中部国際空港(NGO)の「くつろぎ処」でプライオリティパス利用。注意点も解説
初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
今日は中部国際空港(NGO)にある「くつろぎ処」のレポートです。プライオリティパスを使うと「SOLA SPA 風の湯」での大浴場と、「お食事処 えびす」での食事を無料で楽しむことができます。今日はその様子を注意点とともにご紹介します。
Kenji
フライトから降り立ってすぐに大浴場で足を延ばせるというのは素晴らしいリラックスですね。おすすめです!
中部国際空港(NGO)の「くつろぎ処」はプライオリティ・パスが使える
「くつろぎ処」の概要
まずは概要から。
「くつろぎ処」は、中部国際空港(セントレア、NGO)のターミナル1の4F「ちょうちん横丁」の一角に位置する複合型リラクゼーション施設です。
くつろぎ処
・場所:セントレア ターミナル1/4F
・営業時間:9時~22時
・電話:0569-38-7077
※「風の湯」の最終受付21時、食事処えびすのL.O.は21時半
【通常入浴料】
・大人(中学生以上):タオル付 1,500円(税込)、タオルなし 1,300円(税込)
・小人(小学生):タオル付 900円(税込)、タオルなし 700円(税込)
・幼児(3歳以上):タオル付 600円(税込)、タオルなし 400円(税込)
※2歳以下無料
※2プライオリティパス利用時は無料
くつろぎ処は、展望風呂「SOLA SPA 風の湯」、韓国料理・和食レストラン「お食事処 えびす」、アジアンスパ「SANATIO SPA」をお楽しみいただける総合リラクゼーション施設です。
「SOLA SPA 風の湯」は、日本初の飛行機を望める展望風呂。伊勢湾に沈む夕日や、飛行機の離着陸をみることができます。 入浴後は隣接している韓国料理・和食レストラン「お食事処 えびす」でお食事、お飲物をお楽しみいただけます。
くつろぎ処があるのは、セキュリティチェックを抜ける前の制限エリア外。飲食店が多く立ち並ぶ4Fレストラン街の「ちょうちん横丁」の右奥になります。
制限エリア外にあるため、飛行機への搭乗客でなくても楽しむことができます。
ただし、プライオリティ・パスを保有していると、この「くつろぎ処」での大浴場「SOLA SPA 風の湯」と、「お食事処 えびす」での食事チケットをプライオリティパスで利用可能な3,400円ちょうどの価格設定で利用できるクーポンを発券してもらうことができます。
利用レポート
ではここからは「くつろぎ処」を利用してみての利用レポートを写真とともにご紹介します。
上で触れたとおり、「くつろぎ処」は4F「ちょうちん街」にあります。4Fへと続くエスカレーター。
くつろぎ処の看板。
お店の前には小さく「PRIORITY PASS使えます!!」の文字が。お目当てのお店であることを確認して、のれんをくぐります。
「※1日1回のみ利用可能です。」の文字も付いているということは、わざわざ2ラウンドをこなそうとした強者が過去にいたということでしょうか・・・。
のれんをくぐると注意書き。プライオリティパス利用の場合は、フロント左側で手続きを行う必要があります。
フロント。左奥にプライオリティパスの黒いプラカードが見えますね。
受付が済むと手渡されるのが、ロッカーキーとタオル2枚。それに、写真には写っていませんが、「お食事処 えびす」での食事券を手渡されます。
大浴場内部の様子がこちら。写真撮影禁止のため、こちらは公式サイトからお借りしています。
サウナもあります。昼間なら窓の外には飛行機の発着陸の様子も見れますし、非日常感満点で楽しめそうです!
以上が「SOLA SPA 風の湯」のご紹介でした。
続いては、「お食事処 えびす」です。
入口の様子。この日は羽田からの夜便で到着したためゲストがまばらでしたが、混雑時には食事提供まで40分以上かかることもあるようです(20分と、40分の立て看板が奥に用意されているのが見えました)。
当日注文したメニューがこちら。石焼ビビンバと、冷麺のセット。それにソフトドリンクを選びました。
肝心の味の方はというと、正直「まぁまぁ」の下レベルくらいかな・・・と思います。石焼ビビンバは特にこれといった特色もなく、具材も最低限です。冷麺の方は肝心の面が硬くて、食べ応えがあるといえば聞こえは良いのですが消化が悪そうな感じでした。。
小鉢ものも3種プレートに乗ってついてきますが、こちらは場末のビジネスホテルの朝食でももう少しマシなものが出てくるであろうというようなレベルです。。。
お店で注文してこれが例えば2,000円とかで提供されたら2度と行かないレベルですが、プライオリティパスで無料で頂けているということであれば全く文句はありません。
Kenji
お風呂上りにそのまま温かい食事とドリンクを楽しむことが出来るだけでも、長旅の疲れも吹き飛ぶというものです。ごちそうさまでした!
プライオリティパス利用時の注意点
ここからは「くつろぎ処」を利用するにあたっての注意点についていくつかご紹介していきたいと思います。
アメックス附帯のプライオリティパスは対象外
まずこれは有名な話ですが、アメックス発行のクレジットカードに付帯するプライオリティパスは、レストランでの利用はベネフィット対象外になります。
アメリカのクレジットカードであれば
・AMEX Platinum/AMEX Platinum Business
・AMEX Hilton Aspire(ただし、カードリフレッシュに伴って2024年からそもそもPP廃止されました)
・AMEX Hilton Surpass/AMEX Hilton Business
・AMEX Marriott Bonvoy Brilliant
に付帯されている「Priority Pass Select」が除外対象となります。
Kenji
なお、日本の一部AMEXカードに付帯するPPも除外対象ですが、セゾンAMEXに付帯しているPPは除外対象となりません。ややこしいですよね・・・
同伴者(ゲスト)は原則不可
続いても要注意。プライオリティパスには「同伴者」(ゲスト)という概念があります。
これが曲者で
・一緒に訪れた人は常に同伴者扱いされる
・カードによって同伴者料金が請求されないこともある(チャージされると考えた方が無難)
・同伴者料金は固定で請求される
などの注意点があります。
くつろぎ処の場合には同伴者は基本的に受け付け不可で、フロントでの手続き時に同伴者がいないことの確認を求められます(カウンターでボタンを押すように求められます)。
食事メニューは2つのみ利用可
プライオリティパス利用で注文できるのは、2パターンのみとなります。
・石焼ビビンバと冷麺のセット
・赤味噌の味噌煮込みうどん
味噌煮込みうどんとどちらがいいのかと迷ってしまいそうですが、ネットでの評価を見ているとうどんの方も「無料なので我慢できるレベル・・・」といった口コミも見かけるので、どちらを選んでも正直大差はないと思われます。
途中退店すると再入場不可
最後に、上のお店に入った立て看板でも注意書きがありましたが、途中退場は出来ません。
すぐ横にこれもプライオリティパス利用で有名な「ぼてぢゅう」がありますが、例えば「お食事処 えびす」での食事を注文して、待っている間に「ぼてぢゅう」でお土産セットを注文する・・・なんていう一人二役テクニックは通用しません。
横にあるぼてじゅうの店頭写真。この日は前を通りがかった際に声が聞こえてきましたが20~30分待ちということでした。
Kenji
もっとも、ぼてぢゅうのお土産セットをぶら下げて「くつろぎ処」に入ってくるゲストは複数名見かけたので、時間差ではしごしてくる方も大勢いらっしゃるのだと思います。私はこの日は時間がなくて断念・・・。
まとめ
本日は、中部国際空港(NGO)にある「くつろぎ処」について、プライオリティパスを使って目いっぱい楽しむ様子をご紹介しました。
プライオリティパスが使える施設が複数あるのはうれしい限りですね!往復であれば出発時も到着時も療法利用できますので、お好みに合わせてぜひ活用されてみてください。
Kenji
私が利用したプライオリティパスは「セゾンアメックス・ビジネスプラチナ」に付帯していたもので、初年度無料で使えるのでお勧めです! >こちら<に私の紹介リンクを掲載しておきますのでよかったら利用されてください
参考記事です。
こちらは関西国際空港(KIX)でのプライオリティパス利用の様子をご紹介した記事で、いわば姉妹記事です。食事レベルが落ちるのが嫌だという方は、中部国際空港にも「ぼてぢゅ」はあるのでそちらを試されるのがよいかもしれませんね。
2023年11月最新:関西空港(KIX)の「ぼてぢゅう」でプライオリティパスを使って「お土産セット」をゲット。注意点も解説
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