【保存版】駐在員が教える:アメリカで年会費無料のおすすめクレジットカード10枚 2018年
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
今日のエントリではアメリカで年会費無料のクレジットカードを10枚ご紹介します。
私はこれまで一年半の駐在期間中に少なくとも100枚以上のクレジットカードを比較検討してきましたが、カード申請を考える際に一つのポイントになるのが「年会費」です。そこで、今回の記事では年会費に焦点を合わせて、年会費が無料で持てるクレジットカードを10枚ご紹介したいと思います。
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年会費無料のカードを持つメリット3点
皆さん、年会費無料のクレジットカードはお持ちですか?
私は2枚持っています。Amex Business Blue Plusと、DiscoverのSecured it Chromeです。
年会費無料のカードというと「ポイント還元率が悪い」「サインアップボーナスが少ない」などの印象があると思いますが、保有カードの中に年会費無料のカードを組み入れることで得られるメリットもあります。以下で私が思うメリットを3つご紹介したいと思います。
メリット1:年会費を気にする必要がない
一点目は当たり前の話、年会費を気にする必要がないということです。
サインアップボーナスやスペックが魅力的なカードを狙っていると、どうしても年会費が高額なカードに欲しいカードに希望が集中してしまいます。
例えば、Chase Sapphire Reserveの場合、年会費は450ドル、最近リニューアルされたAmex Goldの場合、年会費は250ドルです(いずれも初年度無料の特典もなし)。
もちろん、一枚一枚のスペックを見ていくとカード年会費を上回るメリットが多いものもあるのですが、2枚、3枚と積み重ねていくと、ベネフィットが被ってしまってメリットを活かしきれないこともあります。例えばPriority Passがかぶったり、トラベルクレジットが使い切れなくなったりと、メリットを使いこなせなくなるという負のスパイラルにも陥りがちです。
しかし、年会費無料のカードであれば保有コストがかからないので、保有によるデメリットを考える必要はありません。これでサインアップボーナスや保有によるベネフィットが得られるのであれば、単純にそれはお得ということが出来ます。
メリット2:長く持てるのでクレジットスコアの構築に有利
2つ目が、1点目とも関連しますが長く持てることによる利点です。
年会費無料であれば、数年〜10年というスパンで継続保有が出来ます。陸マイラーはクレジットカードの申請と解約を繰り返すことになりますから、2年目、3年目になると解約するカードも多くなるでしょう。
そんなときに、年会費無料のカードであればコストを気にせず長く持つことができます。マイラーにとってクレジットスコアへの影響を抑えることのできる年会費無料のカードは強い味方になります。
メリット3:ステータスボーナスやサインアップボーナスが狙える
3つ目がこれです。
年会費無料のカードであっても、ホテルやオンラインサイトのステータスがもらえたり、還元率がUPする。あるいはカードのサインアップボーナスがもらえたりするカードも存在します。
これってすごくお得ですよね!
でもカードによっては全くベネフィットがつかないカードだってあります。年会費無料のカードの場合は特にそうです。
そこで、下記では私がおすすめする年会費無料のカードを10枚ご紹介していきます。
年会費無料のおすすめカード10枚
では、年会費が無料のカードを10枚ご紹介したいと思います。
なお、北米にはクレジットカードが無数にあるためすべてを紹介することは出来ません。下記のカードは私が知っているカードの中でもおすすめの10枚です。申請を考える際の参考になれば幸いです。
カード一覧(カッコ内は発行会社)
①Hilton Honors(Amex)
②Amex Everyday(Amex)
③American Airlines AAdvantage MileUp (Citi)
④Wells Fargo Propel(Amex)
⑤Amazon Prime Rewards Visa Signature Card(Chase)
⑥Wyndham Rewards(Barclays)
⑦Chase Freedom(Chase)
⑧Uber Visa Card(Barclays)
⑨Discover it Secured (Discover)
⑩Amex Business Blue Plus(Amex)
これら10枚のクレジットカードはすべて年会費が永年無料です。そして比較的作りやすいカードですね。では10枚それぞれのスペックと魅力を簡単にご説明していきたいと思います。
なお、下記ではリファーラルリンクは記載していません。また、前回同様、記載しているボーナスは、プロモーションが行われている場合であっても極力通常時のマイル&ポイントを記載しています。リファーラルリンクを利用されたいという方は、記載している関連記事か、サインアップボーナス特集の記事を参照してください。
Hilton Honors
・カード発行会社:American Express
・サインアップボーナス:75,000ヒルトンポイント(最初3か月で1,000ドル以上利用が条件)
・公式サイト:Unwind While You Earn PointsThe Card That Rewards Your Every Day
一言:まず一枚目がHilton Honorsカードです。
Hiltonはパーソナルカードとして、Hilton Honors Aspire、Hilton Honors Ascend、Hilton Honorsの3枚のカードを発行しています。そのうち年会費無料はHilton Honorsです。75,000ヒルトンポイントあれば、もうあと5,000くらいポイントを積み上げれば最高クラスのコンラッドにも無料ポイント宿泊できるようになります。年会費無料でこれは超お得です!
2018年11月現在年会費無料のHilton Honorsでも10万ポイントがゲットできるプロモーションを実施しています。詳細はこちらからご参照ください。
お知らせ:Hiltonクレジットカードが過去最高にサインアップボーナスUPしています!
Amex Everyday
・カード発行会社:American Express
・サインアップボーナス:10,000 MR(最初3か月で1,000ドル以上利用が条件)
一言:グローサリーで年間6,000ドルまでポイントを2倍にしてくれるアメックスカードです。さらに一月20トランザクション以上でポイント付与率は20%アップします。つまり、条件付きであるもののMAXでポイント付与が2.4倍になるということです。
さらに、Amex Everdayカードの魅力は何と言ってもアメックス・オファーがある点です。アメックスカードに共通するベネフィットですが、ポイントオファーが豊富な点ではAmex Everdayと、年会費95ドルの上級カード、Amex Everyday Preferredが一番だというのが定説です。
American Airlines AAdvantage MileUp
・カード発行会社:Citi
・サインアップボーナス:10,000 マイル+ 50ドル(最初3か月で500ドル以上利用が条件)
一言:3枚目はCitiのAmerican Airlines AAdvantage MileUpです。
このカードは2018年夏から新しく発行が始まったクレジットカードです。アメリカン・エアはメーンキャリアの一つのため、北米在住の方はもちろん、JALの特典航空券の手配にも使える極めて汎用性が高いマイルプログラムだと思います。
カード発行直後のプロモーションなのかは不明ですが、500ドルのカード利用で1万AAマイル+50ドルのクレジットがゲットできます。
Wells Fargo Propel
・カード発行会社:American Express
・サインアップボーナス:30,000 ポイント(最初3か月で3,000ドル以上利用が条件)
・公式サイト:The new Wells Fargo Propel American Express trademark Card
一言:こちらも2018年に新しくカードがリニューアルされたカードです。
ボーナス達成のための条件が3ヶ月で3,000ドルと他のカードに比べてやや高いのですが、年会費無料のカードで3万ポイント(300ドルバリュー)が得られるカードというのは大変希少です。
3%のポイント付与がトラベル、ダイニング、ガス・ステーション、Streaming Serviceと幅広いカテゴリーに設定されているのも強みです。年会費無料のカードとしては極めて優れたカードだと思います。
Amazon Prime Rewards Visa Signature Card
一言:みんな大好き、Amazonのクレジットカードです。
Amazon.comとWhole foodsでのお買い物が5%のキャッシュバックという驚異的な還元率を誇るカードです。私はマイラーなので保有していませんが、マイルなんて要らない、キャッシュバックを重視したいというアマゾンユーザーには最高の一枚だと思います。
カードの年会費は無料ですが、申請にはAmazonのPrime会員であることが条件です。AmazonのPrime feeは別途発生しますのでご注意ください。ただ、北米在住中は119ドルのプライム年会費は簡単に元が取れるので特に問題にならないと思います。
Wyndham Rewards Visa Card
一言:何度か登場しているWyndhamのクレジットカードです。
2種類ありますが、こちらは年会費無料バージョンの方。Wyndhamはカテゴリー制を廃止したため、15,000ポイントでどの系列ホテルにも1泊無料宿泊が可能です。つまり、カードのアプルーブだけで1泊無料宿泊券がついてくるに等しいベネフィットです。
年2回程度ボーナスが3万ポイントにアップすることがあるため、そのときが申請の狙い目です。こちらのカードを保有しているだけでWyndhamのゴールドステータスが付与されます。
2018年11月現在は実施していませんが、Wyndhamのプロモーションにご興味のある方は下記のエントリをご参照ください。
Wyndhamキャンペーンが復活!2泊Stayで1泊無料&クレジットカードプロモーション
Chase Freedom
一言:いずれもChaseの発行するエントリーカードです。
まずChase Unlimitedですが、このカードの最大の利点は四半期ごとに5%URポイントが付与されるカテゴリーが設けられること。上でご紹介したAmazonのカードはAmazonとWhole Foods限定ですが、こちらはカテゴリー指定のため、例えばグローサリーの四半期であればスーパーは実質すべて5%OFFです。
下記のUnlimitedと合わせて詳しいカードスペックや攻略法については別エントリにてご紹介しました。興味のある方はこちらを参照されてください。
【保存版】Chase Freedom&Freedom Unlimitedクレジットカード紹介:親カードとの併用がお得な理由を徹底解説
Uber Visa Card
一言:このカードは、トラベル・外出向けのベネフィットがたくさんついている点が秀逸です。
レストラン&バー(Uber Eats含む)で4%ポイントバックが付くほか、ホテル&フライトで3%ポイントが付与されます。年会費無料のカードの中でこの付与率はダントツです。Chase Freedomがボーナスカテゴリーで5%でしたが、それは四半期限定。このカードなら常に4%ないし3%がゲットできます。(なお、肝心のUberは2%ポイント付与です。)
さらに、通信費をこのカードで支払っていると600ドルまでモバイル保険も付与されます。スマホを落として壊してしまった・・・なんてときのためにApple Careに入っている人、多くないでしょうか?このカードを使えばそれも節約できます。年会費無料のカードには珍しく、外貨手数料もかかりません。
日常使いの一枚としてもとても優れたカードだと思います。
Discover it Secured (Discover)
一言:サインアップボーナスはありませんが、最初の一年で溜まったポイントと同額をDiscoverがマッチングしてくれます。(つまり、一年目のみ獲得ポイントが倍になります。)
エントリーカードとしての「Secured Credit Card」という仕組みをとっている点がユニークで、クレジットヒストリーがない専業主婦や、例えば過去に破産された方が改めてクレジットヒストリーを構築するためのカードです。詳しくは下記の別エントリをご参照ください。
【駐在員向け】アメリカで配偶者がクレジットヒストリーを構築するためのコツを徹底解説
Amex Business Blue Plus
一言:最後はアメックスが発行しているビジネスカードです。
このカードは年会費無料で年間5万ドルまですべての利用に2%ポイント付与してくれるカードです。ANA派がコストを掛けずにMRポイントを貯めたいということでしたら、このBusiness Blue PlusとAmex Everydayの組み合わせが間違えなく最強ですね。
Business Blue Plusについては個別記事で紹介をしています。リファーラルを受けると1万MRポイントのサインアップボーナスがゲットできます。詳しい情報を知りたい方は下記の別エントリをご参照ください。
【年会費無料で2%pt還元】Amex Blue Business Plusの申請は今がチャンス!
今回ご紹介するカードは以上です。
これ以外にも年会費が掛からないクレジットカードはたくさんあります。また、初年度無料という条件を加えれば選択肢は飛躍的に増えます。しかし、長い目線で見たときに保有すべきカードの選択肢として今日ご紹介した10枚が参考になれば幸いです。
参考記事です。
こちらの記事ではマイルが貯まるアメリカのクレジットカードを10枚紹介しています。とにかくマイルが貯めたいという方はこのエントリが参考になると思います。
【保存版】アメリカ駐在員がマイルが獲得できる航空系クレジットカード10枚を例にマイルの獲得方法を徹底解説
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