アメリカからの帰任者に持ち帰りがおすすめなカード3選5枚をシェア。帰任時に解約推奨のカードも紹介

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初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

今日は、アメリカから帰任する駐在員の方を念頭に、日本帰国後も引き続き保有する価値の高いクレジットカードを3種類、5枚紹介します。

アメリカで陸マイラーを続けていると、カードが10枚、20枚と保有していることは珍しくなく、したがって帰国後はたくさんのカードを解約していくことになるはずです。帰国後は通常これらのカードを解約するのが王道ですが、中には可能な限り継続保有した方がお得と思われるカードもあるため、今日はそんなカードを皆さんにご紹介したいと思います。




書こうと思った背景

このエントリを書こうと思った理由は、ずばり、私自身が日本へ帰任したためです。

 

アメリカのクレジットカードは、原則アメリカでの生活に使うもの。

決済はもちろん、支払いはドルベースになりますし、アメリカの銀行口座から引き落としがされるものですから、日本へ本帰国後は原則として保有を継続する理由はありません。

したがって、帰国に際しては、すべてのカードと縁を切る(=解約する)のが原則となるはずです。

 

他方、日本への帰任が決まっても、すぐにアメリカとの縁が切れるわけではないというのも事実です。

 

アパートの敷金の返金、公共料金、勤務先からの退職金の支払いや有給の買取りなど、少なくとも帰任後数ヶ月の間はなんらかの支払い・受け取りが発生するはずです。

 

そこで必要になるのが、銀行口座とクレジットカード、というわけです。

したがって、帰国後も数枚のカードを当面の間は継続保有している、という方が現実的には多いように思います。

 

そこで、実際に今年夏に帰任を経験した私自身の体験も踏まえながら、その「数枚」について考察しようと思ったのがこのエントリの背景です。

 

持ち帰りがお勧めなカード3選5枚

「じゃあどの口座とクレジットカードを残そうか」という疑問が沸くはずですので、今日のエントリでは持ち帰りがおすすめなカードを3種類5枚、ご紹介します。


Kenji

実際にアメリカから帰任した立場も踏まえながら解説したいと思います

 

Chase Sapphire

まずは、Chase発行のSapphire Preferredです。

 

人によってReserveかPreferredどちらか(運のいい人は2枚とも)持っていらっしゃる方が多いはずです。

 

このカードを持ち帰る理由はずばり、Suica決済によるトラベルカテゴリーの利用です。

 

日本ではSuicaが広く利用出来ます。そして、モバイルSuicaなら好きなクレジットカードを登録出来ます。

そして、Suicaで決済していれば、Chaseのステートメント上は、全てトラベルカテゴリーに分類してくれます。

 

たとえば、下記は私が帰任後に購入した日本の通勤定期券購入の際のステートメントです。

通勤定期券の購入と合わせて、このときは約10万円をSuicaに支払いました。

これがすべて2%のトラベルカテゴリーで処理されて、これだけで1,700ポイントのChase pointが付与されているのがわかります(Base 855 pt + Travel 855ポイント)。

 

Suicaにチャージして利用する限り、家電量販店でも、レストランでも、コンビニでも、全てトラベルカテゴリー処理されます。

 

これって凄いことじゃないでしょうか?

 

Preferredならトラベルで2倍、Reserveなら3倍chase pointが貯まるので、ほとんどの日常の決済で倍速、あるいは三倍速でポイントを貯める事が出来るはずです。

Chase pointは少なく見ても1pt = 2円以上の価値はあるので、2%のトラベルカテゴリーで処理されるこの方法の場合、還元率は4%程度に跳ね上がります。

 

気をつけなければいけないのは、Chase は海外利用に厳しい点

 

そのため、日常使いには向きません。出来れば海外利用申請した上でSuicaにガツンと1回でチャージして、それを日常使いに利用していくという使い方がおすすめです。

 

ANA USAほどではないものの、連続して海外利用する際は事前に届け出ておくのをお勧めします。カードのスペックは下記のエントリで解説していますので取得がこれから、、という方は参考にされてください。

 

Amex gold

2枚目は、アメックスのプロパーゴールドです。

 

このカードを推す理由は、ずばりレストランカテゴリーです。

 

レストランやガスなど、特定のカテゴリーのポイント付与を高く設定しているカードは多くありますが、その多くがアメリカ国内限定です。

従って、日本に帰国してからは利用してもカテゴリーアップの恩恵を受けることは出来ません。


Kenji

例えば、Amex Everyday preferredは条件付きでグロッサリーで4.5倍ポイントを叩き出すカードですが、これはアメリカ国内限定で、さらに海外利用には外貨手数料が2.7%掛かってしまうのがネックです、、

 

この点、Amex goldは2019年6月から、海外のレストラン利用でも4倍のポイントを付与するルール改訂を行いました。

 

これは、とてもとても強力です。

 

日本のカードで、外食で4%のポイントを付与するカードというのを私は知りません。

しかも、もらえるのはMRポイントです。還元率に直したら、4%どころか6〜8%程度のベネフィットはあるはずです

 

外食が多いという方、接待などで利用機会が多いという方は是が非でも持ち帰りたい、いや、持ち帰るべき一枚だと思います。

 

Hilton Amex

3枚目は、アメックスが発行するヒルトンシリーズのクレジットカードです。

 

一番持ち帰る価値があるのは文句なくAspire!と言いたいところでしたが、エアラインクレジットの裏技が死んでしまったので、一概にこれがベスト!というカードは選び難くなってしまいました。

3枚にはそれぞれ特徴があります。

 

ヒルトンのステータス(と言ってもシルバーですが)と、ポイントの有効期限を保持したいだけなら、年会費無料のHilton Honorsカードで十分です。

 

年会費とベネフィットのバランスが一番取れているのはHilton Surpass(旧Ascend)でしょう。

95ドルでゴールドステータスが取れるので、ヒルトンの朝食が2名まで無料になります。

10回までの回数限定ですがプライオリティパスも付きますし、日本帰国後に決済を集中させて、1.5万ドル使って週末宿泊特典を狙うというオプションもあります。

 

Aspireはエアラインクレジットの裏技が使えたころは文句なしに一番でしたが、これが塞がれたために、日本に帰任後はかなり使いづらいベネフィットになってしまいました。

出張などで北米に行く機会のある方や、ヒルトンを使う機会が多い方にはまだまだ旨みのあるカードです。

 

なお、SurpassとAspireについては、保有を続けるなら週末宿泊特典を如何にうまく使うかがキーになると思います。

 

外貨手数料は3枚ともに無料ですので、この点はイーブンです。

 

解約推奨のカード

最後に、解約推奨のカードも2つ、例を挙げてご紹介しておきたいと思います。


Kenji

解約検討事由のポイントは、海外利用に制限が付くケースと、カードベネフィットがアメリカ限定で、日本に帰任後は活かせなくなってしまうようなケースです

 

ANA CARD USA

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まずは、皆さんご存じ、ANA CARD USAです。

 

北米発行のクレジットカードの中には、海外利用に制限がかかるものもあります。

ANA CARD USAもそのひとつ。連絡なしに海外利用するとカードが凍結される旨、規約上案内されています。

そのため、このカードを持ち続ける意味はありません。

 

帰国の際には解約すべきカードの筆頭と言えます。


Kenji

ちなみに、ANA CARD USAにはANA便の優先チェックインのベネフィットがあるため、時期が許せばですが帰国してからの手続きの方がおすすめです

 

Amex everyday preferred

2枚目は、主婦の味方としてアメリカでも人気の高い、Amex Everyday Preferredです。

 

条件付きでグロッサリーでの利用が4.5倍のMRポイント付与になる素晴らしいカードですが、上でも触れたとおりこのポイントカテゴリーは米国内のグロッサリー限定です。

 

したがって、日本へ帰任後はカードのベネフィットを活かすことができません。

また、外貨手数料が発生するというのもマイナスです。

 

アメリカでは強力なカードですが、日本へ帰国の際は、やはり断捨離すべきカードの筆頭に挙げられるカードです。

 

断捨離カードの考え方

ANA CARD USAと、Everyday Preferredはは一例にすぎませんが、

 

・海外利用に制限がかからないか

・カードベネフィットが米国外でも活かすことが出来るか

・外貨手数料が発生しないか

 

といった視点で考えると、帰国に際して断捨離すべきカードはおのずと決まってくるはずです。


Kenji

逆に、これらの点がクリアできて、年会費を上回るベネフィットを得られるカードがあるようであれば、帰国後も可能な限り継続保有が推奨という考え方になるはずです。

 

まとめ

今日は、日本帰国後も引き続き持つ価値の高いカードを3種類、5枚紹介しました。

 

他にも年会費無料であれば解約する理由がないので、例えばAmex business blue plusなどが挙げられるでしょうし、個人的にはAA Mileの失効を防ぐために、AA Mileupカードなども取得してあります。

個人のステータスや、使うエアライン・ホテルグループによっても意見の分かれるところだと思いますし、だからこそクレカの世界は面白いのだと思います。

 

参考記事です。

 

ヒルトンカードシリーズは、3枚全てについて解説記事を書いてあります。これから申請するという方は、それぞれのエントリをご覧の上でベストな一枚を選んで下さい。

こんな記事もあります。AspireとSurpassに付帯する週末宿泊特典の活用方法を徹底解説した記事です。こういったベネフィットがあるカードという点でも、ヒルトン系のカードはやはり持ち帰りカードの候補筆頭ということになるかもしれませんね。







 

 

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Kenji

Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ駐在中。 現在妻、0歳児の長男とニューヨークで3人で生活。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

4件のフィードバック

  1. アバター なかなん より:

    大変参考になりました。ありがとうございます。
    また、アメリカ駐在生活お疲れさまでした。
    銀行口座はどうされましたか?
    また、残った米ドルはどのようにされたかも気になります。もし、お時間ありましたら記事にしていただければと思います。

    • Kenji Kenji より:

      なかなんさん、コメントありがとうございます。
      銀行口座はいくつか解約して、いくつか残しました。出張のあるなしなど、人によって状況が違いそうですよね!そのうち記事にしてみたいと思います。

  2. アバター K より:

    モバイルスイカがTravelカテゴリーなのはすごいですね!
    ちなみにAmexも同様なのでしょうか・・・
    Amex Green(Personal)はTravel3%なのでANAへの移行を考えるとMRポイントも捨てがたく笑
    あとPASMOへのチャージがどうなるのかも気になるところです

    いつかトライされる機会があったらレポートお待ちしています!

    • Kenji Kenji より:

      Kさん、コメントありがとうございます。
      AMEXでは試したことがありませんが、なんとなくできそうですよね。試したら記事にしてみたいと思います。
      PASMOは現状オートチャージしかないはずですので、USのカードは紐づけできないと思います。

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