EVERING(エブリング)が届いたので使ってみた リングの設定方法、利用方法3選・デメリットまで解説
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こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
本日はスマートリング「EVERING(エブリング)」についてのご紹介です。スマートリングはここ1-2年くらいで新しく出てきた技術で、身に着けるタイプの非接触型の決済端末としては最小を誇ります。
そんなエブリングが家に届いたので、さっそく設定の上で使ってみました。
Kenji
まだまだ利用できる場面は限られますが、指輪ひとつで決済出来たりスマートキーになったりと、使い方によってはかなり面白いかなと思います。
EVERING(エブリング)の設定方法
まずは何はともあれ設定です。
開封の儀。指輪一個なのでとても小さな箱に入っていますね。ちなみに配送業者は佐川急便でした。
設定はとても簡単。専用の管理アプリを以下のApp Store/Google Playからダウンロードして、
App Store(iOS): https://apps.apple.com/jp/app/evering/id1560290089
Google Play(Android): https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.evering.payment
■推奨動作環境
iOS:iOS 14.2 以降
Android:Android 11.0 以降
メールアドレスや、携帯番号、個人情報を入力してアカウント登録を行います。
続いて、EVERINGをアクティベーションします。アクティベーションには、パッケージフィルムに添付しているQRコードか、出荷完了メールに記載された14桁の番号が必要となります。絶対に捨てないように気を付けてください。
初期設定の際は、1,000円以上のチャージが必要です。クレジットカードも一緒に準備しておきましょう。
Kenji
スマートリング「EVERING」には紹介プログラムもあります。本記事が参考になったと思ったら、リングを購入後、チャージ完了後のアプリの利用規約の確認画面の次画面で紹介コードの記入を促す画面が出てくるので、そこで「97n4bs」と記入をお願いします!(アプリ登録完了後は出てきません)
以上で、スタートの設定は完了です。簡単ですよね!
ちなみに、ご存知の方か多いと思いますが、エブリングは充電不要です。内蔵されているICチップがNFCの仕組みで、対応のリーダーにかざすと電波に反応して決済や認証を行う仕組みになっています。
リング内部にICチップが搭載されており、NFC*(TYPE-A)に対応。EVERINGを対応のリーダーにかざすだけで、支払いが完了します。リングがリーダーからの電波に反応する仕組みのため、充電が不要となります。
* NFC:Near Field Communicationの略で、近距離無線通信
エブリングのメリットと使い道
ここからは、EVERINGの利用法用・活用方法についてご紹介していきます。
日々の日常決済に
まずは何はともあれ日常決済です。
リングを付けた状態でタッチ決済に対応した決済端末にリングを近づけると自動で決済が完了します。
Kenji
公式サイトの紹介動画などにも出てきますが、例えば両手がふさがっていてカードが取り出せないとか、ランニングなどで荷物を極力減らしたいときなどにリングをかざすだけで決済が完了する仕組みというのは有難いですよね・・・!
2024年7月現在の決済対応店舗は、
コンビニ・スーパー
セブン-イレブン
イオン
LAWSON
イオンモール
ファミリーマート
ミニストップ
ウエルシア
まいばすけっと
コクミンドラッグ
マックスバリュ
イトーヨーカドー
飲食店・カフェ
マクドナルド
ドトール
タリーズコーヒー
エクセルシオールカフェ
サンマルクカフェ
サイゼリヤ
HUB
フレッシュネスバーガー
SUBWAY
モスバーガー
ショッピング
森ビル
丸の内ブリックスクエア
六本木ヒルズ
TOKYU PLAZA GINZA
表参道ヒルズ
京王百貨店
丸ビル
新丸ビル
二重橋スクエア
東急ハンズ
などなど、Visaのタッチ決済対応マークがある店舗でお支払いが可能です。
公共交通機関へも対応がスタート
ありがたいことに、VISAのタッチ決済が一部公共交通機関でも対応がスタートしました(リストは>こちら<)。
Stara Transitという触れ込みでのサービスで、VISAのタッチ決済に対応していることが条件ですが、記事執筆日現在、全国の30都道府県、105の事業者(バス79、鉄道16、その他10)が公共交通機関では使えるようになっているようです。
「stera transit」は、「stera」の決済プラットフォームと国際ブランドの非接触決済「タッチ決済」を活用した公共交通機関向けソリューションです。
当サービスの導入により、タッチ決済が可能になるだけでなく、上限金額の設定など柔軟なサービス提供や移動と消費を掛け合わせたデータの分析ができます。今後、全国各地で順次拡大を予定しております。
直近でも
・2024年中に「ゆりかもめ」全駅でサービス開始
・2024/5/15より世田谷線を除く東急線全駅て実証実験の開始
・2025年春より札幌市営地下鉄で実証実験を開始
など、サービスの輪は確実に広がりつつあります。
Kenji
公共交通機関で使えるようになるとググッと便利になりますね・・・!
自宅の玄関をスマートロックに変換
私がもっとも使い道として活用を考えているのがこの使い方です。
エブリング単体ではなく、機器の購入が必要ですが、玄関内側のキーにスマートロックを取り付けた上で、予め登録したエブリングをかざすとキーが解錠される仕組み・・・!
私がスマートロック向けに購入したのがこちらの「SESAME 5」という商品。
EVERING公式でも紹介されていて互換性に不安がありませんし、数千円というお手ごろな価格と、99%の玄関の鍵に対応しているというのが決め手になりました。
電池式のものがほとんどなので完全にキーレスの生活にシフト出来るかはわかりませんが、例えば
・ちょっと近所のスーパーやダイソーまでささっと買い物に行く時
・犬の散歩に軽く出掛けたい時
・子どもと手ぶらで公園に出掛ける時
なんかにエブリングを指にはめて出掛ける、なんていう使い方を想定しています。
Kenji
ブランドコンセプトがLife is Simple, Less is smartというものですがまさに!!という印象ですね
エブリングのココがイマイチ
続いて、エブリングのイマイチな点、つまりデメリットについても触れておきます。
使えるお店が少ない
まずは何と言っても使えるお店が限られている点です。
エブリングが使用している決済手段は「VISAのタッチ決済」です。つまりVISAタッチが使えないお店では利用が出来ません。
VISAタッチ出来るお店は腕でもご紹介した通り、
・コンビニ大手各社
・イオン系列店(イオン、マックスバリュ)
・マクドナルドなどの一部ファーストチェーン
・一部公共交通機関
などです。
コンビニやファーストフードに縁遠い私には、日常あまり利用する機会がないんですよね。。。
スーパーや商業施設で利用出来ればもっと便利になると思うんですが、なかなか一足飛びには広がりません。でもまぁ、最近は買い物はほとんどをネット通販に頼っているので、そもそも外での買い物機会というのは限られているかもしれません。。
QR決済の方がポイントが溜まる
陸マイラーにとってはこれが地味に大きなデメリットでしょうか。。
PayPayやau Pay、楽天PayなどのQR決済の場合、チャージ時のポイントに加えて決済時にもPay系側の決済サービスでのポイントが溜まります(例:au Payならポンタポイントなど。一部ポイント付与対象外の決済はありますがここでは立ち入りません)。
Kenji
いわゆるポイント二重取りってやつです
ところが、エブリングのタッチ決済の場合はそうは行きません。。。
もちろんクレカの方のポイントは貯まるのですが、タッチ決済を利用する事での追加のポイント付与はないのです。
直接クレジットカードで決済しているので当たり前と言えば当たり前ですが、ポイントを貯めることに執念(?苦笑)を抱いているマイラーにとっては、死活問題です。
少なくともタッチ決済を進んで使おう!という気には残念ながらならないです。。
携帯のSuica決済の方が便利
日本で最も普及しているタッチ決済と言えば、やはりSuica/Pasmoなどの交通系決済であることに異論を唱える人はいないでしょう。
鉄道やバスは勿論のこと、街中の商業施設でもSuicaが使えないという場面に出くわすことがまず稀のはずです。
Kenji
Pay系決済と違って、アプリを立ち上げる必要もなく、スマホをかざすだけで決済完了するというのが何より便利ですよね!アメリカ帰りの方ならAMEX Greenでのポイント3倍との合わせ技も超強力です。
身も蓋もない話かもしれませんが、このご時世スマートフォンを持ち歩かない方っていらっしゃいませんよね・・・?
であれば、わざわざVISAタッチが使えるか確認して・・・なんてことを考えずに、スマホでSuica決済の方が早くて楽です。
以上を考えると、エブリングが活躍する機会はちょっと限られてしまうのかな・・・というのが今の感想です。
まとめ
本日はスマートリング「EVERING(エブリング)」の利用方法と、そのメリデメについてご紹介してみました。
色々とデメリットも書きましたが、私がいまのところ想定している利用方法としては、家の玄関のスマートロック化と、公共交通機関での利用を考えています。街中のお店利用はEVERING側のポイント付与のプログラムが出てくるとか、利用できるお店がもう少し広がったら改めて検討してみるつもりです。
皆さんはスマートリング使われていますか?どんな使い方をされていますか?良かったらぜひコメント欄などで教えて下さい。
参考記事です。
決済サービスという意味ではもっともっも日本でも普及してよいと思うのがWiseです。海外へ旅行や出張で行く機会のある方への実需観点はもちろん、単純に通貨を分散して持ちたい方に取っても利用しない理由がないサービスだと思います。
【保存版】Wise(ワイズ。旧:TrasnferWise)利用のすすめ。利用のメリット5点と登録方法を画像付きで徹底解説
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