日本帰任者向けに日本のポイ活を解説!一番シンプル&貯まりやすいポイントはずばり「楽天ポイント」

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初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

今日は日本のポイ活について取り上げます。とかくルートが複雑でぐちゃぐちゃになりがちな日本のポイ活について、「楽天ポイント」からスタートさせてみましょうというのが今回のお題です。


Kenji

私自身、毎月1万ポイント程度をコンスタントに獲得しているのが楽天ポイントで、本当に簡単なため、ポイ活初心者から上級者まで万人におすすめです



日本のポイ活始めに楽天ポイント

とにかく複雑な日本のポイ活

楽天ポイントを日本のポイ活はじめに勧める理由は、まず日本のポイ活がアメリカと比べてとにかく複雑なためです。

 

例として、お得情報で有名な発信者の「ハイジ博士」がまとめているお得な決済情報が下記のツイートです。


詳しい解説はしませんが、一見してとにかく複雑で、目がつぶれそうなほどにこまか~いのが、日本のポイ活の特徴です。

 

もちろん、中には「一撃〇〇ポイント」というような高額案件も存在しますし、私もそんな案件に出会うと迷うことなく突撃します。

が、どちらかというと日本のポイ活ではこれはレアケース。

どちらかというと、日常決済の中でお得技を組み合わせてコツコツと取り組んでいくのが日本のポイ活の主流です。

 

ただし、ルートや決済手段がとかく複雑で、やもすると何を使ってよいかわからずに「ポイ活迷子」になってしまうのが、日本のポイ活の最大のデメリットだと考えます。

 

楽天ポイントは貯まりやすい

そんな中にあって、楽天ポイントの特色は、1にも2にも「貯まりやすい」という点につきます。


Kenji

私自身も楽天経済圏を使い始めたのは米国駐在から帰任した2019年からのことですが、疑心暗鬼でスタートしたものの、ポイントの貯まりやすさに驚愕しました

 

論より証拠ということで、私が過去6か月で貯めた楽天ポイントがこちらです。

半年間で8.1万ポイント。均してもひと月1万ポイント以上の大量ポイントの獲得が続いています。

これは他のポイントサイトからの流入などが一切ない、「楽天経済圏」でのショッピングでのみ貯めたポイントになります。

 

下でもご紹介しますが、楽天は「楽天経済圏」でのサービス利用で楽天市場でのショッピングが最大15.5倍までアップするため、サービスを利用すればするほど、楽天市場でのお買い物がお得になります。


Kenji

実際に常時15.5倍を達成するのはかなり難しいですが、買い周りセールとのコンボ技ならポイント10倍(=10%還元)程度であれば簡単に達成できます

 

楽天ポイ活の魅力

楽天経済圏の活用

まず注目したいのが、「楽天経済圏」の存在です。

 

楽天というとショッピングモール「楽天市場」をイメージする方が多いかもしれませんが、実際には銀行から証券、保険にモバイル・インターネットなど、生活シーンのありとあらゆる経済活動のインフラを提供する巨大経済圏というのが実態です。

 

ポイント加算対象となる楽天の対象サービスと、達成条件がこちらです(画像をクリックすると拡大します)。

楽天ビューティの利用など、一部使いにくいサービスもありますが、たとえば一年間使用料金無料で大きな話題を呼んだ「楽天モバイル」や、発行枚数が日本一を誇る「楽天カード」などは、誰でも達成がしやすい条件だと思います。

 

楽天市場での小売価格は必ずしも他のショッピングモールと比べて安価ではありませんが、実はこれらのポイントアップ(値引き)を反映すると、実質的な値段はぐっと下がってお得になることが多いです。

 

具体例として2つ、商品例を取り上げます。

まずはこちら。私もいつもお世話になっている子ども用のオムツです。

もう一つサンプルとして取り上げるのは、消耗品のミネラルウォーターです。


価格は日々変動するため一概には言えませんが、試しに楽天市場とアマゾン・Yahoo!ショッピングをそれぞれクリックして、ポイント還元まで考慮した際にどちらがお得になるかを確認されてみてください。特にセール時には、意外と楽天市場の方が価格面でも他より優っていることに気が付くはずです。


Kenji

もともとの価格はアマゾンの方がお得でも、買い周りによるポイントアップまで考慮すると楽天の方がお得に購入できることが普通に起こりえるのが楽天市場の強みです

 

ポイント支払いでもポイントが貯まる

地味ですが、楽天ポイントの意外と大きなメリットがこの点です。

 

楽天ポイントの楽天経済圏での利用は、ポイント支払いでもポイントを貯めることが可能です。

 

通常ポイントの利用はベンダー側で「値引き」として認識・処理されるため、ポイント利用分はポイントの対象にならないことも多いです。


Kenji

ホテルポイントの利用をイメージするとわかりやすいですよね

楽天市場でのポイント利用の場合、ポイント使用分についてもポイントの加算対象となるため、たとえばポイント10倍の1,000円分の商品をポイント利用で購入する場合、100ポイントが還元されます。

 

もちろん、ポイントを利用しての買い物であっても買いまわりセールの際のポイントアップのショップ数にはカウントされますし、獲得した100ポイントはまた次回のお買い物で使用できます。

 

取り漏れがなく利用できるのは、地味ながらも楽天ポイントの大きなメリットと言えます。

 

楽天の買いまわりセールの活用

続いてのメリットは、楽天がだいたい月に2度のペースで実施する「買いまわりセール」です。

 

このセール、発送代金考慮前の商品価格が1,000円以上のお買い物をすると、10回までは1回のお買い物ごとにポイントが1倍ずつアップします。

複数のショップでお買い物をしていただくことを「ショップ買いまわり」といいます。
楽天市場では、この「ショップ買いまわり」の件数に応じて、ポイントアップするキャンペーン(お買い物マラソン、楽天スーパーSALE等)がございます。

ショップ買いまわりの仕組み

キャンペーン対象期間中に、1,000円(税込)以上の商品を複数のショップで購入すると、購入ショップ数に応じ、ポイント倍率が2倍、3倍と最大10倍まで増加し、購入した商品のポイントが最大10倍(通常ポイント1倍+特典ポイント9倍)になります。

※買いまわりの順番は問いません。
※11ショップ以上でのお買い物も、最大10倍(通常ポイント1倍+特典ポイント9倍)となります。
※買いまわりによる上限ポイントは7,000ポイントとなります。SPUや楽天スーパーDEALなどのキャンペーンポイント分はこちらの上限には含まれません。


Kenji

要は、10ショップ買いまわると購入した商品のすべてについて、購入代金7万円分まで10%オフになるということです

この効果は大きくて、買いまわり時に生活必需品や日用品の購入を集中させると、わざわざスーパーに行かずに全品10%オフで購入できるというのが大きなメリットになります。

 

例えば我が家が良く購入するのが洗濯用洗剤や

ティッシュペーパーなどは買いまわりを狙ってまとめ買いします(楽天の場合、条件である合計1,000円以上になるように気を付けてください)


他にも、我が家のイチヒットで、常にストックされているのがでん六の「ポリッピーチョコ」で、だいたい毎回購入しています。笑

値段はアマゾンやYahoo!ショッピングと比較する必要がありますが、買い周りによるポイント還元はセール中に購入したすべての商品に及ぶのが特徴です。2万円、3万円という高額な商品を購入すると、ポイント10倍ならそれだけで2,000ポイント、3,000ポイントが還元されて効果は大きいです。

Kenji

私はだいたい「楽天ふるさと納税」での寄附と、日用品購入を組み合わせて、10ショップ達成することが多いです

楽天リーベイツのサインアップ

最後は、楽天が日本で展開しているポイントサイト「楽天リーベイツ」です。


Kenji

アメリカで展開されているRakuten ebateとは別物です

 

楽天リーベイツ」の特色は、まずは利用して貯まるポイントが楽天市場などで使える「楽天ポイント」であるという点。

 

そして、折に触れて他のポイントサイトよりも高還元率のプロモーションや、楽天経済圏利用者向けのコラボ企画を実施するという点にあります。


特に2点目のコラボ企画の存在は、ポイント獲得を考える上ではかなり重要です。

 

例えば、この記事投稿現在では楽天スーパーSALEとの連動企画で、一部ショップのポイント還元率が20%とジャンプアップしています。

米国の「Rakuten eBates」同様、ポイントバック率が高くなるプロモーションが時折出現するため、うまく使いこなすと楽天ポイントがググっと貯まるようになります。

 

なお、楽天リーベイツが登録未了という方は、よろしければ下記のリファーラル画像、もしくはこちらの>リファーリンク<から登録ください。

Rebatesお友達紹介キャンペーン

・既存会員からの紹介リンク経由で新規アカウントを作成すること

・サインアップから30日以内にリーベイツ掲載のショップリンクを踏んだ上で一回で3,000円以上(税抜・送料別・クーポン、ポイント利用別)のショッピングを行うこと

 

の2つの条件をクリアすると、500ポイントの「期間限定ポイント」がボーナスとして付与されます。


Kenji

3,000円で500ポイントですので、初回は実質16%ディスカウントでショッピングが出来てお得ですね!

 

楽天ポイ活の注意点

そんな楽天ポイントですが、実際にポイントを貯め始めてしばらくたつと、いくつか気づく「ちょっとやっかいな」注意点があります。

 

通常ポイントと期間限定ポイント

まず知っておきたいのが、楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」という2種類のポイントが存在するという点です。

 

なお、期間限定ポイントというのは、使用できる期間が短く、たとえばANAマイルやポイント運用などに使うことの出来ない、用途・期間が限定されたポイントです。


Kenji

買い周りセールなどでのポイントアップで付与されるのがこちらのポイントで、要は用途・期間の固定により楽天経済圏への囲い込みを狙ったマーケティングになります

期間限定ポイントは、やもすると利用自体を忘れてしまう「うっかり」が起こるため、せっかく獲得したポイントが水泡に帰してしまう・・・なんていう失敗が起こりがちなミスになります。

 

楽天ポイントの交換先

次は、楽天ポイントの交換先についてです。

 

楽天ポイントは非常にクローズドなポイントプログラムで、基本的に他のポイントプログラムへの移行は認めていません。

 

唯一の例外となるのが、「ANAマイル」で、上でご紹介した2種類のポイントのうち「通常ポイント」のみがANAマイルに2:1の交換比率で移行することができます。

交換は、下記ページから申し込みが可能です。


Kenji

一日当たり1,000ポイント(+一か月に2万ポイント)までしか交換が出来なかったり、そもそも交換申請のページが非常に見つけにくいところに設けられていたりと、見れば見るほどあまり使い勝手を良くしようとする気がないプログラムだということがわかるはずです。

あとはポイント運用に充てられたり、楽天カードを保有している人は楽天カードの支払いに充てられたりといったバリュエーションもありますが、こと他ポイントとの連携・提携という点では非常に消極的なのが楽天ポイントです

 

楽天ポイントの価値

続いて、楽天ポイントの「価値」についてです。

 

日本にも他のマイル&ポイントへの交換可能な「フレキシブルポイント」と呼ばれる仕組みがあります。

 

この記事で詳しくは立ち入りませんが、例えばポイントサイトの「モッピー」や「ECナビ」などで貯まるのが、他のマイル&ポイントにも交換が可能なフレキシブルポイントの一種。

 

これに対して、楽天ポイントは、原則として楽天経済圏でのみ利用が可能な、「クローズド」なポイントプログラムです。

 

そのため、インフルエンサーの間では、「貯めるべきポイントではない」として、揶揄されることもありますし、私もそう思います。

マイル交換比率が2:1であるのは他のプログラムでもかなり一般的ですが、1pt =1円の価値以上にはならないと思っていてまず間違いありません。

 

楽天リーベイツには「楽天市場」がリストされていない

注意点の最後は、楽天ポイントではなく「楽天リーベイツ」の注意点になります。

 

ポイントサイトとしてご紹介した楽天リーベイツには、なんと同社ショッピングモールである「楽天市場」がリストされていません。

 

感覚的には自社のポイントサイトを経由してのショッピングが一番還元率が優遇されそうなイメージですが、優遇どころか、リストにすら入っていません。。。

 

ブログによっては、楽天リーベイツの目的は、外部から楽天経済圏への「取り込み」であると解説されているところもあります。

確かに楽天ポイントが貯まっていくと、その利用先としてまず思いつくのが「楽天市場」になるため、結果としてリーベイツが楽天経済圏への橋渡しになっているという主張にも一理あるかと思います。


Kenji

リーベイツの知名度と利用頻度を上げるためには他ポイントサイトと同率でも「楽天市場」をリストアップしてしまった方がメリットが大きいと思うのですが、大企業のマーケティングは考え方が違うのかもしれませんね

 

まとめ

今日は海外からの帰任者を念頭に、「楽天ポイント」の魅力と注意点についてご紹介しました。

 

日本のポイ活はとにかく複雑なため、まずは「慣れる」こと、そして「成功体験を積む」ことが大事です。

 

その意味で、楽天ポイントはシンプルで、かつ一度慣れてしまえばどんどん貯まるため、ポイ活の事始めにはもってこいのポイントプログラムだと思います。

 

すべてのポイ活を楽天ポイントに結び付けるのは私も賛成しかねますが、日本のポイ活への「とっかかり」として、ポイントを貯める経験値を積むには楽天経済圏はもってこいですし、私のように他のポイントサイトを利用しながらでも、毎月1万ポイント程度は無理なく貯められるレベルで、お勧めです。

 

これまで日本のポイ活に手を出していなくてどこからスタートしたらよいのかわからない・・・という方は、ぜひ楽天経済圏からスタートしてみることをお勧めします。

 

参考記事です。

 

すでに数名の方にご利用いただいたのが、下記記事でご紹介したクレジットカードアドバイスのサポートです。アメリカの陸マイラー活動は勿論、日本のポイ活でも個別に具体的なアドバイスを行うことが可能ですので、「ポイ活迷子」になってしまった方、より効率的にポイ活を行いたいという方は、よろしければこちらのサービスもご利用ください。

記事内でも出てきた楽天Rebatesの米国版が、「Rakuten eBates」です。アメリカ在住なら使いこなすととてもお得にポイントが貯まりますし、むしろ登録しないと「損」をしてしまうくらいの超重要なルートです。







 

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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ・ニューヨークに駐在して2019年7月に日本へ帰任。 ニューヨークでは長男に恵まれ、妻と3人でマイル&ポイントを駆使しながら旅行を満喫。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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