沖縄にあるヒルトンホテルの徹底比較:ヒルトン北谷にヒルトン瀬底、3つのダブルツリーブランドを独自観点で比較分析

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こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

沖縄はヒルトンが強いですよね!

 


Kenji

沖縄本島にあるヒルトン系列ホテルを一通り制覇したところで、それぞれのホテルの魅力やベネフィット、比較軸ごとに解説します。




沖縄にあるヒルトン系列ホテル

まずはおさらいから。

 

沖縄は古くから外資系ホテルではヒルトンの牙城と言ってよく、2024年7月現在では

 

沖縄にあるヒルトン系列ホテル

✓ ヒルトン沖縄北谷リゾート
✓ ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート
✓ ダブルツリーbyヒルトン那覇
✓ ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城
✓ ヒルトン沖縄瀬底リゾート
✓ ザ・ビーチリゾート瀬底 ヒルトンクラブ

 

の6つのプロパティになります。

 

このうち、「ザ・ビーチリゾート瀬底」はタイムシェアタイプのホテルで、通常一般ゲストは宿泊出来ないので、実質的には5つの系列ホテルが選択肢に上がってくることになります。

 

直近では、2023年8月に沖縄の離島・宮古島に「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」もオープンしており、ヒルトンが沖縄を集中的に攻めていることは明らかです。


Kenji

さらにさらに・・・!2026年春には宮古島の横にアジア太平洋初の進出となる「キャノピーby ヒルトン沖縄宮古島リゾート」も開業予定で、すでに工事に着工しています!(三菱地所のプレスリリースが>こちら<にあります)

 

沖縄本島のヒルトン系列ホテルの比較

さて、ここからはいよいよ本記事の本題。沖縄本島にあるヒルトン系列ホテルの比較です。

 

私も今月ヒルトン瀬底への宿泊レビュー記事を投稿して、本島は晴れてコンプリートということになりました。

 

各プロパティへの宿泊記事は、下記に記載したリンクからそれぞれご参照下さい。

これらの系列ホテルのうちにどこに泊まるのがよいのか。。もちろん全てに宿泊してみてお気に入りを見つけるのがよいはずですが、どれかを選ぶとしたらどんな基準で選ぶのがよいか、その比較軸を考えてみたいと思います。


Kenji

もちろん、人によって重視するポイントは変わるはずですので、ここでご紹介するのはあくまで私なりの視点です

 

下では私見で

・空港からのアクセス

・ホテル周辺の状況

・施設の充実度とアクティビティ

・宿泊価格(コスト)

・上級会員向けのベネフィット

・食事の美味しさ

・ホテルステイの満足度

 

という7つの判断基準を使って、沖縄本島のヒルトン系列ホテルについて比較しながらランキングしてみたいと思います。

 

空港からのアクセス

まずは、ホテルへのアクセスについてです。

 

1位:ダブルツリーヒルトン那覇

2位:ダブルツリーヒルトン北谷

3位:ヒルトン北谷

 

栄えある第1位には、「ダブルツリーヒルトン那覇」を選びました。

 

ホテルがあるのは「ゆいレール」の旭橋駅からほぼ駅直結。空港から5駅約10分で到着するという滅茶苦茶便利なロケーションです。

ホテル公式サイトに写真付きで旭橋駅からのルートが丁寧に紹介されているため、不安な方はこちらもチェックされてみてください。

2位に選んだのは、北谷地区にあるダブルツリーブランドの「ダブルツリーヒルトン北谷」です。

 

北谷地区には、空港からの各ホテルを周遊する直結型のシャトルバスが運行しているほか、那覇空港から路線バスを使ってアクセスすることも可能という便利さです。


Kenji

沖縄のレンタカーはコロナ禍以降高めの料金設定のため、リゾート地区でのホテルステイを気軽に楽しみたい目的であれば、正直なところシャトルバス・路線バスでアクセスできる北谷地区のヒルトン系列がもっとも便利だと思います

3位のヒルトン北谷は、2位と同率でもよいのですが、ホテルの目の前にシャトルバスが到着するという点(ヒルトン北谷→ダブルツリーヒルトン北谷には好きな時間をリクエストしておけば、マイクロバスで連れて行ってくれます)で、3位としてみました。

過去にはリムジンバス・路線バスを使ったアクセス方法について画像付きで詳細に解説しています。詳しくは下記記事をご参照ください。

 

ホテル周辺の状況

続いては、ホテル周辺の発展状況の観点でのランキングです。

 

1位:ダブルツリーヒルトン那覇

2位:ヒルトン北谷

2位:ダブルツリーヒルトン北谷

 

トップには「ダブルツリーヒルトン那覇」を入れました。

 

理由はシンプルに、「那覇国際通り商店街」が近いからです。国際通りは沖縄でも最も発展した商店街で、本当に数多くの商店と、居酒屋やレストランが名を連ねます。

沖縄で食い倒れしたい・・・

沖縄土産を購入したい・・・

異国情緒の雰囲気を感じたい・・・

 

なんて方は、「ダブルツリーヒルトン那覇」を足掛かりにして、周辺を歩き回るのが最も効率的でしょう。

 

第2位には、北谷にある2つのヒルトンを同率2位でランクインさせました。

こちらも理由はシンプルで、「アメリカンビレッジ」を中心とした商業施設が、ホテル近くに多く点在しているからです。

 

施設の充実度とアクティビティ

続いては、施設の充実度合についてです。ホテルステイの満足度に直結するのがこの部分で、施設が充実していればファミリー層からシングルステイまで、ホテルを目いっぱい楽しむことが出来るはずです。

 

1位:ヒルトン北谷

2位:ヒルトン瀬底

 

ヒルトン北谷はプール施設が素晴らしく、目の前にあるダブルツリー北谷との相互アクセスを含めると

 

・カスケードプール

・ラグーンプール

・室内プール

・ダブルツリー北谷の屋外プール

 

の合計4つものプールを楽しむことが出来ます。プール好きの子どもには堪らない空間になること請け合いですよね!

ヒルトン北谷のカスケードプールとラグーンプールの写真。

こちらはダブルツリー北谷の屋外プールの様子です。

加えて、夏休みやクリスマスには日替わりでホテルスタッフの方が子ども向けのアクティビティを実施してくれています(写真は2021年クリスマス滞在時にいただいたものです。クリックすると拡大します)。

サンタさんとの記念撮影にちょっとしたギフトのプレゼントもありました。子どもはもう大興奮です。

 

第2位に選んだ「ヒルトン瀬底」は、プールが屋外と屋内両方大きなものがあるのは勿論ですが、

それに加えて目の前に天然の瀬底ビーチが広がるのが何よりGood!です。ビーチではヤドカリやヒトデ、魚が泳いでおり、小さな子どもがいるファミリー層なら大はしゃぎ間違いなしでしょう。

 

3位はあえての欠番としました。

 

敢えて挙げるなら、ヒルトン北谷の目の前に位置するダブルツリーヒルトン北谷でしょうか。。

ただし、使えるのはプールだけで、例えばエグゼクティブラウンジなどにはアクセスできません(当たり前ですが・・・)。

 

ヒルトン北谷のアクティビティに参加もできると思いますが、やはり別ホテルという点では2つを比べるならばヒルトン北谷の方に軍配が上がるはずです。

 

宿泊価格(コスト)

続いては、宿泊コストに焦点を当てたランキングです。

 

1位:ダブルツリーヒルトン那覇首里城

2位:ダブルツリーヒルトン那覇

3位:ダブルツリーヒルトン北谷

 

このランキングに異論を唱える人はおそらくいないでしょう。どれもダブルツリー系列と言うだけあって、価格設定は我が家のような庶民のお財布にも優しいです。


Kenji

上2つは、閑散期であれば1泊1万円を切る価格でも出てくるので、ヒルトン系列では国内の修行の聖地としても有名ですよね

 

サンプルとして、いくつかの日取りで検索してみましたので比較のために挙げておきます。

 

まずは、直近の8月10日の価格設定。夏休みのトップシーズンだけあって価格は高めです。

クリスマスイブ当日、12月24日の価格設定。クリスマスとは言ってもオフシーズンになるため、1万円台前半からとお財布にはリーズナブルな水準。

最後は、来年年度末(春休み)の3月31日。3月末ともなると、沖縄はかなり暖かくなっているので価格は上昇傾向です。

面白いのがヒルトン瀬底の価格設定で、空港からのアクセスが良くないために稼働率がそこまで上がらないのか、繁忙期であっても比較的価格設定は抑え目になります。

 

イメージ的な価格比較としては、

 

ヒルトン那覇≒ヒルトン那覇首里城>ヒルトン瀬底>DTヒルトン北谷>ヒルトン北谷

 

といった価格設定でしょうか。

 

もちろん、団体客の有無とか、その時々によってのホテルの繁忙状況によっても価格は上下するので一概には言えませんが、だいたいは上記のような設定で考えているような気がします。

 

上級会員向けのベネフィット

続いては、上級会員向けのベネフィットについて。いわば「ダイヤモンド特典の充実度合」に焦点をランキングです。

結果はこちら。

 

1位:ヒルトン北谷

2位:ヒルトン瀬底

3位:ダブルツリー那覇首里城

 

トップバッターとしたのが「ヒルトン北谷」です。追加アメニティとして「まーずの塩プリン」に、バスソルトのプレゼント。

ラウンジサービスもコロナ時は閉鎖されるまでに追い込まれましたが、直近では完全復活して、メニュー数もサラダ類から生ハム、スープ、餃子などの揚げ物類に至るまで、幅広く提供されています。

2位のヒルトン瀬底も負けていません。おつまみ系(フィンガーフード)が多いですが、種類だけで言えば、ヒルトン北谷をしのぐほどにバリエーション豊富です。

ダークホース(?)として3位に選んだのが「ダブルツリー那覇首里城」です。

 

ダブルツリー那覇首里城では、滞在時のポイント付与や朝食無料などの一般的な得点に加えて、ホテルの独自ベネフィットとして、ホテルカフェスペースでのウェルカムドリンクや、法被アワーの飲み放題のサービスを提供しています。

これはとてもありがたいサービスで、エグゼクティブラウンジこそないものの、ほとんどラウンジと同等のサービスが提供されていると言っても過言ではないと思います。

 

食事の美味しさ

うーん、、、一番悩んだのがこの部分で、正直どこもこれはまたぜひ食べたい!というものには沖縄のヒルトン系列では出会えていないかもしれません。。。

 

視点を変えて、ホテルにはそこまで期待せずに周囲の環境まで目を向けての評価とするなら、周辺のお店の充実ぶりと、バライエティの点では

 

・ダブルツリー那覇

・ヒルトン北谷

 

の2つは他よりも頭1つ抜きん出ているはずです。以下は2位に選んだヒルトン北谷のダイニング「スリユン」の様子です。

地の物、沖縄のナイトライフを楽しむなら「ダブルツリー那覇」で決まりで良いでしょう!上でも紹介した通り「那覇国際通り商店街」は沖縄でも最も発展した商店街ですので、お店探しには事欠きません。

 

ホテルステイの満足度

ホテルステイの満足度は総合評価というよりは、価格と満足度のバランス、つまりコストパフォーマンスで見た時のランキングです。

 

・ヒルトン瀬底

・ヒルトン北谷

・ダブルツリー那覇首里城

 

訪れるゲストの構成(ファミリーなのか、カップルなのか)や、何を重視するか(リゾート気分か、観光中心か)、訪れる季節など様々な要因によって評価がわかれるため、かなり難しいランキングですが、ランキングを付けずに3つプロパティを選ぶのであれば上記を選択します。

 

まず、ヒルトン瀬底は何といってもビーチが素晴らしくて、小さな子どもがいるファミリーならプール含めて絶対に喜ぶこと間違いなしのホテルのはずです。

 

近場では「美ら海水族館」や、2025年中に有名マーケターが手掛ける「JUNGLIA(ジャングリア)」がオープン予定のため、沖縄北部の観光の起点としても「熱い」プロパティであることには間違いありません。

他方で、那覇からの距離という点ではやや難があるのと、周辺には大きな商業施設がないデメリットもあります。

 

「ダブルツリー那覇首里城」は、世界遺産の首里城が徒歩圏内にあるのが何といっても魅力的です。いまは火災の消失からの復興作業中ですが、復興の作業の様子をガラス越しに見ることが出来たりして、復興支援と同時に、とても貴重な体験ができます。

ダブルツリー那覇首里城はホテルプールも有名で、夏になるとこのプールサイドでのんびり過ごすホテラーの様子がツイッターなどに必ずと言っていいほど出てくるはずです。

「ヒルトン北谷」は都市部と、ビーチリゾートをちょうど掛け合わせたような存在です。北谷町美浜にある「北谷公園サンセットビーチ」は、2001年4月にオープンした人工ビーチで、手つかずの自然・・・というわけではありませんが、沖縄のきれいな海を楽しみつつ、かつ都会の利便性や数々のレストランも楽しむことが出来る、いわば都会派ビーチ&リゾートといった存在です。

もっとも、宿泊コストが上がり続けているので、滞在のコストパフォーマンスで考えるとその時々によってランキングは上下するように思います。

 

まとめ

本日のエントリでは沖縄本島のヒルトン系列ホテルの比較ということでヒルトン系列ホテルそれぞれのホテルの魅力やベネフィット、比較軸ごとに解説しました。

 

沖縄はヒルトン系列の牙城といわれる場所で、一昨年の「ヒルトン宮古島リゾート」の開業や、今後もキャノピーが初進出を控えるなど、話題に事欠きません。

一つ一つのプロパティが価格帯はもちろん、場所や、サービスの面で特徴があるので、自身の好みに合ったホテルを選ぶことが出来るというのもよいですよね!ぜひ今日の記事もホテル選びの参考にされてみてください。

 

参考記事です。

 

過去にはホテルの比較記事をいくつか投稿しています。よかったらこちらも是非参考にされてみてください。

 

沖縄北谷にある2つのヒルトンの比較記事はこちら

ディズニーリゾート近くにあるヒルトンと、シェラトンの比較記事がこちらです。








 

 

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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ・ニューヨークに駐在して2019年7月に日本へ帰任。 ニューヨークでは長男に恵まれ、妻と3人でマイル&ポイントを駆使しながら旅行を満喫。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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