海外旅行時の旅行保険の対策は?「たびほ」とクレカの利用付帯を上手に組み合わせる方法を具体的に解説
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初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
旅行はいつどこに行っても非日常感が満載で楽しいですよね!特に、海外旅行は国内とは違った体験が出来ますが、そんな海外旅行も万が一のことが起きたら・・・と思うと心配になる事もあるはずです。
Kenji
今日は、そんな心配を取り除くために私が海外渡航時に利用している海外旅行保険の対策プランをご紹介します
特典旅行の保険は自己調達
特典旅行の利点
まずはバックグラウンドです。
我が家がマイル&ポイントを使った特典旅行を楽しむようになって、もう7年ほどが経過します。
特典旅行の利点は、何と言っても費用が抑えられるところです。
途中コロナで日本国内の「近・安・短」中心の旅行にシフトしたということもありますが、有難いことにアメリカ駐在から帰国して5年以上が経過した2024年でも、マイル&ポイントを使った旅行を楽しむことが出来ています。
私のマイル&ポイントの遍歴は、下記の記事などを参考にされて下さい。
【総集編】2018年の獲得マイル&ポイントが100万突破!アメリカ駐在員が大量マイルを獲得した方法まとめ
特典旅行の弱点
さて本題です。
マイル&ポイントを利用した特典旅行では、当たり前のこととして保険が自動加入になりません。
JTBなどの保険代理店を通じたパッケージ型の旅行プランや、有償でフライト/ホテルの手配をする場合、あるいはBooking.comや、Expediaなどのオンライン旅行サイトを利用した手配でも、計画を作る過程で必ず旅行保険の広告を目にすることと思います。
これが特典の場合、手配の過程でプッシュ型で旅行保険の情報を目にする事がほとんどないのです。
そのため、能動的に自分で旅行保険を探して、自分で必要なプランを選んで契約する必要があります。
Kenji
やもすると特典旅行を手配出来たことに満足して、旅行保険の契約そのものを忘れてしまう・・・なんてこともありますね
そこで、以下では私が海外旅行時に利用している旅行保険のプランニングをご紹介します。
なお前提として、海外旅行保険は必要か・・・という議論もありそうですが、私は必須と考えているのでそこには立ち入りません。
「たびほ」の旅行保険
さて、そんな私が利用している旅行保険の一つが、ジェイアイ傷害火災保険が提供する保険「たびほ」です。
たびほの特徴
たびほは、いわば保険のトッピングサービスを提供する会社で、自身の旅行プランに基づいて必要な保障だけを取り出して契約出来るという自由度に大きな特徴があります。
インターネット専業の旅行保険で、傷害死亡、疾病死亡や治療・救援費用を始めとして、緊急歯科治療費用、テロ等対応保険金、弁護士費用など、14の補償項目の中から、自分が欲しい保険だけを取り出して契約する、業界でもなかなか例がない選択型の旅行保険です(リスク細分型保険というらしいですね)。
ちなみに・・・サービスを提供する「ジェイアイ傷害火災保険」のことを初めて聞く方も多いかもしれません(私も契約する前に大丈夫かな?と思って調べました苦笑)が、保険業務開始は1989年と比較的古く、旅行代理店のJTBと保険大手のAIGの合弁会社としてスタートした列記とした大手企業です(>こちら<に会社案内があります)。
たびほのコスト
トッピングサービスのため、コストは行き先や旅程の期間、付ける保障の内容によって千差万別です。
例えばということで、下記は公式サイトで紹介されている保険料のサンプル例になります。
ちなみに、私が実際に契約したプランの一例がこちら。
・利用時期:2024年夏
・保険の対象人数:2名(大人1名、子ども1名)
・行先:シンガポール
・保険期間:一週間
上記の条件で治療・救援のための旅行保険(付保金額5,000万円)を契約して、保険料は1,360円でした。
たびほのウェブサイトで紹介されている料金の一例がこちら。
保険の内容によって料金はかわるので何とも言えませんが、やはりアジアは比較的安価で、法外な医療費でも世界のトップラインを激走するアメリカは保険料も高額です。
それでも、自身が必要だと思う部分だけを取り出して契約することで、保険料は他社よりもリーズナブルに契約できるはずです。
クレカの付帯保険
二つ目の保険が、クレジットカードの付帯保険を活用する方法です。
エポスカード利用
私がいつも利用するのが、「エポスカード」です。
左側の年会費無料の一般カードでも傷害治療費用が200万円(疾病治療の場合270万円)、賠償責任が3,000万円までカバーされるありがたいカードです。
Kenji
以前は死蔵のままでも利用できる「自動付帯」でしたが、2023年10月から「利用付帯」に改悪されました・・・!
利用付帯条件をどうクリアするか
利用付帯の条件をどのようにクリアすればよいでしょうか。
答えは簡単で、必要最低限の「旅行料金(公共交通乗用具含む)」の条件を満たすようにカードを「利用」すればよいのです。
保険適用条件について 「旅行代金」をエポスカードでお支払いいただくことで海外旅行傷害保険が適用されます
※旅行代金とは、宿泊を伴う募集型企画旅行の代金・公共交通乗用具の料金です
「旅行代金」の範囲に公共交通乗用具に含まれるというのがポイント。ずばり、電車ですね!(カードによっても条件が異なりますので、必ず約款を確認して下さい)
Kenji
やり方をざっと画像とともに説明します。
まずは、JRの駅で乗車券が購入できるブースを探します。目印は、新幹線/自由席/乗車券が並んだ青色のチケットブースです。
Kenji
唯一最大のネックがこの対応券売機を探す事で、小さな駅や、ターミナルでも2,3個しか券売機がないような場所ではこの「乗車券」がクレカ決済で購入できる青色の券売機が見つからないことがよくあります
きっぷ種類で「乗車券のみ」を選択します。
選択肢の下にある「普通列車のみ利用する」を選択します。
最寄りの駅を選択します。旅行用具で対象クレカの決済があれば利用付帯の条件は満たすので、最短区間で構いません。私の場合であればちょうど横浜駅が最寄りのターミナル、かつ乗り換え駅となるため、横浜駅を選択します。
ここで利用付帯をトッピングしたいクレジットカードを挿入します。今回は「エポスゴールドカード」です。値段は150円でした。
以上で切符と領収書を受け取ったら終了です。
切符は実際には利用しない(もちろん利用してもOK)なので、クレカの利用明細・領収書とともに一式、旅行が終わるまで自宅に保管しておきましょう。
慣れてしまえば簡単で、一人150円でプラスアルファの傷害保険が付けられると思えば有り難さしかありませんよね・・・!
Kenji
ちなみに、、、Suicaのオンライン決済でもこの利用付帯の条件を満たすと解説している方もいますが、私は不安なのでキチンと領収書が発行出来て後に残る切符を購入しています
まとめ
本日は、私が海外旅行向けに利用している旅行保険と、利用付帯のクレカ保険の活用方法について解説しました。
保険を付けずに旅行に行くという方もたまにいらっしゃいますが、海外の慣れない土地で、慣れない医療を使う場面を想像すると私にはちょっと無理ですし、おすすめしません。
クレカの付帯保険のみだと海外はやはり心もとない・・・でも大手の旅行保険は高額なのでちょっと気が向かない・・・という方は、今日ご紹介した「たびほ」などを上手に使って必要な分だけ保険をプラスする対策がおすすめです。
参考記事です。
私が利用しているエポスカードのスペックや活用方法を解説した記事をいくつかシェアしておきます。Suicaがポイントアップの対象から消えてしまったのはとても残念ですが、まだまだ他のカードと比べると高スペックのおすすめカードだと思います。
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