【2024年10月更新/過去最高のプロモ実施中!】AMEX Marriott Businessカードの解説。マリオットの宿泊実績狙いなら必須の1枚

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2024年10月2日:2024年2度目の5枚宿泊券のオファーがスタートしました!

2024年2月16日:過去最高のプロモーションがスタートしました!

2023年9月10日:プロモーションの内容が切り替わっていたのでアップデートしました

2023年月8日:2023年2度めのオファーがスタートしました

2023年3月5日:2023年のプロモーション情報をアップデートしました

2022年8月1日:記事初出

初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。

 

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

今日はAMEXが発行するマリオット系列カードの一つ「Marriott Business Credit Card」をご紹介します。

 

Marriott Business Credit Cardはもともとマリオットのプラチナステータスを狙うには獲得必須と言ってもよいカードです。カードは2022年7月末のカードリフレッシュにより更にパワーアップしています。


Kenji

2024年10月現在、過去最高のプロモーションが実施されています!このエントリでは、カードスペックの概要とお勧めできるベネフィットを掘り下げて解説します。ぜひご覧ください




AMEX発行のMarriott系列カードは3種類

Marriott Businessのカードスペックを紹介する前に、系列カードを概観します。

 

AMEXから発行されているマリオットの系列カードは、全部で3種類存在します。

左から順番に、「Marriott Bonvoy Card」「Marriott Bonvoy Brilliant Card」「Mariott Bonvoy Business Card」です。

(写真はMariottの公式サイトより)

 

これらは2019年2月に実施されたカードの大幅リフレッシュに伴って登場したカードで、それぞれのカードを新旧対照でみると以下のようになります。

2019年2月前後のアメックスカードのビフォー・アフター

・SPG Amexカード→Marriott Bonvoyカード

・SPG Luxuryカード→Marriott Bonvoy Brilliantカード

・SPG Amex Businessカード→Mariott Bonvoy Businessカード

 

なお、上記カードのうち、Starwood Preferred Guest(パーソナル)は2月13日以降新規発行は受け付けられなくなりました。

したがって、現在このカードを持てるのは、既存カードのリフレッシュ組のみになります(以下はプレスリリースからの抜粋です)。

American Express will no longer accept new applications for the Starwood Preferred Guest® Credit Card from American Express after February 12, 2019. When this Card is renamed as the Marriott Bonvoy American Express Card on February 13, 2019, existing Card Members will continue to get access to the Card’s great benefits and offerings.

 

ちなみに、詳細には立ち入りませんが、Chaseからも系列カードが2種類発行されています。

AMEXとChaseを合わせると、マリオット系列カードは現在新規に申請できるカードとしては全部で4種類が存在していることになります。

 

2022年7月時点のマリオット系列カードの全て(新規アプライ可能なカードのみ)

AMEX系

①Marriott Business(ビジネス、年会費125ドル)

②Marriott Brilliant(パーソナル、年会費450ドル)

 

Chase系

③Marriott Bold(パーソナル、年会費無料)

④Marriott Boundless(パーソナル、年会費95ドル)

 

以上が、マリオット系列カードの外観になります。

 

Marriott Businessのスペック

ここからはいよいよ本題、カードの紹介です。

 

スペック外観

まずは、Marriott Business Creditカードのスペック概要を見ておきましょう。

 

カードスペック

✓正式名称:Marriott Bonvoy Business Credit Card

✓発行会社:AMEX

✓カードブランド:AMERICAN EXPRESS

✓クレジットカードの種別:ビジネスカード(クレジットカード)

✓ 年会費:125ドル(初年度から発生)

✓ サインアップボーナス:通常時7.5万マリオットポイント(3か月以内に3,000ドル以上利用)

期間中限定で5万ポイントまでの系列ホテルで使えるFNA x 5枚付与(6か月以内に8,000ドル以上利用が条件)。プロモーション期限:2024年10月16日

✓ ポイント付与:マリオット系列でX6倍、レストラン・ガス・携帯がX4倍、その他はX2倍

✓ 追加ベネフィット:マリオットのゴールドステータス付与、15泊分の宿泊実績付与、カードアニバーサリーに3.5万ポイントまでの系列ホテルで泊まれる宿泊券付与、マリオット系列ホテルの有償宿泊手配が7%ディスカウント

✓ 為替手数料:なし

 

カードのベネフィットは下で詳しく解説しますが、先出しでひとつだけ、7%のディスカウントベネフィットについて解説します。

 

このベネフィットは2022年7月のカードリフレッシュに伴って新しく加わったベネフィットで、

・マリオット公式サイト経由の有償手配であること(Thirdparty経由は不可)

・スタンダードゲストルームの手配であること

・Marriott Businessで決済すること

・他のAAAなどの割引とは併用できないこと

 

を条件として、対象ホテルの予約で、有償手配の金額から7%がDiscountされます。

 

使い方は簡単で、Marriott BusinessをMarriott公式サイトの決済用カードとして登録しておくと、予約画面にAMEX Business用の特別なプランが現れます。

 

例えば下記はEdition東京の1か月後の予約画面ですが、「フレキシブル料金」が56,060円。これに対してAMEX Business Rateが7%オフの52,164円になっていることが分かります(数十円の差額が出ているのはドルベースの計算の端数なのかなと思います)。


Kenji

「フレキシブル料金」からの7%ディスカウントなのでそこまで大きくはありませんが、それでも上記の通り会員料金と比べても3,000円近くリーズナブルになっているので、積み上げていくとかなり大きなベネフィットにはなりそうです!

ベネフィットのT&Cは、下記の通りです。

7% Marriott Bonvoy Room Rate Discount – Small Business Card Member Rates

Marriott Bonvoy Business® American Express® Card Members can receive an exclusive, preferred rate (“SMB Rate”) when they book eligible rooms directly through a Marriott Channel and pay for their stay using their Marriott Bonvoy Business® American Express® Card. The SMB Rate is a 7% discount on the guest room Standard Rate, subject to availability at Participating Properties. “Standard Rate” means the publicly available retail rate offered by Participating Properties at the time of booking to individual guests. “Eligible rooms” include standard guest rooms and not Premium Rooms (Premium Rooms are upgraded rooms based on size, view, services, and/or other attributes, and include suites). “Participating Properties” includes hotels which participate in the Marriott Bonvoy program, excluding stays at Design Hotels™, Marriott Executive Apartments®, Marriott Vacation Club®, Marriott Grand Residence Club®, Vistana Signature Network™, Vistana Residence Network , The Ritz-Carlton Destination Club®, All-Inclusive by Marriott Bonvoy® and Homes & Villas by Marriott International®.

To be eligible for the SMB Rate, the Card Member must be the Basic Card Member, have an active Marriott Bonvoy Member Account in good standing at the time of the stay, make an advance reservation, and use their Marriott Bonvoy Business® American Express® Card to pay their bill upon checkout. SMB Rate reservations must be made via Marriott.com, the Marriott mobile app, or by contacting a Marriott worldwide telephone reservation center (“Eligible Channels”). When a Card Member books a reservation on Eligible Channels for the SMB Rate, they are eligible to earn Marriott Bonvoy points for their stay at Participating Properties. If a Card Member books their reservation online, they must be logged into their Marriott Bonvoy account linked to their Card account in order to be eligible for the SMB Rate. If a Card Member books their reservation by phone, they must reference the SMB Rate.

The SMB Rate may not be combined with other promotions, offers, or discounts, and is not valid for existing reservations or reservations for ten (10) or more guest rooms. The SMB Rate may not be used for stays booked with Marriott Bonvoy points or with qualified transient rates including government rates, negotiated rates, AAA rates, and the Senior Discount rate. Rooms booked through third-party online retailers and travel agency bookings are not eligible for the SMB Rate. All Marriott Bonvoy terms and conditions apply.

See www.marriott.com/loyalty/terms/default.mi for more information.

 

 

2022年7月のリフレッシュ

上記のカードスペックは、直近7月に実施されたカードベネフィットのリフレッシュを織り込んだものになります。

 

ビフォー/アフターは変更前後で比べるとわかりやすいので、表形式でまとめたのが以下になります。

 

2022年7月のリフレッシュ前後のカードベネフィット(画像をクリックすると拡大します)

見ていただくとわかるとおり、付与ステータスがアップしたり、カテゴリ―ボーナスや追加のディスカウントがリフレッシュ後に入っています。

 

リフレッシュでベネフィットが大幅にアップしており、カード業界には珍しい大改善と言うことが出来ると思います。


Kenji

他のカードに比べるとあまり人気がなかったのでしょうかね・・・。いずれにしても複数枚持ちを考える人にとってはとてもありがたい改善と言えますね!

 

Marriott Busuinessの魅力と使いこなし方

ここからは、Marriott Business Credit Cardの魅力と、使いこなし方を掘り下げて解説します。


Kenji

一言で形容すれば、マリオット派には実質ランニングコストゼロのホテルカードで、絶対に保有すべき1枚です。どういうことか、以下で詳しく解説します

 

カード発行でマリオットの宿泊実績が15泊付与

まず注目したいベネフィットが、カード保有で自動付与されるマリオットの15泊の宿泊実績です。

 

次の項目で触れるとおり、マリオットは宿泊実績に応じて会員ステータスが変わることになりますが、いわゆる「上級会員」として各種追加ベネフィットを受けるための分水嶺になるのが50泊の宿泊実績になります。

 

この「50泊の壁」を突き破るための手段として有効なのがカード発行による「下駄」であり、15泊の宿泊実績付与のベネフィットはとても大きな意味を持ちます。

 

後で30泊や45泊といったキーワードも登場しますが、そのためにもどうしても必要なのが、このMarriott Businessで付与される15泊の宿泊実績なのです。

 

カード発行でマリオットゴールドステータス

続いて注目したいベネフィットが、complimentaryで付与されるマリオットのゴールドステータスです。


Kenji

2022年7月のカードリフレッシュに伴って、付与ステータスがシルバーからゴールドへと格上げされました!

 

ご存知の通り、マリオット・ボンヴォイのプログラムには、年間の宿泊実績に応じて以下5段階の上級会員制度が設けられています。

 

マリオットの上級会員ステータス

・Marriott Bonvoyシルバーエリート: 対象となる宿泊10〜24泊
・Marriott Bonvoyゴールドエリート: 対象となる宿泊25〜49泊
・Marriott Bonvoyプラチナエリート: 対象となる宿泊50〜74泊
・Marriott Bonvoyチタンエリート: 対象となる宿泊75泊以上
・Marriott Bonvoyアンバサダーエリート: 対象となる宿泊100泊および滞在で獲得した対象となる料金に基づく対象となる年間利用額20,000米ドル

 

上記の中で、会員が目指すのが、ラウンジアクセスや朝食無料のベネフィットがつく「プラチナエリート」ですが、「ゴールドステータス」からはルームアップグレードの対象になるため、これがカード発行だけで付与されるというのはありがたいベネフィットだと思います。

 

ミニマムスペンドなしで毎年無料宿泊券が付与

次の魅力は、毎年付与されるFree Night Reward(無料宿泊特典)です。

 

このベネフィットの特徴は、

・カードアニバーサリーで毎年自動付与されること(ミニマムスペンドの条件などがないこと)

・3.5万pまでのマリオット系列ホテルの宿泊の際に利用できること

・ブラックアウトがないこと(週末や繁忙期であっても枠がある限り利用可能)

 

の3点にあります。

 

特に気を付けるべきは2点目で、マリオットは特典宿泊に必要なポイント数が需給に応じて変動する「Dynamic Pricing」を2022年3月から導入しているため、宿泊券を使おうとしても3.5万ポイントでは枠が見つからない・・・ということも往々にして起こりえます。

 

ただし、この宿泊券にポイントを加算しての予約を可能にする「TopUp」制度も可能になっているため、ポイントとの組み合わせを行うと5万ポイントまでの特典宿泊に利用できるフレキシビリティのあるシステムになりました。

必要ポイントが増加するインフレは避けようがないものの、TopUpのようなこれを補う制度が出来たことで、FNAのベネフィットとしての価値はかなり上がったと言うことが出来ると思います

 

マリオットポイントはだいたい1ptあたり0.8~1円程度で評価されているため、マリオットに宿泊する機会のある方にとっては年会費分をFNAでしっかり回収できる、実質ランニングコストゼロのホテルカードと考え方も可能です。

 

ビジネスカードであること

その他の理由として、カードがビジネスカードであることも見逃せないメリットです。

 

ビジネスカードのため、Chaseの5/24ルールにカウントされないのは、Chase派の人にとっては有難いメリットの一つだと思います。

 

アメリカの系列カード2枚持ちで30泊分の宿泊実績付与

最初に解説した通り、Marriott Businessは保有だけで宿泊実績が15泊付与されます。

 

これには続きがあり、以下のカード規約で記載されている通り、Consumerカード(=パーソナルカード)と合わせると最大30泊の宿泊実績が付与されるようなベネフィットルールが取られています。

15 Elite Night Credits

The 15 Elite Night Credits will be credited to your Marriott Bonvoy™ Member Account within 60 days upon opening your Card Account. On or before March 1 of each subsequent calendar year, the 15 Elite Night Credits will be credited to your Marriott Bonvoy Member Account operated by Marriott International, Inc., in accordance with Marriott Bonvoy terms and conditions, as long as your Card Account is open as of December 31 of the prior calendar year.

To be eligible to receive the 15 Elite Night Credits with this Card, you must be the Basic Card Member, and you must have an active Marriott Bonvoy Member Account linked to your Card Account. A maximum of 15 Elite Night Credits will be provided per Marriott Bonvoy Member Account, unless you have both an open small business Marriott Bonvoy Card account and an open consumer Marriott Bonvoy Card account; then, you may receive a combined maximum of 30 Elite Night Credits (15 per Card account). This benefit is not exclusive to Credit Cards offered by American Express.

 

なお、気を付けなければいけない点として、

 

・Chaseの系列カードとの2枚持ちをする場合は種々の制限ルールが存在すること

・3枚以上米国発行のマリオット系列カードを保有しても、宿泊実績の付与は30泊が上限

 

の2点が挙げられます。

 

特に最初の点は注意が必要で、カードを申請しても自動でDeclineされてしまったり、あるいは申請は通ってもサインアップボーナスの対象外になってしまうといった「落とし穴」が存在します。


Kenji

マリオット系列カードの1枚目としてMarriott Businessを選ぶ分には全く問題ありませんが、2枚目以降のアプライの際、特に注意が必要です

 

例えば、年会費を出来る限り抑えて30泊の宿泊実績獲得を考えてみましょう。

 

下記はChase発行の年会費無料の系列カード「Bonvoy Bold」のカード規約です(原文はこちらです)が、Bold自体が他のマリオット系列のクレジットカードと競合します。すなわち、Bonvoy Boundlessを保有しているか、過去に保有していて2年以内にボーナスをもらっている場合、カード申請自体がDeclineの対象となります。

Eligibility for this product: The product is not available to either:

  • current cardmembers of the Marriott Bonvoy Premier credit card (also known as Marriott Rewards® Premier), Marriott Bonvoy Boundless credit card (also known as Marriott Rewards® Premier Plus), Marriott Bonvoy Bold credit card, or
  • previous cardmembers of the Marriott Bonvoy Premier credit card (also known as Marriott Rewards® Premier), Marriott Bonvoy Boundless credit card (also known as Marriott Rewards® Premier Plus), or Marriott Bonvoy Bold credit card, who received a new cardmember bonus within the last 24 months.

さらに、ボーナス規約です。AMEX発行のマリオット系列カードを保有している場合や、過去にボーナスをもらっている場合、Boldのサインアップボーナスの対象から除外されるルールが存在します。

Eligibility for the new cardmember bonus: The bonus is not available to you if you:

・are a current cardmember, or were a previous cardmember within the last 30 days, of Marriott Bonvoy American Express® Card (also known as The Starwood Preferred Guest® Credit Card from American Express);

・are a current or previous cardmember of either Marriott Bonvoy Business American Express® Card (also known as The Starwood Preferred Guest® Business Credit Card from American Express) or Marriott Bonvoy Brilliant American Express® Card (also known as the Starwood Preferred Guest® American Express Luxury Card), and received a new cardmember bonus or upgrade bonus in the last 24 months; or

・applied and were approved for Marriott Bonvoy Business American Express® Card (also known as The Starwood Preferred Guest® Business Credit Card from American Express) or Marriott Bonvoy Brilliant American Express® Card (also known as the Starwood Preferred Guest® American Express Luxury Card) within the last 90 days.

AMEXとChaseという、異なる2つのカード会社から複数の券種が発行されるためにMarriottからの予算の関係上このような制限ルールが入っているのだと思いますが、複数枚持ちを検討する人にとっては、あらかじめカード申請戦略を考えておく必要があります。

 

ここではこれ以上の説明は割愛しますが、制限ルールの詳細が知りたい方は、TPGの下記エントリなどが詳しいです。

 

日本のマリオット系列カードとの3枚持ちなら45泊の宿泊実績付与

さらにさらに・・・!

 

日本で2022年2月に新しく発行が始まった「Marriott Bonvoyアメリカンエクスプレス・プレミアム・カード」(年会費49,500円)との3枚持ちを行うと、獲得できる宿泊実績は45泊になります。

なお、ツイート当時はまだENCカウントの確認が取れていませんでしたが、その後複数の方からのデータとして、3枚持ちで45泊のENCが付与されることが確認出来ています。

 

もともと日本のSPGカードとの併用でも5泊分の追加宿泊実績付与が確認出来ていたため、カード発行国が変わると宿泊実績付与は上限ルールが適用外になるといういわば「裏ルール」が存在している状況になります。

 

まとめると、一番年会費を抑えた形で3枚持ちをする場合のコスト/ベネフィットはこうなります。

 

・AMEX Marriott Business(年会費125ドル)

・Chase Marriott Bold(年会費無料)

・Marriott AMEXプレミアム・カード(年会費49,500円)

 

宿泊実績は合計45泊

 

現在の為替1ドル=135円程度で換算して、だいたい6.6万円の必要経費45泊分の宿泊実績(より正確に言えば、Marriott Businessはカードアニバーサリーに自動で一泊FNAが付くので、46泊分の宿泊実績)が獲得できる計算になります。

 

これが出来るのは、日米の双方でクレジットカードが作成できる駐在組や、アメリカから日本への帰国組限定のまさに「特権」になります。


Kenji

なお、注意点としてはやはり垢BANが挙げられますね・・・この裏テクニックは日米双方のAMEXアカウントがあることが前提になるため、今のところは黙認のようですが、いつかは塞がれてしまったり、最悪の場合はAMEXやMarriottアカウントがシャットダウンされるリスクは考えておく必要があります

 

Marriott Businessのサインアッププロモーション

このブログでも何度も取り上げているように、大量ポイントの獲得のキーは何といってもプロモーション実施時にカードを申請することです。

 

そこで、過去のプロモ履歴と、現在実施中のプロモーションについても取り上げておきます。

 

過去のプロモーション履歴

まずは過去のプロモーション実施履歴です。

 

過去3年間のプロモ実施履歴

・2020年10月~2021年1月:10万ポイントボーナス+1年間のプラチナステータス付与(3月以内に5k USD以上利用)

・2021年9~11月:12.5万ポイントボーナス+5万ポイントまでの系列ホテルで使える宿泊券2枚(3月以内に5k USD以上利用)

・2022年8~9月:12.5万ポイントボーナス(3月以内に5k USD以上利用)

・2023年3月~:12.5万ポイントボーナス(3月以内に5k USD以上利用)

・2023年8月~:5万ポイント分の宿泊券 x 3枚=15万ポイントバリューオファー(6月以内に6k USD以上利用)

・2023年8月~:12.5万ポイントボーナス(6月以内に8k USD以上利用)

・2023年12月~:5万ポイント分の宿泊券 x 3枚=15万ポイントバリューオファー(6月以内に6k USD以上利用)

・2024年2月~:5万ポイント分の宿泊券 x 5枚=25万ポイントバリューオファー(6月以内に8k USD以上利用)

・2024年9月~:5万ポイント分の宿泊券 x 5枚=25万ポイントバリューオファー(6月以内に8k USD以上利用)←今回

 

通常時のボーナスは7.5万マリオットポイントで、プロモーション時は5万p多い設定が相場です。そこそこ上位ランクのマリオット系列ホテルの宿泊券が一枚追加で付与されるくらいのお得さがあると言えます。

 

今回のプロモーション内容

今回のプロモーションは条件達成で宿泊券(FNA)が付与されるオファーで、ポイントオファーではありません。

 

内容はとても強力で、5万ポイント分の宿泊券 x 5枚付与されます。うまく使えば、25万ポイントバリューの価値があるオファーです。

LIMITED TIME OFFER:

Each friend could earn 5 Free Night Awards, valued at a total of up to 250K total Marriott Bonvoy points
after they use their new Marriott Bonvoy Business® American Express® Card to make $8,000 in eligible purchases within the first 6 months of Card Membership. Each Free Night Award has a redemption level up to 50,000 Marriott Bonvoy points, for a total potential value of up to 250,000 points, at hotels participating in Marriott Bonvoy®. Certain hotels have resort fees.
Offer ends 10/16/2024

Kenji

この条件のオファーはChase発行のMarriott Boundlessには過去に何度か出現したことがありますが、AMEX発行のMarriott Businessではまだ2度目です。過去最高で間違いなくお得です!10/16までと期間がやや短いので早めの申請が吉です

 

ちなみに・・・マリオットポイントは例年、ユナイテッドへのトランスファープロモーションを実施して、60kポイントが35,750ユナイテッドマイルに移行が可能です。つまり、これが今年も実施される場合、例えば12.5万ポイントのオファーは、ユナイテッドマイル狙いで考えた場合にも、7万マイル+5,000マリオットポイントの価値のあるオファーと考えることが出来ます。

 

マリオット vs ユナイテッドマイルの移行比率

・通常時:マリオット3,000ポイント ⇒ 1,100マイル(+10%のボーナス)

・6万ポイント交換ボーナス:60,000ポイント ⇒ 27,500マイル(+2,500のマイルストンボーナス)

・プロモ時の移行比率:60,000ポイント=35,750マイル(+30%)

 

∴12.5万マリオットポイント ⇒ 71,500ユナイテッドマイルへ移行可能+5kマリオットポイント に相当

※今回のプロモーションは宿泊券のオファーですので、マイルへのトランスファーはできません

※ユナイテッドマイルへの移行はプログラムが2023年に変わりました。


Kenji

結構気づいていない方も多いと思いますが、実はマリオットの利用者はもちろんのこと、ユナイテッドマイルへの交換を前提に考えた場合、マイラーにとってもねらい目の1枚と言えます

 

サインアップを考える方は、よろしければ>こちら<のリファーリンクを利用されてください(紹介リンクです。ありがとうございます)。

 

まとめ

本日はAMEX Marriott Businessクレジットカードのスペックと、その魅力についてご紹介しました。

 

Marriott Businessは特にマリオット派の人にとってはもっと注目されて良い1枚で、さらにそれが今回のカードリフレッシュでベネフィットがアップしました。

 

日本からの駐在組や帰国を見据えた人にとっては日本のカードとの3枚持ちで46泊の宿泊実績が獲得可能になるいわば「魔法のカード」の1枚で、マリオット派にとってはぜひとも取得したい1枚と言えそうです。

 

参考記事です。

 

私はマリオットではなく、ヒルトン派・・・という方には、同じAMEX発行の「Hilton Honors Aspire」の発行がおすすめです。カードスペックは以下のエントリで詳しく解説しています。

少し古いエントリですが、Hilton AspireとMarriott Brilliantのベネフィットを比べたのが下記のエントリになります。

今回のプロモーションも十分に魅力的ですが、過去にはもっとお得のアプロモーションを実施したこともあります。下記は昨年9月末~11月頭に掛けて実施されたプロモーションを解説したエントリです。







 

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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ・ニューヨークに駐在して2019年7月に日本へ帰任。 ニューヨークでは長男に恵まれ、妻と3人でマイル&ポイントを駆使しながら旅行を満喫。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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