【宿泊記】ROKU KYOTO LXR宿泊レビュー 「デラックスルーム」と「温泉付きガーデンデラックスルーム」の違いを中心に宿泊の様子をシェア
初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
ROKU KYOTO LXR Resortsへの宿泊レビュー。このブログで取り上げるのも3回目になった今回は「デラックスルーム」と「温泉付きガーデンルーム」という2つのお部屋をホッピングしたので、両方のお部屋を比較しながらご紹介します。
Kenji
私と妻、それぞれのアカウントで1泊ずつお世話になって違うお部屋にアサイン頂きましたので、比較としてお楽しみ下さい。宿泊時期はどちらも2023年11月です
ROKU KYOTO LXR Resortsの概要
Roku Kyoto LXR Resortsは2021年9月にヒルトンが京都高峰地区にオープンさせたホテルで、「Waldorf Astoria」や「Conrad」などと並ぶラグジュアリーラインになります。
ホテルを紹介するのはもうこれで3度目となるため、共用部分は写真をスライドショー的にご紹介しておきます。
まずはホテル入り口からロビー周辺にかけて。
チェックインカウンターの内部。ちなみに、カウンターを見やって左右に配置されているのは、琳派絵画の代表作である「風神雷神図屏風」をモチーフにした絵画が飾られています。
手掛けたのは「PRECIOUS KYOTO」というアートプロジェクトグループです。プロパティを訪れる前に下記のHPなどもご覧になってみるのも興味関心が掻き立てられて面白いと思います。
チェックインは「TEAHOUSE」にて行いました。ほうじ茶と、和菓子でお出迎え。
TEAHOUSEにはネスプレッソのコーヒーマシンが入っていました。これは一昨年からの変更点です。
困ってしまうのが、このTEAHOUSEに用意された湯飲み茶わんで、持ち手がないのは当然としても、厚みがとても薄くできているので、お湯の厚さがダイレクトに伝わります。。正直やけどもので、使う人にとってはちょっと厄介ものでした。。コーヒーはカップが紙カップですし、もう少し改善の余地があると思われる部分の一つです。
ホテル内部の様子。ROKU KYOTOと言えばやはり水盤と、古いものでは樹齢400年を超えるといわれる北山杉をはじめとした木々の数々でしょう。
特に紅葉時期は赤、黄色、緑と木々が色付いて、色彩豊かな京都高峯地域の景色が楽しめる素晴らしいプロパティです。
ホテルの詳細は、過去に取り上げたエントリをご参照ください。
【宿泊記】ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsのレビュー アクセスや部屋の様子、ダイヤモンドステータスでのルームアップグレードの状況など
2022年11月宿泊:ROKU KYOTO LXR宿泊レビュー。温泉付きガーデン・デラックスルームへの宿泊の様子を紹介
ROKU KYOTO LXR Resortsの部屋紹介
続いては、この記事の主題である「デラックスルーム」と「温泉付きガーデンルーム」という2つのお部屋の比較紹介になります。
デラックスルームの紹介
まずは「デラックスルーム」です。
デラックスルームの広さは50㎡。十分過ぎるほどゆったりした作りです。
リビングスペース。窓際にはソファが置かれていて、ソファに腰掛けてガーデンビューを楽しむことが出来ます。
ウェルカムアメニティ。この日はキウイフルーツとブドウ、それに砂糖菓子でした。
下でご紹介する「温泉付きガーデンルーム」との違いは何と言っても水回りでしょう。
デラックスルームの場合はシャワーとバスタブが同じ浴室内に配置された作り。
細かな点ですが、シャワーヘッドも微妙に違います。私はこちらのタイプの方が好みでした。
洗面スペースがやや限られるもののダブルボウル式。
翌日とリビングスペースはシースルー式に出来るタイプ。
ミニバーと冷蔵庫。
最後は、滞在の際に頂いた館内案内のレターをシェアしておきます(画像をクリックすると拡大します)。
温泉付きガーデンルームの紹介
続いては「温泉付きガーデンルーム」の方です。こちらは坪庭を臨む天然温泉風呂のスペースが付いたお部屋で、専有面積は67㎡。デラックスルームも十分な広さがありましつが、さらにググッと広くなります。
唐紙をあしらったスペースもあるのですが、目線が行き届かないスペースに留まっているのが少し残念なところ。。言われなければ気づかないかもしれません。
窓際のテーブルスペース。ベッドスペースとの間は襖で仕切ることができるため、子どもが寝た後にこのスペースで大人だけの時間を楽しむことが出来ます。これはとてもよいですね!
坪庭スペース。熱めの温泉に使った後に窓を開ければ、坪庭を見ながら夜風に当たることも可能です。これもナイスですね!
悪評高いシャワースペース。。
天然温泉を溜めることが出来るバスタブ。後でコメントしますが、写真左側に写っている手すりが曲者です。。
バスタブがウェットスペースとテーブルスペースの三角点に配置されていていてデッドエンドのような格好になるのですが、中途半端な回遊式にもなっているので、無理に抜けようとするとこの手すりに引っかかります。。
細かなところですが、冷蔵庫もガーデンルームとは違うタイプが入っています。
なぜこんな違いを設けているのかは謎ですが、使いにくい冷蔵庫であることだけは間違いないです。
以上が、2種類の部屋の内部比較になります。
両者の価格差
せっかくなので、2つのお部屋それぞれの価格も見ておきたいと思います。
5月のGWで見た場合の検索結果がこちら。税サ前の値段で「デラックスルーム」が約20万円に対して、「温泉付きガーデンデラックス」が22万円と約2万円の差額。
7月のとある週末で検索すると、税サ前の値段で「デラックスルーム」が約15万円に対して、「温泉付きガーデンデラックス」が17.5万円と差額は約2.5万円でした。
他の日程もいくつか調べてみましたが、おおむね1割程度「温泉付きガーデンデラックス」の部屋の値段の方が高く設定されているようです。
両者を比較してみた感想
さて、両方のお部屋に同時期に滞在した身としての感想です。
個人的には温泉が大好きなので「温泉付きガーデンルーム」の圧勝・・・!
・・・と言いたいところですが、結構これは悩ましいものがあります。
躊躇させる最大の要因は「温泉付きガーデンルーム」の水回りデザインの失敗で、シャワースペースが仕切られておらず、排水もスムーズでないため、ウェットスペースが水浸しになるのが大きなマイナス点です。
温泉付きガーデンルームに宿泊した方からもよく批判の的に上がっていますが、この水回りはハッキリ言って不快です。
更に、手すりの位置もとても微妙で、シャワースペースとバスタブの間に付けられているのですが、ここからガーデンビューのテーブルセットがあるスペースに移動しようとすると、身体を捩らないと通ることが出来ません。手すりはバスタブを付けた後に、年配のゲストを配慮して後から付けたものなのかもしれませんね・・・。であれば納得です。
Kenji
回遊式のデザインのため、子どもはシャワースペースとベッドスペースを回りたがりますが、(もちろん、遊ぶ場所でもないのですが)回遊の動線上にビショビショのシャワースペースと、ちょうど子どもの頭の位置にある手すりがあるために、見ていてどこかでケガをしてしまわないか心配になります。。
デザイン性を重視しての設計なのだと思いますが、使う身を考えたデザインには到底思えません。
天然温泉と坪庭の前のテーブルスペースの良さを、シャワースペースの失敗デザインとバスタブ周りの危険ゾーンデザインが帳消しにしてしまっている、どこか残念な印象です・・・。
まとめるならば・・・
温泉付きガーデンデラックスのプロコン
・温泉好きの方に〇
・お部屋に広さを求める方に〇
・テーブルスペースとベッドスペースと区切って使いたい方に〇
・水回りがビショビショになるのが苦手な方には×
デラックスルームのプロコン
・上階からのプロパティの景色を楽しみたい方に〇
・コンパクトな水回りを求める方に〇
・ソファでゆったり楽しみたい方に〇
・温泉を求める方、広さを求める方には×
といったところでしょうか。
価格差が1割あるので、「温泉付きガーデンデラックス」の方が満足度は高くなるはずなのですが、一概にそうとも言えないところが何とも微妙なところです。
Kenji
個人的には、温泉は温泉を引いたサーマルプールもありますし、1度宿泊すれば2度目以降は「デラックスルーム」の宿泊で十分と思います
まとめ
本日はRoku Kyoto LXR Resortsへの宿泊レビューとして、「デラックスルーム」と「温泉付きガーデンルーム」という2つのお部屋の比較を中心にご紹介しました。
途中辛口なコメントも入りましたが、良いホテルである事には間違いないです。特にポイントを使った宿泊では国内のヒルトン系列では屈指のコスパを誇るホテルで、他の系列ホテル利用でためたポイントや、宿泊券を利用した宿泊であれば間違いなく満足できるはずです。
ぜひ今回の記事を部屋を選ぶ際の参考にされてみてください。
参考記事です。
同じ時期に京都を観光した際にもう一つ宿泊したのが、清水五条にリブランドオープンした「ダブルツリーby ヒルトン京都東山」です。宿泊の様子はこちらの記事で詳しく紹介しています。
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