【宿泊記】ウォルドーフ・アストリア・バンコク(Waldorf Astoria Bangkok)をレビュー アクセスやアメニティ、ダイヤモンドステータスでのルームアップグレードの状況など
初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
さて、本日から3回にわたって、ヒルトン系列最高峰、Waldorf Astoriaの宿泊記です。
バンコクに2018年にオープンしたばかりの「ウォルドーフ・アストリア バンコク」(Waldorf Astoria Bangkok)へ宿泊してきたので、その様子を写真と共にシェアします。
Kenji
結論から言えば、これまでのホテルライフでも一番思い出に残るくらい素晴らしいホテル・ライフを満喫してきました!
ウォードルフ・アストリア・バンコクの場所とアクセス
ウォードルフ・アストリア・バンコクのホテル紹介。まずは場所とアクセス方法から説明します。
ホテルの場所
ウォードルフ・アストリア・バンコクは、タイの首都バンコクの商業地区、サイアムの中心街に位置する5つ星ホテルです。
Waldorf Astoria Bangkok(ウォルドーフ・ アストリア・バンコク)
住所:151 Ratchadamri Rd, Lumphini, Pathum Wan District, Bangkok 10330 タイ
TEL:+66 2 846 8888
>>ヒルトン公式サイトで「ウォルドーフ・ アストリア・バンコク」をチェックする
最寄り駅はBTSスクンビット線のチットロム駅です。
当ホテルは、バンコク中心部に位置します。ホテルを出てRatchadamri Roadを右折し、Ratchaprasongの交差点に向かいます。Ploenchit Roadを右折して200メートル以内にBTSのチットロム駅がございます。
下記はバンコクの鉄道路線図です。
(写真をクリックすると拡大します。)
しかし、便利なのは圧倒的にターミナルとなるサイアム駅です。
サイアム駅からでもホテルは徒歩15分もかからずに到着できます。サイアム駅はバンコクの最大デパートの一角パラゴン・デパートや、格安モールのMBKなどもあります。
ホテルへのアクセス
ホテルへのアクセス方法は、車を使った方法と、電車を使った方法の両方が考えられます。
バンコクのスワンナプーム国際空港(BKK)からのアクセスの場合、車で所要約40分程度の場所に位置しています。
スワンナプーム空港から高速道路(New Bangkok-Chon Buri)に乗ります。Si Rat Expresswayを直進し、Din Daeng/Dao Khanongの標識に従って進みます。Bangna/Dao Khanong方面の出口で降り、Chaloem Maha Nakhon Expresswayに合流します。Ploenchit South出口で降ります。左折してDuang Phithak Roadへ、また左折してPloenchit Roadに入り、もう一度左折してRatchadamri Roadに入ります。250メートルほど進むと左手にホテルがございます。
Kenji
我が家は往路は電車、復路は別ホテルからタクシーを手配して移動しました
ウォードルフ・アストリア・バンコクの外観
ここからいよいよ写真とともにご紹介します。
まずはホテルの外観からです。
ホテルの入り口
ホテル入り口にたたずむ「Waldorf Astoria」のロゴも真新しくていい感じ。
ウォードルフ・アストリア・バンコクの施設紹介
続いて、ホテルの施設を紹介します。
Kenji
宿泊した感想は、とにかく素晴らしいの一言です。施設の充実ぶりもさることながら、働いているスタッフのおもてなしも素晴らしいです
チェックイン前のやり取り
一流ホテルらしく、ホテルへのおもてなしはチェックイン前のコンタクトから始まります。
事前に担当者の名前と、チェックインの時間などを確認するメールが来ます。
陸マイラーにデビューして以来ヒルトン系列に何度も宿泊してきましたが、記名式でウェルカムメールをもらったのはこれが初めてです。
旅行前から宿泊への期待を高めてくれます。
我が家はわけあって妻と、私の名義で合計3泊の予約をしていたので同じ部屋にしてもらえるようリクエストしました。
やり取りは非常にスムーズで、返信もタイムリー。好感が持てました。
ロビーとチェックイン
チェックインカウンターは15階と16階の間に設けられた「UL階」(アッパーロビー階)で行います。
Kenji
ダイヤモンドメンバーの特典なのかわかりませんが、ソファ席で飲み物をサーブされながらゆったりとチェックイン出来ました
ここで提供されるハーブティーがまず素晴らしい!名前は忘れましたが、すでにこの時点でホテルの高評価は決まったようなものです。
Kenji
オレンジのコップは、子ども向けに用意してくれたスイカジュースです。さすがですね…タイの暑さで喉が渇くのか、子どももごくごく飲んでいました
フロント左手奥にはカフェの「ピーコック・アレー」があります。
ここのカフェも素晴らしかったです。後日また別のエントリでご紹介します。
2018年のオープンというだけあって、内部はとにかくどこもピカピカです。
そして、部屋も含め、空調で乾燥しすぎないよう湿度までコントロールされていました。すばらしく気持ちの良い空間でした。
ジム
ホテルには、24時間使えるフィットネスジムがあります。
場所はSPAやプールと同じ、16階です。
ジムの機材は他と変わりありませんが、5つ星ホテルは細やかな気遣いが違います。
ジムのすぐ近くにはSPAやジム利用者向けのロビーがあります。
ジムの機材
ランニングマシンにはミネラルウォーターのボトルが備え付けられています。もちろん新品で、スタッフによって常に新しいものへ交換されています。
ジム内のタオルと冷蔵庫。
ひとつひとつがピシッと置かれていて、きちっとメンテナンスされている事が分かります。
Kenji
ちなみに…スタッフと雑談したところ、昼間利用する際はお願いすればパーソナルトレーナーについてもらうことも出来るそうです
ジム受付横にあるロビー。
ジム&プール用に設けられているウェットエリアも完璧です。
シャワーもあります。
なんと、サウナまで付いていました!私は宿泊した中で初めての経験です。
ひとつひとつの設備の充実ぶりに驚きを隠せません。
プール
続いて、プールです。
プールは、ジムと同じ16階に位置しています。
ホテル最上階だけあって景色は抜群。特徴あるデザインは、Waldorf Astoria Bangkokのトップページにも使われる、ホテルの顔になっています。
プールサイドにはカウチソファが置かれています。風が気持ちよくて、いつまででも滞在できます。
夕方の時間の景色は特に格別でした。絵になります。
スタッフが常駐し、訪れる度にちょっとしたフルーツを振る舞ってくれました。
Kenji
一歳ちょっとの子どものために浮き輪類を持参しましたが、目に留まるなりすぐに「私たちが膨らましてきます」とサポートしてくれました。こんな気遣いも素晴らしいです
ウォードルフ・アストリア・バンコクの部屋紹介
続いて、お部屋の紹介です。
また後で触れますが、ダイヤモンドパワーで2ランクお部屋をアップグレードして頂けました。
玄関とフロアマップ
なんと、玄関は二重玄関になっていました。
隣の部屋と二部屋での続き式なので滞在中開放したままでしたが、大家族でのバケーションでは二部屋利用すればこのドアでロックすることが出来そうです。
フロアマップも載せておきます。
コーナーの4部屋が更に上のランクの部屋になります。空間が倍以上ありそうです。
今回我が家が滞在したのは、11階の1110でした。
部屋の内部
部屋内部の様子です。
大きなキングサイズのベッドには、足元にソファまで備え付けられています。
子どもはここを伝って何度もベッドの上と床を行き来して楽しんでいました。
空間にゆとりがあるとよいですね。小さな頃、屋内のちょっとしたアスレチックで遊ぶのが楽しかった事を思い出しました。
コーナーソファ。2人で使うには十分な大きさです。
ベッドサイドテーブル。横にはiHomeのスピーカーが備え付けられていました。
テレビは壁掛け式です。
窓側の反対側から撮った一枚。
子ども用にクリブを入れてもらいましたが、スペースは充分でした。
コンセントはUSBにA・B型兼用プラグ、それにHDMIケーブルのプラグまでありました。
ウェルカムアメニティ
テーブルにはウェルカムアメニティが置いてありました。
お花にタルト、それにフルーツバスケットです。
特に、このホームメイドタルトは絶品でした。妻はもっと食べたいと繰り返し言っていました。
一緒にウェルカムメッセージが添えられたカードも置いてありました。こちらも名前付きです。ちゃんと一人ひとりのゲストのことを気遣っている印象が伝わりますね。
絵にはUL階にあるカフェ「ピーコック・アレー」の様子が描かれていました。
収納スペース
収納スペースもたっぷりありました。
冷蔵庫とミニバー
Waldorf Astoriaはミニバーもちょっと違います。
冷蔵庫とミニバーはシックな作りのタンスを開けると現れます。
ウイスキーやウォッカが置かれていました。
私はアルコールはあまり飲みませんが、インテリアとして目で楽しむこともできます。
コーヒー類はネスレです。こちらは自由に飲む事が出来ます。
水のボトルも特注でした。
小さな子ども連れと伝わったからだと思いますが、2日目以降はたくさんの水のボトルを置いて下さいました。
ルームサービス
我が家は使う事はありませんでしたが、ルームサービスも充実していました。
ルームサービスで乳幼児向けのメニューまで用意されていた。
ウェットスペース
続いて、ウェットスペースへ移動します。
トイレはもちろん洋式。そしてなんと、TOTOのウォシュレット付きトイレでした。
蓋は自動で開閉、人がいなくなると水が自動で流れる最新型でした。
バスルームはバスタブとシャワールームが両方備え付けられていました。
リクエストは出していなかったのですが、子ども用のバスタブまで用意してくれていました。どこまでも抜かりがないですね。。
シャワールームは大理石で、シャワーヘッドは天井にも付けられているダブル式です。
洗面台も左右に2つ設けられていました。
アメニティ
アメニティはフェラガモです。
一つひとつの物に、5つ星ホテルとしてのこだわりが感じられます。
子ども用に、J&Jのソープにボディローション、パウダーもサーブされました。
子供向けに、可愛らしい人形まで付けて頂きました。本当に至れり尽せりだと思います。
ホテルについてさらに詳しい情報を取りたい方は、下記公式サイトも参考にされてください。
ウォードルフ・アストリア・バンコクのダイヤモンド特典
Waldorf Astoria Bangkokではダイヤモンドメンバー向けに下記の特典が提供されます。
ダイヤモンドメンバー向けのベネフィット
・空き状況に応じたルールアップグレード
・1,000バーツのSPAクレジット
・一人当たり500バーツの飲食クレジット
・レイトチェックアウト
・Brasserieでの朝食ブッフェ(2名まで。乳幼児は無料)
・滞在ごとに1,000ヒルトンポイント
とにかくたくさんの特典がありますが、中でも気になるベネフィットをピックアップしてご紹介します。
アップグレードの状況
ホテル宿泊と言えば気になるものの一つがアップグレードの状況ですよね。
我が家はヒルトンのダイヤモンドステータスを保有しています。
Waldorf Astoria Bangkokには、下記8つのルームランクがあります。
今回、予約では一番下のキングデラックスルームを手配していましたが、デラックスルームパークビューのお部屋をアサインしていただけました。
・キングデラックスルーム←予約したお部屋
・デラックスルーム シティービュー
・デラックスルーム パークビュー←実際にアサインされたお部屋
・キングデラックススイート
・キングコーナースイート
・アストリアスイート
・ウォルドーフスイート
・ロイヤルスイート
結果的に、ダイヤモンドパワーで2ランクお部屋がアップグレードされた計算になりました。
アサイン頂いたお部屋は写真からも伝わる通り、とにかく素晴らしい居心地でした。
目の前にはルンビニ公園、その奥にバンコクの高層ビル群が見渡せて、開放感が抜群です。窓が壁一面にとってあるのも開放感をぐっと引き立たせてくれていました。
床から天井まで届く窓からは、ロイヤル・バンコク・スポーツクラブの緑豊かな敷地越しに、素晴らしい眺めをご覧いただけます。お部屋のエスプレッソマシーンで淹れた香り高いコーヒーを堪能しながら、無料のWi-Fiでコミュニケーションをお楽しみください。エレガントなバスルームには、独立したバスタブとシャワーブース、高級バスアメニティをご用意しています。ウォークインクローゼットや専用バー、ウォルドーフ・アストリア特製のキングベッド、ノートパソコンが収納可能なセーフティボックスなどのアメニティもご用意しております。3名様までご利用いただけます。折りたたみ式ベッドは状況によりご利用いただけない場合もございます。
ラウンジアクセス
Waldorf Astoria Bangkokにはエグゼクティブ・ラウンジはありません。
ラウンジがないこと自体は残念ですが、お部屋がとにかく素晴らしいので全く不便には感じませんでした。
朝食
ヒルトンのゴールド会員、またはダイヤモンド会員の場合、2名分の朝食が無料になります。
Waldorf Astoria Bangkokの場合、UL階にあるBrasserie(「ザ・ブラッセリー」)での朝食ブッフェを楽しむことができます。
これが本当に素晴らしかったです!詳しくは次回のエントリでご紹介します。
レイトチェックアウト
ダイヤモンドメンバーの場合、レイトチェックアウトも利用できます。
私たちは最終日が夜発のフライトだったため出来るだけ遅くチェックアウトしたい旨希望を伝えたところ、16時までのレイトチェックアウトではいかがでしょうかと仰ってくれました。
さらに、夜発のフライトを気遣ってだと思いますが、チェックアウト以降も16階にあるSPA、ジム向けに設けられているシャワールームも利用してくださいと快くアレンジしてくれました。
結局シャワーは使いませんでしたが、チェックアウトしてからもゲストのことを気遣ってくれるホテルのホスピタリティには本当に心打たれました。
コストパフォーマンス
最後に、コストパフォーマンスについて考えてみたいと思います。
一言で言えば最高です。
タイという物価の安い地域にあるホテルということもありますが、価格面だけでなく、ホテルマンたちのホスピタリティ、出されるアメニティや朝食のクオリティ、もちろん設備面でも文句なしの最高クラスのラグジュアリーホテルだと思います。
我が家は3泊しましたが、全てWeekend night awardのチケットを使っての宿泊。したがって、ホテル宿泊自体には一円もお金を使っていません。
ウォルドーフ・アストリア バンコクへの特典宿泊手配完了:マイル&ポイントを使って25万円超の節約に成功!
マイル&ポイントを貯め始めて3年近くが経とうとしていますが、今まで宿泊したホテルの中では文句なしの一番でした。
Kenji
初日は12時前にホテルに到着、チェックインをお願いしたため、まるまる3日間以上、ホテルライフを満喫することが出来ました
ちなみにポイント宿泊の場合、Waldorf Astoria Bangkokの必要ポイントは8万ポイントです。
現金宿泊の場合、私の日程では一泊諸税込み300ドル程度で、ポイント単価は0.46円/pt程度でした。
Kenji
アップグレード後で、だいたい0.5円/ptくらいの計算でした
しかし、ここまで見てきていただいて伝わる通り、間違いなくこのクオリティは金額以上・ポイント単価以上の価値があると思います。
文句なしにおすすめです。
お得に宿泊するために
最後に、公式サイト経由で有償での予約を入れる際には必ずポイントサイト経由で予約を入れるようにされてください。
状況によりますが、1~7%程度のキャッシュバックが受けられるので大きいです。
Kenji
私個人的には、国内のポイントサイトならモッピー、海外サイトでも抵抗がないようであればRakuten か、Topcashbackの利用がおすすめです
特にRakuten はまだまだ登録されていない方も多いと思いますが、以下のエントリなどを参考にぜひ活用されてみてください。
・日本在住の方向けのRakutenの解説は>こちらのエントリ<
・アメリカ在住の方向けのRakutenの解説は>こちらのエントリ<
まとめ
今日はWaldorf Astoria Bangkokのホテル宿泊記をシェアしました。
たくさんの写真を載せましたが、宿泊中はもちろん、記事を書いていてもこれだけ興奮気味に筆が進むのは滅多にないことです。
そのくらいの満足度が今回のホテルにはありました。妻も大満足で、帰ってきてすぐにこのホテルへまた行きたいと言ってくれました。
家族が喜んでくれて、また家族で共有できる楽しい思い出がひとつ増えました。それもこれも、アメリカでマイル&ポイントを貯めることが出来たからこそです。マイル&ポイントには本当に夢があると思います。
またぜひ再訪したいホテルの一つになりました。
Waldorf Astoria Bangkok(ウォルドーフ・ アストリア・バンコク)
住所:151 Ratchadamri Rd, Lumphini, Pathum Wan District, Bangkok 10330 タイ
TEL:+66 2 846 8888
>>ヒルトン公式サイトで「ウォルドーフ・ アストリア・バンコク」をチェックする
参考記事です。
こちらはヒルトン・ポイントプログラムのシステムとベネフィットについて基本から解説したエントリです。2回続きのエントリで、両方読んで頂くとヒルトンのプログラムについてかなり詳しくなれるはずです。
【保存版】ヒルトンポイントの価値を徹底検証:その1(ポイント制度と各種セール、クレジットカードベネフィットの解説)
【保存版】ヒルトンポイントの価値を徹底検証:その2(ポイント宿泊のコストパフォーマンス
ヒルトングループのポイントを最大限効率よく利用するには、時には予約の取り直しが有効です。
下記のエントリで、私がバルセロナのヒルトンに宿泊した際、取り直しで3泊合計で200ドル超お得に宿泊できた体験をご紹介しています。
【徹底解説】ヒルトン・ホテルにポイント宿泊で最大限お得に宿泊する方法 予約キャンセルの方法も画像付きで解説
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