2019年3月のカード申請:マリオット・ボンヴォイ・ビジネスをゲット!申請は3月28日までがおすすめ
初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。さて、今日は2019年3月に申請したカードをご紹介します。
今月はマリオット・ボンヴォイビジネスの1枚のみ申請して、カードを無事ゲットしました。マリオットポイントの10万ポイントサインアップボーナスプロモーションは4月24日までですが、申請するなら初年度年会費が無料となる3月28日までが断然おすすめです。
Marriott Bonvoy Business
ずばり、今月申請したのはこの1枚です。
マリオットは2月13日のボンヴォイ・プログラムへの移行に伴ってクレジットカードもリニューアルしましたが、その中でも一番のおすすめがこのMarriott Bonvoy Businessでした。
3月のおすすめクレジットカード紹介の中でも出てきましたが、私もそれに漏れずカードを申請したというわけです。結果はインスタント・アプルーバルでした。
申請自体はスムーズでしたが、今回のアプライで感じたこと、確認できたことを3点雑感として共有しておきます。
5枚ルールの例外の確認
なお、今回新しく一つ検証できたこととして、アメックス5枚ルールの例外が確認出来ました。
アメックスには同時に6枚以上のカードを持てない「5枚ルール」という制限ルールが存在しますが、もともとチャージカードは5枚ルールの対象にならず、別枠で2枚(個人・ビジネスで1枚ずつ)カードが持てるというのが通説でした。
その通説はOne Mile at a timeの記事のほか複数のソースで目にしていたのですが、今回私自身もチャージカード含め5枚カードがある状態でこのカードを申請してみて、個人的な体験としても確認が出来ました。
アメックスの5枚ルールにチャージカードがカウントされないことが確認できたのは、とても貴重な体験でした。
90日空いていない
ブログを普段から読んで頂いている方はお気づきになると思いますが、前回私がクレジットカードを申請したのは2月のことです。したがって、前回の申請からは1か月ちょっとしか空いていません。
普段は90日サイクルでの申請をマイルールにしていますが、このカードは下でも説明するように、3月28日までの申請が圧倒的にメリットが大きいです。したがって、例外的に今月申請しました。
ビジネスカードというのも申請を後押しししました。
ビジネスカードは、個人のクレジットレポートには載ってきません。さらに、アメックスの場合は前回の申請から1-2か月であれば前回の申請情報を基に審査を行うことが多いと言われています。この場合、ハードプルは発生しません。
したがって、2月にカードを申請したばかりでしたが、次の申請サイクルまで待たずに今月申請をすることにしたというわけです。
なお、我が家は月の生活費が70万円を超えるメタボ家計ですので、ミニマムスペンド的には問題なくクリアできると踏んでいます。
新カードの到着は6月以降(?)
Bonvoy Businessをすでに申請した方のコメントを見ていて気付きましたが、アメックスは今はまだ旧SPGビジネスのカード券面でカードを送付しているようです。(私にも旧デザインのカードが送られてきました。)
プレスリリースの際には3月から新カードのデザインが入手可能になると書いてあったんですがね・・・旧デザインで受け取った方は、おそらく既存のカードホルダーと合わせて6月以降に新カードデザインに切り替えになるものと推測されます。
The new Card design will be available to new accounts in March 2019. Existing Card Members will automatically receive the new Card design in June 2019.
申請するメリット
このカードが新しいマリオット系列のクレジットカードの中で一番おすすめだというのは、2月13日のカードリニューアル前のこのエントリで詳しく解説しましたが、いまもその考えは変わっていません。
年会費無料は3月28日までの申請限定
既にご紹介の通り、サインアップボーナスが期間限定プロモーションで10万マリオットポイントにアップしています。が、これは同じBonvoyカードの「Marriott Bonvoy Brilliant」「Marriott Bonvoy Boundless」ともに同一条件。3枚とも変わりません。
このカードが他の2枚と比べて秀でているのは、年会費が新しい3枚のボンヴォイカードのラインアップの中では唯一初年度無料という条件のカードだったからですね。
ANNUAL FEE
$125 (If application received before 03/28/19, $0 intro annual fee for the first year, then $95)
この条件は、3月28日までのアプライ限定というのがポイントです。
10万マリオット・ボンヴォイポイントのカードプロモーションは4月24日までのアプライについて適用されますが、初年度無料・2年目95ドル・3年目以降125ドルという段階的な年会費の恩恵が受けられるのは、それより約一月早く期限が到来します。
そのため、このカードが欲しいという方は、3月28日までの申請がおすすめです。
Kenji
なお、アメックスの表記は結構不明確なことが多いですが、今回のBefore 28というのは27日までのことを指している可能性が高いと思います。ですので、前日27日が期限と思った方が無難です
サインアップボーナス10万ポイントの価値
さて、少し立ち返って、このカードを手に入れるメリットを考えてみたいと思います。
原則としてアメックスは12か月以内の解約を禁じていますので、試しに2年間カードを保有するとしてベネフィットを考えてみましょう。
このカードは、アニバーサリーボーナスとして2年目以降カード更新時に、35,000ポイントまでの系列ホテルで無料宿泊できるフリーアワードが付与されることになります。
FREE NIGHT AWARD
Relax. This night is on us. Receive 1 Free Night Award every year after your Card account anniversary. Award can be used for one night (redemption level at or under 35,000 Marriott Bonvoy points) at a participating hotel. Certain hotels have resort fees.
初年度年会費無料のいま申請すれば、2年間合計95ドルのコストで、10万マリオットポイント+カテゴリー5のホテルで一泊出来るフリーステイ特典がもらえるということです。
考えようによっては、2年合計で95ドル払って13.5万ポイント分のポイントバリューがもらえると考えることができます。
もしくは、初年度だけを考えた場合、こう考えることもできます。
マリオットポイントはフレキシブルポイントの一つで、40を超える航空会社のマイルプログラムに交換が可能です。
交換価値は、一部を除き、基本的に3:1です。さらに、6万ポイント移行ごとに5,000マイルがボーナスマイルとして付与されます。
サインアップボーナスでもらえる10万ポイントを全て移行する場合、(実際には3,000ポイント未満の端数は移行できませんが)10万ポイント≒3.8万マイルになります。
3.8万マイルというのは、ANAであれば日本~ハワイ(ゾーン5)のレギュラーシーズンのエコノミー特典チケット、あるいは日本~北米(ゾーン6)のローシーズンのエコノミー特典チケットに必要な4万マイルに、ほとんど手が届く水準です。
さらにマリオットポイントはフレキシブルポイントですので、他の航空会社へも移行できますし、ANAマイルと違ってアクティビティがある限り有効期限もありません。
初年度無料でカテゴリー4のホテルなら4泊分(=2.5万 x 4)、カテゴリー6のホテルなら2泊分(=5万 x 2)の特典宿泊に必要な10万ポイントがもらえる。もしくは、マイルへ移行すれば、日本~ハワイの特典チケットに必要なANAマイルにほぼ手が届きます。
たとえば、以前ご紹介したアメックスゴールドの場合、紹介経由でのアプライは、いまも4万MRポイントのボーナスが獲得できますが、250ドルの年会費が初年度から発生します。
もちろんカードベネフィットが違うので一概に「どっちがお得!」と結論付けることはできませんが、Bonvoy Businessは今なら初期コストがかからない(初年度年会費が無料)ですので、その点でもより魅力的だと考える人は多いでしょう。
こう考えると、Bonvoy Businessが初年度無料のカードとしては相当素晴らしいスペックだと感じるのは私だけではないはずです。
Hiltonカードのベネフィットには及びませんが、いまボーナスが6万ポイントにアップしているデルタパーソナルと同等か、それ以上の価値がこのカードにはあると個人的には思います。
カテゴリー5のホテル
次に、2年目以降更新時に付与される特典であるフリーステイを考えてみます。特典の対象となる35,000ポイントのホテルを見てみましょう。
まずアメリカのマリオットです。
アメリカは広大なので、ニューヨークを例に考えてみました。カテゴリー5は全部で6件ありました。(TPG情報)
さすがに物価高のニューヨークだけあって、カテゴリー5にとどまっているのはレジデンス・インやモクシ―など、どちらかというとマリオット系列では下位ブランドのホテルばかりです。
2019年2月のカテゴリー見直しの際、ニューヨークのホテルが一斉にアップしてしまったのも響きましたね。
しかし、マンハッタンンのこれらのマリオット・ボンヴォイ系列のホテルに泊まると、一泊当たり最低でも200ドル台の半ばくらいは取られます。
なので、95ドル(ないし125ドル)の年会費でカテゴリー5に特典宿泊できるというのは、コストパフォーマンスは全く問題ありません。宿泊機会のある人にとっては、年会費を十分ペイして余りあるカードだと思います。
続いて、日本に目を向けてみます。カテゴリー5は全部で12件ありました。
また、カテゴリー5ではありませんが、カテゴリー4として2018年12月に新しく開業オープンした「コートヤード・バイ・マリオット 白馬」も気になります。おそらく新規オープンなのでカテゴリー4に設定されているだけで、すぐにカテゴリー5に上がるでしょう。
日本はアメリカに比べると物価が著しく低いこともあり、カテゴリー5だと1万円前半~2万円くらいのイメージです。
ニューヨークに比べるとコストパフォーマンスは下がりますが、それでも年会費の元は十分に取れると思います。
なお、35,000ポイントというのはスタンダード時のカテゴリー5の宿泊に必要なポイント数です。
ピーク制が導入されるとカテゴリー5はオフピーク時3万ポイント、ピーク時4万ポイントになるため、ピーク時にはカテゴリー5のホテルにはアワードステイが出来なくなる見込みです。
プラチナ・チャレンジ
最後に、もうひとつ私が今回カードをゲットしたかった理由がこれです。
今年、マリオットボンヴォイのプラチナ・チャレンジをやってみようかな~と思っています。
ちょうど今年日本への帰任を控えており、日本に帰国後しばらくは日本に家がないためホテル暮らしになる予定です。そして、もちろんそのコストは(全額かは不明ですが)会社が負担してくれるはずです。
また、帰国前後にも休暇を取るつもりですので、そこで旅行に行く機会もあるでしょう。
そのタイミングでプラチナ・チャレンジをすれば、プラチナステータスが簡単にゲットできるかな~なんて甘い希望的観測を持っています。
なお、このカードで付与されるのはシルバーステータスです。シルバーステータスではアップグレードは全く期待できませんが、ないよりはましです。
系列での利用は6pt/1ドルを付与してくれるのも、まとまった利用がありそうなときは有難いベネフィットだと思います。
新プログラムでは、プラチナ・チャレンジにはゴールドステータスは必要なくなったと理解しているので、それでもプラチナ・チャレンジは出来るはずです。(もっとも、日本のブロガーはゴールドが必要と書いている記事が多いですね。。よくわかりませんが・・・)
2月13日からのボンヴォイ・プログラムの開始で実際の運用がどうなっているかまだクリアではありませんが、うまくはまればまた一つ、ブログのネタになることができるかな~と思っています。
まとめ
年会費が125ドルになったらペイするかは微妙なところですが、1年あるいは2年間使うカードとしては全く悪くない、というか、プロモーションが行われている現在は、かなり良い条件のカードだと思います。
アニバーサリー特典でもらえる35,000ポイントまでのランクでの特典宿泊も、年会費を十分ペイするに足るホテルへの宿泊が可能です。バケーションの行先としてはちょっと寂しいかもしれませんが、週末旅行などで使う分には十分です。
Hilton Aspireなどと比べてしまうと見劣りしますが、マリオット系列のカードの中では一番魅力的な一枚ということには間違いないでしょう。
初年度無料でBonvoy Businessが作れるチャンスも残り約10日間ですので、マリオットを使う機会が多いという方は申請を検討されてみてはいかがでしょうか。
参考記事です。
今回の記事を読んでBonvoy Businessをアプライしたくなった!という方がいらっしゃったら、下記エントリにリファーラルリンクを置いてありますのでよろしければ使ってください。
【2019年3月版】アメリカでボーナスUP中のおすすめクレジットカードをリファーリンク付きで紹介
クレジットカードの制限ルールについての詳細は、下記のエントリにまとめてあります。Bonvoy Businessはアメックスですので、1/5ルール、2/90ルールに気を付けてください。Chaseの5/24ルールの対象になるカードなど、少し古い情報も含まれているため、近いうちにリライトしようと思っています。
クレジットスコアが十分でも審査落ち?アメリカのクレジットカード発行制限ルールを解説します
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