座のまま凍結されるなどの対応が考えられます。

これらのやり取りも一度では終わらないものが多いと思いますので余裕をもって手続を始めることをお勧めします。

 

アメリカでの金融口座の管理については、以下のエントリで解説した「パーソナルキャピタル」というオンラインソフトがおすすめです。

まだこの段階では先のことだと思いますが、渡米されてきたらぜひ利用をおすすめします。

 

生命保険関連

最後が生命保険関連です。

医療保険は海外での保険事故を給付対象外としているケースが多いと理解していますので、まずはご自身の入っている保険が海外での給付に対応しているかを確認しましょう。

現在加入している保険が掛捨て型のものの場合、解約した上で赴任されるのも一つの選択肢だと思います。(私はそうしました。)

 

他方、積立型の保険に入っている場合や、かなり以前に入って保険料が安いプランを継続している場合、海外赴任中も継続して置いた方が帰国後も結果的にメリットがある場合が考えられます。このあたりは、各自が加入されているプランとのにらめっこになると思います。

 

なお、継続される場合は、出国前に保険料を前納してしまえば、生命保険料控除を満額取れて多少税金の圧縮に繋げることができるはずです。

 

引っ越し関連の手続

 

続いて引っ越しの手続きです。

今住んでおられる家をどうするのかは大きな問題です。持ち家であれば売却するのか、それとも不在中賃貸に出すのか。いま賃貸であれば、2-1か月前に不動産業者に通知する必要があります。

これもかなり労力を使う取引に間違いありませんので、勤務先の会社から何かサポートが受けられないかも確認しつつ進めるのが良いと思います。

 

また、海外への引っ越しにあたり、家財の発送手続も加わってくると思います。私の場合は航空便での手配でしたが、荷物の重量制限が厳しく、当初の想定よりも大幅に家財をカットしました。

引っ越し業者の選定(会社人事がいくつか候補を渡してくれるはずです)と、下見、実際の引っ越し作業で、さらに残しておく家財があれば倉庫スペースを借りるなり、実家に送付するための準備が必要です。

 

また、海外赴任先の住居もこのあたりからゆるゆるとリサーチを始めるのが良いと思います。
ご家族で赴任される方は、住居は最大限奥様やお子様の希望を優先されてくださいね。

エリアの選定に始まって、現地の不動産業者にコンタクトするなり、オンラインで検索してめぼしをつけておきましょう。

私はニューヨークのマンハッタン周辺で探しましたが、いくつか業者にコンタクトをした結果、最終的にスターツという不動産業者から紹介してもらったリアルティに決めました。

 

仲介手数料は、マンハッタンの場合12-15%程度が相場です。初月のレントや、保険、信用保証調査なども加わって、100万を超える支払いが渡米してひと月ほどの間に必要になると思いますので、キャッシュをどのようにやりくりするかも事前に確認しておくのが良いですね。

 

なお、物件はアプリやインターネットを使って自分でリアルティにコンタクトすることもできます。NYCであれば、例えば以下の2つが有名です。

 

・Nakedapartment

・Streeteasy

 

この場合の大きなメリットとして、仲介業者に支払う手数料が不要になることが挙げられます。

ただし、クレジットヒストリーがない日本人がコンタクトしても門前払いになってしまうケースが多いと聞きます。

仲介手数料が自己負担となってしまう方などでどうしても自分で探したいという方は根気強く探す必要があります。

 

自動車の売却手続き

現在車を持っている方でしたら、海外赴任の際車をどうするかも決める必要があります。
数年赴任する場合、その間の減価償却や税金を考えると一般的には売却が勧められますね。

ちなみに私は車は妻の意見を入れる形で、売却せずに残しました。その場合は、「一時抹消登録」という手続きを取ると、自動車税の一部還付を受けることができるはずです。

参考ウェブサイト
・「永久抹消登録と一時抹消登録」(廃車王のウェブサイトより)

 

・一時抹消(廃車手続き)(車検と車の手続き案内センターのウェブサイトより)

 

健康診断や予防接種など

前回のエントリで歯の治療について触れましたが、3-1か月前のタイミングではその他の医療関係も進めるのが良いと思います。

具体的には健康診断を済ませておくこと、アジアの新興国地域に赴任される場合には予防接種も必要です。

また、現在通われている既往症があるようでしたら、最後に通院する際、薬を多めにもらっておくとよいと思います。

(もっとも薬は表向き持ち込み禁止の国も多いはずですので、没収が心配な方は薬手帳や英訳したPrescriptionも用意しておいてください。私は日本語の処方箋とともに持ち込みましたが、幸い何も聞かれませんでした。)

さらに、いま妊娠されていたり、小さなお子様がいらっしゃる方は母子手帳の英訳の対応も必要かもしれません。

ANA CARD USAの場合、「赴任コンポ」に申し込みができれば母子手帳の英訳サービスもあったと思います。

 

その他、まだまだいくらでも項目がありますが、3-1か月前に行っていた手続きを思いつく限り列記しておきます。これ以外に業務上の手続き、引き継ぎなどが始まるのもこの時期だと思います。

 

その他3-1か月前に行っておくべき手続

・親類、知人・友人へのあいさつ
・フライトの手配(ただし、片道フライトの場合ビザが取れてからの手配になると思います。)
・現地の仮住まい(ホテル)の手配
・納税管理人の手配と依頼
・書籍のPDF化(※)

 

(※)私は業務上利用する書籍が大量にあったため、海外赴任に合わせてPDF化しました。本は重いですからね・・・

Googleで「書籍」「電子化」「PDF化」などと入れるとスキャニングを代行してくれる業者も多数見つかると思いますので、同じような境遇にある方は一度検討されてみるとよいと思います。

 

この時期はVISAの申請手続がピークになる時期で、業務上の引継ぎもあいまって、ある意味もっとも忙しくなる時期だと思います。

体調管理に気を付けながら、準備を着々と進められてください。

 



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Kenji

Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ駐在中。 現在妻とニューヨークで2人暮らし。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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