アメリカ陸マイラー界の重大ニュース・トップ5(2019年第三四半期)

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初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

今日は、2019年第三四半期にアメリカのマイラー界隈でホットになった重大ニュースを5つ取り上げます。

 

この業界は常に改悪との闘いですが、第三四半期もやはり全体としては改悪のニュースが駆け巡る3か月になりました。見覚えのあるニュースが多いと思いますが皆さんの振り返りに使ってください。




第5位:Unitedマイルの有効期限無期限に

まず第5位はこれです、Unitedマイル有効期限無期限化


もともとユナイテッドマイルは18ヶ月アクティビティがないとマイルが失効する仕組みでしたが、8/28付でこの期限が撤廃されました。

 

Unitedが特典チャートを廃止してDynamic pricingに移行する旨は2Qのニュースまとめでお伝えしましたが、これが有効になるのは11/15から。

バッドニュースとグッドニュースを合わせたわけ意味合いもあるのか、デルタと平仄を合わせたのか。。ともあれ有効期限の撤廃自体は、歓迎すべき動きだと思います。


Kenji

なお、グッドニュースはこれだけで、残り4つはすべて改悪のニュースです。。

 

第4位:デルタ航空の成田撤退

続いて第4位は、デルタ航空の成田撤退の話題です。

 

もともと成田空港はデルタのハブ空港のひとつで、成田を経由して、シンガポールやマニラへ路線を飛ばしていました。

これは出発地・目的地がともにデルタの管轄外(=北米以外)であることから、「以遠権フライト」あるいは「Fifth Freedom Flight」と呼ばれるものです。

 

デルタの以遠権フライトは、羽田の発着枠の増枠が決定したときからなくなることが取りざたされていましたが、大方の予想に応える(?)形で2019年8月12日に廃止が発表されました(プレスリリース原文はこちらです)。

 

As part of its long-term Asia-Pacific network strategy, Delta will also adjust its network of flights beyond Narita. Effective March 2020, the carrier will suspend its NRT-MNL service and launch new daily ICN-MNL service operated by Delta. Serving Manila through Seoul will offer our customers superior connectivity via our industry-leading trans-Pacific hub in Seoul with our JV partner Korean Air.

 


Kenji

正確には北米というよりは日本のマイラー界をにぎわせたニュースですが、大量のデルタマイルを北米でゲットして帰国するという方は多いためにここで取り上げました

 

アクセスのよい羽田から北米行が一日7便に増えたということは朗報ですが、以遠権路線の撤退で、今後デルタのマイルの使いやすさが全体的に落ちてしまうことは避けられそうにありませんね。

 

とは言えあまり悲観しているわけでもなく、旅行券への交換のテクニックを使えば最低でも1マイル=1円で元は取れるので、過度に心配する必要はないと思っています。

北米ではデルタマイルは急激に貯まるはずですので、使い切れなかった分は日本へ帰任後に残しておいて、特典航空券なり旅行券との交換という形で利用すれば問題ありません。

 

3位:マリオットのシーズン制がスタート

第3位はマリオットです。

長らく「まもなくスタート」のままだったシーズン制が、9月14日にようやくスタートしました。

 

 

シーズン制導入のインパクトは、一部ブロガーが予想していたほど無残なものではありませんでしたが、改悪には変わりありません。

我々オフィスワーカーが旅行に行けるであろうバケーションシーズンは、「ピーク・シーズン」としてより多くのポイントが必要になることに変わりはないからです。

 

シーズン制導入に際しては、私も2つの記事を書きました。詳しくはこちらの記事を参照されてください。

 

2位:エアライン・クレジットの死

アメックスの一部カードに付帯していた「エアライン・クレジット」というベネフィットに改悪が入りました。

エアライン・クレジットが付帯するカード一覧(カッコ内はカード年会費)

・AMEX Platinum Card:200ドル(年会費550ドル)

・AMEX Business Platinum:200ドル(年会費595ドル)

・AMEX Gold Card:100ドル(年会費250ドル)

・AMEX Hilton Honors Aspire:250ドル(年会費450ドル)

 

内容としては、一部ギフトカードの購入でもクレジットされていたものがされなくなったという、いわばチート塞ぎです。

が、この改悪で影響を受けた人は多かったでしょうね、、、

 

私もその一人です。悲鳴を上げたいくらいです。

 

エアライン・クレジットの詳細は、以下のエントリで詳しく解説してあります。

 

これから利用するという方は、素直にバゲージフィーなどでコツコツ回収するしかないですね。。

あとは、サウスウエスト航空はまだ少額のフライト・チケット購入(50ドルないし100ドル以下?)でクレジットが適用されているという投稿をちらほら見ます。

 

遅かれ早かれこの道も塞がれてしまうでしょうから、対象カードを保有されている方は、早いうちに回収を試みた方がよいと思います。

 

1位:ソラチカルートの死

最後は第一位。長らく陸マイラーのマイル獲得の大黒柱となっていた日本の「ソラチカ・ルート」が、2019年12月27日をもってついに塞がれることになりました。

LINEが発表したプレスリリースの該当箇所は、以下の通りです(赤字は私の編集です)。

平素はLINEポイントをご利用いただき誠にありがとうございます。 この度、LINEポイントにおける一部交換サービスを終了するとともに、LINEポイントの発行元を変更することとなりましたので、お知らせいたします。

■一部交換サービスの終了について

以下の対象サービスにつきまして、LINEポイントからの交換サービスを終了いたします。 なお、他サービスからLINEポイントへの交換につきましては、サービスを継続いたします。

《2019年12月27日 15:00に終了する交換先》

dポイント

nanacoポイント

メトロポイント

ベルメゾン・ポイント

JALマイレージバンク

Amazonギフト券(※)

Pontaポイント(※)

選べるe-GIFT(※)

※Amazonギフト券、Pontaポイント、選べるe-GIFTについては、在庫状況により交換受付終了日時よりも早い時期にて交換終了とさせていただく場合がございます。

原文はこちらにあります。

 

これは、陸マイラーにとっては9月最後に飛び込んできた強烈なニュースでしたね。。

正確にはこれは日本のマイラー界のトピックですが、アメリカ在住でもソラチカルートを利用することは可能で、実際にANAマイルを稼いでいた人は相当数いたと思います。


Kenji

私ももちろんその一人で、アメリカ駐在時代にも2年間でざっと8万ANAマイル(北米~日本2往復分!)をソラチカルートで稼ぎ出しました

 

ソラチカ・ルートの代替案として、75%でポイント→ANAマイルへ交換できるTOKYUルートなどがホットトピックとして取り上げられていますが、つい3年前と比べて、90%→81%→75%と、徐々に、しかし確実に交換比率は下がってきています。

アメリカのみならず、日本でもこの業界は常に改悪との戦いだということです。

 

日本のポイ活については、下記のエントリで駐在員を念頭に海外居住でも出来ること(そして利用するメリット)を纏めました。私が陸マイラーデビューしたのは2017年初めのことですが、これが通用するのも残り3か月と思うと感慨深いものがあります。

 

まとめ

今日は、2019年第3四半期のマイラー界の重大ニュースをご紹介しました。

 

冒頭ふれたとおり、日々少しずつ、しかし確実に改悪の波はマイラー界に訪れていると思います。

プロモーションを見つけたら飛びつくくらいの気持ちで、どんどんマイル&ポイントを貯めて、そして使っていくこと。ただし、踊らされずにマイルールを決めて、クレジットヒストリーが傷ついたり、自己負担が青天井に増えてしまわぬよう気を付けること。

 

バランスを取るのが非常に難しいですが、マイル&ポイントを使いこなして素晴らしい家族の思い出を増やしていければ最高ですね!

 

参考記事です。

 

第一四半期と第二四半期の重大ニュースはそれぞれ以下のエントリに纏めてあります。このシリーズもすでに3回目ですが、毎回振り返るごとに新しいトピックが出てくることに驚かされます。それだけ動きの大きい業界ということだと思います。







 

 

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Kenji

Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ駐在中。 現在妻、0歳児の長男とニューヨークで3人で生活。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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