2023年はヒルトンの日本進出から60周年!進出からの軌跡振り返りと日本国内全24のヒルトン系列ホテルをリストアップ

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こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

2023年がヒルトンの日本進出から60周年の節目だということをご存じでしたか。今日は、そんな節目の年に1963年の進出時からのヒルトンの軌跡を簡単にご紹介します。


Kenji

執筆日現在、日本国内には全24プロパティが展開されています。皆さんはどこまで訪れたことがありますか?




2023年はヒルトンの日本進出60周年

先日ヒルトン系列ホテルに宿泊した際、こんな電子版があることに目が留まりました(画像をクリックすると拡大します)。

なんと!今年2023年は、進出から60周年の節目の年なんですね。

 

ヒルトンが日本へ進出したのは1964年東京オリンピックの前年である1963年の「東京ヒルトン」を永田町に開業したのが事始め(現在の「ヒルトン東京」)。

 

そこから数えて2023年は進出60年目に当たるというわけです。

気になった節目の年の年と、プロパティごとのリブランドの歴史などを簡単に振り返ります。

 

1963年~2000年

・1963年:日本初の外資系ホテルである「ヒルトン東京」を永田町に開業

・1984年:「ヒルトン東京」が永田町から新宿へ移転

・1986年:「ヒルトン大阪」が開業

・1988年:「ヒルトン東京ベイ」が開業

・1989年:「ヒルトン名古屋」が開業

2001年~2010年

・2002年:リーガロイヤルホテル成田からのリブランドで「ヒルトン成田」が開業

・2004年:小田原市よりスパウザ小田原を譲り受ける形で「ヒルトン小田原リゾート&スパ」を開業

・2005年:「コンラッド東京」が新橋に開業

・2008年:ニセコ東山プリンスホテルからのリブランドで「ヒルトンニセコビレッジ」開業

・2008年:ヒルトン東京ベイが開業20周年。「ハッピーマジックルーム」が登場

・2010年:「ヒルトン福岡シーホーク」開業。JALリゾートシーホークホテル福岡からのリブランド

2011年~2020年

・2012年:「ダブルツリーbyヒルトン那覇」開業

・2013年:ヒルトンが日本進出から50周年

・2014年:「ヒルトン沖縄北谷リゾート」開業

・2015年:ホテル日航東京からのリブランドで「ヒルトン東京お台場」開業

・2016年:ホテル日航那覇グランドキャッスルからのリブランドで「ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城」開業

・2017年:「コンラッド大阪」開業

・2018年:旧軽井沢ホテルからのリブランドて「旧軽井沢KIKYOキュリオコレクションbyヒルトン」開業

・2018年:「ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート」開業

・2019年:ヒルトン100周年。「ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート」開業

・2019年:ヒルトン福岡シーホークがG20福岡財務大臣・中央銀行総裁会議の会場に。

・2020年:「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」開業

2021年~

・2021年:「ROKU KYOTO LXR Hotels & Resorts」の開業でヒルトンが京都へ初進出

・2021年:「ヒルトン長崎」開業

・2022年:「ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸」開業

・2022年:「ヒルトン広島」開業

・2023年:「ダブルツリーbyヒルトン富山」開業

・2023年:「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」開業

・2023年:ホテルセンレン京都東山清水からのリブランドで「ダブルツリーbyヒルトン京都東山」が開業

・2023年:「ヒルトン横浜」開業(9月24日予定)

 

軌跡の大部分は上に掲載した写真からの転載ですが、記載されていなかった部分でWikipediaやニュースリリースなどでリサーチしたものも含まれます。

 

以下、これまでのヒルトンの歩みをリサーチしてきて気づいた点をコメントしておきます。

 

リブランドが8ホテル

まず特徴の一つとして挙げられるのが、他ホテルからのリブランドの多さです。

 

上の歴史表でもコメントしましたが、ヒルトン系列はリブランドが多く、

・ヒルトン成田(旧:リーガロイヤルホテル成田)

・ヒルトン小田原リゾート&スパ(旧:スパウザ小田原)

・ヒルトンニセコビレッジ(旧:ニセコ東山プリンスホテル)

・ヒルトン福岡シーホーク(旧:JALリゾートシーホークホテル福岡)

・ヒルトン東京お台場(旧:ホテル日航東京)

・ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城(旧:ホテル日航那覇グランドキャッスル)

・旧軽井沢KIKYOキュリオコレクションbyヒルトン(旧:旧軽井沢ホテル)

・ダブルツリーbyヒルトン京都東山(旧:ホテルセンレン京都東山清水)

 

8ホテルが他ホテルから営業を譲り受ける形でリオープンされたホテルになります。


Kenji

下でも触れますが、9月19日現在開業済みのヒルトン系列は24ホテル。そのうち8ホテルがリブランドということですので、比率にして3分の1を占めているということになりますね!

 

近年の新規開業ラッシュ

2つ目の特徴として挙げられるのが、近年の新規開業ラッシュです。

 

特にここ4-5年の開業スピードはすさまじく、中でも2023年は、な、何と1年で4件もの新規ホテルを開業させている充実ぶりです。

 

・2023年6月18日:ヒルトン沖縄宮古島リゾート開業(ソフトオープン)

・2023年9月18日:ダブルツリーbyヒルトン富山開業

・2023年8月8日:ダブルツリーbyヒルトン京都東山開業

・2023年9月24日:ヒルトン横浜開業予定

 

目に着くのは、ドミナント戦略というべきか、「ここ」と決めたスポットへのヒルトン系列の大量開業で、沖縄には6ホテル(グランドバケーションを含めると7ホテル)、さらに京都にも「ROKU KYOTO LXR」での開業以来、矢継ぎ早に3ホテルを展開するまでになりました。


Kenji

道の駅プロジェクトとしてフェアフィールドを大量展開するマリオット系列には及びませんが、新規ホテルが多いのはゲストの立場からは楽しみが増えてよいですよね!

 

アニバーサリービデオもある

60周年のアニバーサリービデオもYouTubeにアップされていました!

 

本記事を執筆現在視聴回数がな、なんと1327回しかありませんでした・・・。SNS活用には力を入れていないのでしょうかね。。。💦


Kenji

ヒルトン派の方はぜひご覧になられてみてください

 

 

日本のヒルトン系列ホテル一覧

続いて、日本国内のヒルトン系列ホテルもご紹介しておきます。

 

国内のヒルトンは以下の通りで、北は北海道から、南は沖縄まで、2023年9月19日現在24ホテルが運営されています(グランドバケーションの施設を除きます。画像をクリックすると拡大します)。

ヒルトン系列ホテル青字反転しているものはクリックするとブログ宿泊記に飛びます)

ヒルトンニセコビレッジ
コンラッド東京
✓ ヒルトン東京
ヒルトン東京ベイ
ヒルトン東京お台場
ヒルトン小田原リゾート&スパ
✓ ヒルトン成田
旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン
✓ ダブルツリーbyヒルトン富山
✓ ヒルトン名古屋
✓ ヒルトン大阪
コンラッド大阪
ROKU KYOTO
✓ ガーデンイン京都
✓ ダブルツリーbyヒルトン京都東山
✓ ヒルトン広島
✓ ヒルトン福岡シーホーク
✓ ヒルトン長崎
ヒルトン沖縄北谷リゾート
ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート
ダブルツリーbyヒルトン那覇
✓ ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城
✓ ヒルトン沖縄瀬底リゾート
✓ ヒルトン宮古島リゾート

 

2023年末まで考えるとこれに「ヒルトン横浜」が加わって25ホテル。さらにグランドバケーションが小田原と、瀬底に存在するため、広義では27ホテルを展開する形になります。


Kenji

ヒルトン推しの我が家としては結構宿泊しているつもりでしたが、数にするとまだ半分は未踏の地ということになります

 

まとめ

今日のエントリでは日本進出から60周年を迎えたヒルトンについて、進出からの軌跡と、日本国内全24のヒルトン系列ホテルをご紹介しました。

 

日本進出から60年という長い歴史を持つヒルトンですが、矢継ぎ早の開業が始まったのはむしろここ数年のことで、過去を振り返ってみるとリブランドや移転の歴史などを含めて色々なものが見えてくるはずです。

そんなホテルの背景に多少なりとも思いをはせながら宿泊してみると、いままでとは違った思い出が出来るかもしれませんね。

 

参考記事です。

 

こちらはヒルトン系列で開業予定のホテルを取り上げたエントリで、いわば本記事との姉妹記事となります。ホテルの客室数や、運営受託会社など、ちょっと他とは違った各ホテルの情報も記載していますので、新規開業予定のホテルを詳しく知りたいという方はぜひご覧になってみてください。

こちらはちょっと視点を変えてアップグレードの観点で過去の宿泊履歴を振り返ったエントリです。我が家と同じようにヒルトンのダイヤモンドステータスを保有されている方はご覧いただくと参考になるはずです。







 

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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ・ニューヨークに駐在して2019年7月に日本へ帰任。 ニューヨークでは長男に恵まれ、妻と3人でマイル&ポイントを駆使しながら旅行を満喫。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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