【宿泊記】21 CARPENTER, SINGAPORE, A MEMBER OF DESIGN HOTELSのブログ的レビュー ヘリテージデラックスルームに滞在
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こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
今日はシンガポールにあるマリオット系列のホテル「21 CARPENTER, SINGAPORE, A MEMBER OF DESIGN HOTELS」のホテル宿泊レビューです。シンガポールにはマリオット系列が数多く存在しますが、21 CARPENTERは街中のブティックホテルとして個性がひときわ際立つデザイン系列のホテルです。
Kenji
こじゃれたアパートのような雰囲気で、歴史感も感じられてブティックホテルが好きな方にはぴったりのホテルだと思います
21 CARPENTER, SINGAPOREの概要
21 CARPENTER, SINGAPOREは、シンガポールのレストランやバーが多く立ち並ぶクラークキーのど真ん中に位置するマリオット系列のデザイン系列のホテルです。
21 CARPENTER, SINGAPORE
・住所: 21 Carpenter St, シンガポール 059984
・TEL:+65 6373 6988
・チェックイン3pm、チェックアウト12pm
・部屋数:48室
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A stunning mix of old and new in the city’s heart.
Where historic Chinatown meets the bustle of Clarke Quay, an early 20th-century landmark structure and a contemporary extension unite to form a remarkable mix of Singapore old and new. Award-winning architects WOHA have masterfully contrasted past and present with a statement piece. Here, celebrated Michelin-star chef Andrew Walsh presents timeless European classics with hints of Asian influences in a warm space that draws in local epicureans, while minimalistic spaces and large windows form bright, inviting, art-filled spaces filled with contemporary custom furniture that unites modernism and Art Deco with Asian character.
ホテルへのアクセス
ホテルがあるのはチャンギ国際空港から20キロほどの市内中心街。空港からはタクシーやGrabでの移動がおすすめです。
Kenji
我が家はシェアライドのGrabで移動しました!
ホテル周辺
冒頭でも触れたとおり、ホテルがあるのはレストランやパブなどのナイトスポットが立ち並ぶ「クラークキー」の一角です。
川沿いにはたくさんのレストランやバーが立ち並びますし、ローカルなお店をのんびり見て回るだけでも異国情緒が満載で楽しいです。
我が家は、夕方の涼しくなった時間を使って、ホテルからマリーナベイまでのんびり散歩しました。1時間くらいかかりましたが、途中市庁舎を見てみたり、モールやホーカーズに入ってみたりしながら、マリーナベイまで行って、最後は噴水ショーを見て帰りました。
シンガポールは暑いので日中はおすすめしませんが、異国の地を歩いて回るのも旅の思い出になっておすすめです。
クラークキーの駅至近
重宝するのが、ホテルの通りを隔てて向かいにすぐグリーンラインのMRT地下鉄駅があることでしょう。
MRTとホテルは通りの向かい側に位置していますが、屋根付きの歩道橋があるのでサクッと移動できて便利です。雨の際もほとんど濡れることなく駅にアクセスすることが可能です(表記上5分となっていますが、実際にはそんなにかかりません)。
クラークキーというシンガポールのナイトライフを楽しむにはベストスポットにあるというロケーションも素晴らしく、市内を観光するにも至便で、旅行客にとっては言うことなしのホテルかもしれません。
向かいのクラークキーセントラルにドンキあり
駅直結のショッピングモール「クラークキーセントラル」の地下一階には、日本人にはお馴染み「ドンキ・ホーテ」(現地名:DON DON: DONKI)が入っています。
取り扱う商品は日本のものが7-8割といった感じで、旅行する身にとっては正直目新しさはありません(そして、日本からの輸入品も多くて価格も高めです)が、駐在員や、旅行者でも日本食が恋しくなったときなどには便利ですね!
私は興味本位で行ってみたものの、現地らしさがなかったので特に何も買わずに出てきました。数日旅行で来ている方なら、敢えて時間を使って行く必要もないと思います・・・。
21 CARPENTER, SINGAPOREの施設の様子
ここからは、21 CARPENTER, SINGAPOREの施設の様子を写真とともにご紹介していきます。
ホテル外観
外からホテルを見た様子がこちら。
ホテルはもともと1936年に建てられた歴史ある建築物。古くはシンガポールの造幣局として使われていたものを、デザイナーのWOHA氏がマリオットと組んでリノベーションする形で、2024年にリニューアルオープンさせたブティック型ホテルです。
マリオットでは「DESIGN HOTELS」のカテゴリーに属していて、普通のマリオット系列とは一線を角した個性あるホテルです。
チェックイン周辺
入って面食らったのがホテルのチェックイン。
入り口を入ってすぐの通路傍にひっそりと小さなラウンドテーブルとパソコンが一台だけ置かれていて、そこでホテルスタッフが一人でゲストチェックイン/アウトの対応をされていました(小さ過ぎて写真は撮影しませんでした・・・)。
ホテル入って入り口右側にはちょこっとしたソファースペースがあります。
後で気付いたのですが、我々が滞在したこの時期はホテルの3階にあるガーデンテラスが改装中で、共用部分の利用に制限がありました。
レストラン会場
我が家は利用しませんでしたが、ホテル一階にはレストラン&バーの「Kee’s」が入ります。
ホテル内部の様子
21 Carpenter, Singaporeといえば、やはり内部のデザインに特徴/個性が溢れていることでしょう。ちょっとした置き物や壁に飾られた絵画、デザインなど細部にこだわりを感じさせます。
その意味では、ガーデンテラスがクローズになっていたのは残念でした。
上級会員でも朝食ベネフィットなし
「DESIGN HOTELS」は、マリオットグループの中でもやや異色の存在のため、上級会員向けの特典も他とは異なります。
ここ21 Carpenterでは、プラチナ会員であっても朝食無料の特典はありません。ただし、チェックイン時に案内頂きましたが、朝食のディスカウント特典があります。
通常のwalkinの場合、朝食ブッフェは一人あたり25SGD。これが、ホテル宿泊ゲスト(もしかするとプラチナ会員以上かもしれませんが。。)は事前にホテルスタッフに申し出れば2人で40SGDでブッフェを楽しめると案内を受けました。
Kenji
もっとも、一見してさほど特色がなさそうだったので、我が家はレストランブッフェは利用しまぜでした
SONG FA
代わりに朝食で利用したのが、ホテルから徒歩一分のすぐ横にある「SONG FA」です。
地元っ子も多く並ぶパクテーの人気店で、ミシュランガイド2024にも取り上げられるほどの有名なお店。
ローカル感も楽しめますし、単純に味が日本人の口にあって美味しいです!
Kenji
朝10時からオープンですが、オープン前から列が出来るほどの人気店です。週末夜はクローズまで列が途切れないほどの人気っぷりなので、週末ならオープン直後がおすすめです・・・!
ループトップバーとプール
21 Carpenter Singaporeにはルーフトップスペースがあります。場所はホテルの9階です。
ルーフトップにある屋外プール。スペースはあまり広くありませんが、インフィニティプールのデザインになっているのと、周囲に遮るものがないので、遠くにマリーナベイサンズまで臨むことが出来る絶好の眺望です。
プール目の前にはソファもあります。私が訪れたときはカップルが熟睡していました。気持ち良さそうですね〜。
21 Carpenter Singaporeの部屋紹介
続いてはお部屋の紹介に移りましょう。
ヘリテージデラックスに宿泊
私が宿泊したのは、ホテル6階の「ヘリテージデラックス」でした。
ヘリテージデラックスの専有面積は33㎡。このランクのホテルとしてはやや狭く、子連れファミリーの我が家が過ごすには正直ギリギリ・・・という印象です。
収納スペースは作り付けのスタイル。スペースが限られているシティホテルでは少しでも広く見せるためにこのスタイルが多いですね。
このバスローブはさらっとした肌触りで、とても使いたかったです。
ソファは広めの2シーター。子どもに追い出されて一泊はここで寝ましたが、微妙に長さが足りずに足が落ちてしまって辛かったです。。
ウェットスペース
続いてはウェットスペース。バス、洗面とトイレが一体になった作り。バスはシャワーのみでバスタブはありません。
洗面ボウル周りもこじんまりした作り。スペースが少なくて夫婦二人の洗面グッズを置くのは一苦労・・・と思いきや、洗面ミラーが左右びらきで、中にグッズを収納できます。ただし、チェックアウト時に忘れてしまわないように要注意です。
ホテルのアメニティ
驚いたのがアメニティで、子ども向けにシャンプー、コンディショナーなどのセットを追加で頂きました。
シーソルトのクッキーはホテルゲスト全員にプレゼントされているアメニティ。海外物にしては甘さ控えめで、とても美味しかったです。
インスタントコーヒーに、TWGのティーバッグ、そしてオーツミルクのセットは無料です。ケースがオシャレで、ホテルのこだわりを感じます。
冷蔵庫の中は全て有料です。
スナックも有料。こちらには手をつけませんでした。
キートラブル
残念だったのが滞在中のキートラブルで、頂いたキーが滞在中4,5回とエラーで使えなくなりました。。
加えて、照明トラブルもあったため、連泊の我が家はお願いして途中で部屋を変えて頂いたのですが、その際のホテルスタッフの対応もちょっと微妙で、仕方なく応じてているというか、残念な感じでした。
この一件は正直ガッカリで、ホテルに対する評価が下がりました。
その他、ホテルの様子は下記のホテル公式サイトでも確認できます(上でご紹介したマリオットのサイトではなく、ホテルの公式サイトです)。
部屋タイプ、コストパフォーマンスなど
続いて、21 Carpenter Singaporeの部屋タイプや、宿泊コストなどについてもご紹介していきましょう。
21 Carpenterの部屋タイプ
ホテルの部屋タイプは以下の通りです。
21 Carpenterの部屋タイプ
・アーバンルーム(キング) ←予約手配した部屋
・ヘリテージデラックスルーム(キング)←実際に宿泊した部屋
・アーバンスイートルーム
・ヘリテージスイートルーム
・ヘリテージスイートルーム(バルコニー付き)
・ヘリテージスイートルーム(ダブルルーム)
我が家がアサインされたのは、2ランクアップの「ヘリテージデラックスルーム」。
Kenji
この上はすぐにスイートルームになるため、プラチナランクではヘリテージデラックスが実質アップの上限ですね
宿泊コスト
今回はポイントを使った特典宿泊でした。利用したポイントは一泊あたり3万ポイントを利用しました。
有償宿泊の場合は一泊あたり509SGD。日本円換算で一泊5.5万円程度と強気の価格設定で、ポイント単価は1.8円/ポイントと、かなりの高コスパでした
Kenji
まだ比較的新しいのでポイントのダイナミックプライシングがうまく運用出来ていないのかもしれませんね
宿泊した感想
最後に、宿泊した感想です。+/-の点をそれぞれ記載します。
👍良かった点/満足出来た点
・ロケーションが至便(MRTの目の前)
・比較的安価(ポイントのコスパがよい)
・個性あるブティックホテルで雰囲気が良い
・ゲストの客層が良い
🔼今一つに感じた点
・繰り返しのキートラブルや照明トラブル・・・
・ホテルスタッフの応対はビジネスホテル並
・スペースが全体的に窮屈
リゾートのような雰囲気はありませんが、シティホテルとしては特色があって、なかなか面白い存在だと思います。
どこかの口コミサイトで、ホテルというよりも「温度のあるアパート」だという評価を見かけましたが、まさにぴったりとする表現だと思います。
アーバンスタイルや豪華さを求めるゲストにはあまり受けないホテルで、ブティック型で、その場所でしか体験できないような「唯一無二」のホテルステイを求める方にとってはぴったりハマるホテルでしょう。
もっとも、私はハード面のトラブルがいくつかあったことが影響して、一部ネットやSNSで取り上げられているほどの好印象を残念ながら持てませんでした。。。(ホテル滞在を目的にするのではなく)市内観光を楽しむ際に、3万〜4万ポイント/泊であれば再訪もありかな・・・というレベルです。
まとめ
本日は、シンガポール市内にあるマリオット系列のホテル「21 CARPENTER, SINGAPORE, A MEMBER OF DESIGN HOTELS」をご紹介しました。
上でも触れた通り、市内中心部のど真ん中にあって観光にはとても便利なホテルです。
まだ開業から日が浅いこともあってポイント利用ならお得に宿泊出来るのもGoodですね!おすすめです。
21 CARPENTER, SINGAPORE
・住所: 21 Carpenter St, シンガポール 059984
・TEL:+65 6373 6988
・チェックイン3pm、チェックアウト12pm
・部屋数:48室
>>マリオット公式サイトで「21 CARPENTER, SINGAPORE」をチェックする
>>trip.comで「21 CARPENTER, SINGAPORE」をチェックする
参考記事です。
シンガポールには数年前にも旅行で訪れましたが、その際はリトルインディアにあるヒルトン系列に宿泊しました。以下でその際の宿泊レビュー記事をシェアしておきます。
【宿泊記】ヒルトンガーデンイン セラングーン レビュー アクセスから部屋の様子 朝食ブッフェの様子などを写真付きで紹介
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