AMEX Hilton AspireとSurpassがカードリフレッシュ!最新プロモーションの内容と合わせて解説

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初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。

 

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

10/19付けで事前に予告なしに「AMEX Hilton Aspire」と「AMEX Hilton Surpass」というヒルトン系列の2枚のカードがリフレッシュされました。

今日はそのリフレッシュの内容と、併せて突如開始されたプロモーションの内容をサクッとご紹介します。


Kenji

アナウンスがないので今年は免れたかな・・・と思っていたのですが、予告なしにローンチしてくるところがいかにもアメリカらしかったですね💦


AMEX Hilton AspireとSurpassがリフレッシュ

10/19付で、「AMEX Hilton Aspire」と「AMEX Hilton Surpass」という2枚のヒルトン系列カードがリフレッシュされました。

 

このリフレッシュは事前に予告なしである日突然Liveにされたという点でサプライズで、米国のブロガーでもDoCをはじめ「2023年中のリフレッシュはない」と言っている中にあっては唐突感を持って受け止められました。。

 

2つのカードのリフレッシュ内容について、速報的にお伝えします。

 

Aspireのリフレッシュ内容

まずは北米のホテル系最強カードとして名高かった「AMEX Hilton Aspire」です。

 

Hilton Aspireのリフレッシュ内容

✓ 年会費:$450→$550へ値上げ

✓ 四半期ごと$50 x 4= $200/年のFlight Creditが新設($250のAirline Creditは12/31/23付けで廃止

✓ リゾートクレジット:年$250付与→半年毎$200 x 2 =$400/年付与へ増額

✓ $189のCLEAR Creditが追加

✓ National Car Rental Emerald ClubのExecutiveステータスが付与

✓ Priority Passは廃止(1/31/2024付け)

✓ Complimentary DIAステータスは維持

✓ 初年度含めたFree Night Award付与は維持

✓ 年$60k利用でFNA付与→年$30k利用でFNA付与

まず目につくのは年会費の上昇です。

 

もともと$450だった年会費は$550に値上がりしました。Marriott Brilliant などと比べると値上がり幅は小さいものの、改悪であることは確かです。インフレが進んでいるので仕方ない面もありますが、やはり残念ですね。。

 

続いて目につくのは、今まで年額で付帯していたベネフィットの「ゲームチェンジ」で、2つのトラベルクレジットが、それぞれ四半期毎と、半年毎の付与に変更になりました。

 

サブスク型のベネフィットにする事で期中の改悪でダブルディップを防ぐ効果と、カードの継続利用を促す効果を狙ったものと思います。

 

そして、プライオリティパスが2024/1/1付で撤廃されることになりました。

PPは他カードでも付帯されることが多いため複数枚保有されている方も多いとは言え、この改悪もやはり残念です。

 

年会費の値上がり分をリゾートクレジットの増額などで補った形でのリフレッシュですが、やはり改悪には違いないかな・・・というのが率直な印象です。


Kenji

ちなみに、Flight creditとResort creditという2つのクレジットは、カレンダーイヤーベースのベネフィットになります。既存ホルダーにとってはこれらは2024/1/1開始で適用開始されるため、年内に現在のクレジットを使い切っておくのがお勧めです!

 

Surpassのリフレッシュ内容

続いては、Hilton Surpassのリフレッシュ内容です。

 

Hilton Surpassのリフレッシュ内容

✓ 年会費:$95→$150へ値上げ

✓ ヒルトンクレジット:四半期毎$50 x 4 =$200/年が追加

✓ $189のClear Creditが追加

✓ 年10回まで利用可能なPriority Passは廃止

✓ Complimentary GOLDステータスは維持

✓ 初年度含めたFree Night Award付与は維持

✓ 年$15k利用でFNA付与のベネフィットは維持

こちらで目を引くのは、やはり年会費の増額と、続いて年間$200ヒルトンクレジットの新設でしょうか。

 

Aspireとの違いとして、こちらはParticipating Hilton Propertiesが対象になっており、”Reports”に限定されないという点が挙げられます(Aspireよりも対象施設が広い)。

 

なお、今回のリフレッシュの対象はPersonal Cardのみで、Hilton Businessについては対象となりませんでした。


Kenji

2枚を比べてみると、どちらかというとSurpassの改定の方が、バランスがよい(=年会費アップに、ベネフィットがついてきている)印象でした。まぁAspireは正直今までが恵まれ過ぎていたので仕方ないかな・・・と思います

 

サインアッププロモーションの内容

カードリフレッシュと合わせて、「AMEX Hilton Aspire」と「AMEX Hilton Surpass」、それに「AMEX Hilton HHonors」の3枚のカードについてプロモーションが開始されました。

 

それぞれのプロモ内容を簡単に解説しておきます。

 

Hilton Aspire

まずは、系列最上級カードの「AMEX Hilton Aspire」です。

REFERRAL OFFER

Earn 180,000 Hilton Honors Bonus Points after you spend $6,000 in purchases on the Card within your first 6 months of Card Membership.

プロモーションの内容は、6カ月以内に6,000ドル以上利用で、18万ヒルトンポイントのサインアップボーナスが獲得可能です。

 

ミニマムスペンドが6,000ドルとやや高いのが気になりますが、Hilton Aspireのサインアップボーナスはコロナ流行中のホテル系カードのプロモ乱発時も含め、私が知る限り15万ポイントから動いたことは一度もありませんでした

 

もちろん、年会費が増額されたことが背景にあるのでしょうが、今回のプロモーションの中では3枚の中では間違いなくこのカードが一番魅力的です!

 

Hilton Surpass

続いて、年会費が150ドルに上がった「AMEX Hilton Surpass」です。

REFERRAL OFFER

Earn 170,000 Hilton Honors Bonus Points after you spend $3,000 in purchases on the Card within your first 6 months of Card Membership. Offer expires 01/17/2024

内容は、6カ月以内に3,000ドル以上利用で、17万ヒルトンポイントのサインアップボーナスが獲得できます。

 

ミニマムスペンドの条件は比較的緩やかで、ボーナス水準としては過去最高には及びませんが、悪くない水準です。

 

ヒルトンポイントは低めに見積もっても0.4 ~0.5 cent/p程度の価値があるため、考え方としては150ドルの年会費を支払って、17万ポイント x 0.5 = 850ドルバリューのサインアップボーナスを狙いに行く位置づけになります。

 

Hilton HHonors

最後に、スペック変更がなかった年会費無料の「AMEX Hilton HHonors」についてもプロモーションの対象となっているため、併せてご紹介しておきます。

REFERRAL OFFER

Earn 100,000 Hilton Honors Bonus Points after you spend $2,000 in purchases on the Card within your first 6 months of Card Membership.  Offer expires 01/17/2024

内容は、6カ月以内に2,000ドル以上利用で、10万ヒルトンポイントのサインアップボーナスが獲得できます。

 

6カ月という期間は通常よりもやや長めですが、ミニマムスペンドが高い(通常は1,000ドルのことが多い)のと、過去最高の条件と比べるとやや見劣りする条件のため、こちらは急いで申請する必要性は低いと思います。

 

リファーラルリンク

オファーのリファーラルリンクも掲載しておきます。よろしければお使いください。

 

・Hilton Honors Aspireのリンクは>こちら

・Hilton Honors Surpassのリンクは>こちら

・Hilton Honors(年会費無料版)のリンクは>こちら

 

まとめ

本日は10/19付けでリフレッシュされた「AMEX Hilton Aspire」と「AMEX Hilton Surpass」の内容と、併せて突如開始されたプロモーションの内容を解説しました。

 

予告なしのリフレッシュはアメリカではあるあるの現象ですが、もう今年はないかな・・・と思っていただけに残念でした。

 

既存のホルダーにとっては残念である一方、カード申請を考えていた方にとってはプロモーション実施は申請チャンスでもあります。ぜひこの機会を生かされて見て下さい。

 

参考記事です。

 

こちらは3月の段階でAMEXがユーザー向けにアンケートを取っていた際に出回っていたリフレッシュの憶測を分析した記事です。当時の憶測と「答え合わせ」してみると年会費の増額幅(+$100で$550など)や、四半期ベースのベネフィットへの改訂など、おおむね事前のアンケート通りのリフレッシュ内容だったことがわかります。

 







 

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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ・ニューヨークに駐在して2019年7月に日本へ帰任。 ニューヨークでは長男に恵まれ、妻と3人でマイル&ポイントを駆使しながら旅行を満喫。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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