アメリカ陸マイラー界の重大ニュース・トップ5(2020年第1四半期)
初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。
こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。
さて、今回は定点観測の振り返り記事。2020年第1四半期に北米で話題に挙がったマイル&ポイント界隈の重大ニュースを振り返ります。
Kenji
この第1四半期は、兎にも角にもコロナ(COVID-19)に業界が振り回された3カ月だったと思いますが、半ば無理やり(?)、明るいネタを3つひねり出しました
第5位:デルタのフラッシュセール
まずはこちら、デルタの特典フライトのフラッシュセールの話題です。
デルタは2020年の羽田の国際線発着枠の拡大に伴って、大幅に羽田就航線を増やす予定で、これに伴って日本~北米間の特典航空券のフライトを通常時よりも大幅に少ないマイルで手配できるプロモーションを実施しました。
実は、これは12月にも実施されたフラッシュセールの第2弾で、対象のフライトスケジュールや条件も全く同じでした。従って、第1弾で実施されたセールの売れ残りが出ていたのかなと思われます。
いずれにしてもお得なセールだったことは間違いがないのですが、後でも紹介するコロナショックの余波を受けて、実際にどの程度の人が利用できるのかは極めて不透明な状況に追い込まれてしまいました。
デルタが羽田就航記念のフラッシュセール!羽田~ニューヨークの特典航空券が往復3万マイルで予約可能!2月19日まで
第4位:AMEX GREENが3倍付与に変更
第4位は、アメックスクレジットカードで、カテゴリー変更が改善されたグッド・ニュースです。
AMEX GREENがモバイルSuicaでのチャージで3倍ポイント付与の「トラベル」のカテゴリー対象になったというデータポイントが出ています。
GreenがモバイルSuicaのトラベルカテゴリーで使えるというDP。これが本当なら朗報ですね!
Aspireの規約変更もありますし、まともとChaseは海外利用にうるさいので、持ち帰りのおすすめカードが入れ替わりそうです。https://t.co/utti08Ul07
— Kenji🇺🇸北米陸マイラー兼ブロガー (@sorakoge) March 11, 2020
これは特に一時帰国者、帰任者にとってはとてもありがたいデータです。
第3位:MR→ヒルトンが50%増の移行プロモーション
第3位は、アメックスが行っているMRポイントの移行プロモーションを選びました。
ヒルトン・ポイントへのポイント移行は通常1,000 to 2,000のところ、4月14日までの期間限定で、1,000 to 3,000へと50%増量するプロモーションが実施されています。
AMEXのトランスファープロモーションに乗ってMRポイントを約20万ヒルトンポイントへ移行完了。
1:3のプロモーションは過去3年くらい通じて最高の条件でお得すぎます🤗もっと変えようか思案のしどころです。 pic.twitter.com/yJ5ujZKmSG
— Kenji🇺🇸北米陸マイラー兼ブロガー (@sorakoge) March 13, 2020
私がこのブログを始めた2017年夏くらいからで考えても、1:3のプロモーションは初めて出会った好条件のプロモーションです。
ヒルトン派にとっては見逃すことの出来ないプロモーションだと思います。
過去のトランスファー・プロモーションの実績や、MRポイントの移行先は下記のエントリで詳しく解説していますので、移行先を考える際の参考にされてください。
【2020/3版】随時更新!北米アメックスMRポイントの移行先一覧と最新トランスファープロモーションを解説
第2位:アメリカンのシャットダウンがセカンドウェーブ
第2位は、2019年の第4四半期でもお伝えしたシャットダウン祭りです。
これについても下記で個別の記事を書きました。12月に大きなシャットダウンの波が来た後、新年では落ち着いていたのでそろそろ終わるかな~と思ってところ、2月に大波が来て、多くのアカウントがシャットダウンされました。
我が家もこの波を避けることが出来ず、あえなく妻のアカウントがシャットダウンに合いました。
【失敗談】AAdvantageのアカウントシャットダウンに合いました
私のアカウントもロックされたためシャットダウンを覚悟しましたが、その後はコロナウイルス対応でそれどころでなくなってしまったのか音沙汰がなく、2月後半からはシャットダウンの波が幾分弱まった気がしています。
とはいうものの、アカウントは引き続きロックされたままの状態なので、正直言って夫婦ともにアメリカンは終わったかな・・・と覚悟しています。
9桁コードを使用された方でまだロックがされていないという方は、早めにホテルやレンタカー予約などで使ってしまうことをお勧めします。
第1位:旅行業界のコロナショック対応
最後の第一位は、やはりコロナショックで決まりでしょう。
年明けに中国で端を発したコロナショックは、日を増すごとに深刻さを増して、3月13日にはついにアメリカでトランプ大統領が国家緊急事態宣言を発令。
一週間後の3月19日にはカリフォルニア州で州知事による外出禁止令が発令されるなど、深刻さは増す一方です。
この影響をもろに受けたのがなんといっても旅行業界で、航空各社やホテル各社は利用客が激減し、対応に追われる日々が続いています。
ホテル業界の対応
グローバルチェーンのホテルの対応について個別にエントリを立てましたが、各航空会社・ホテルグループともにいまも対応に追われている状態です。
【随時更新】ヒルトン、マリオットにハイアットなど:各グローバルホテルチェーンのコロナ(COVID-19)対応まとめ
航空会社の対応
航空会社の対応についてこのエントリで個別に取り上げることはしませんでしたが、こちらも火の車ともいえる状況が続いています。
航空各社の運行情報については、「TRAICY」の下記スレッドなどでチェックが出来ます。
北米ネタからは若干外れますが、ANAもマイルの有効期限の延長や、ステータス獲得のためのプレミアム・ポイント付与を6月30日搭乗分まで倍増させたりと、色々な手立てを打ち出して話題になりました。
ANA新型コロナ特別対応発表
✅マイル・SKYコイン有効期限を2021年3月末まで延長
✅今年1/1~6/30に搭乗して獲得したPPを2倍に(国内線・国際線とも)2020年修行僧で既にSFC解脱した人は一気にダイヤへ。大勝利ですね!おめでとうございます! pic.twitter.com/JUeqgiUfgF
— ここしょー (@cocoshooo) March 19, 2020
他のニュースサイトなどを見ていると、いまは世界で約140もの国と地域が何らかの入国・出国制限あるいは入国後の一定期間の自宅待機要請などを出している状況のようです。
航空業界、ホテル業界にとってこれが大きな向かい風であることには疑いようがなく、旅行をする立場の我々一般市民にとってもフラストレーションが溜まる日々が続いています。
一刻も早い終息を願ってやみません。
まとめ
今回は2020年第1四半期の重大ニュースを振り返りましたがいかがでしょうか。
重大ニュースはブログ内でも開設することがありますが、時間の制約もあってタイムリーなトピックはTwitterで共有することが多くなってきています。
よろしければ私のTwitterアカウント(@sorakoge)もフォローしてみてください。
過去の重大ニュースまとめは、下記からどうぞ。
振り返ってみると、結構懐かしいネタなどがある一方で、この界隈は激動だというのがよくわかると思います。
2019年の重大ニュース
・2019年第1四半期のニューストップ5はこちらから
・2019年第2四半期のニューストップ5はこちらから
・2019年第3四半期のニューストップ5はこちらから
・2019年第4四半期のニューストップ5はこちらから
本日のエントリは以上です。
引き続き主に在米の方向けに、マイル&ポイントの話題を提供していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
最新情報をお届けします
Twitter でKenji@米国駐在員のカネとバラの日々をフォローしよう!
Follow @sorakoge
最近のコメント