【宿泊記】ROKU KYOTO LXR宿泊レビュー:エクスペリエンスクレジットが消滅へ!ダイヤモンド特典の詳細やダイニングの様子をシェア
初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
ROKU KYOTOの宿泊レビュー。2回目の今回は、ダイヤモンドメンバー向けの特典を中心に、ダイニング「TENJIN」での朝食、アフタヌーン、ディナーコースの様子を写真付きで紹介します。
Kenji
ダイヤモンド特典は2024/4/1から改定されますので要注意です
ROKU KYOTOのダイヤモンド特典
まずは上級会員向けのダイヤモンド特典です。
ROKU KYOTOのダイヤモンド特典は以下の通りです。
ROKU KYOTOのダイヤモンド特典
・エクスペリエンス・クレジット(1泊目1万円、2泊目以降は5千円/泊)
・朝食無料
・ウェルカムスイーツ
・1滞在につき1,000ヒルトンポイント付与
・空き状況に応じたルームアップグレード
以下、ダイヤモンド特典についていくつか補足のコメントを入れておきます。
朝食無料特典がイレギュラー
まずは朝食無料特典です。
前回のエントリでもご紹介しましたが、ROKU KYOTOは3名まで宿泊が可能なホテルです。
ダイヤモンド会員の場合朝食は無料で楽しむことができますが、朝食ブッフェの特典も3名分が利用可能です。
当ホテル独自の特典として、通常のヒルトン・オナーズ特典である無料朝食2名様分に1名追加した合計3名様分(会員様および同室にご滞在されるお客様2名)まで朝食を無料でお召し上がりいただけます。また、6歳以下のお子様はビュッフェのお料理を無料でお召し上がりいただけます。大人と同様のメイン料理をご希望される場合は追加料金3,150円(消費税・サービス料込み)にて承ります。
※未使用分を別日に繰り越すことは出来かねます。
Kenji
これはありがたいですね・・・。ROKU KYOTOの朝食ブッフェは5,692円/人と高額なので、3人で楽しめればこれだけでも1.7万円分の価値があるベネフィットです
ちなみに、ダイヤモンド特典からは少し離れますが、ゴールド会員の場合は扱いが異なります。
ヒルトンはゴールド会員でも朝食無料特典が付きますが、ROKU KYOTOの場合にはフルブッフェではなく、コンチネンタル形式での提供になります。
ゴールド会員様のMyWay特典は「Continental Breakfast(既定選択)」と「Hilton Honors bonus points」のどちらかを選択いただきます。選択されない場合は、既定で朝食無料特典が付与されますので、ご不要な場合は、事前にヒルトン・オナーズのウェブサイトまたはヒルトン・オナーズのアプリケーションを通じて、「Hilton Honors bonus points」をご選択ください。
会員ステータスに応じた差をつけるのは自然な流れと思いますが、特にゴールド会員の方は当日面食らうことがないように、あらかじめ注意しておく必要がありそうです。
エクスペリエンスクレジットの消滅と、ミニバー一部無料への差し替え
気をつけなければいけないのが、ROKU KYOROの独自特典として展開されていたエクスペリエンス・クレジットが消滅する点。
2024年3月31日で終了して、4月1日からはミニバーの一部無料ベネフィットへと変更になります。
【2024年3月31日までのご予約】エクスペリエンスクレジット
【2024年4月1日以降のご予約】ミニバーアイテム無料(一部食品を除く)
ミニバーの無料アイテムがこちらです。
2024年4月1日以降のご予約を対象に、ヒルトンオナーズ・ダイヤモンド会員様は、1泊ごとに下記ミニバーアイテムを無料でお楽しみいただけます。
元々、ROKU KYOTOは開業当初、ダイヤモンド会員向けにティーハウスでの簡単なカクテルタイムを展開していました。
そのカクテルタイムがなくなるのと同時に、現行の「エクスペリエンス・クレジット」に変更になったのですが、4月から三度変更になるということで、開業から3年で3回コロコロと運用が変わり続けている形になります。
ROKU KYOTOでのダイヤモンド追加特典の変遷
・開業時〜2022年4月10日まで:ティーハウスでのカクテルタイム
・2022年4月11日〜2024年3月31日まで:エクスペリエンス・クレジット
・2024年4月1日〜:ミニバー一部無料
ちなみにエクスペリエンス・クレジットが素晴らし過ぎたという話もありますが、導入時に特典宿泊に必要なポイント数もそれまでの9.5万ポイント→11万ポイントへインフレしたため、トータルフラットの変更だった印象です
今回はこれが消滅してもポイント数は下がる事がないと思われるため、実質の改悪と捉えることになりそうです・・・
Kenji
上のミニバーの対象品目を見て頂いてもわかる通り、ベネフィットとしてはせいぜい2,000~3,000円程度のものでしょうかね。。まぁないよりはマシですが、特別感は消え去りました
「TENJIN」でのダイニングの様子をシェア
続いては、ダイニング「TENJIN」でのディナーコースと朝食ブッフェの様子をまとめてご紹介します。
ちなみに、レストランの概要などについては昨年下記エントリにて詳しくご紹介していますので、下記では写真中心でざっとご紹介します。
2022年11月宿泊:ROKU KYOTO最新レビュー。「TENJIN」でのアフタヌーンティーとディナーコース、朝食ブッフェの様子をご紹介
TENJINでのディナーコース紹介
我が家が宿泊時にエクスペリエンス・クレジットを使って楽しんだのがTENJINでのディナーコースです。
楽しんだディナーコースが「麓」(Roku) 17,500円/人(※)。お値段はやや高額ですが、エクスペリエンス・クレジットで1万円値引きになると捉えればリーズナブルです。
(※)滞在時は1コースしかなかったような記憶もありますが、現在は「天神」(TENJIN)という24,000円/人のコースも提供されているようです。
レストラン内部は比較的照明が暗め。大人の雰囲気ですが、小さなお子様も数組見えましたし、朝食ブッフェほど混んでいないためファミリーでもゆったりと過ごすことができます。
コースの紹介です。コースは
・アミューズ
・前菜
・温菜
・メイン(魚、肉の2品)
・デザート
の6品です。これにパンとコーヒー/紅茶が付いてきます。
アミューズ。
前菜。カンパチに柿の浅漬け。シェーブルチーズ添え。一昨年お邪魔したときとは魚の種類が変わっていました。
続いては冷菜から、帆立貝と白いんげん豆のスープ。濃厚でパンと合わせて頂くのが美味しかったです。
お魚料理。私は的鯛のヘーゼルナッツ添え。シェリービネガーソース。ビネガーソースが特徴的で、おいしくいただきました。
妻が注文したのがノルウェーサーモンの山椒 グランメール仕立て。
お肉料理。私は京都ポークと茸。ハーブ菜添え
妻は京鴨と九条葱のトリュフをチョイス。葱は何と根が付いた状態で提供されました。見た目にも楽しめる一品でした。
最後はデザートです。私は無花果のモンブランをチョイス。上に添えられたカシスがアクセントになっておいしく頂きました。
妻はマンダリンと蜂蜜のパンデビスをチョイス。こちらもとても美味しかったそうです。
最後に、この日の「麓」コースのメニュー表を共有しておきます(写真をクリックすると拡大します)。
以上がこの日頂いた「麓」(ROKU)のディナーコースでした。2名で3.5万円と決してお安くはないコースですが、エクスペリエンス・クレジットを使うと1万円引きになります。
Kenji
2名2.5万円でこのコースを楽しめるということなら、結構リーズナブルな感じですよね!
TENJINでの朝食ブッフェ
続いて、「TENJIN」での朝食ブッフェの様子もご紹介しておきます。
TENJINでの朝食ブッフェはハーフブッフェスタイルで、メインを以下の7つのメニューから選ぶ形式です(写真をクリックすると拡大します)。
・イエローオムレツ(プレーンまたはチーズ)
・グリーンベジタブルオムレツ
・ROKU KYOTOオリジナルエッグベネディクト
・山城農産 京鴨の卵 フライドエッグ
・モーニングリブステーキ(+1,265円)
・京豆腐のステーキ
・ジャパニーズプレート
ジャパニーズプレート。お魚は美味しかったのですが、白米がやや微妙でした。ぼそぼぞしていて米粒が立っていないというか・・・。Twitterではべしゃべしゃだったというコメントも見たことがあるので、お米を炊くのは苦手(?)な方が担当されているのでしょうか。。
イエローオムレツのプレーン。オムレツメニューにはソーセージと、コーンスープが付いてきます。
エッグベネディクト。味は正直普通でした。
続いてはブッフェ台のご紹介です。ぐるっと回れるアイランド型のテーブルにブッフェの大皿が置かれているのと同時に、奥のシェフズテーブルの上にもドリンク類やデニッシュ類が置かれています。
メインのブッフェ台の様子。サラダや小鉢物の副菜、それにデザート類が主ですが、これだけでも十分に豪華です。
こちらは、シェフズテーブルに置かれたメニュー。デニッシュ類やフレッシュジュースなど。トースターが一台しかないのが辛いところ。。
肝心の味の方はというと、これは格別に美味しい!というものはさほど多くなかった印象です。
全体的には和食よりは洋食系メニューがおすすめで、デニッシュ類が美味しいです。特にカレーパンは試す価値があります。ジャム類も地元京都の農家から仕入れたものを使っているなどこだわりが見られました。
フレッシュドリンクなどもおいしいです。
他方で、マイナス点は何といってもオペレーションが回っていない点でしょうか・・・。
アフタヌーンティーもそうでしたが、コーヒーや紅茶はなかなか席まで運ばれてきません。
何度もリクエストするのは個人的に好きではないのでぐっと我慢していたのですが、20分以上待っても出てこなかったので再度お願いしました。
メインプレートも和食プレートの白米ご飯をはじめとして、レベルアップできる余地があるように思います。
朝食ブッフェは決して安い価格ではないので、有償でお支払いするとなると躊躇するかもしれません・・・。
もっとも、プラス点もあって、上でご紹介した通りダイヤモンド会員ならフルブッフェが楽しめるということと、何といっても3人目も無料になるという点は本当にありがたいです。
我が家のケースであれば、添い寝の子どもがいるのですが、添い寝の子どもの分を含めてメインメニューを3種類選んでください、というご案内を頂きました。
Kenji
2022年に滞在した際は、メインメニューは子どもの3人目は選べず、ブッフェ台のみから選ぶ形式だった記憶があります。この点はどこかで運用が変わったのか、もしくは2022年滞在時は誤った案内がされたのかもしれませんね・・・
まとめ
本日はROKU KYOTOのダイヤモンド特典と、エクスペリエンス・クレジットを利用して楽しませて頂いたディナーコース、それに朝食ブッフェの様子を写真付きでご紹介しました。
エクスペリエンスクレジットが消滅するのは正直残念の一言に尽きますので、機会が許すならば3月末までに利用されてみることをお勧めです。
参考記事です。
Aspireをお持ちの方は、国内ではROKU KYOTOを利用するのがダントツで満足度が高くなるはずです。過去に利用した際に得られたベネフィットを計算したのが下記の記事です。
2022年11月宿泊:ROKU KYOTO最新レビュー。Hilton Aspireの宿泊券&リゾートクレジット利用先のベストホテル!
京都に旅行した際にもう一つ宿泊したのが「ダブルツリーbyヒルトン京都東山」です。宿泊の様子は下記エントリに手ご紹介しています。
【宿泊記】ダブルツリーbyヒルトン京都東山のブログ的宿泊レビュー「ツインプレミアムルーム」の宿泊の様子を写真付きで紹介
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