海外駐在に向けて英語能力をどう高めるか(リスニング力編)

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こんにちは、海外駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

さて、以前のエントリで英語力を高めるための方法を特に日本在住時からできる語学の勉強という観点からお話ししました。

今日は英語の勉強の中でも、特にリスニング力の強化について、私自身の駐在員としての経験を交えながらお話ししてみたいと思います。



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現実を知るところが出発点

ユーチューブを聞いてみよう

まずは論より証拠ということで、自身の英語力を知るところから始めてみましょう。

 

ユーチューブのリンクを3つ埋め込んでおいたので、よろしければ聞いてみてください。どれもビジネスマン向けとして、内容的にもとても役立つコンテンツです。

 

まずはオバマ前大統領のスピーチ。オバマ氏はスピーチがとても上手でわかりやすいクリアな英語を話していましたよね。

こちらはオバマ氏がホワイトハウスを去る際のディナースピーチで、公人としてのプレッシャーもなくなってか、ユーモアにあふれたとても人間味にあふれた話をされています。累計2000万回以上再生されています。

続いてプレゼンの神様と言われたスティーブジョブズが2007年にiPhoneを販売したときのプレゼンテーション。

ジョブズのスピーチとしてはスタンフォード大学での卒業生に向けたメッセージがあまりにも有名ですが、こちらも英語のみならず、話し方、間の取り方、所作など学ぶべきところが満載の内容です。

私はたぶんこちらも折に触れて20回以上見ています。何度見ても見返すとはっと気づかされることがあります。

こちらはアメリカで有名、TED TALK。作家兼コンサルタントとして有名なSimon Sinekのプレゼンテーション。“How Great Leaders Inspire Action”です。

ビズメイツのレッスン中にトレーナーから紹介されて私も見てみたのですが、プレゼンがとても上手でぐいぐい引き込まれますね~

 

 

TOIECのリスニング=生きた英語力ではない

さて、動画をご覧頂いた方はどのくらい理解出来ましたでしょうか。

もしもうすでに海外に来られていて生活しているという方でしたら、動画を見るまでもなくご自身の「英語力」を充分認識されているかもしれませんね。

 

でもこれでも聞き取りやすい方ですよね。なぜなら草稿が練られたスピーチなので、言い直しやよどみ、どもりがほとんどないからです。

 

一つ強調しておきたいのは、「TOIECのリスニングスコア=生きたリスニング力ではない」という事です。

 

私自身、前回のエントリでもご紹介したとおりTOEICスコアは900以上ありますが、恥ずかしながら赴任してきて最初に受けた現地勤務先のオリエンテーション&ワークショップでは、半分くらいしか話されている内容がわかりませんでした。。

いまでもこちらのテレカンに出る際はボイスレコーダーを使って録音して、場合によっては3回以上聞き直します。

 

これも繰り返しにはなってしまいますが、特に日常の場においてTOEICのように綺麗な英語を話すアメリカ 人はほとんどいないのです。

言い直したり、発音がゆがんだり、どもったり・・・。

テレカンや会議であれば色々な人がスピーカーの話の間に割って入って発言しますし、出身する国や地域もバラバラ。ネイティブスピーカーばかりとは限りません。話題だってこちらの予想できない方向に展開していくことだってしばしばです。

「生きた英語」はTOIEICの教本を開いているだけではいつまでたっても身に着けられることはないのです。

 

リスニング力の重要性

語学力は、「読む」(リーディング)、「聞く」(リスニング)、「話す」(スピーキング)、書く(ライティング)の4つのスキルから成ると言われますが、その中で特に駐在を控えた人が何を一番重視してスキル強化すべきかと言われたら、私は迷いなくリスニングと答えます

 

相手の話している言葉がわからなければ、何を答えるべきかもわかりませんし、コミュニケーションが成り立ちません。スピーキング力はブロークンでも相手には理解してもらえるかもしれません(もちろん、業務を行っていく上ではしっかりした英語が喋れないと徐々に相手にされなくなってしまうと思いますが・・)。

しかし、相手の話していることがわからなければ、何が話題で、何をすべきかが全く分からなくなってしまいます。

最初はそれでも想像力を駆使しながらついていっても、少しずつ話題の筋から脱線して、しまいには【黒】と言われているものを【白】と全く逆の結論に辿り着いてしまう誤りも起こりうるわけです。

 

加えて、リスニングができれば相手の話し方や言葉遣いも吸収できますから、「こんなときにはこう返せばいいんだな」というのが取り込めるようになります。リスニング力の向上が、結果的にスピーキング力の向上にもつながります。反対に、逆はまず起こりえません。知らない言葉はスピーキングの中で使えませんし、したがって相手の会話から聞き取ることも至難だからです。

 

また、アメリカ人は男女限らずおしゃべり(=Talker)が多いですから、話の内容についていけれさえすれば、メインスピーカーは先方に譲って自分は合いの手を入れていけば会話は十分成り立ちます。

 

そういったことを考慮すると、まずはやはり「リスニング力」の強化を行うことをお勧めしたいと思います。

 

私がリスニング力強化のためにやった(やっている)こと

では生きた英語はどのように身に着ければよいのでしょうか。

 

正解はない問いですが、私が渡米前にやったこと、そしていまも続けていることを3つご紹介します。

 

その1:動画を英語字幕と共に見る

まずは王道。誰からもアドバイスされるであろう動画視聴です。

 

ここ10年程でオンラインストリーミングは飛躍的にサービスの質が向上して、いまはAmazon PrimeやNetflixなど、何かしらの動画配信サービスを使っている家庭が大半になったと思います。

動画であれば耳だけでなく目で見て、理解するという追体験もできますから記憶にも定着しやすいですし、何より生きた英語が学べますよね。英語字幕にすればリーディングの勉強にも役立ちます。

 

例えば私のケースであれば、アメリカの日常生活を取り入れるものとして「Friends」を。

そしてビジネス英語を学ぶという意味で「Suits」をAmazon Primeでよく見ていました。

HuluやNetflixなどを契約して、海外映画やドラマを見るのもおすすめ。



ただし、この場合の注意点として、英語字幕で見るというところがポイントです。日本語字幕では駄目です。

日本のPrimeや、オンラインストリーミングを使う際は必ず日本語字幕を隠してください。そうしないと、自然に日本語字幕を追ってしまって耳で追おうとする姿勢が削がれてしまいます。

 

また、上述のとおり、自分が知らない単語やフレーズは、聞き流しているだけでは知らないまますっ飛ばして終わってしまうことがほとんどです。このため、(コンテンツを楽しむのではなく)英語を学習しようと思うのでしたら、英語字幕を片手に視聴する必要があります

 

英語字幕はアメリカの動画配信サービスを使えば字幕が表示できるものもありますが、有名どころのホームドラマならネット上に結構転がっています。

たとえばFriendsであれば私はこちらを利用していました。

 

そして、私自身も徹底出来ていないのですが、知らないWORDに出会ったら、辞書で調べて、自分自身の知識の引き出しに追加していかなければだめです。

自分が知らない言葉、意味が分からない言葉は、理解できていなければいつまでたっても聞き取れるようにも、まして使えるようにもならないからです。これは傾聴のトレーニングと言えます。

 

ちなみに「アメリカに来たら日本のストリーミングサービスは使えないよね」と困っている方もいらっしゃるかもしれませんが、VPNというサービスを使えばアメリカでも、日本のPrime Videoなどを見続けることは可能です。

詳しくはこちらのエントリで解説していますので参考にされてください。



その2:英語ニュース番組を聞き流す

2つ目がこちらです。英語ニュース番組を聞き流しましょう。

 

これは英語のシャワーに浴びるという意味と、時事ネタを仕入れておいて話題のきっかけを作る(+相手のネタを理解する)という2つの意味を持っています。

 

英語のニュース番組としておすすめなのは、日本の番組としてはNHK WORLDがおすすめ。

 

内容が日本のことを多く扱っているので理解しやすいことに気づくはずです。アプリもありますし、インターネット上でも見れますね。

 

海外の番組としてはアメリカであればCNNと言いたいところですが、CNNは無料で聞けるコンテンツが限られているので、代わりにBBCがおすすめです

日本でもアメリカでも、アプリでLive配信が無制限で聞けるのがとてもありがたいですよね。

 

http://www.bbc.co.uk/programmes/articles/4z7m7V0ZRtbdCb53BcNwRlQ/download-the-iplayer-radio-app

 

私はお風呂の時間をニュースを聞く時間と決めているのですが、最近は半分は日本のニュース(おもにテレ東の「ワールドビジネスサテライト」)、もう半分はBBC Radioを聞き流す時間にあてています。

聞き流しているだけですが、多少内容も耳に残りますね。こちらは傾聴ではなく、とにかく英語というシャワーを浴びるために使っているという感じです。

 

その3:Audibleを活用する

3つめがこちら。

前回のエントリでも出ましたが、Amazon Primeが提供するAudibleがおすすめです。

 

Audibleは月額1500円で20以上のジャンル・1万以上もの豊富なタイトルのオーディオブックが聴き放題になるというオーディオブックサービスです。

 

このAudibleの英語コンテンツをダウンロードして、オフィス~自宅の往復の時間に聞いてみましょう。コンテンツ的にはまだまだという声がネットには転がっていますが、英語の学習という意味に限って言えばそこまで気にする必要はありません。むしろ自分の好きなコンテンツだけをえり好みするよりも、手に入るコンテンツを片っ端から聞いていった方がむしろリスニングの力がつきますね。

 

日本のAudibleだけでは物足りないという方へ。

 

そういう方は本家本元、アメリカのAudible.comに加入するという手もあります。

Audible.comは初回のみ最初の30日は無料でトライアルが可能です。登録すると1クレジットがもらえるので、1冊の本と交換できます。

最初にクレジットカードの登録が必要で、30日を経過すると月額14.95ドルの支払いが発生しますが、それまでにキャンセルすればお金はかかりません。

サイトが全部英語なので操作も最初はとっつきにくいかも知れませんが、慣れればなんてことはありません。

 

私も毎月14.95ドル(約1,500円)のコースに加入していますが、このコースだと、毎月1クレジット受け取ることができほとんどの本を1クレジットと交換することができます。この場合、定価3,000円の本でも、1クレジット(1,500円)で買えるということです。

英語の勉強もしながら、洋書の内容にも触れることができてとてもお得な気持ちになります。

 

語学の学習に王道はありませんが、質の良いコンテンツに触れ、質の良いサービスを使うことで、少しでも早くネイティブの会話について行かれれるだけのリスニング力も身に着けたいものです。一緒に頑張りましょう。

 

前回のエントリはこちらです。よかったら合わせて参考にされてください。

 



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Kenji

Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ駐在中。 現在妻とニューヨークで2人暮らし。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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