2022年11月宿泊:ROKU KYOTO最新レビュー。「TENJIN」でのアフタヌーンティーとディナーコース、朝食ブッフェの様子をご紹介

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初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。

 

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

Roku Kyotoのホテル宿泊レビュー。第2回の今日は、ダイニングレストラン「TENJIN」でのアフタヌーンティーとディナーコース、さらに朝食ブッフェの様子をご紹介します。


Kenji

TENJINはホテル唯一のレストランで、朝食ブッフェからディナーまでを提供するオールデイダイニングです。滞在中朝昼夕と通して利用してきましたので、写真と共にまとめてご紹介します



TENJINの概要

TENJINの紹介。ダイニングの様子をご紹介する前に、「TENJIN」の概要をご説明しておきたいと思います。

 

TENJINの概要

・場所:ホテル1階

・営業時間:オールデイダイニング:7:00~22:00(21:00 L.O.)シェフズテーブル:18:15~、ザ・バー:14:30~24:00(23:30 L.O.)

・電話予約:075-320-0176

・値段:朝食5,692円、ランチコース7,590円~、アフタヌーン6,325円、ディナーコース15,180円~

・スタイル:和洋

・席数:シェフズテーブル 13席、オールデイダイニング92席、バー20席、個室1室(8席)

https://www.rokukyoto.com/restaurants/tenjin/plans

 

レストラン「TENJIN」は、シェフズテーブル、オールデイダイニング、バーと3つのシーンに分かれており、それぞれお客様のスタイルや用途に合わせお選びいただけます。店内のインテリアは「竹」をテーマにアートワークが施され、落ち着いた雰囲気の中で料理をお召し上がりいただけます。天気が良い日はEngawaやテラス席もおすすめです。

TENJINはROKU KYOTOにある唯一のダイニングで、オールデイで利用可能です。

 

朝食の時間帯はわかりませんが、日中の時間帯と、ディナーの時間帯はアラカルトでの注文も可能です。

 

TENJIN内部の様子。メインテーブルの中央に位置するのは竹編みで作られた竹細工のオブジェです。

ROKUはスペースごとにデザインのコンセプトがありますが、レストランエリアのコンセプトは「竹」だそうです。

 

「TENJIN」というレストラン店名は、すぐ横を流れる一級河川の天神川から取られたもの。川の横のテラス席があったり、縁側スペースにも席が設けられていたりと、自然を楽しめるような設計が印象的です。

 

縁側。全面ガラス張りで日の光がいっぱいに入ります。

そして、テラス席。紅葉を楽しむにはベストスポットですね!横が天神川です。

オープンしたてということもあって、さすがにどこもピカピカです。

 

店内ではピシッと服装を決めたスタッフさん達が食事の邪魔にならないよう配慮しつつも忙しそうに歩き回っていました。

 

テラス席に座ったときだけはなかなかドリンクが届かなかったりと少しやきもきしましたが、それ以外はサービスのクオリティもGoodでした。

 

TENJINのアフタヌーンティー

ここからは、いよいよレストランで提供される料理をご紹介します。

 

まずはアフタヌーンティーの様子からシェアします。

 

アフタヌーンティーの概要

・提供時間:14:00~17:00(提供時間 14:00~15:00)

・料金:6,325円

・90分の紅茶のフリーフロー付き

 

ROKU KYOTOのアフタヌーンティーは、1時間半のフリーフローの紅茶とともに提供されます。

 

紅茶は

・京都紅茶

・京都紅茶&フラワー

・京都紅茶&ジンジャー

・京都紅茶&シナモン

・京都アールグレイ

・ミックスハーブティー&緑茶

・フレッシュハーブティー

・ほうじちゃカモミール

 

の8種類から選べるという力の入れようです。

アフタヌーンティーという名称そのままに、「紅茶」を楽しんでもらうというコンセプトもバッチリ伝わります。


Kenji

以下は11月時点のメニューで、12月はお値段や提供時間などはそのままに、「鷹峯の雪景色をイメージした冬のホワイトアフタヌーンティーセット」へ変わっているようです。詳しくは>こちら<をご参照ください

メニューは6つの段から構成されます。こちらが全景。

それぞれご紹介していきましょう。

まず壱の段:和三盆 黒豆 穀町焼酎 ババ

弐の段:檸檬とサツマイモのタルト、栗とオレンジのムース、キャラメルと和紅茶のモンブラン

参の段:フォアグラとレンズ豆の最中、無花果のフロマージュブラン花山椒添え、秋鮭のコロッケバーガー

アフタヌーンで提供されたメニューのうち、この段のイチジクだけは微妙でした。季節を少し外れてしまったこともありますが、甘味が感じられず、繊維質が強かったです。イチジクは市場に熟れたものがなかなか出回らないので仕方ないですが、このクオリティであれば他の果物に差し替えた方が良いかな・・・と感じました。

 

秋鮭のコロッケバーガーが絶品だだっただけに残念です。


Kenji

他の情報でROKU KYOTOのハンバーガーが群を抜いて美味しいという情報を目にしていましたが、確かに・・・と思わせるクオリティでした

 

肆の段:ボンボンショコラ 南瓜のクッキーシュー メレンゲシャンピニオン

伍の段:蜂蜜ミュールのパンナコッタ、シードルシナモン

そして、陸の段は2種のスコーン。プレーンと、舞茸・パルメザンチーズを練り込んだスコーンです。

このスコーンが、またとても美味しかったです。

私はスコーンがあまり得意ではないのですが、これは別物。舞茸のスコーンは風味がとにかく素晴らしくて、普段は全く口にしない子どもも美味しいと言って進んで食べたくらいです。

 

味はどれも「素晴らしい」の一言につきます。何より甘さがとにかく上品に仕上がっている事に驚かされます。

 

この日は別のホテルで朝食ブッフェを済ませてから向かったこともあり、正直アフタヌーンのスイーツを楽しめるかちょっと自信がありませんでした。

 

しかし、その心配は杞憂に終わりました。

 

甘さが控えめで上質。砂糖のザラっとした感触が一切ありません。砂糖そのものもやはり特別なものを使っているのでしょう。

 


Kenji

ちなみに我が家は子連れだったため、子どもにキッズメニューからパスタをチョイスして、大人2名分のアフタヌーンをお願いしました。こういった組み合わせはフレキシブルのようです

 

分量も大人にはちょうどよいくらいのボリュームでした。ランチの代わりとしても充分です。

私はその前の朝食がお腹に残っていたこともあり、スコーンは食べきれませんでした。。

 

TENJINのディナー

続いて、ディナーのご紹介です。

 

TENJINのディナーは、基本的にコースでのアレンジになります。

 

私が宿泊した際に提供されていたディナーコースは「麓」(Roku)  15,180円/人の1コースのみでした。

 

コースは、

・アミューズ

・前菜

・温菜

・メイン(魚、肉の2品)

・デザート

 

の6品です。これにパンとコーヒー/紅茶が付いてきます。

 

内容はとにかく「素晴らしい」の一言に尽きます。

アミューズ。イカのお刺身に柚子風味のソース和え

前菜から、シマアジに柿の浅漬け。山羊のチーズ添え

柿はほんのりと浅漬け風に仕上がっており、アジの切り身とよく合います。チーズと合わせる組み合わせも素晴らしい。柿は当たり外れがかなりある果物ですが、甘味もしっかりとあるものが使われていました。

 

旬の茸 卵黄 ラヴィオリ 生ハム添え。舞茸のスープは出汁が風味豊かに仕上がっていました。

魚料理。3品から選ぶアレンジで、妻は「帆立貝と菊芋の秋トリュフ添え」をチョイス。

私は「アコウのバジルソース地中海風」をチョイス。

特に帆立貝が絶品でした。私が選んだアコウの地中海仕立てはやや塩味が強かった印象を受けました(もちろん、とても美味しかったです。白ワインとよく合いそうですね)。

 

お肉料理。妻は京鴨 パルメンティエ 賀茂茄子をチョイス。この茄子はいままで食べた中でも一番美味しかったかもしれません。

私は三元豚の生姜風味。舞茸添えをチョイス。お肉がとても柔らかかったです。

最後はデザートです。

 

妻はホテル名を冠した「ROKU KYOTO 秋パフェ ~シャインマスカットとジャスミン茶」を選択(+1,298円)。

私は「洋梨 マスカルポーネ エスプレッソ」を選択。

味は抜群。見た目にも華やかで、そしてベランダ席を手配頂いたこともあり、横には京都の秋の紅葉が夜空にライトアップされる演出です。

 

コース料理をしっかりと頂いたのは本当に久しぶりでしたが、素晴らしい体験になりました。このクオリティで1万5千円というのはむしろリーズナブル過ぎる印象を受けました。

 

(コース料理の一覧。写真をクリックすると拡大します)

6品というと少し少なく感じるかもしれませんが、少なくとも我が家は二人とも全くそのようなことは感じませんでした。

 

宿泊される方はぜひとも試されてみて下さい。

 

朝食ブッフェ

最後は、朝食ブッフェの様子です。

 

朝食ブッフェの概要

 

TENJIN朝食ブッフェ

・提供時間:7:00~11:00 (10:00 L.O.)

・料金        :5,625円

※ダイヤモンドメンバーは2名まで無料。子ども料金あり

・スタイル:ハーフブッフェ形式(選べるメイン+ブッフェ台の設定あり)

 

2022年11月現在、ブッフェは会員ステータスや、子どもの有無によって料金が異なります。

 

まず会員ステータスに応じたベネフィットですが、ダイヤモンドメンバーの場合はハーフブッフェが全て楽しめるのに対して、ゴールドメンバーが朝食無料を選択する場合、コンチネンタルブレックファースト形式での提供になります。

 

この場合は下でご紹介するブッフェとは異なるプレート形式での提供になると思われます(私は体験していないため詳細は分かりません)。

 

また、子どもの朝食ブッフェの扱いですが、未就学児の場合ブッフェ台の料理は無料で楽しむ事が出来ます。

選べるメインを注文したい場合、2,846円で追加が可能です。

 

ブッフェの内容

 

まずはメインディッシュ。1日目は夫婦揃ってジャパニーズプレートをチョイス。

2日目は妻がエッグベネディクト

私はイエローオムレツをチョイスしました。

洋風メインの方は、いずれにも、ベーコンやソーセージ、カボチャのスープが付いていました。

 

和食も洋食もどちらも文句なく美味しいです。

 

強いて言うならオムレツがとても美味しかったので洋食を選ぶかもしれませんが、和食の焼き物やだし巻き玉子もとても美味しかったので、この辺は好みによると思います。

 

ブッフェ台に移ります。

 

ハーフブッフェと言っても充分過ぎるくらいの内容です。


Kenji

種類こそ他の大規模なホテルには負けますが、一品一品にしっかりと手がかかっている事がみて取れます

 

ドリンクコーナー。このフレッシュオレンジジュースは絶対に試して頂きたいです。季節にもよるのでしょうが、過去にホテルで飲んだ中ではベストということで妻と意見が一致しました。トマトジュースも頂きましたが、ほんの少しだけ塩味が効いていて、嫌味が一切ない美味しい仕上がり。

デニッシュのコーナー。ホテルのクロワッサンはいつも美味しくて楽しみにしていますが、ROKUのものは一回りさらに格上でした。

ハーフブッフェ台はサラダ類にチーズ、サーモン、ハム、それにきのこ類など

 

デザートコーナー。ブルーベリーやみかん、ブドウにピンクグレープフルーツなどが並びます。ヨーグルトの付け合わせとして、抹茶に黒蜜、それに柚子のコンポートなどが提供されていたのは「和」な組み合わせで斬新でした。

途中料理の内容紹介はしませんでしたが、とにかくどれを取っても間違いなく美味しい。料理はもちろん、シルバー類やプレートに至るまでこだわりが感じられる朝食でした。味付けも薄味で、私好みでした。

6千円というのは安い値段ではありませんが、これは払ってでも食べる価値のあるブッフェだと思います。

 

最後に、朝食ブッフェのメニュー表を掲載しておきます。

(写真をクリックすると拡大します)

まとめ

第2回の今日は、ダイニングレストラン「TENJIN」でのアフタヌーンティーとディナーコース、朝食ブッフェの様子を写真とともにご紹介しました。

 

盛りだくさんのエントリになりましたが、さすがにホテルに一つのみのダイニングだけあって、総じてクオリティが素晴らしいです。

 

朝食ブッフェの場合はキャパシティの関係で作り置きのメニューが多くなったり、クオリティも落ちるといったことが起こりがちです。

 

しかし、このTENJINに関しては一切そのようなことは感じさせませんでした。

 

この他、別の日にアラカルトでランチもご馳走になりましたが、特にクラブサンドウィッチは今まで食べた中でもベスト3に入るくらいに美味しかったです。

 

朝食ブッフェはもちろんのこと、アフタヌーンティーやディナーまで、誰を取っても◎の体験が出来るはずです。滞在される方はぜひともTENJINでの料理を楽しまれてみて下さい。

 

参考記事です。

 

ホテルの概要については下記のエントリを参照されて下さい。2021年と、2022年それぞれの宿泊の様子で、お部屋も4階と1階と少し異なるため、比較するのも面白いと思います(ひとつめが2021年で、二つ目が2022年の宿泊レビューです)。







 

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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ・ニューヨークに駐在して2019年7月に日本へ帰任。 ニューヨークでは長男に恵まれ、妻と3人でマイル&ポイントを駆使しながら旅行を満喫。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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