海外から日本の経済情報を出来る限り低コストで入手する方法

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こんにちは、アメリカ駐在員のケンジ(@sorakoge)です。

私は2017年春先からニューヨークに在住していますが、日系クライアントの仕事をすることが多いため、日本の経済情報の入手にはアンテナを切らさないようにしています。

本日は、そんな私がどのように日本のニュース、特に経済情報を入手しているかまとめたいと思います。

 

動画配信サービスの利用

まずはテレビ。やはり動画でニュースを取れるが一番手っ取り早いですよね。

最近はインターネットのオンラインストリーミングでいろいろなソースがありますが、私が利用しているのは以下の3つです。

テレビ東京の「ビジネスオンデマンド」

txbiz.tv-tokyo.co.jp

まず、アプリでテレビ東京のビジネスオンデマンドを見るという方法があります。

 

私がほぼ毎日欠かさずにお世話になっているのがこのサービスです。

海外からの視聴制限も現時点ではなく、WBSのほか、モーサテや、小谷キャスターの「日経プラス10」など、テレビ東京が放映する主要ニュース番組を1日遅れでオンラインストリーミングで視聴可能です。

「ガイアの夜明け」や「カンブリア」などは日本の経営者や新規ビジネスの最前線が紹介される番組で、刺激を受けるので私も大好きです。

利用料金は月額540円(アプリ内課金の場合月額500円の税込み、年額5000円で少しお得)です。

料金について|テレビ東京ビジネスオンデマンド

 

また、SBI FXトレードに口座を持っている方は20%オフの月額432円税込(申し込み月無料)で利用可能です。

テレビ東京ビジネスオンデマンド配信サービス|SBI FXトレード

こちらは口座を開設するだけで、特にFX取引は必要ではありませんので、日本国内からでも「ビジネスオンデマンド」を視聴する機会のある方は申し込む価値のあるサービスだと思います。(ただし、料金はFX口座からの引き落としになるため入金が必要ですし、そもそも申し込み時点で非居住者の場合、口座開設自体が不可能です。)

 

SBI FXトレードに取引口座をまだお持ちでないという方へ。

 

FX口座はハピタスやポイントタウンなどのポイントサイト経由で入会して一定条件を満たすとポイントがもらえることが多く、ポイントサイトでの開設をすべきです。

私自身、Getmoney!(ゲットマネー)というポイントサイト経由で口座開設して1万ポイント以上(1万円相当)のポイントバックを頂きました。

もし口座開設をしてみようかないう方で、ゲットマネーの登録もこれからという方がいらっしゃったら、下記のバナー(私の紹介リンク)から登録して頂けると励みになります。

バナーからの登録限定で、登録ボーナスとして1,000ptがプレゼントされます。

お小遣い稼ぎならポイントサイトGetMoney!

NHK Worldの視聴

次にNHK Worldを視聴するという方法があります。

NHK Worldでは日本を含めた海外時事ニュースを網羅できます。インターネットでも視聴できるということと、無料であること、英語でニュースが聞き流せるというのもあって、重宝しています。

www3.nhk.or.jp

 

 Ameba TVの経済ニュース

サイバーエージェントが運営する、「AbemaTV」では、24時間インターネット上でTV放送を流しています。

abema.tv

 

たとえば、AbemaTVではANN(テレビ朝日)が放送する経済ニュースの番組を視聴することが可能です。

必ずしもビジネス・経済ばかりではないので情報が豊富とは言えませんが、ライブ配信でニュースが見れるのが便利ですよね。

 

なお、こちらも視聴自体は無料なのですが、海外視聴者向けには原則として放送されていません。ただし、VPNという仮想通信網の設定を行うことで国内からの視聴と認識され、海外でも視聴可能になります。2020年のオリンピックでも活躍しそうです。VPN接続についてもっと詳しく知りたいという方は下記のエントリを参考にしてみてください。

 

他にも、たとえば衆議院選挙の選挙特番などはライブで見た方が臨場感があって面白いですよね。

www.cyberagent.co.jp

日本の新聞・雑誌のオンライン購読

続いて、活字メディアを活用するという手をご紹介します。私が学生時代だったころと比べると、オンラインで雑誌や新聞記事なども豊富にアクセスできるようになって格段に世界の距離が縮まったと思います。

日経新聞、朝日新聞のオンライン登録

ニュースサイトのオンライン登録をするという方法もあります。

私は日経新聞、朝日新聞にそれぞれオンライン登録しています。どちらも無料会員ですが、合わせるとそれなりの記事が読めます。

 

日経電子版;月10本までは記事が無料閲覧可能

登録会員(無料)|日経電子版 広報部

朝日新聞デジタル:ID登録すると一日1本まで有料記事が閲覧可能

お申し込み手続きの前に – 朝日新聞デジタル

楽天電子書籍の購読

電子書籍はいろいろとありますが、私は楽天の電子書籍「楽天マガジン」を契約しています。


月額 380円、年間申し込みなら 3,600円 で、約200雑誌が読み放題になります。

ダイヤモンドZaiや週刊エコノミスト、週刊ダイヤモンド、日経マネーなど経済雑誌なども入っています。

週刊誌、月刊誌ですのでタイムリーさには欠けますが、折に触れてぱらぱら見ています。

日経テレコンのオンライン契約

実は、私が一番便利に感じているのがこちらです。

社会人になって以来日経新聞を購読し続けていましたが、2016年の途中から、紙面購読は打ち切って日経テレコンに乗り換えました。

えっ?日経テレコンって契約料金高いんじゃないですかって?

おっしゃるとおりなのですが、実は実質無料で利用できる裏技があります

通常契約の場合

まず、日経テレコンを普通に契約する場合、契約時に1万6千円の契約料金がかかるほか、毎月の利用料金は、「月額基本料金」と「情報利用料金」の合計となります。(販売代理店契約の場合。この他、「オンライン契約」や「プリペイド契約」もあります。)

f:id:homes-t:20171219074810p:plain

料金・導入の流れ |日経テレコン

いずれにしてもそれなりに高額で、個人で契約するにはちょっと手が出ません。。

日経テレコンを無料で閲覧する方法

続いて私が使っている裏技です。

一部のネット証券会社では、口座開設者に対して(機能が一部制限されますが)日経テレコン(「日経テレコン(○○証券会社版)」)を無料で提供しています。

なお、機能制限とは言っても、以下リソースの当日記事が内容まで含めて読めるほか、一定期間(楽天証券であれば当日を含む3日分)の記事をキーワードで検索することも可能です。

 日経テレコン無料版で読める紙面一覧

  • 日経新聞朝刊、日経新聞夕刊
  • 日経産業新聞
  • 日経MJ(日経流通新聞)

 

一般的なサラリーマン、投資家の方にとっては十分すぎる機能が無料で利用できるので、ぜひオンライン証券経由での利用をおすすめします。

 

私が日本にいたころの利用法としては、通勤電車でまず日経Webで見出しを一通りチェックし、気になる記事を日経テレコンにつないで内容まで閲覧していました。

 

日経テレコンを提供しているオンライン証券は、楽天証券と、岡三証券の2社ですが、私は楽天証券をお勧めします

 

楽天証券では、同社提供のトレードツール「マーケットスピード」内で日経テレコンを無料利用することができます。また、スマートフォン用の株アプリである「iSpeed」からも日経テレコンを利用できるため、スマホでも日経新聞の記事を読むことができ、便利です。

楽天証券のiSpeedが海外からも利用できることは確認済みですが、ネット証券は日本非居住者は原則として口座を開設・保持出来ないため、長期的に海外に居住される方は実質的に利用できないことには注意が必要です。

楽天証券の口座開設は下記リンクから可能です。

楽天証券 | ネット証券(株・FX・投資信託)

これで情報へのアクセスが非常にスムーズになったのはもちろん、毎月の紙面購読料も節約できましたので、まさに一石二鳥の使い方だと思います。

株取引はちょっと・・・という方も口座さえ開けば日経テレコンのデータベースにはアクセスできますので、ぜひ利用をおすすめします。

ちなみに私は楽天証券を使ってiDeCoの口座も保有しています。いまは海外居住なのでiDeCoの節税メリットは受けられませんが、日本へ帰ったらすぐに再開したいと思います。

 

海外生活あるあるですが、日本にいた時以上に日本のニュースに対するアクセス度合いが増している気がします。

もう15年以上前に大学生のころ海外にホームステイした際はインターネットもまだまだ普及途上で日本の情報を手に入れるのに苦労しましたが、いまはインターネットの発達のおかげで世界との距離がぐっと縮まったことを実感します。

 

関連記事です。

記事中でも触れましたが、海外在住者にはVPN接続の契約を強くおすすめしています。日本のオンラインストリーミング、配信サービスが利用できるだけでなく、ポイントサイトなども海外からのアクセスには制限が掛けられていることが少なくないためです。詳しくは下記のエントリを参考にしてみてください。

 


エントリの中でご紹介したiDeCoについては個人年金保険とも取り扱いを比較した記事を書きました。日本で個人が行う資産形成としてはまずiDeCoをNISAや保険よりも先に始めるべきだと思いますので、ぜひご覧ください。

アメリカ在住者には401Kの加入を勧めます。私のブログでも最も読まれている記事のひとつです。

 



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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ・ニューヨークに駐在して2019年7月に日本へ帰任。 ニューヨークでは長男に恵まれ、妻と3人でマイル&ポイントを駆使しながら旅行を満喫。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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