マリオット・プラチナチャレンジを達成!プラチナチャレンジの達成条件と、取得コストを抑えるための方法を5つ紹介 2019年6月現在

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2020年1月更新:2020年に入ってからマリオットがプラチナチャレンジの新規応募を受け付け停止しているという情報があります。チャレンジを考える方は最新動向を注視してください)

初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

ツイッターで宣言していたマリオット・プラチナチャレンジを先日無事クリアしました。

今日はそのプラチナチャレンジについて、私がチャレンジした際に確認出来た内容や、取得コストを抑えるために取り組んだことをシェアしたいと思います。


Kenji

マリオットボンヴォイになってからの事例はまだまだ少ないと思うので、最新情報としてこれからチャレンジを考える方の参考になれば幸いです。




プラチナチャレンジの概要

マリオット・ボンヴォイには下記の会員ステータスが存在します(情報源は公式サイトより)。

ステータスごとに受けられるベネフィットが異なりますが、ラウンジアクセスや朝食など、大きなベネフィットの分水嶺になるのがプラチナステータスです。

そのため、プラチナを取りたいと思う方がたくさんいます。

 

普通に宿泊でプラチナステータスを付与してもらおうとすると、年間 50泊の宿泊実績が必要です。

プラチナエリート会員資格は、エリート特典を新たな高みへと押し上げます。1暦年内に対象となるご宿泊50泊 (ポイント交換による宿泊を含む) を達成された会員の方は、127の国と地域で展開する比類ない多彩なブランドの6,700以上のホテルとリゾートでプラチナエリート会員限定特典をお楽しみいただけます。

が、プライベートでそんなにホテルに宿泊している人はごく僅かです。

他方、ホテル側としてもゲストにステータスベネフィットを使ってもらって、繰り返しグループを使ってもらいたい(囲い込みたい)という狙いがあるので、一定期間の宿泊実績でプラチナステータスを付与するというマーケティングを行なっています。

 

マリオット・ボンヴォイの場合、これは「プラチナ・チャレンジ」と呼ばれています。

チャレンジのクリアには、ざっくり言って、最長4ヶ月の間に16泊の宿泊実績が必要です。

 

このプラチナチャレンジに今回挑んで、無事クリアしたというのが今日のエントリの内容です。

プラチナチャレンの条件

(写真はリッツ・カールトン東京の公式サイトから抜粋させて頂きました。)

ここからは、プラチナチャレンジの条件についてご紹介します。

なお、この条件は2019年6月時点でのものです。

それなりに最新の情報ですが、チャレンジ時点での条件が適用されるため、チャレンジの際気になることがあればマリオットデスクに必ず確認してください。

 

チャレンジにステータスは不要

まず、プラチナチャレンジには、マリオットのステータスは必要ありません

以前はプラチナチャレンジは一つ上のランクへのチャレンジだったため、プラチナステータスへのチャレンジにはゴールドステータスが必要でした。

 

しかし、マリオットボンヴォイの新しいプログラムになってからは、この縛りは消えています。

この点は日本のブロガーでもいまだにゴールドステータスが必要と紹介しているエントリが散見されますが、私が達成した2019年7月時点では必要ありません。

 

SPGアメックスのリファーラルと抱き合わせにした結果だと思いますが、誤った情報ですので誤解のないようにして下さい。


Kenji

実際、私はシルバーステータスでしたが、問題なくプラチナチャレンジに成功しています

 

電話での申し込みが必要

プラチナチャレンジには、事前の申し込みが必須です。

連絡先は、以下の通りとなります。

マリオット・ボンヴォイデスクの連絡先
03-5423-6726

 

サービスデスクはかなり混みあいます。

私もプラチナチャレンジにあたって都合2回電話をしましたが、1度目は10分少々順番待ちしました。

クリアには16「泊」の実績が必要

プラチナチャレンジのクリアには、16泊の宿泊実績が必要です。

「泊」となっているため、たとえば3泊4日の通しで同一ホテルへ宿泊した場合、3「泊」としてカウントされます。

 

以前は9「滞在」でしたが、それが16「泊」に変更になりました。

 


Kenji

泊数が多くなってしまったのは残念ですが、途中でホテルを変えなくてもよくなったのは我々駐在員や、出張の多い人にとっては朗報だと思います

ちなみに、予約自体を前々から入れていても、チャレンジ期間が始まってからの宿泊であれば16泊にカウントされます。

 

逆に、下でも触れますが、チャレンジの申し込み前に宿泊した場合は、16泊にはカウントされません(何泊かしているからチャレンジしようかな、、、という後日の申し込みは✖︎)。

公式サイトからの予約が必要

プラチナチャレンジの条件の一つとして、「公式サイトからの予約申し込み」があります。

 

例えば、Booking.comやHISでもマリオット系列のホテルへ予約を入れる事は可能ですが、この場合はチャレンジクリアの要件となる16泊にはカウントされないため注意が必要です。

 

チャレンジの期間

プラチナチャレンジのチャレンジ期間は、申し込みをした月を含めて4か月(=申し込み月+3か月)と決められています。

従って、月末のチャレンジ申し込みよりは、月初の申込みの方が期間は長くなります。

 

もっとも、私のようにビジネスを絡めたチャレンジの場合、選択の自由度は限られると思います。

 

会員ステータスはすぐ反映される

プラチナチャレンジをクリアすると、会員ステータスはすぐに更新されます。

 

私の場合は、16泊目をチェックアウトして、2日後には反映されました(翌日アプリをチェックしていなかったのでもっと早いかもしれません)。

会員ステータスのベネフィットは宿泊のチェックインの段階で判断しますので、例えばクリアする前に入れていた予約であっても、宿泊日までにステータスが反映されていればその恩恵を受ける事が可能です。

 

ステータスは一つずつ落ちる

プラチナステータスは期限付きで、私のケースであれば2021年1月末に失効します。

 

この場合、以前のマリオットプログラムの元では、失効後は翌年までゴールド、翌々年までシルバーというように一段階ずつステータスが落ちるソフトランディングの仕組みが取られていました。

 

この点、会員デスクに確認したところ、以前と同様、プラチナ失効の際は翌年まではゴールドのベネフィットが与えられるとのことでした。

 

プラチナステータスの有効期間

プラチナチャレンジで獲得したステータスの有効期間は、翌々年の1月31日まで有効です。

 

例えば、私の場合は2019年7月に解脱したため、プラチナステータスの有効期間は2019年7月〜2021年1月までの実質17ヶ月ということになります。


Kenji

 旧マリオットでのプラチナチャレンジの場合、チャレンジの時期によって有効期間が異なることもあったようですので、チャレンジの際必ずデスクに確認されてください

 

以上が、今回2019年7月のプラチナチャレンジの際に確認出来た内容です。

 

取得コストを下げるためのコツ

続いて、プラチナチャレンジを出来るだけコストを抑えて行う方法を考えてみたいと思います。


Kenji

全部で5点あります

クレジットの利用

まずは、クレジットカードの利用です。

 

これは基本ですが、プラチナチャレンジをするならステータスアップが狙えるマリオット系列のカード発行がオススメです。

 

私の場合は、ボンヴォイ・ビジネスを発行して、これを決済に利用しました。

シルバーステータスとしてのステータスボーナスで+10%のボーナスポイント、それに系列ホテルでの利用で6倍のポイントが付きます。


Kenji

このボーナスだけでも数千ポイントを貰うことが出来ました。意外と大きいです

 

アメックスオファーの利用

続いて2点目は、アメックスオファーの利用です。

 

アメックスオファーには、ホテル系のプロモーションが結構出て来ます。

ヒルトン系が多いですが、年数回の頻度でマリオットボンヴォイも登場する印象です。

実際、私がチャレンジした際も40ドルのクレジットオファーが出て来たので利用しました。


プラチナチャレンジと組み合わせることが出来るかはタイミング次第ですが、これもうまく拾っていければコスト削減に直結します。

 

ブロモの利用

3点目はマリオットが実施するプロモーションの利用です。

 

マリオット・ボンヴォイは年数回、ポイントアップのプロモーションを実施します。

例えば、私がプラチナチャレンジをやった際に実施されていたのが下記のプロモーションです。

うまく利用できたのは一滞在分のみでしたが、それでも1,500ポイント。1pt=1セントとして、15ドル分のポイントを貰うことが出来ました。

BGRの利用

続いて、公式サイトでの予約そのもののプライスを下げる手段です。

 

マリオットやヒルトンなど、大手ホテルグループは公式サイト経由での予約を促すために、公式サイトでの予約についてベストレート保証を行なっています。

ご予約後24時間以内に、同一のホテル、客室タイプ、日程でより安い料金が見つかった場合は、ベストレート保証リクエストフォーム を提出してください。申請内容を確認し、承認された場合は、お部屋の料金を同額にまで下げたうえで、ご希望に応じてその客室料金からさらに25%の割引または5,000ポイントのMarriott Bonvoy ポイントのいずれかをご提供します

BGRの申請ページは下記にあります。


Kenji

同一タイプで24時間以内という点がポイントですが、うまく見つける事が出来ればかなりコストを下げることが可能になります。

予約を入れたらそれで終わり…ではなくて、Expediaやhotels.comなど外部サイトで提供されている価格をチェックしてみましょう。

キャッシュバックサイトの利用

プラチナチャレンジをする際は公式サイトからの申し込みが必須ですと上で解説しましたが、公式サイトへリンクするキャッシュバックサイトであれば併用は可能です。

私の場合はTopcashbackを利用しました。

Topcashbackには、マリオットがたまに10%バックで出て来るのでこの時が狙い時です。

 

私も10%と、7%キャッシュバックの時に16泊分の予約を入れる事が出来ました。

 

一泊2万円としても、16泊の費用は都合32万円。これに10%バックが付けられれば3万円のキャッシュバックが付けられます!かなり大きいですよね。

いまはマリオットはTopcashbackの他には、以前解説した北米のRakutenや、同じく楽天が日本で運営する楽天Rebatesなどに出てきます。

いずれも公式サイトに飛ぶものですのでプラチナチャレンジと併用可能と思われますが、私はTopcashbackしか検証していませんので保証は出来ません。

 

出張等と絡めるのがベスト

最後は、誰でも利用できるテクニックではないですが、会社の出張等と重ねる事が出来ると大幅にコストカットが可能です

ここで宿泊数のカウントの改定が効いて来ます。
赴任や帰任前後で一定期間ホテルの宿泊が与えられている方って多いですよね?
私も周りの駐在員の同僚に聞いたところ、短い人で一週間、長い人になると1ヶ月のホテルがパッケージについていました。
私の場合、日本への帰任前後に16日間のホテル宿泊が会社から与えられていたため、これを全てマリオット    系のホテルで固めました。

Kenji

パッケージを見た瞬間、プラチナチャレンジの事が頭に浮かびました。笑

残念ながら、宿泊代は全額会社負担とは行きませんでしたが、上の①〜④で得られたベネフィットを考えると追加の食事代などを考えてもとんとんか、むしろプラスに落ち着いたくらいです。

結果的に、自己負担額は実質ゼロでプラチナステータスを獲得する事が出来ました。

同じように出張の多い方、海外赴任や帰任でまとまったホテルの利用機会がある方は、プラチナチャレンジをするまたとない機会なのかなと思います。

 

私の今後の宿泊予定

今年プラチナステータスを取る事は見込んでいたので、これからしばらくマリオット系列への宿泊予定を多目に入れています。

いま数えるだけでも向こう一年間で合計4件。9泊分の宿泊予約を入れてあります。

 

もちろん、全てポイントでの予約です。

全てに宿泊するとは思いませんが、プラチナステータスの間に出来るだけたくさんポイントを使いたい!そして、家族でたくさん思い出を作りたい。

 

まとめ

というわけで、目論み通り自己負担ゼロで、マリオットプラチナチャレンジに成功する事が出来ました。

海外への赴任、あるいは日本への帰任に伴って一定期間ホテルが付与されるという方は多いと思いますので、ぜひその機会にチャレンジを考えてみてください。

 

参考記事です。

マリオットはクレカ発行で付与されるのはゴールドステータスまでですが、ヒルトンであればAspireを発行するだけで最高ランクのダイヤモンドステータスが付与されます。

年会費は450ドルと高額ですが、ヒルトンを利用する方にとってはぜひ発行したい一枚です。

上でご紹介したキャッシュバックサイトのおすすめの一つがRakutenです。

北米在住者限定で、AMEXポイントを貯められるという陸マイラーにとっては強力なポイントサイトです。下記のエントリでその活用方法を詳しく説明しています。







 

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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ・ニューヨークに駐在して2019年7月に日本へ帰任。 ニューヨークでは長男に恵まれ、妻と3人でマイル&ポイントを駆使しながら旅行を満喫。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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