2021年12月宿泊:ヒルトン沖縄北谷リゾート エグゼクティブフロアの宿泊レビュー 2020年宿泊時から変わった点を中心に
初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
本日のエントリは、「ヒルトン沖縄北谷リゾート」の宿泊レビューです。
2021年12月のクリスマスにエグゼクティブ・フロアに滞在してきたため、その様子を写真付きでたっぷりとご紹介します。
Kenji
特に、前回2020年12月の宿泊時からのホテルのサービスやオペレーション面での変更点を中心に、実体験をベースにレビューします
ヒルトン沖縄北谷リゾートの概要
「ヒルトン沖縄北谷リゾート」は沖縄県北谷町に位置するヒルトン系列のリゾートホテルです。
空港からホテルへは、車利用なら最短40分程度。
那覇中心部からのアクセスも至便で、リゾートの雰囲気が楽しめるまさに「良いところどり」のリゾートです。
ヒルトン沖縄北谷リゾート(Hilton Okinawa Chatan Report)
・住所: 沖縄県中頭郡北谷町美浜40−1
・TEL:098-901-1111
・チェックイン15:00、チェックアウト12:00
>>ヒルトン公式サイトで「ヒルトン沖縄北谷リゾート」をチェックする
>>じゃらんで「ヒルトン沖縄北谷リゾート」をチェックする
>>Yahoo!トラベルで「ヒルトン沖縄北谷リゾート」をチェックする
>>Hotels.comで「ヒルトン沖縄北谷リゾート」をチェックする
>>アゴダで「ヒルトン沖縄北谷リゾート」をチェックする
総客室数は346室。ビーチラインに沿うように南北に延びるデザインも特徴的で、白と茶色を基調とした建物が北谷の街にとてもよく映えています。
高層階からは絶景のオーシャンビューを楽しむことが可能。特に夕暮れ時は、天気に恵まれれば遠く西の沖合に沈む夕日を楽しむことができます。
レストランはオールデイダイニングの「ユリスン」、イタリアンレストランの「コレンテ」、ロビーラウンジ「マール」も含めると3つあり、バライエティ・キャパシティ共に十分です。上級会員向けのエグゼクティブラウンジもあります。
Kenji
この「マール」は「有吉の冬休み2022」でも2日目の朝に登場しましたね!おそらく1泊目の宿泊は、ここ「ヒルトン北谷リゾート」だったのかなと思います
ヒルトン沖縄北谷リゾートのオペレーション状況など
ここからは、ヒルトン沖縄北谷リゾートのオペレーションの状況について、いくつかの視点で2020年の宿泊と比較する形でご紹介したいと思います。
部屋やアメニティの状況
まず部屋の状況は、一昨年2020年滞在時と大きく変わることはありません。
当日アサイン頂いたのは「エグゼクティブオーシャンビュールーム(ツイン)」のお部屋。
予約は一番下のランクのシティービュールームでしたが、クリスマスの繁忙期にも関わらず、ヒルトンダイヤモンドステータスの力で大幅なアップグレードを頂くことが出来ました。
相変わらず素晴らしかったのは、やはりベランダから見えるこの絶景のオーシャンビューです。
下記はパノラマ撮影で撮影したものですが、眼下には3Fのウッドデッキと、ヒルトン北谷の屋外プール、左奥には「ダブルツリーbyヒルトン北谷リゾート」が、そして、目の前には北谷のオーシャンビューがぐっと広がります。
今回も9階のエグゼクティブフロアをアサイン頂けたということもありますが、北谷町美浜の海の様子を飽くことなく眺めることが出来るこの環境は、日本から離れた異国の地に旅行に来たかと錯覚を覚えるほどです。
夕方にはこの一帯に小さなボリュームで音楽が流れます。その音色が夕陽と、ライトアップされていくプロパティの様子と相まって、何とも言えないリゾート感を演出してくれます。
アメニティは2020年とほとんど変わらずです。
ダイヤモンドメンバー向けの追加アメニティとして、「北谷の塩(まーす)プリン」(黒糖カスタードプリン)とバスソルトのプレゼント。
少しだけ変わったのが、2021年はクリスマスカラーのマスクがプレゼントされたこと。ちゃんと子どもサイズも用意されていました。
一つ変わったのが、2020年は提供されていたヒルトンオリジナルショップで使える500円のクーポン券がなくなっていたことでしょうか。
「あれっ」と思ったので聞いてみたところ、そもそもテナントへの貸し出しに変わってしまったそうです(「69SLAM」というアパレルショップ)。
ヒルトンのオリジナルショップで実は昨年買いそびれた「ユスリン」でも使用されているグラスカップを購入しようと思っていたので、これはちょっと残念でした。
Kenji
コロナ以降の経営がいかに大変だったのかを物語りますね・・・
アクティビティの実施状況
続いてアクティビティの状況です。
2020年12月に宿泊した際は、ほとんどすべてのアクティビティがコロナ対策の観点から中止になっていましたが、2021年は違いました。
プールサイドでの魚釣りや、屋外プール周辺と近場の公園を利用した「トレジャーハント」。それに、紙粘土を使った雪だるまづくりなど、日替わりで色々なアクティビティが企画されていました。
魚釣りの前で大はしゃぎの子ども↓。屋内プールはもちろん、冬場でも楽しむことができます(年齢制限などもありません)。
(以下はアクティビティのパンフレットです。画像をクリックすると拡大します。)
他にも、クリスマスの24,25日はスタッフが扮したサンタさんとの記念撮影や、ちょっとしたプチギフトのプレゼントまでありました。
Kenji
子どもが一昨年と比べると成長したというのもありますが、毎日のちょっとしたアクティビティに子どもはワクワクしきりで、家族の思い出をたくさん作ることが出来ました!本当にありがたかったです
クリスマスの24日と、25日には、夜数分間の花火も揚がりました。
一昨年2020年にも花火は上がりましたが、今年は子どもが打ち上げの20時まで起きていられる年齢になったので、一緒に目の前に上がる花火を楽しむことが出来ました。
ヒルトン北谷のハイライトの一つは何と言ってもベランダから目の前に眺められる花火ですね😊
今年は初めて子どもも一緒に楽しむ事が出来ました!👏 pic.twitter.com/QKpanNZEjW
— Kenji🇺🇸🇯🇵日米陸マイラー兼ブロガー (@sorakoge) December 25, 2021
エグゼクティブラウンジの運用状況
続いて、ラウンジの運用状況についてです。
まず変わったのが、ラウンジのテーブルにアクリル板が張り巡らされたこと。
2020年はアクリル板は設置されておらず、むしろ最小限での利用を促すスタイルでした。
下記は2020年クリスマスに取った1枚。アクリル板がなかったことが見て取れると思います。
加えて変わったのがカクテルタイムの運用です。
2020年はカクテルタイムの料理もプレート式。蜜を避ける観点で、キッチンで用意された料理を取り分けてゲストに配るスタイルでした。
2020年のクリスマスシーズンは、カクテルタイムの品数が増えました。
アルコール類の顔触れは、一昨年とほとんど変わりがなかったようです。
頑張っていたのが、クリスマス24-25日のラウンジ運用で、この2日に限ってはラウンジ「マール」に加えて9階のエグゼクティブラウンジでもクリスマスの追加メニュー(ケーキなど)も加わって、2か所で華やかに提供されました。
ケーキは苺のミニケーキと、シュトーレンが提供されました。
シュトーレンはとても美味しかったです!
平日昼間のラウンジは2020年とほぼ変わらず、サーターアンタギーやクッキー、シリアルバーなどの渇きもののスナックが置かれているのみ。
ドリンクは多少ですが変わっていました。コストカットからか、PBブランドのようなトニックウォーターに、スパークリングウォーターなどが導入。
平日昼間はラウンジに常駐するホテルスタッフはおらず、エグゼクティブラウンジでのチェックインなどのサービスは行っていませんでした。
朝食会場のメインは「ユリスン」
朝食会場は、メインはホテル3階の「ユリスン」であることに変わりありません。
検温協力や手袋の着用も2020年とオペレーションは同じ。事前の予約等は必要なく、当日ウォークインで空いている席に通される形です。
Kenji
クリスマスの週末はかなり混んでおり、8時過ぎには行列が出来ていました・・・
ブッフェ台の一部。「ユリスン」はとにかく品数が多いので、「食べたいものが見つからない・・・」という心配は一切無用です。
ユリスンの名物のひとつ「ぽーたまオムレツ」(ポーク玉子)ももちろん健在。
とある日の朝食。フレッシュサラダに、チャンプルー、小籠包にシュウマイ、チリビーンズとキーマカレー、オムレツ、沖縄味噌汁の組み合わせです。
ダイヤモンド会員にはフレッシュマンゴージュースも付いてきました。
ダイヤモンド会員には少しですが追加のブッフェ料理コーナーもあります。ドラゴンフルーツに、サーモン、生ハムなど。
こちらは2020年とメニューが変わらずでした。もう少し代わり映えがあっても良いのでは・・・?と思うのは私だけではないはずです。
「コレンテ」の朝食ブッフェ
年末年始となる12/26以降は、「ユリスン」に加えて1階のイタリアンレストラン「コレンテ」も朝食会場として開放されました。
ユリスンは淡い色使いですが、コレンテはどちらかと言うと落ち着いた雰囲気です。規模もユリスンと比べるとやや狭めですね。
料理は「ユリスン」とほぼ同じですが、品数が少ないです。
我が家もそうでしたが、「コレンテ」で違ったメニュー(イタリアン)が食べられると思って行くと肩透かしを食らう形になるので気を付けてください。
多少ですが、「ユリスン」にはないイタリアン風の料理も並びました。
沖縄そばなどはもちろんこちらにも並びます。ただし、シリシリーやチャンプルーがないなど、沖縄料理の品数も少なめだった気がします。
フルーツ類。ヨーグルトは「ユリスン」とは違って小分けのカップタイプでの提供。バナナやパンケーキといった「ユリスン」であれば毎日提供されていたフルーツ/スイーツがないなど、少しずつですが種類が少な目な印象です。
「コレンテ」の良い点もあり、席の間隔がゆったりしていることと、全体的に落ち着いた雰囲気のためのんびりと食べられる点(ユリスンはキャパシティが大きい分、ブッフェ台の周りはとにかく人の行き来が多いです・・・)。
Kenji
そういえば「コレンテ」はテーブル台に「ユリスン」にはあったアクリル板の設置がなかったですね。とは言っても、一つのテーブルで一人ずつアクリル板で区切られている「ユリスン」はちょっとやりすぎというか、少なくとも小さな子どものいるファミリーにとっては「コレンテ」の方が使いやすかったかもしれません
とはいえ、ブッフェに種類を求める方は、素直にユリスンに早めの時間に向かった方がよさそうです。
北谷公園とビーチ
街の外の様子も少しご紹介しておきましょう。
北谷のビーチは軽石の影響が2021年12月現在も色濃く残っていました。フェンスが張られて立ち入り禁止になっていくる区域がちらほら・・・。沖縄の経済にとっては本当に大打撃だと思います。
街の混雑状況
街中は、平日昼間はいたって静かな状況。
敢えて言うなら、北谷の街中は外国人を多く見かけました。感覚的には、3-4組に1組くらいの割合でしょうか。
2020年のクリスマスシーズンと比べてもこの傾向は顕著で、街を歩いていても、ここが日本だということを時折忘れてしまうくらい、異国の雰囲気がありました。
クリスマスの週末は、夜アメリカンビレッジ周辺は本当に大勢の人でにぎわいました(ぼかして撮影したものですが、人が大勢いる様子は伝わると思います)。
北谷では「ニライ商品券」の名称で12月中旬にプレミアム商品券も販売されましたが、3日で完売するほどの活況ぶりだったようです。
ニライ商品券、あっという間に完売してました・・・
わずか3日で完売。会場はもぬけの空です😭https://t.co/hy1s93qB5V pic.twitter.com/la67GiB7ZG
— Kenji🇺🇸🇯🇵日米陸マイラー兼ブロガー (@sorakoge) December 21, 2021
街に活気が戻ってくる雰囲気が、確実に見て取れました。
コストパフォーマンス
宿泊コストも比べておきたいと思います。
定点観測的に比べてみると、以下のようになりました。
2020年12月滞在時
・有償宿泊:一泊当たり22,500円
・ポイント泊:5.6万ポイント
2021年12月滞在時
・有償宿泊:一泊当たり21,800円
・ポイント泊:4万ポイント
※2020年12月はGo Toトラベル考慮前の価格です。
※いずれもダブルリワード含めたポイント獲得分は考慮していません。
特にポイント泊については微妙に宿泊した日時が異なるため一概には言えません。
2020年は確か週末泊にポイントを使いましたが、2021年は週末も有償宿泊が比較的リーズナブルだったので、ポイントは平日宿泊に利用しました。
もちろん、2020年はGo Toがあったので実質的な宿泊コストは低かったですが、値段だけを考えると2020年よりも2021年の方がさらにリーズナブルだった印象すらあります。
ポイント単価という点では、直前にポイント泊の日付で検索したところアップグレード前のお部屋が4.8万円で出てきたため、単価1円オーバーのかなり良い使い方だったと思います。
滞在の感想
滞在を振り返ってみてですが、まず滞在自体は2020年と変わらず快適そのものでした。
ホテルは全体的に広々としたつくりで解放感にあふれており、スタッフのホスピタリティも健在でした。
アクティビティやラウンジの運用が多少なりとも復活していた李、街の通りの人通りが増えたりなど、活気が戻ってきていることがそこかしこに感じられて、クリスマスのムードも楽しむことが出来たと思います。
ヒルトン北谷は我が家がこれまでに訪れたリゾートの中でも、ホテルまでのアクセスや居心地、スーパーやレストランへのアクセス環境などの周囲の環境などから考えるとベストホテルの一つで、また必ず再訪したいホテルです。
まとめ
本日は沖縄のヒルトン系列ホテル「ヒルトン沖縄北谷リゾート」について、2020年12月宿泊時からの変更点を中心に宿泊レビューをシェアしました。
やはりリゾート地のホテルはよいですね!
レビュー記事を書いていてもワクワクするというか、またすぐにでも飛んでいきたくなる気持ちが沸き起こります。
「ヒルトン北谷リゾート」は良い意味で都心的なリゾートなので普段都会住まいの方にとってもハードルが低く、ヒルトン派ならずとも、特に我が家のように小さな子連れファミリーにとってはぜひともおすすめしたいホテルです。
ヒルトン沖縄北谷リゾート(Hilton Okinawa Chatan Report)
・住所: 沖縄県中頭郡北谷町美浜40−1
・TEL:098-901-1111
>>ヒルトン公式サイトで「ヒルトン沖縄北谷リゾート」をチェックする
>>じゃらんで「ヒルトン沖縄北谷リゾート」をチェックする
>>Yahoo!トラベルで「ヒルトン沖縄北谷リゾート」をチェックする
>>Hotels.comで「ヒルトン沖縄北谷リゾート」をチェックする
>>アゴダで「ヒルトン沖縄北谷リゾート」をチェックする
参考記事です。
一昨年2020年12月滞在時の宿泊記は下記にあります。もっと詳しく見てみたいという方は、ぜひ比べてみてください。
【宿泊記】ヒルトン沖縄北谷リゾートのレビュー アクセスから部屋の様子、アメニティ、ダイヤモンドステータスでのルームアップグレードの状況など
【宿泊記】ヒルトン沖縄北谷リゾートのレビュー 「スリユン」(SURIYUN)での朝食ブッフェの様子を写真付きで紹介
【宿泊記】ヒルトン沖縄北谷リゾートのレビュー ダイヤモンド会員向けのベネフィットとエグゼクティブ・ラウンジの様子を写真付きで紹介
最新情報をお届けします
Twitter でKenji@米国駐在員のカネとバラの日々をフォローしよう!
Follow @sorakoge
最近のコメント