【宿泊記】エンバシー・スイーツ・ナイアガラ(Embassy Suites Niagara)の紹介 アクセスや朝食、ダイヤモンドメンバーでのルームアップグレードの状況など

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初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

今日のエントリでは、ナイアガラ旅行の際に宿泊したエンバシー・スイーツ・ナイアガラ(Embassy Suites Niagara)のホテル紹介をしたいと思います。

 

実際に宿泊しての施設の様子や、ホテルへのアクセス、ラウンジの様子など、写真とともにご紹介します。


Kenji

アップグレードを期待していったのですが、まさかの・・・でした




エンバシー・スイーツ・ナイアガラの場所とアクセス

エンバシー・スイーツ・ナイアガラのホテル紹介。まずは場所とアクセス方法から説明します。

 

ホテルの場所

エンバシー・スイーツ・ナイアガラは、カナダ・オンタリオ州のナイアガラフォールズのすぐ目の前にあります。

 

Embassy Suites By Hilton® Niagara Falls – Fallsview

住所:6700 Fallsview Boulevard,
Niagara Falls, Ontario, Canada L2G 3W6

TEL:(905) 356-3600

 

Tripadvisorに掲載されたページには、最寄の「ナイアガラ・フォールズ空港」からは11km、「バッファロー国際空港」からは32kmの距離と紹介されていました。

 

電車でのアクセス

エンバシー・スイーツ・ナイアガラへは、電車でのアクセスはありません。

 

マイカーの手配ができない場合、下記で紹介するバスか、シャトル、あるいはUberを使ったアクセスを手配する必要があります。

 

バスでのアクセス

公共交通機関を利用する場合、「Megabus」を使ったアクセスが考えられます。

 

例えば我が家の場合、トロントからナイアガラまではMegabusのチケットを手配しました。

片道3名のチケット手配で59ドルと格安でした。


Kenji

Megabusの利用方法については、『【片道1ドルから利用可能!】Megabus(メガバス)でアメリカ国内を格安移動する方法』のエントリで詳しく解説していますので参考にされてください

なお、Megabusでナイアガラへ入る場合、バスは下記のNiagara Falls Bus Terminalに発着します。

バスが到着したターミナルの様子はこんな感じです。

ここからは「WEGO」と呼ばれる定期シャトルを使ってナイアガラの滝周辺まで移動するか、Uberなどを手配して移動する形になります。24時間パスが9ドルです。


Kenji

我が家は子連れでストローラーなどの荷物もあったため、Uberで移動しました

 

Uberでのアクセス

もう一つの方法として、Uber・Lyftでホテルまでアクセスするという方法も考えられます。

 

我が家がナイアガラからの帰途で使ったのがこの方法で、国境を徒歩で越えて、カナダ側に入ったところからUberを手配しました。

 

ナイアガラ〜バッファロー国際空港の移動は、所要1時間程度、料金はチップ込みで40USドル程度でした。


Kenji

アメリカでUber、Lyftを使い倒すライフハックについてはこちらのエントリを参考にされてください。ちなみに、カナダ側は我々が訪れた時点ではまだLyftのサービス範囲外ですので、カナダ側の移動はUber一択になります

 

アクセスの方法は下記公式サイトにも記載されています。

 

エンバシー・スイーツ・ナイアガラの外観

エンバシー・スイーツ・ナイアガラの外観はこんな感じです。

下でもご紹介しますが、エンバシー・スイーツ・ナイアガラからナイアガラの滝へは、ゴンドラリフトがあります。

リフトを降りたところで撮影した一枚がこちら。左隣に展望台があることからもわかるとおり、ホテル上層階からはナイアガラの滝のカナダ滝側を楽しむには絶好のビューになります。


Kenji

私たちが訪れた際は、2日目が雲一つない素晴らしい晴天に恵まれました

エンバシー・スイーツ・ナイアガラの施設紹介

続いて、ホテルの施設をご紹介します。613部屋を備える巨大ホテルです。

 

ロビーとチェックイン

チェックインカウンターは、5つほど稼働していました。

部屋数がとにかく多いので、3時以降のピーク時にはチェックイン、アウトの列が長く伸びます。


Kenji

ちなみに、立て看板にあるようにダイヤモンド&ゴールドメンバーならロビー奥のレストラン横に専用のチェックインカウンターが設けられています。あとで触れますが、私はそれに気づかずさっさと一般カウンターでチェックインしてしまいました。これも失敗の一因になるとも知らずに。。。

 

ジム

ホテルには24時間利用できるジムもあります。

 

あまりスペースは広くないですが、それでもナイアガラまで来てジムに行きたい人が少ないのか、ほとんど利用客はいませんでした。

 

プール

エンバシー・スイーツ・ナイアガラにはプールも設けられています。

こちらはジムよりもそこそこゲストが入っていました。小さい子どもが楽しんでいましたね。

ランドリースペース

エンバシー・スイーツは家族連れをメーンターゲットにしたホテルです。

 

そのためか、ホテルにはランドリースペースも設けられていました。これは長期間旅行を続けている方や、小さな子ども連れにはありがたい設備と言えそうです。

 

レストラン

ホテルにはいくつかバーやレストランがあります。

 

まずは、ホテル9階に位置するステーキハウス&バーの「The KEG」。

朝はここが朝食会場として使われます。

ホテルの1階にはアメリカでおなじみ「TGI FRIDAYS」が入っています。

この他にも、1階には小さなバーがあり、夕方5時~6時くらいの間イブニングレセプションとして、スナックとフリードリンクがふるまわれます。


Kenji

エンバシー・スイーツの周囲はいくつもホテル、レストランが立ち並んでいるので、食べるところに困るということはないと思います。もっともチェーン店が多いですけどね。。

ケーブルカー

エンバシー・スイーツ・ナイアガラの目の前には、ナイアガラの滝のテーブルロックへ降りるケーブルカーがあります。

 

ケーブルカーは正式名称が「Falls Incline Railway」という名前で、回り道をせずに滝のすぐ目の前のビジターセンターまで連れて行ってくれます。


Kenji

もちろん歩いてもいいのですが、我が家のような子連れにはありがたい存在だと思います

料金は、片道2.75ドル、一日券なら7ドルです。

ちなみに、ホテルからケーブルカーの乗り場へと続く橋には「Lock Bridge」というスポットがあり、そこには訪れた観光客によってたくさんの鍵がかけられています。


Kenji

観光で訪れる方は鍵を持参して、いつか再訪したときのことを思いながらここに鍵をかけて帰る・・・なんていうのもロマンチックかもしれませんね

エンバシー・スイーツ・ナイアガラの部屋紹介

続いて、お部屋の紹介です。

あとでまた触れますが、今回はアップグレードはありませんでした。。

 

部屋の内部

まず部屋を入ると、独立した玄関スペースがあります。

 

エンバシー・スイーツは家族連れ向けのホテルということもあってか、スタンダードルームであっても部屋は多少広め。扉近くにソファが置いてあります。

ベッドはクイーンベッドが一台です。

我が家は乳幼児連れなので、ベビークリブをリクエストしたのですが、スタンダードルームでもクリブを置いて、そこまで不自由なく歩けるスペースが残るくらいの間取りはありました。

 

ミニバーと冷蔵庫

ミニバーです。コーヒーマシンの横には、小さなシンクもついていました。

冷蔵庫。こちらはカラでした。

冷蔵庫の横には電子レンジまでありました。私が止まったヒルトン系列で部屋にレンジがあったのはこれが初めてでした。

バスルーム

続いてウェットエリアです。

 

ウェットエリアは結構狭かったですね。。子どもをシャワーに入れるのに苦労しました。

トイレには当然のことながらウォシュレットはありません。そのすぐ横がシャワースペースです。

 

アメニティ

アメニティはNeutrogenaというロサンゼルスの化粧品ブランドのものがサーブされていました。

 

デスクチェア

再度お部屋に戻ってデスク類の紹介です。

 

小さなコーナーテーブルが置かれていました。が、このくらいの大きさだと電話やらライトやらに幅を取られてしまって、実質的に単なる物置にしか過ぎませんでした。

 

その他、ホテルの情報は下記エンバシー・スイーツ・ナイアガラの公式ページでも紹介がされています。

 

エンバシー・スイーツ・ナイアガラでのダイヤモンド会員特典

続いて、エンバシー・スイーツ・ナイアガラでのヒルトン会員特典についてです。

 

アップグレードの状況

ホテル宿泊と言えば気になるものの一つがアップグレードの状況ですよね。

 

我が家はHilton Aspireを保有しており、ヒルトンのダイヤモンドステータスです。

 

エンバシー・スイーツ・ナイアガラには、以下3つのルームランクがあります。これにシティビューとフォールズビュー、部屋が位置する階数などによって料金が何パターンが設けられています。

今回、予約の段階では一番下の、スイーツルームを予約していました。

 

・スイーツルーム←予約したお部屋

・アクセシブル・スイーツルーム

・エグゼクティブ・スイーツルーム

 

今回は公式サイト経由で予約をしていたのでもちろんアップグレードに期待をしていきました。

が・・・

 

残念ながら、今回はアップグレードなしでした。なので、予約したお部屋=宿泊したお部屋です。

 

アップグレードされなかった理由

公式サイト経由で予約を入れて、アップグレードされなかったのは今回が初めてです。

 

理由はいくつか考えられますが、主な要因は以下2点かなと思っています。

 

理由①:繁忙期の週末だったこと

理由②:ダイヤモンドメンバー用のカウンターでチェックインしなかったこと

 

特に②は、ちょっと気を付けていれば避けられた失敗でした・・・

意気揚々とホテルに乗り込んでいって、空いていたすぐ横の一般カウンターに案内されたのにのこのこ入っていったのが運のツキだったと思います。

 

対応してくれたホテルマンはダイヤモンドメンバー用の待遇がよくわからないようで、2度、3度と横の年配のホテルマンと相談していました。


Kenji

ダイヤモンド・ゴールドメンバー用の専用カウンターは入り口入って正面奥に設けられているので、必ずそちらに出向いてください

チェックインを済ませた後下に降りていって上級会員向けのカウンターに気づいたので、交渉に行ったんですが、もう後の祭りでした。。

 

部屋の窓からは、絶好のシティビューでした。せっかく期待していっただけに残念です・・・

 

ラウンジアクセス

エンバシー・スイーツ・ナイアガラには、エグゼクティブ・ラウンジはありません。

 

結局、アップグレードなし、朝食はもともとついている、ラウンジもなしということで、今回のホテルステイでダイヤモンド特典が威力を発揮することはありませんでした。

 

エンバシー・スイーツ・ナイアガラの朝食

続いて、エンバシー・スイーツ・ナイアガラの朝食を紹介します。


Kenji

エンバシー・スイーツ系列では朝食がもともと部屋料金に含まれていることが多く、このエンバシー・スイーツ・ナイアガラでもヒルトンの会員ランクに関係なく、朝食がサーブされます

朝食会場は、ホテル9階にある「Fallsview room」で提供されます。

受付は、朝6時半からです。カナダ滝を鑑賞しながら朝食を取りたい場合は、オープンと同時に行くのがおすすめです。

会場の様子です。

ソファ席と、テーブル席が全部で200席以上はあったでしょうか。かなり大きな食事会場です。

朝食はブッフェスタイルで、パンにコーヒー、フルーツにソーセージ、ベーコンなど至って普通のコンチネンタルブレックファストでした。

全体的にはなんというか、出されるから食べようか・・・程度のクオリティでした。

 

特に印象に残ったものはなく、観光地によくあるロケーション頼みのカフェレストラン、という形容がピッタリの食事でした。

他にホットオムレツなども提供されていましたが、我が家は試しませんでした。

 

エンバシー・スイーツ・ナイアガラのコスト・パフォーマンス

最後に、コストパフォーマンスについて考えてみましょう。

 

私は今回、プランニングの段階からポイント単価が良くないホテルということを認識していたので、有償で宿泊しました。

 

有償の場合ですが、実際の宿泊コストは180ドル(約2万円)でした。

 

ポイント宿泊の場合、必要ポイントは4.6万ポイントでした。

 

ポイント還元前で考えても、ポイント単価は0.43/ptとポイントの使い方としては、あまりお得感のないホテルでした。


Kenji

これにAspireのクレカポイントと、ダイヤモンドメンバーとしての宿泊ポイントが加算されたため、実質の宿泊コストは150ドル程度でした

実際部屋のアップグレードもなかったので4.6万ポイント支払うにはちょっと・・・と思うようなホテルでしたが、150ドルでナイアガラの滝の目の前に宿泊できたと考えれば、有償ではお得な宿泊だったのかもしれません。

 

まとめ

今日はエンバシー・スイーツ・ナイアガラの施設とお部屋、食事の様子などをご紹介しました。

 

ロケーションには素晴らしいものがありましたが、よくある観光地の商業ホテルという感じで、ホテル自体印象には残りませんでした。

公式サイト経由での予約にも関わらず、アップグレードがされなかったのも痛かったです。せっかくのダイヤモンド特典が活かされることもなく終わってしまったのも、苦い印象になってしまった理由だと思います。

次回ナイアガラを訪れることがあっても、個人的にはここを再訪する可能性は低いと思います。

 

参考記事です。

 

下記エントリは、ナイアガラの滝の旅行を計画した際の紹介記事。フライト・ホテルともにクレカ発行でためたマイル&ポイントを使った旅行で、実際の負担はトロント〜ナイアガラ、ナイアガラ〜バッファロー空港の移動代と、現地での食事代と、大幅に節約した旅行を実現することができました。

下記2つは、ヒルトン・ポイントプログラムのシステムとベネフィットについて基本から解説したエントリです。2回続きのエントリで、両方読んで頂くとヒルトンのプログラムについてかなり詳しくなれるはずです。

Uber、Lyftを使った移動は、アメリカで観光をする際はもはや必須の手段だと思います。下記のエントリでUber、Lyftを格安で使いこなす手段をご紹介しています。

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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ・ニューヨークに駐在して2019年7月に日本へ帰任。 ニューヨークでは長男に恵まれ、妻と3人でマイル&ポイントを駆使しながら旅行を満喫。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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